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Fターム[4F205HC16]の内容

Fターム[4F205HC16]に分類される特許

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【課題】円筒状芯材に無機繊維テープが巻き付けられた無機繊維巻きテープを提供する。
【解決手段】無機繊維(炭素繊維は含まない)とオレフィン系樹脂を含む複合体からなる無機繊維テープが、円筒状芯材に巻き付けられた無機繊維巻きテープであって、式(I)から求められる無機繊維テープの幅(W)が5〜100mmの範囲であり、前記無機繊維テープが巻き付けられた円筒状芯材の最小直径(D)が、式(II)から求められるものである無機繊維巻きテープ。2.5×10-5×N×d≦W≦5.0×10-4×N×d(I)(Wは無機繊維テープの幅であり、Nは無機繊維テープを構成する無機繊維の本数で、前記幅(W)を5〜100mmの範囲にできる本数であり、dは無機繊維の繊維径で5〜30μmである。)3.0×F×t≦D(II)(Fは無機繊維量で、20〜60質量%の範囲であり、tは無機繊維テープの厚みで、0.1〜1.0mmである。) (もっと読む)


【課題】複数層のプリプレグから製造する、面内湾曲及び面外湾曲を持つ形状を有する複合材料部品を提供する。
【解決手段】面内湾曲をもつ形状を有する複合材料部品28,30、例えば、後退構造を有する翼形部14の翼桁キャップ。この部品28,30を製造する方法は、部分的に硬化したポリマー材料のマトリックス中に繊維状強化材を含有する積層構造を有するプリプレグを形成することを含んでいる。これらのプリプレグを積み重ね、直線状の細長いプリフォームを形成する。次に、プリフォームの長手方向及び横断方向を含有する平面内でプリフォームに面内湾曲を誘発して後退構造を作成する。面内湾曲は、プリフォームの横断方向に平行な力をかけながら、プリフォームをポリマー材料の溶融温度未満の温度にしてポリマー材料をコールドフローさせることによって誘発される。次に、ポリマー材料を十分に硬化させて複合材料部品28,30を得る。 (もっと読む)


【課題】繊維強化樹脂の硬化状態にムラが生じるのを防ぐことができるガス容器製造方法を提供する。
【解決手段】合成樹脂製のライナ10を調製するライナ調製工程と、ライナ10の開口部11に口金20を取り付ける口金取付工程と、ライナ10及び口金20の外面に不織布30を貼り付ける不織布貼付工程と、繊維強化樹脂30を不織布30の外側に巻き付ける繊維強化樹脂巻付工程と、口金20に形成された連通孔24を介して外部から不織布30にガスを供給しながら繊維強化樹脂30の熱硬化性樹脂を加熱して硬化させる樹脂硬化工程と、を備えるガス容器製造方法である。 (もっと読む)


【課題】アンダーコート層、或いは、セラミックス粒子が食い込んだトップコート層を設けることなく、良好な接着強度を有する溶射皮膜が形成された耐摩耗性の繊維強化複合材及びその製造方法を提供する。
【解決手段】最外層に溶射皮膜層4を有する耐摩耗性の繊維強化複合材1であって、繊維強化プラスチック基材層2と、繊維強化プラスチック基材層2の表層に積層されたガラス繊維強化プラスチック層3と、ガラス繊維強化プラスチック層3の表層に溶射により被覆された溶射皮膜層4とを有する。 (もっと読む)


【課題】孔のあいた板状の強化繊維プラスチック部品において、孔の周囲の強度を高める。
【解決手段】ヒンジを構成する要素であるヒンジプレート12は、先端20側に孔14があけられている。ヒンジプレート12を多層構造とし、その少なくとも1層を複数の補強繊維26を有する補強層22とする。補強層22の複数の補強繊維26は、孔14の先端20側では、孔14の周囲に同心円状に配置される。この同心円状に配置された部分の両端が、先端20と反対側の基端18に向けて延びる。 (もっと読む)


【課題】強化樹脂に微細なクラックが発生することを抑制し、良好な作業環境において高速製造を可能にする圧力容器の製造法、および該製造法によって製造した圧力容器を提供する。
【解決手段】強化繊維2を金属ライナー1の側面に巻き付ける工程と、強化繊維2が巻き付けられている金属ライナー1を拡径すると共に、該拡径された状態において強化繊維2に樹脂4を含浸する工程と、含浸された樹脂4が硬化した後、前記拡径を中止する工程と、を有する。 (もっと読む)


【課題】所望の耐圧性能を有する圧力容器を精度よく作製する。
【解決手段】円筒状の直胴部38と、直胴部38の両端に接続され、その頂部に口金部36,37を有するドーム部40,41と、を備えるライナ32の外周上に、樹脂液を含浸させた繊維束を、口金部36,37間の距離を調整しながら巻き付ける工程を含む。口金部36,37間の距離は、支持部42に設けられた口金部可動機構50により調整することができる。 (もっと読む)


【課題】樹脂基複合材の板厚をより高精度に制御することができる製造方法を提供する。
【解決手段】所定形状の治具20に、繊維で強化された樹脂からなるプリプレグ30を所定の厚さまで積層する工程と、積層されたプリプレグ30と治具20とを包装材35で被覆し、包装材35を加圧しながら加熱処理して第1の半成形品40aと第2の半成形品40bとを形成する工程と、第1の半成形品40a及び第2の半成形品40bの板厚を計測する工程と、計測された板厚と、樹脂基複合材の所望の板厚と、追加プライ42の物性とを基にして、追加プライ42の数を決定する工程と、所定形状の治具41a,41bに設置された第1の半成形品40aと第2の半成形品40bとの間に、所定枚数の追加プライ42を積層した積層体43を形成し、積層体43と治具41a,41b,44とを包装材47で被覆し、包装材47を加圧しながら加熱処理する工程とを備える樹脂基複合材の製造方法。 (もっと読む)


【課題】熱可塑性樹脂を用いた繊維強化複合材の機械的強度を向上する。
【解決手段】本発明の筐体用繊維強化複合材は、重量平均による繊維長さが10〜30mmであり、不織布に由来する強化繊維と、強化繊維を保持する熱可塑性樹脂からなるマトリクス材と、を備えることを特徴とする。この繊維強化複合材100,200は、厚み方向の中央部に配置される内層101,201と、内層101,201の厚み方向の両側に配置される外層103,203とを備える場合、外層103よりも内層101に多く強化繊維が存在する形態(a)と、内層201よりも外層203に多く強化繊維が存在する形態(b)とを包含する。また、厚み方向に強化繊維が断続的に存在する形態(c)も包含する。 (もっと読む)


【課題】複合材料からなる部品を生産するための塗布ローラを有する繊維塗布機械に関し、樹脂を用いて繊維を予備含浸する際に、繊維張力制限システムや繊維搬送システム等を備え、直線的な設計で、空間要求性が減少し、より安価な繊維塗布機械を提供する。
【解決手段】繊維塗布機械は、塗布ローラーと繊維を前記塗布ローラーに案内するための手段とを備える繊維塗布ヘッド移動システム、繊維貯蔵手段、および、前記貯蔵手段から塗布ヘッドまで繊維を搬送するための繊維搬送手段を備えている。該繊維塗布機械は、繊維搬送手段は可堯管を備え、各管はその内部通路に繊維を受け入れることができる。 (もっと読む)


【課題】繊維強化樹脂層と口金との剥がれを防止する上で有利なタンクおよびその製造方法を提供する。
【解決手段】インナーライナー12は第1の開口部22を有し内部空間Sが形成されている。第1の繊維強化樹脂層14は第2の開口部24を有しインナーライナー12の外周面を覆っている。口金16は第1、第2の開口部22、24を貫通した状態でインナーライナー12および第1の繊維強化樹脂層14に取着される。第1の開口部22の周囲のインナーライナー12の部分は口金16の環状壁部28の内端面2802に取着され、第2の開口部24の周囲の第1の繊維強化樹脂層14の部分は環状壁部28の外端面2804に取着されている。第2の繊維強化樹脂層18は係止溝30に設けられ第1の繊維強化樹脂層14の第2の開口部24の周囲の箇所を環状壁部28の外端面2804に押圧する。 (もっと読む)


【課題】複数のプリプレグ繊維をそれぞれ適切な張力が保持された状態で並行してライナに巻き付けることができ、かつ、設置スペースの増大を抑制することが可能なフィラメントワインディングシステムを提供する。
【解決手段】張力制御ユニット52は、プリプレグ繊維ガイド44aから送り出されるプリプレグ繊維10の張力を制御するための張力制御機構50aを備える。張力制御機構50aは、プリプレグ繊維10に張力を付与する張力ローラ56と、張力ローラ56に張架されたプリプレグ繊維10から受ける荷重を測定するための荷重センサ60と、荷重センサ60で測定された荷重に応じて、ライナの軸に対して垂直方向に伸縮するアーム58とを有し、ライナの軸に対して垂直方向に配置されるように複数設けられてなる。 (もっと読む)


【課題】ライナへの巻き付け時等における繊維束の樹脂含有率の低下を抑制することができる高圧タンクの製造装置を提供する。
【解決手段】ライナ26とライナ26の外面に繊維を巻き付けた繊維層を含んで構成された補強層とを有する高圧タンクを製造するための高圧タンクの製造装置であって、マトリックス樹脂を含浸させた繊維束22をライナ26の外面に巻き付ける際に、繊維束22に樹脂を塗布するための樹脂塗布手段を有する高圧タンクの製造装置である。 (もっと読む)


【課題】本発明の目的は、熱膨張係数が小さく、かつ、成形性、耐熱性および誘電特性に優れる成形体を提供すること、また、かかる成形体の製造方法を提供すること。
【解決手段】本発明の成形体は、基材と、基材に含浸され、環状オレフィン系の低分子量化合物同士を塊状重合して構成された付加型の環状オレフィン系樹脂とを含む。また、本発明の成形体では、周波数45GHzにおける誘電率が4.0以下であり、周波数45GHzにおける誘電正接が5×10−3未満であり、熱膨張係数が5ppm以上150ppm以下であり、環状オレフィン系樹脂のDMS測定におけるガラス転移温度が200℃以上である。 (もっと読む)


【課題】ライナへの繊維束の巻き付けの際の繊維束の拡幅量の変動を抑制することができる高圧タンクの製造装置を提供する。
【解決手段】ライナとライナの外面に繊維を巻き付けて構成された補強層とを有する高圧タンクを製造するための高圧タンクの製造装置であって、複数の繊維を含んで構成された繊維束を通して拡幅するための、曲率を変更可能で拡幅量に応じた幅のスリットを有する拡幅手段を備える高圧タンクの製造装置である。 (もっと読む)


【課題】ボイドや毛羽立ちの発生が抑制されたプリプレグ繊維を提供する。
【解決手段】繊維束20の搬送に応じて回転するように軸支された含浸装置24を繊維束20が通過する際に樹脂液が含浸され、プリプレグ繊維が作製される。含浸装置24は、繊維束20と接触する繊維束接触面35を有する円筒形状の繊維束含浸部34と、繊維束含浸部34の内側に配置され、樹脂液を貯留するための貯液部32と、を含む。繊維束含浸部34は、貯液部32と連通し、含浸装置24の回転に応じて樹脂液が吐出される複数の樹脂液吐出孔54を有し、樹脂液吐出孔54から吐出された樹脂液が、繊維束接触面35の近傍を通過する繊維束20に含浸される。 (もっと読む)


【課題】 繊維強化による複合構造部材を提供する。
【解決手段】 本発明は、繊維強化による複合構造部材および航空機用の主翼ボックスの製造におけるその応用に関する。より詳しくは、前記部材の長手方向(2)に関連して0度、90度、および+/−θを含む方向に配向される複数のレイヤーから成る繊維強化による複合構造部材(230)に関するものであり、これらの配向の1つにおけるレイヤーの相対的比率は、横軸(3)に沿った機械的応力の規定の配分に従って部材の剛性を空間的に調整するように、前記部材の横方向(3)に沿って可変である。
このように、部材の剛性は、前記部材の全容積にわたってフォース・フラックスを分散するように、応力システムに局部的に適合している。 (もっと読む)


【課題】ライナへの繊維の巻き付けの際の繊維束の拡幅率を向上することができる高圧タンクの製造装置を提供する。
【解決手段】ライナとライナの外面に繊維を巻き付けて構成された補強層とを有する高圧タンクを製造するための高圧タンクの製造装置であって、ライナの外面に繊維を巻き付ける際にライナを振動させる振動手段を有する高圧タンクの製造装置である。 (もっと読む)


【課題】ライナへの繊維の巻き付けの際の特に内層部の繊維の緩みの発生を抑制することができる高圧タンクの製造方法を提供する。
【解決手段】ライナ26とライナ26の外面に繊維を巻き付けた繊維層を含んで構成された補強層とを有する高圧タンクを製造する高圧タンクの製造方法であって、ライナ26の内部を負圧状態にしてライナ26の外面に少なくとも1層目の繊維を巻き付け、その後、ライナ26の内部を正圧状態にして少なくとも1層目より後の層の繊維を巻き付けて繊維層を形成する高圧タンクの製造方法である。 (もっと読む)


【課題】天然木材に近い木目調の外観を有する繊維強化プラスチックを用いた弦楽器弓の竿を提供する。
【解決手段】炭素繊維樹脂からなる弓形棒状の炭素繊維樹脂層1と、炭素繊維樹脂層1の外面を被覆するガラス繊維樹脂からなるガラス繊維樹脂層2とを備える基材を有し、ガラス繊維樹脂層2が、ガラス繊維樹脂層2中に存在する空気層からなる非密着部と、空気層を含まない密着部とを有するものであることを特徴とする弦楽器弓の竿5とする。 (もっと読む)


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