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Fターム[4F205HK05]の内容

Fターム[4F205HK05]に分類される特許

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【課題】シート状の強化繊維基材を賦形して形成されたプリフォームの形体安定性を確保するために必要なバインダーの使用量を、粉末のバインダーを使用した場合に比べて減らす。
【解決手段】糸条14を、熱可塑性のエポキシ樹脂を主成分とし、かつ収束剤及びバインダーの機能を兼ね備えた樹脂組成物のエマルジョンで処理、乾燥するサイジング処理により前記樹脂組成物の被膜16が表面に形成された糸条14が得られる。その糸条14で形成されたシート状の強化繊維基材17が積層された状態で賦形されてプリフォーム20が形成される。 (もっと読む)


【課題】剛性型として多孔質型を用いることで、樹脂含浸を繊維基材の厚さ方向に促進させ、また、成形・硬化中の残留気泡の低減を行うプロセスを提供する。
【解決手段】成形型に配置した繊維基材に、注入した樹脂を含浸させて複合材を得る成形法において、前記成形型を、微細孔を備えた通気性の多孔質成形型から形成すると共に、当該多孔質成形型の前記繊維基材に対向する面と当該繊維基材との間に、気体は通過可能であるが樹脂はブロックされる微細孔を備えた多孔質層を設け、前記多孔質成形型の微細孔を介して当該多孔質成形型を通して真空吸引を行うことで、注入した樹脂を繊維基材に含浸させる。 (もっと読む)


【課題】形状が整った縁部を有するフランジを備えた構造部材を提供する。
【解決手段】構造部材10は、樹脂基材の中に埋め込まれた繊維材料の集合された層で構成され、積層された位置関係で配置された複数の前記層によって形成された少なくとも1つの積層部材17を備えている。構造部材10の積層部材17は、該積層部材17の基部19に対して所定の内角αで曲がるフランジ13を形成する形態に折り曲げられている。フランジ13の縁部13aは、積層部材17の凹形状側に傾斜面を形成している。該傾斜面において、積層部材17の凹形状側に近接したフランジ13の層は、該層の端部が、積層部材17の凸形状側に配置されたフランジ13の面15と実質的に同一レベルとなる形態で積層部材17の凸形状側に配置されたフランジ13の層に向かって折り曲げられている。 (もっと読む)


【課題】製造時間の大幅な短縮を可能にするとともに、樹脂の未含浸やボイド等のない高品質のFRP構造体を製造することができるFRP構造体の製造方法及びその製造装置を提供する。
【解決手段】VARTM成形法によるFRP構造体の製造方法であって、被成形体2の成形範囲全体に複数の脱気部9と複数の樹脂供給部10とを所定間隔で交互に略平行に配置し、複数の脱気部9より同時に脱気することにより、複数の樹脂供給部10より同時に樹脂を供給して樹脂含浸を一気に進行させて成形する。 (もっと読む)


【課題】誘導加熱を用いた繊維強化樹脂層の熱硬化を、コストを抑えて適切に行うことができる。
【解決手段】ガスタンクの製造方法は、熱硬化性樹脂が含浸された繊維を内容器20の外周に巻回して内容器20の外周に繊維強化樹脂層21を形成する第1の工程と、繊維強化樹脂層21を熱硬化する第2の工程と、を有している。繊維強化樹脂層21は、繊維が内容器20の軸周りに巻かれるフープ巻き層21aを少なくとも有している。第2の工程では、内容器20の軸周りの繊維強化樹脂層21の外周に誘導加熱コイル40を配置し、当該誘導加熱コイル40を繊維強化樹脂層21の表面に沿って内容器20の軸方向に移動させて、繊維強化樹脂層21を誘導加熱する。 (もっと読む)


【課題】長手方向に沿って曲率を有する引抜き成形品を得ることが可能な引抜き成形品の製造装置および引抜き成形品の製造方法を提供することを目的とする。
【解決手段】本発明に係る引抜き成形品の製造装置1は、集束した繊維群に熱硬化性樹脂を含浸させて繊維群を含む熱硬化性樹脂10を引抜く引抜き部8と、引抜かれた熱硬化性樹脂10を回転しながら成形する成形ロール6と、成形ロール6によって得られる成形品11が長手方向に沿って曲率を有するように、成形ロール6の位置および回転速度の少なくともいずれか一方を調整する制御部15とを備える。 (もっと読む)


【課題】複合材構造体の内側の形状、寸法の精度を向上させることが可能な複合材構造体の成形方法を提供することを目的とする。
【解決手段】内型治具6にプリプレグ2を巻回する巻回工程と、内型治具6に巻回したプリプレグ2にプライ8を積層する積層工程と、プライ8を積層した内型治具6の外周に複合材の外板4a、4bを設けて、分割された外型治具9を装着して成形する成形工程と、を含むことを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】高強度且つ軽量で、形成が容易であり、且つ、設計の自由度の高い環状ドライプリフォーム及びこれを用いた複合材料からなる環状構造体を提供する。
【解決手段】マンドレル20の外周に捲回され、マンドレル20の環方向(0°方向)と交差する方向(+θ方向)と平行に引き揃えられ、マンドレル20の環方向で少なくとも一周は継ぎ目なく連続した強化繊維からなる第1の強化繊維層11を設ける。 (もっと読む)


【課題】軽量でありながら、高強度を有し、かつ低コストであるロボットフォークを得るための強化繊維プリプレグを提供すること。
【解決手段】強化繊維および熱硬化性樹脂を有してなるシート状プリプレグであって、前記強化繊維は、350GPa以上の引張弾性率、かつ200〜1000texの繊度を有する炭素繊維であって、単位面積当たりの炭素繊維質量が250〜450g/mとなるように一方向に配向されており、前記熱硬化性樹脂の前記シート状プリプレグに占める質量含有率が15〜30質量%であり、前記シート状プリプレグの含浸部の長さの和が該シート状プリプレグ全体の長さの5%以上であり、前記シート状プリプレグの少なくとも片面に離型紙が配されていて、該シート状プリプレグと該離型紙の剥離抵抗が150〜6000mN/25mmであり、かつ、コンポジット圧縮強度が700MPa以上であることを特徴とするロボットフォーク用プリプレグ。 (もっと読む)


【課題】繊維が複数の方向に巻かれている場合にも、均一に且つ熱効率良く誘導加熱して成形体の樹脂を熱硬化させることができる、成形体の加熱方法及び加熱装置を提供すること。
【解決手段】樹脂11を含浸したカーボン繊維12がヘリカル巻き及びフープ巻きされた未硬化のタンクを加熱して樹脂11を熱硬化する際、誘導加熱コイル30の巻き方向をヘリカル巻きの方向に合わせた状態にして、誘導加熱コイル30による加熱を行う。その後、同じ誘導加熱コイル30を用いて、誘導加熱コイル30の巻き方向をフープ巻きの方向に合わせた状態にして、誘導加熱コイル30による加熱を行うようにした。 (もっと読む)


【課題】繊維強化層の強度を維持しつつ、ライナを透過したガスを好適に排出するガスタンクを提供する。
【解決手段】ガスタンク2は、ライナ10と、当該ライナ10に設けられた口金11、12と、ライナ10と口金11、12の外周面を覆う繊維強化樹脂層13を有している。ライナ10及び口金11、12と、繊維強化樹脂層13との間には、複数のパイル30からなるパイル層20が設けられている。パイル層20は、口金11、12と繊維強化樹脂層13との間からガスタンク2の外部に通じている。ライナ10を透過したガスは、パイル層20を通ってガスタンク2の外部に排出される。 (もっと読む)


【課題】航空機翼のエーロフォイルに好適に使用され、
角部において荷重を効果的に伝達できる複合構造体を提供する。
【解決手段】第1のセクション、第2のセクション、及び第1のセクションと第2のセクションとを接合する湾曲した角部を含む複合構造体であって、繊維強化プライのスタックを含み、該スタックは、第1のセクションから角部の内側を曲がって第2のセクションへ延びる第1の外側プライと、第1のセクションから角部の外側を曲がって第2のセクションへ延びる第2の外側プライとを含み、不連続的な第1の内側プライが、第1の外側プライ及び第2の外側プライ間に挟まれ、該構造体の内部で途切れており、第2のセクション内よりも第1のセクション内に該第1の内側プライが多く位置しており、第2の内側プライが第1の外側プライ及び第2の外側プライ間に挟まれた複合構造体。 (もっと読む)


【課題】炭素繊維強化プラスチックからなるCFRP構造体に、その表面に取り付けられた電子機器についてアースを取るという二次的な機能を付加する手段を提供する。
【解決手段】本発明に係るスパー2は、炭素繊維プリプレグ231に積層して形成された導電層233と、この導電層233及び炭素繊維プリプレグ231を貫通する導電体製のジャンパー24と、を有するものである。 (もっと読む)


【課題】航空宇宙用途において、及び他の目的のために、木材の代替として用いることができる、特に複合体の耐荷重能力及び総合的な強度を増加させた押出複合材料を製造する方法を提供する。
【解決手段】注入可能な適合した構造コア材料34を用いて、押出複合材料32の内部のフォームセルを置き換え、それによって総合的な耐荷重安定性及び強度を向上させる。コア材料34は、構造材料に対して所望のCTEを有するように調整する。コア材料34は、また、複合部材32の強度を増加させるための繊維及び固体構造充填材も含むことができる。 (もっと読む)


【課題】面内強度を向上でき、かつ表面平滑性に優れたFRP構造体を提供する。
【解決手段】繊維強化布を幅方向に接続して成形されたFRP構造体であって、0゜方向層11と90゜方向層12とを有する繊維強化布1どうしを突き合わせ、その突き合わせ部の90゜方向層12の上に、90゜方向層の一方向帯布2を直接重ねて一体成形したFRP構造体。 (もっと読む)


【課題】ガラスロービングに含まれ得る導電性異物の検出を確実に行うことにより、電気絶縁性に優れたガラス繊維強化プラスチックを効率よく且つ確実に製造する技術を提供する。
【解決手段】ガラスロービング2を用いたガラス繊維強化プラスチックの製造方法であって、ガラスロービング2は、複数本のガラスフィラメントからなるストランド1がロール状に巻回されたものであり、ガラスロービング2からストランド1を解舒する解舒工程と、解舒したストランド1を検出器10に通過させる通過工程と、検出器10の信号に基づいて、ストランド1に含まれる異物を検出する検出工程と、異物を含むストランド1を選択的に取り除く除去工程と、除去工程を経たストランド1に樹脂を含浸させる含浸工程と、樹脂含浸後のストランド1を成形する成形工程と、を包含する。 (もっと読む)


【課題】複合構造体の構造、特に複合材料を使用した翼型部材を製造するに際し、複数のパーツを有するツールに対して、プリプレグに位置決め、加熱、加力に優れた装置及び成形方法を提供する。
【解決手段】プリプレグアセンブリは、フレームのための位置決めセクションを用いて、翼型用のツールの複数のパーツのうち1つのパーツに対して位置決めされる。位置決めセクションは、ツール及びフレームのベースに対して移動し且つツールの複数のパーツのうちいくつかのパーツを互いに対して移動させるように構成されている。プリプレグアセンブリのいくつかのセクションは加熱される。ツールに適合するように加熱されたプリプレグアセンブリのいくつかのセクションに力が加えられ、それによりツールに適合するように加熱されたプリプレグアセンブリのいくつかのセクションに翼型の構成要素のための形状を持たせる、装置及び製造方法。 (もっと読む)


【課題】落雷をうけた場合でも、成形体を構成する樹脂などの膨潤を防止し構造材料などが破壊されるのを防ぐことのできる飛行物体または風車以外の物品のための成形体を提供する。さらに、静電気を帯びにくい飛行物体または風車以外の物品のための成形体を提供する。
【解決手段】補強材として炭素繊維を使用し、マトリックスとして樹脂組成物を使用した炭素繊維強化複合材料の飛行物体または風車以外の物品のための成形体である。樹脂組成物が、樹脂とチタン酸アルミニウム系セラミックス焼結粉体とを含有し、チタン酸アルミニウム系セラミックス焼結粉体が該成形体の少なくとも表面層の該樹脂中に分散している。 (もっと読む)


【課題】繊維強化樹脂層を均一に昇温させることにより、短時間にかつ均一に繊維強化樹脂層を硬化させて、外観が良好で、しかも、品質が安定したガスタンク及びその製造方法を提供する。
【解決手段】ライナー12の外周側に熱硬化性樹脂を含浸させた誘導性材料からなる強化繊維を巻き回して積層した繊維強化樹脂層13を有するガスタンク11であって、強化繊維35とともに導電線を巻き回すことにより、繊維強化樹脂層13に、導電線からなる複数のコイル31が層状に設けられている。 (もっと読む)


【課題】圧縮強度が大きな繊維強化プラスチック板及びその製造方法を提供する。
【解決手段】繊維強化プラスチック板1は、マトリックス樹脂2と、マトリックス樹脂2を強化する複数の繊維束4とを備える。繊維束4は、繊維強化プラスチック板1の板厚方向に略直交する方向に積層されている。 (もっと読む)


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