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Fターム[4F205HK24]の内容

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【課題】補強繊維片同士の絡み合いの問題を生ずることなく、均一な密度の補強部材を製造することができる補強部材の製造方法および製造装置を提供する。
【解決手段】一対の帯状未加硫ゴムシート間に、補強繊維を所定長に切断した複数の補強繊維片からなる補強繊維片層が介装されてなる補強部材の製造方法である。補強繊維を切断して複数の補強繊維片を作製する切断工程と、長手方向に延びる帯状未加硫ゴムシートの一方の上方から、一方の帯状未加硫ゴムシート上に補強繊維片を散布して補強繊維片層を形成する散布工程と、一方の帯状未加硫ゴムシート上に、帯状未加硫ゴムシートの他方を供給して重ね合わせ、一方および他方の帯状未加硫ゴムシート間に補強繊維片層を介装させる供給工程と、一方および他方の帯状未加硫ゴムシート同士を互いに押付けて圧着する圧着工程とを含み、切断工程と散布工程とを連続して行う。 (もっと読む)


【課題】均一な密度でかつ、補強繊維片が一定方向に配向された補強部材を製造できる補強部材の製造方法および製造装置を提供する。
【解決手段】一対のゴムシート間に補強繊維片層が介装されてなる補強部材の製造方法である。補強繊維を切断して複数の補強繊維片を作製する切断工程と、ゴムシート上に補強繊維片を散布して補強繊維片層を形成する散布工程と、ゴムシート上に他のゴムシートを供給して重ね合わせ、これらゴムシート間に補強繊維片層を介装させる供給工程と、これらゴムシート同士を互いに押付けて圧着する圧着工程とを含み、切断工程と散布工程とを連続して行うとともに、散布工程において補強繊維片を、上下方向にのみ開口するガイド体を介して散布するにあたり、ガイド体として、ゴムシートの長手方向に沿う幅が上端部より下端部で狭くかつ、上方から下方に向かい漸減する絞り部を有するものを用いる。 (もっと読む)


【課題】複合構造体の構造、特に複合材料を使用した翼型部材を製造するに際し、複数のパーツを有するツールに対して、プリプレグに位置決め、加熱、加力に優れた装置及び成形方法を提供する。
【解決手段】プリプレグアセンブリは、フレームのための位置決めセクションを用いて、翼型用のツールの複数のパーツのうち1つのパーツに対して位置決めされる。位置決めセクションは、ツール及びフレームのベースに対して移動し且つツールの複数のパーツのうちいくつかのパーツを互いに対して移動させるように構成されている。プリプレグアセンブリのいくつかのセクションは加熱される。ツールに適合するように加熱されたプリプレグアセンブリのいくつかのセクションに力が加えられ、それによりツールに適合するように加熱されたプリプレグアセンブリのいくつかのセクションに翼型の構成要素のための形状を持たせる、装置及び製造方法。 (もっと読む)


【課題】繊維強化樹脂層と口金との剥がれを防止する上で有利なタンクおよびその製造方法を提供する。
【解決手段】インナーライナー12は第1の開口部22を有し内部空間Sが形成されている。第1の繊維強化樹脂層14は第2の開口部24を有しインナーライナー12の外周面を覆っている。口金16は第1、第2の開口部22、24を貫通した状態でインナーライナー12および第1の繊維強化樹脂層14に取着される。第1の開口部22の周囲のインナーライナー12の部分は口金16の環状壁部28の内端面2802に取着され、第2の開口部24の周囲の第1の繊維強化樹脂層14の部分は環状壁部28の外端面2804に取着されている。第2の繊維強化樹脂層18は係止溝30に設けられ第1の繊維強化樹脂層14の第2の開口部24の周囲の箇所を環状壁部28の外端面2804に押圧する。 (もっと読む)


【課題】ライナへの繊維の巻き付けの際の特に内層部の繊維の緩みの発生を抑制することができる高圧タンクの製造方法を提供する。
【解決手段】ライナ28とライナ28の外面に繊維を巻き付けた繊維層を含んで構成された補強層とを有する高圧タンクを製造する高圧タンクの製造方法であって、ライナ28を冷却してライナの外面に少なくとも1層目の繊維を巻き付け、繊維層を形成する高圧タンクの製造方法である。 (もっと読む)


【課題】複合構造部品が実質的な温度の変動なしに、ジョイントの長さ全体に実質的に均一な温度を維持することができる、複合構造部品を接合する装置及び方法を提供する。
【解決手段】構造部材を形成する装置であって、開位置及び閉位置の間で相互に対して移動可能であり得るツールプラットフォーム及び圧力プラットフォームを含む。本装置は、部材を押しつけることができるツールを含むことができる。前記ツールはツールプラットフォームによって支持することができ、内表面を有していてよい。本装置は、部材に圧力を印加するために加圧されるように構成された圧力ブラダを含むことができる。前記圧力ブラダは、部材をツールに押し付けるために圧力プラットフォームによって支持することができる。さらに含まれているのは、内表面に熱を分配するために、内表面と熱的に接触しているツールとツールライナーを加熱するための加熱システム。 (もっと読む)


【課題】ロール原反の巻き終わり部の布の後端と、新しいロール原反の布の先端とを、容易に且つ強固に接着できるようにする。
【解決手段】 強化繊維で構成される帯状の布21をロール状に巻回したロール原反20を用い、前記ロール原反20から帯状の布21を引き出してその布21を芯材1の周囲に巻き付け、その布21に含浸させた樹脂を硬化させることにより管状部材を形成する繊維強化樹脂管の製造方法において、前記ロール原反20の布21が残り少なくなった際に、そのロール原反20の巻き終わり部の布21の後端21bと、別のロール原反20の布21の先端21aとに熱接着シート30を宛がい、その熱接着シート30を宛がった部分を加熱し且つ圧力を加えることにより、その熱接着シート30を介して布21同士を接合する繊維強化樹脂管の製造方法とした。 (もっと読む)


【課題】軽量、高強度の構造体、特に環状の複合構造体を形成するための効率的で且つ効果的な方法、装置及び
システムを提供する。
【解決手段】環状の複合構造体を形成する装置は、環状の形状のツール取扱い組立体660と、形成ヘッド604とを含む。該環状の形状のツール取扱い組立体660は、選択した断面の幾何学的形態の形成面を含む。形成ヘッド604は、ツールの形成面の廻りにて周方向に連続的なプライ層のプライを1つずつ形成する形態とされている。 (もっと読む)


【課題】製造過程におけるワークの過昇温を抑制できる車両搭載用高圧タンクの製造装置を提供すること。
【解決手段】この製造装置は、ライナ101の周囲に繊維強化プラスチック材料を巻きつけたワークWを昇温する炉本体20と、ワークWを回転させる回転棒30と、ライナ101内の圧力を調圧する調圧弁401と、ライナ101内に液体を供給し、その液体が気化した気体をライナ101内から排出する液体給排系40と、を備える。 (もっと読む)


鋳型に対して繊維強化熱可塑性材料を加圧する加圧装置が記載されている。加圧装置(1)は、メインボディ(7)とメインボディの表面に設けられた加圧層(9)とを備えている。この場合において加圧層(9)は、有機材料、好ましくは、セラミック材料を用いて具現化され、鋳型の輪郭に適合するような構造をしているために、柔軟性を備えている。加圧装置の耐熱性が高まり、処理後の繊維強化熱可塑性材料の特性が改善される。
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方法は、ポリイミド樹脂を染み込ませた繊維強化層を用いてプレフォームを形成するステップと、ポリイミド樹脂系から溶媒のほぼ全部を除去するに十分な第1の時間をかけて、第1の真空、圧力、及び温度条件で溶媒を除去し、ポリイミド樹脂のイミド化がほぼ完全に生じるに十分な第2の時間をかけて、第2の真空、圧力、及び温度条件下でポリイミド樹脂系をイミド化し、イミド化の後、プレフォームが所定の温度になるとプレフォームに圧力をかけることを含めた第3の真空、圧力、及び温度条件下でプレフォームを強化し、第4の真空、圧力、及び温度条件でプレフォームを固化し、タービンエンジン部品の形状を有する硬化積層構造物を形成するステップを含む。溶媒除去段階、イミド化段階、強化段階、及び固化段階における所望の結果に応じた、ポリイミド樹脂の全体的な硬化サイクルを設計するための方法を提供する。
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【課題】成形精度及びボイド率を効果的に改善しうる管状体の製造方法の提供。
【解決手段】本発明の管状体の製造方法は、マンドレル2に繊維強化樹脂部材を巻回して中間成形体6を得る工程と、上記中間成形体6の外周面にラッピングテープを巻き付けるテープ巻き付け工程と、上記ラッピングテープが巻き付けられた上記中間成形体6を加熱する硬化工程と、上記硬化工程の後に上記マンドレル2の引き抜き及び上記ラッピングテープの除去を行って硬化管状体を得る工程とを含む。上記ラッピングテープとして織物テープ8が用いられている。上記硬化管状体の繊維含有率Z2(質量%)から上記中間成形体6の繊維含有率Z1(質量%)を引いた値(Z2−Z1)が3質量%以上30質量%以下である。上記繊維強化樹脂部材に、繊維含有率R1が50質量%以上70質量%以下である繊維強化樹脂部材が含まれている。管状体の一例は、ゴルフクラブシャフトである。 (もっと読む)


【課題】ボイド率を効果的に低下させうる管状体の製造方法の提供。
【解決手段】本発明の製造方法は、マンドレル2に、繊維とマトリクス樹脂とを含む繊維強化樹脂部材を巻回して中間成形体6を得る工程と、上記中間成形体6の外周面にラッピングテープを巻き付ける工程と、上記ラッピングテープが巻き付けられた上記中間成形体6を加熱することにより、上記マトリクス樹脂を硬化させる硬化工程と、上記硬化工程の後に上記マンドレル2の引き抜き及び上記ラッピングテープの除去を行って硬化管状体を得る工程とを含む。上記ラッピングテープとして織物テープ8が用いられている。上記硬化工程が、70℃以上90℃以下の温度で120分以上4320分以下の時間に亘って加熱する第一加熱ステップと、上記第一加熱ステップの後になされ、120℃以上200℃以下の温度で10分以上60分以下の時間に亘って加熱する第二加熱ステップとを含む。 (もっと読む)


【課題】波形の補強コードを持つゴム−コード複合体を容易に製造可能とする。
【解決手段】複数本の補強コード2を平行に引き揃え未加硫ゴムを被覆してなる帯状体1を、支持体10上に、該支持体の走行速度よりも速い速度で送り出し、支持体10に設けた係合部材12によって、帯状体1を長手方向Lに間隔をおいて支持体10上に接地させることで、該帯状体1を側面視で波形に形成する。この側面視波形の帯状体1を、圧延板20を用いて、その幅方向における一方側Wに複数本の補強コード2を倒すように押さえることで平面状に形成する。これにより、複数本の補強コード2が帯状体1の平面視で波形に配設されたゴム−コード複合体が得られる。 (もっと読む)


【課題】1つの補強用繊維基材だけを用いた場合であっても、金属製ブッシュの外周部に設けた回り止め部と補強用繊維基材との結合強度を向上させた、信頼性の高い樹脂製回転体の製造方法を提供する。
【解決手段】 抄造装置を用いて、金属製ブッシュ2の外周部の周囲に補強繊維を集積させて1以上の突出部4Aを含む金属製ブッシュ2の外周部を囲む補強繊維集積体を形成する。プレス装置を用いて、補強繊維集積体を回転軸の軸線方向に圧縮して補強用繊維基材5を形成する。補強用繊維基材5に樹脂を含浸させ、樹脂を硬化して樹脂成形体6を形成する。 (もっと読む)


【課題】口金部への繊維の巻き付けをやり直すことなく、タンクへの繊維の巻き付け処理を単純化できる繊維巻き付け装置を提供する。
【解決手段】タンク2を回転させて、タンク2の外周面に繊維を巻き付ける装置1において、タンク2の回転軸方向の一方の一の側面に被せられるキャップ部32と、キャップ部32に取り付けられ、キャップ部32がタンク2の一の側面に被せられた状態でタンク2の外周面の繊維を押さえる繊維押さえ部33と、キャップ部32をタンク2の一の側面に対して回転軸方向に進退させて、キャップ部32をタンク2の一の側面に対して脱着自在とするキャップ部移動機構34と、を有する。 (もっと読む)


複合部品の製造における被成形材を成形する製造方法に関するものである。その方法は、雄型の上に、前記雄型の頂部の上に位置する第1の部位及び該雄型の片側に突き出す第2の部位とを有する前記被成形材と隔壁を載置する工程と、前記隔壁の全域に亘って圧力差を与え、前記圧力差を与える際に前記雄型を超えて前記隔壁を広げることにより、前記雄型の側部に前記被成形材の第2の部位を接触させて次第に変形させる工程を有する。前記隔壁は、該隔壁の平面内で5MPa超の引張係数を有する。任意に、支持膜は、前記被成形材の対向する側部に載置しても良い。支持膜が使用される場合において、前記隔壁は、該隔壁の平面内で、支持膜の平面内における剛性よりも大きい剛性を有する。
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【課題】 ローラゲートのFRP製部品において、高い応力のかかる部品にもハンドレイアップ法によるFRP成形体を使用してローラゲートの軽量化・低コスト化を一層推し進めること。
【解決手段】 FRP製主ローラ3は回転しないFRP製主ローラ軸4に対して回転自在に取付けられており、FRP製縦桁材13にボルト固定された2枚のFRP製主ローラ軸支持板5によって水平に支持され、FRP製主ローラ軸4の他端には回転を防ぐためのFRP製主ローラ軸押え板6が、他端に設けられた切り込みに嵌め込まれて固定されている。主ローラ軸支持板5、主ローラ軸押え板6、スキンプレート7、ゴム押え板8、サイドローラ10、サイドローラ軸10a、サイドローラ軸支持板11、縦桁材13、横桁材14、ガセットプレート15は、GFRP成形体であり、主ローラ3及び主ローラ軸4のみは、より高い応力が掛かるため、CFRP成形体である。 (もっと読む)


繊維強化複合材料から形成される管を製造するための装置において、内部のマンドレル空洞(5)と、繊維強化材料(9)により巻き付けられて、複合材料の積層体(10)を形成する外表面(7)とを有する細長状中空マンドレル(3)と、異なる温度の伝熱流体がマンドレル空洞(5)を通って循環し、温度が上昇した流体が循環する場合、熱が複合材料の積層体を硬化あるいは形成するために、流体から複合材料の積層体に向けてマンドレル(3)を通って伝わることを可能にするための流体流れ手段(11)と、を備えている。
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【課題】ハンドレイアップ法において、成形圧力・成形温度を高めるとともに成形速度を速めることで、FRP成形体強度の向上と成形時間の短縮を図ること。
【解決手段】型を準備して(S1〜S4)ハンドレイアップ法の工程を実施する。ガラスクロスを型内に敷いて(S5)不飽和ポリエステル樹脂・硬化剤・硬化促進剤を流し込み、作業者が塗布ロールで表面をならし(S6)、ガラスマットを積層体の上に敷いて(S7)不飽和ポリエステル樹脂及び硬化促進剤を流し込み、作業者が塗布ロールで表面をならす積層を約5分で行い(S8)、積層体が所定の厚さになるまで繰り返し約1時間で完了する。積層体の上に電気ヒータを備えたプレス機を置いて、約140℃に加熱しながらプレス機によって約0.7kgf/cm2で加圧する(S9)。積層体の内部の空気が押し出されて密な構造となり、高温で加熱されることによってより強度の高いFRP成形体となる。 (もっと読む)


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