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Fターム[4F210AA01]の内容

プラスチック等の延伸成形、応力解放成形 (31,869) | 樹脂材料等(主成形材料) (3,446) | 多糖類系(セルロース、でん粉、シクロデキストリンアスファルト) (428)

Fターム[4F210AA01]に分類される特許

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【課題】本発明は、経時での帯電防止性が良好で、溶融流延製膜によって製造されたセルロースエステルフィルムとの密着性に優れ、かつ光学特性も優れる硬化層を有する光学フィルムなどを提供することを目的とする。
【解決手段】含有溶媒量が0.01質量%以下であるセルロースエステルフィルム上に、イオン性液体、エポキシ化合物およびオキセタン化合物を含有するカチオン重合性組成物を硬化した硬化層を有することを特徴とする光学フィルム。 (もっと読む)


【課題】溶融流延可能であり、かつレターデーションの小さい、馬の背故障や巻芯転写と呼ばれる故障、及びフィルム巻始め時のシワ発生しやすい問題がなく、鮮明な動画像が得られるセルロースエステル系の光学フィルム並びに偏光板及び表示装置の提供。
【解決手段】セルロースエステルと下記ポリマー(I)を含む組成物を溶融流延製膜してウェブを形成し、該ウェブを少なくとも1方向に1.1倍以上5.0倍以下で延伸処理することを特徴とする光学フィルムの製造方法。ポリマー(I):一般式(1)で表される部分構造を有するエチレン性不飽和モノマーと、置換基を有していてもよい芳香族基、置換基を有していてもよい複素環基、または置換基を有していてもよいシクロアルキル基を含有するエチレン性不飽和モノマーの少なくとも1種とを共重合させて得られるポリマー。
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【課題】製造工程におけるエネルギー効率が高く、且つ、着色の少ない無色透明性に優れ、回収性の高いセルロースアシレートフィルムを得ることができるセルロースアシレートフィルムの製造方法を提供する。
【解決手段】セルロースアシレートを含有するポリマー溶液を流延してウェブを形成する流延工程と、前記流延工程において形成された前記ウェブを搬送しながら搬送方向に延伸する延伸工程と、前記延伸工程において延伸された前記ウェブに、下記式の条件を満たす熱処理温度T(単位:℃)で熱処理を施す熱処理工程と、を含み、前記延伸工程における前記ウェブの延伸開始時の残留溶媒量が20〜300質量%であることを特徴とするセルロースアシレートフィルムの製造方法。
式:Tg0<T<Tm0
[式中、Tg0は熱処理前のセルロースアシレートフィルムのガラス転移温度(単位:℃)を表し、Tm0は熱処理前のセルロースアシレートフィルムの融点(単位:℃)を表す。] (もっと読む)


【課題】従来よりも高いReを有しかつReに対してRthの値が低くヘイズが抑えられた光学特性を有するフィルムを製造する。
【解決手段】ドープ21を走行するドラム75に流延する。流延膜76を得る。流延膜76が冷却により自己支持体性を有した後に湿潤フィルム54としてドラム75から剥ぎ取る。流延膜を剥ぎ取る時の湿潤フィルム54の溶媒残留量をWとする。第1テンタ55において、湿潤フィルム54を乾燥しながら幅方向に延伸して中間フィルム56とする。溶媒残留量が(W−100)重量%に達するまでの間に幅方向に5%以上30%以下に拡げる延伸を湿潤フィルム54に行う。第2テンタ57において、幅方向に10以上60%以下拡げるように中間フィルム56の延伸を行う。従来よりも高いReを有しかつRth/Reの値及びヘイズの値が抑えられた光学特性を有するフィルムを製造できる。 (もっと読む)


【課題】 光学フィルムの製造において、特に原反幅方向の両端部の偏光度のバラツキを改善し、液晶パネルに使用した場合に優れたコントラスト特性を得る光学フィルムの製造方法を提供する。
【解決手段】 透明フィルムと複屈折層とを含み、前記複屈折層が、nx=ny>nzの屈折率分布を有する光学フィルムの製造方法であって、前記透明フィルムを幅方向に1.05〜1.25倍の範囲の延伸倍率で延伸する配向軸の均一化工程と、前記延伸した透明フィルム上に、複屈折層を形成する工程とを含むことを特徴とする。本製造方法により、例えば、図6に示すように、原反幅方向の両端部における偏光度のバラツキが改善される。 (もっと読む)


【課題】フィルムの引裂き強度を向上させる。
【解決手段】ドープを流延ドラムに流延して、この流延ドラムにより流延膜を冷却して固化する。流延膜を溶媒が含まれた状態のフィルム12として剥ぎ取る。剥ぎ取ったフィルム12をテンタ18で乾燥する。テンタ18では、溶媒残留率が40重量%から10重量%に減少する間のフィルム12の温度を80℃以上(Tg+50)℃以下とし、これによりセルロースアシレートを結晶化させる。この結晶化工程の間は拡幅せず、温度保持工程の後に拡幅して位相差フィルム17とする。 (もっと読む)


【課題】製造過程でのエネルギー効率に優れ、劣化が少なく高性能な位相差フィルムを製造することのできる透明ポリマーフィルムの製造方法、該方法によって製造された位相差フィルム、並びに、これを用いた偏光板、および液晶表示装置を提供する。
【解決手段】乾燥状態のフィルムの質量に対するフィルム中の揮発分が3〜30質量%である状態でポリマーフィルムを巻き取る巻取工程と、前記ポリマーフィルムを延伸する延伸工程と、延伸後の前記ポリマーフィルムに下記式(A)の条件を満たす温度T(単位;℃)で熱処理を施す熱処理工程と、を含むことを特徴とする透明ポリマーフィルムの製造方法。
式(A): Tg<T<Tm0
[式中、熱処理前のTgはポリマーフィルムのガラス転移温度(単位;℃)を表し、Tm0は前記熱処理前のポリマーフィルムの融点(単位;℃)を表す。] (もっと読む)


【課題】把持具のフィルム把持力を変更してフィルム噛みちぎれ及びフィルム抜け落ちが発生しないようにする。
【解決手段】クリップテンタは、ポリマーフィルム3の両側縁部をクリップ5で把持してフィルム搬送方向Aに搬送しながらフィルム幅方向Bに延伸する。フィルム把持開始位置PAと延伸開始位置PCとの間の把持力増加位置PEに、クリップ5を閉じる方向に加勢するクリップクローザ42と、クリップクローザ42の位置を調整し、クリップ5への加勢力を変更してクリップ5の把持力を変更する把持力変更ユニット43を設ける。把持力変更ユニット43は、支持ベース44、移動機構45、制御部46を備える。制御部46は、ポリマーフィルム3の膜厚及び残留溶媒量に基づいて、クリップクローザ42を移動させて、フィルム把持力を増加させる。 (もっと読む)


【課題】Reが高くて、Reの波長依存性が低いセルロースアシレートフィルムを製造する方法を提供する。
【解決手段】セルロースアシレートフィルムをTc≦T<Tm0を満たす温度Tにおいて、(Y+100)/(X+100)>1を満たすように延伸または収縮させなから熱処理する[Xは熱処理前後のセルロースアシレートフィルムの配向方向の寸法変化率(単位;%)を表し、Yは前記熱処理前後のセルロースアシレートフィルムの配向方向と直交する方向の寸法変化率(単位;%)を表す。] (もっと読む)


【課題】軸ズレの発生が抑えられており、Reが大きくて、トタン板状のシワがなく、製品幅の広いセルロースアシレートフィルムを製造する方法を提供する。
【解決手段】セルロースアシレートフィルムをフィルムの搬送方向に直交する方向に延伸した後、前記延伸をした方向の寸法変化を制御しながらTc≦T<Tm0を満たす温度Tで熱処理する[Tc、Tm0は、熱処理前のセルロースアシレートフィルムの結晶化温度、融点をそれぞれ表す。] (もっと読む)


【課題】冷却流延法であってもRth/Reが4未満となるようにRthが低く抑えられた位相差フィルムを製造する。
【解決手段】ドープを流延ドラムに流延して、この流延ドラムにより流延膜を冷却して固化する。流延膜を溶媒が含まれた状態のフィルム12として剥ぎ取る。剥ぎ取ったフィルム12をテンタ18で乾燥する。テンタ18では、溶媒残留率が150重量%から40重量%になるまではフィルム12の周辺の雰囲気温度を70℃以上となるように保持する。この温度保持工程の間は拡幅せず、温度保持工程の後に拡幅して位相差フィルム17とする。 (もっと読む)


【課題】添加剤等のブリードアウトの発生を防ぎ、生産性を向上させ、剥離性のばらつきによるシワ、ツレの発生や、リタデーションのばらつきなど、品質の低下を招くことのない液晶表示装置(LCD)の偏光板用保護フィルム等に利用可能な光学フィルムの提供。
【解決手段】溶融流延製膜法による光学フィルムの製造方法は、流延冷却固化ゾーンAと、延伸ゾーンBと、巻取りゾーンCとを備え、流延膜(ウェブ)10を、雰囲気温度の異なるゾーンを順次通過させる際、雰囲気温度の異なるゾーン同士の間のゾーン間移行部21のうちのいずれか1つのゾーン間移行部、またはすべてのゾーン間移行部に、紫外線照射装置11および/または常圧プラズマ装置12を設置し、ゾーン間移行部を移行するウェブに、紫外線照射および/または常圧プラズマ照射による高エネルギー処理を施す。 (もっと読む)


【課題】簡単な構成で耳ヨレの発生を抑える。
【解決手段】クリップテンタ2は、フィルム搬送方向Aで、予熱ゾーン2a、把持安定ゾーン2b、幅保持ゾーン2c、本延伸ゾーン2d、延伸緩和ゾーン2eに区画されている。把持安定ゾーン2bでは、延伸前のポリマーフィルム3の幅を100%としたとき、延伸後の幅が104%となるように延伸する。幅保持ゾーン2cでは、ポリマーフィルム3を、104%に延伸された状態を維持しながら、搬送する。本延伸ゾーン2dでは、把持安定ゾーン2bで延伸される前のポリマーフィルム3の幅を100%としたとき、延伸後の幅が140%となるように延伸する。把持安定ゾーン2bでは、ポリマーフィルム3の収縮力により、クリップ5は閉じる方向に付勢され、クリップ5によるフィルム把持が安定し、ポリマーフィルム3は、本延伸ゾーン2dで耳ヨレがなく安定して延伸される。 (もっと読む)


【課題】両面テープの露出を防ぎつつ、オフライン延伸を行う。
【解決手段】先行フィルム3aの後端部と後行フィルム3bの先端部とを重なり合わせ、重ね合わせ部54を形成する。両面テープ55はフィルム3a、3bを接合する。両面テープ55のA方向の長さは、重ね合わせ部54のA方向の長さよりも短い。重ね合わせ部54を構成するフィルム3a、3bの端部には、両面テープ55と接合しない余剰代56a、56bが設けられる。余剰代56aのA方向長さGaは、フィルム3aの収縮量は最大値のΔLfa以上となるように設けられる。余剰代56bのA方向長さGbは、フィルム3bの収縮量は最大値のΔLfb以上となるように設けられる。 (もっと読む)


【課題】先行フィルムの後端部と後行フィルムの先端部を簡単且つ容易に溶着する。
【解決手段】ヒートシーラ装置40は、1対の溶着ヘッド41,42と、吸着ヘッド46〜48と、カッタ55と、クランプ57,58とを有する。フィルム3a,3bの接合時に、上吸着ヘッド41,42により先行フィルム3aを持ち上げてフィルム搬送路49から退避させ、この状態で先行フィルム3aを切断する。切断後にカッタ55を退避させて、接合位置に戻す。クランプ57,58及び吸着ヘッド46〜48で先行フィルム3aの後端部及び後行フィルム3bの先端部を保持した状態で、溶着ヘッド41,42で加熱押圧し、フィルム3a,3b同士を溶着させて接合する。吸着ヘッド41,42で保持した状態で接合が行われるため、先行フィルム3aの後端部の位置決めが不要になり、簡単に且つ精度よくフィルム同士が接合される。 (もっと読む)


【課題】溶液流延製膜法により製造された光学フィルムについて、広幅のフィルムを取るために幅手方向(TD方向)に高延伸することにより、搬送方向(MD方向)に引裂き強度をアップさせ、光学フィルムを具備する偏光板のリワーク時のフィルムの剥離性を改善し、特定方向の破れを抑制し、偏光板のカール抑制、リワークでの破れ抑制を果たす。近年のフィルム幅の拡大、及びフィルムの高品質化の要求にも応えることができる光学フィルム、及び偏光板を提供する。
【解決手段】光学フィルムは、フィルム搬送方向(MD方向)の引裂き強度と、同幅手方向(TD方向)の引裂き強度との比:(MD引裂き強度/TD引裂き強度)が、1.1〜2.0、好ましくは1.5〜2.0である。延伸工程でのウェブの延伸率は20〜60%であることが好ましい。またフィルムの全製造工程で、MD方向収縮率+TD方向収縮率の和が、15〜50%であることが好ましい。 (もっと読む)


【課題】広幅、長尺巻における巻き皺、ブロッキング性が改良され、更に延伸時のヘイズ、リターデーションの安定性が高い光学フィルムを提供し、またそれを用いた正面コントラストに優れる偏光板を提供する。
【解決手段】少なくともセルロースエステルと、アクリル系共重合体、またはフラノース構造もしくはピラノース構造を少なくとも1個有し該フラノース構造もしくはピラノース構造が1〜12個結合した化合物中のOH基のすべてもしくは一部をエステル化した糖エステル化合物とを含有する光学フィルムであって、該光学フィルムの弾性率が搬送方向(MD方向)、搬送方向と直交する方向(TD方向)共に3.4GPA(23℃55RH%環境で測定)以上であり、TD弾性率/MD弾性率=1.05〜2.0であることを特徴とする光学フィルム。 (もっと読む)


【課題】 溶液流延製膜法において、フィルム表面を柔らかくすることで、フィルムの両端部に、高速でもホットエンボスで、必要な高さのエンボスを確保し、フィルムの巻き性を安定させる。ヒゲ状故障が無くかつフィルムの巻き性を確保する。高速製膜が可能で、生産性が向上する光学フィルムを提供する。
【解決手段】 溶液流延製膜法により金属支持体から剥離したウェブ(流延膜)を幅手方向に延伸し、乾燥後にロール状に巻き取る光学フィルムについて、フィルム最表面のビッカース硬度(HV1)と、フィルム膜厚の10%まで押し込んだときのビッカース硬度(HV2)との比:HV2/HV1を、1.0〜1.5とする。上記ウェブの延伸率が20〜60%であり、ロール状の巻きフィルムの下記式で定義される実効ナールが、2.5〜7.0μmであることが好ましい。
実効ナール=(エンボス部ロール断面積−コア断面積)/巻き長さ−平均膜厚 (もっと読む)


【課題】面内位相差Reが100〜300nm、厚み方向位相差RthがRe×0.5以下、かつ遅相軸ズレが幅方向に対し±5°以下の特性を有するセルロースアシレートフィルムの製造方法を提供する。
【解決手段】未延伸セルロースアシレートフィルム32を、縦延伸部36で面間距離が2〜50mmの周速度が異なる少なくとも二本のローラ42,44により、縦方向(MD)に1.05倍〜1.6倍で延伸した後、熱処理部38で縦方向に延伸されたセルロースアシレートフィルム32の幅方向端部を把持した状態で、該セルロースアシレートフィルム32をTc〜Tc+80℃の温度に加熱し、該セルロースアシレートフィルムを幅方向(TD)に収縮し、セルロースアシレートフィルムを製造する。 (もっと読む)


【課題】テンタの延伸室内でポリマフィルムの表面にポリマフィルムから気化した物質が結露することを防ぐ。
【解決手段】テンタ12が搬送ユニット32及び延伸室31を有する。延伸室31内の気体はフィルム21から気化する添加剤を含む。フィルム21を連続的に延伸室31に案内する。延伸室31内の気体に気化した高沸点添加剤が充満する。延伸室31の入口にある気体に含まれる気化した高沸点添加剤の露点をT(℃)とする。延伸室31の上流に加熱手段を配置する。加熱手段によりフィルム21を加熱する。フィルム21の温度を(T+10)(℃)以上(T+80)(℃)以下とする。その後、フィルム21を延伸室31に搬送する。延伸室31内の入口でフィルム21の表面に気化した添加剤が結露することが防がれる。 (もっと読む)


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