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Fターム[4G005DB30]の内容

Fターム[4G005DB30]に分類される特許

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【課題】人体および環境に対する安全性および保存安定性に優れ、製造が簡便な油脂含有マイクロカプセル、およびその製造方法を提供すること。
【解決手段】油脂を含む芯物質の表面に、タンパク質、多糖類およびタンパク質収斂作用を有するポリフェノールを含有する被膜を有する油脂含有マイクロカプセル。以下の工程を含む油脂含有マイクロカプセルの製造方法;(1)タンパク質および多糖類が溶解された水相中に、油脂を含む芯物質が分散されてなるO/Wエマルションを調製する工程;(2)O/WエマルションのpHおよび温度を調整することにより、芯物質の表面にタンパク質および多糖類を含む被膜を形成する工程;(3)O/Wエマルションにタンパク質収斂作用を有するポリフェノールを添加する工程;および(4)O/Wエマルションを凍結乾燥し、油脂含有マイクロカプセルを得る工程。 (もっと読む)



本発明は、概して膜の分野に関する。本発明は特に、膜に囲まれた物体を含む組成物に関する。この組成物は、例えば食用組成物である。本発明の一実施形態は、油性画分、親水性画分及び少なくとも1つの物体を含有する組成物であって、物体は、タンパク質及び少なくとも1種のホスファチジン酸界面活性剤の分子層を何層か含むシェルと、親水性成分及び/又は疎水性成分を含有する内相を含む内容物と、を含む、組成物に関する。組成物を使用して、例えば食品を保護し又は特定の性質を製品に送達することができる。 (もっと読む)


【課題】
従来技術のベシクル生成装置より廉価な圧力発生手段を用いて、より簡便に生体細胞とほぼ同じ寸法の二分子膜ベシクルを生成することができる技術を開発する。
【解決手段】
本発明は二分子膜ベシクルの生成装置を提供する。本発明の二分子膜ベシクルの生成装置は、主流路と、該主流路に開口する複数の微小憩室と、変形可能な隔壁を介して前記微小憩室に隣接する房室とを含む構造体を複数含む。本発明は二分子膜ベシクルの生成方法を提供する。本発明のベシクルの生成方法は、前記相分離流体の層が前記微小憩室の側壁面に懸架された状態で、前記房室に圧力を加えることにより、前記変形可能な隔壁が前記微小憩室内に突出するように変形して第1の水性溶液を押し流して、前記相分離流体層の先端が前記微小憩室の開口から前記主流路に入るように前記相分離流体層を伸張させるステップとを含む。 (もっと読む)


【課題】容易に粒径の揃ったリポソームを得ることができる装置等を提供すること。
【解決手段】1以上の脂質と、水と、水混和性有機溶媒とを含む脂質の溶解液が流れる流路を有するマイクロチューブと、前記マイクロチューブを収容する収容部と、前記収容部における前記マイクロチューブ内の前記溶解液をリポソームが生成する温度に冷却する冷却手段とを備えるリポソーム製造装置を用いることにより、粒径の揃ったリポソームを得ることができる。 (もっと読む)


【課題】疎水性液体を、有機溶媒を実質的に含まない環境で腸溶性マトリックスによりマイクロカプセル化する方法を提供する。
【解決手段】水中で腸溶性材料100および疎水性液体200の乳濁液を形成し300、該乳濁液を酸で滴定し400、腸溶性マトリックス中でマイクロカプセル化疎水性液体の粒子状沈殿を形成することを含む。 (もっと読む)


一種以上の酸化ケイ素を含む連続シェルとその内部に含まれる一種以上の脂肪相とから構成される固体粒子形態の材料であって、前記脂肪相は前記材料の保存温度で固体であり、100℃未満の融点を有する結晶化可能油と少なくとも一種の目的物質とを主成分量で含有し、前記粒子の直径が1μmから1cmである、固体粒子材料を提供する。本発明はまたかかる粒子材料の製造方法、熱刺激放出性材料またはそれを含有する組成物の利用を開示する。 (もっと読む)


本発明は新規な組成物に関し、また癌性組織(及び一般的には血管の出血を伴う病理学的症状)等の標的部位の診断及び/又は治療に有用な放射性核種をリポソーム組成物等の送達システムに封入するための新規な方法に関する。本発明にかかる組成物及び方法は、特に、患者の癌性組織(及び一般的には血管の出血を伴う病理学的症状)の診断及び撮影に使用することができる。本発明は、ポジトロン断層法(PET)を利用するための新規な診断ツールを提供する。本発明の一態様は、診断及び/又は放射線治療のための所望のターゲッティング特性を有するナノ粒子の製造方法に関する。 (もっと読む)


【課題】 親水性物質もしくは疎水性物質のいずれか一方または両方を内包し、かつ粒径がナノオーダーである高分子微粒子を製造することができる。
【解決手段】 本発明のナノスフェアの製造方法は、親水性物質もしくは疎水性物質のいずれか一方または両方を溶解した溶媒と、両親媒性ポリマーを溶解した水非混和性有機溶媒と、疎水性ポリマーを溶解した水非混和性有機溶媒とを混合し、1次溶液に超音波を照射して1次エマルションを生成し、1次エマルションに、親水性ポリマーを溶解した水系溶媒を添加し、2次溶液を生成し、2次溶液に超音波を照射して2次エマルションを生成する。 (もっと読む)


【課題】哺乳類の有核細胞に由来し、前記細胞より小さいマイクロベシクルを提供する。
【解決手段】本発明のマイクロベシクルを用いて治療又は診断用物質を特定の組織又は細胞へ伝達することができ、具体的には、単核球、マクロファージ、樹枝状細胞、幹細胞などに由来するマイクロベシクルを用いて、癌組織、血管又は炎症組織などへ前記治療及び/又は診断用物質を特異的に伝達することができる。 (もっと読む)


【課題】マイクロカプセル化難燃剤及びその使用を提供すること。
【解決手段】本発明のマイクロカプセル化難燃剤は、コアがシェルによってカプセル化されている、難燃剤を含むコア及び天然微小管のシェルを含む。本発明のマイクロカプセル化難燃剤は、混合法によってある種のポリマー基材を複合化することができ、対応する難燃性のポリマー複合材料を形成する。 (もっと読む)


本発明は、芳香剤又は着臭剤を含むコアa)及びシェルb)を含むマイクロカプセルであって、b)が1以上のアクリル酸及び/又はメタクリル酸のC1-C24-アルキルエステル、及び20から60質量%の量で前記シェル中に存在するMAA及び/又は10から50質量%の量のBDA2及び/又は10から50質量%の量のPETIA及び/又は10から50質量%の量のEDGMA[BDA2、PETIA及びEDGMAの(合計)量は少なくとも30質量%である]を重合させることで得られる前記マイクロカプセル、その製造及び種々の技術分野でのその使用に関するものである。 (もっと読む)


【課題】本発明は、生物活性物質を熱、湿度、及び酸化から保護するための、微粒子及びかかる微粒子の製造方法に関する。
【解決手段】生物活性物質、凝集剤、乳化剤、及び固体脂肪を含む微粒子が開示される。固体脂肪及び乳化剤の二重層を被せた凝集生物活性物質を含む微粒子の製造方法も開示される。 (もっと読む)


【課題】均一な粒径のマイクロカプセルを製造することができるマイクロカプセル製造方法を提供する。
【解決手段】第1高分子電解質を溶解した第1高分子電解質溶液8を、ニードル2から押し出す。このとき、ニードル2に電圧を印加しておき、押し出される第1高分子電解質溶液8を帯電させて微小液滴にして噴出させる。第2高分子電解質を溶解した第2高分子電解質溶液9に、噴出された微小液滴を接触させて反応させることにより、高分子電解質複合体からなる球状の界面を形成して、マイクロカプセルを製造する。 (もっと読む)


【課題】分級操作が必要なく、外径及び内径が極めて均一な単孔中空ポリマー微粒子の製造方法を提供する。更に、該単孔中空ポリマー微粒子の製造方法を用いて製造される単孔中空ポリマー微粒子を提供する。
【解決手段】非架橋ポリマーを含有する種粒子を、水を含有する分散媒中に分散させた種粒子分散液と、油溶性溶剤とを混合し、前記種粒子に前記油溶性溶剤を吸収させて膨潤粒子液滴の分散液を調製する工程と、前記膨潤粒子液滴の分散液と、水溶性ポリマーを含有する水溶液とを混合して混合液を調製する工程と、前記混合液の前記水溶性ポリマーの溶解度を低下させる操作を行うことにより、前記膨潤粒子液滴の表面に前記水溶性ポリマーを析出させる工程とを有する単孔中空ポリマー微粒子の製造方法。 (もっと読む)


【課題】流通式反応装置を用いた連続フロー方式により効率的であり、かつバッチ方式により生じるような反応量の変化によるバラツキなどを生じさせず、安定的に生産することを可能とする中空微粒子の製造方法を提供する。
【解決手段】重合性モノマーと芯形成媒体とを含有する分散相を連続相中に分散させた乳化液を流通式反応装置の流路に流通させ、この流通過程において前記重合性モノマーを重合させて、外殻を構成する該重合性モノマーの重合体が前記芯形成媒体を内包する微粒子を生成させる工程を有する中空微粒子の製造方法。 (もっと読む)


過酸素漂白剤と、結晶性ヒドロキシル含有安定化剤と、香料マイクロカプセルと、総組成物の10重量%以上の界面活性剤とを含み、化学的及び物理的に安定な液体組成物。香料マイクロカプセルは好ましくは、メラミンとホルムアルデヒドとの縮合から作製される高分子外殻を含む。布地を洗濯するための方法は、布地を上記漂白組成物と接触させる工程を含む。
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本発明の目的は、有効化合物を含むマイクロ粒子Mの調製方法であって、A)酵素、有効化合物およびポリエステルモノマーを含む逆相ミニエマルション中での酵素的ポリエステル合成によるマイクロ粒子Aの粗懸濁液の形成;およびB)マイクロ粒子Aの粗懸濁液中での、エチレン性不飽和モノマー、ポリイソシアネートおよび/またはポリエポキシドからなる群に属する壁モノマーの重合を含む、前記方法である。本発明はまた、本発明の方法により得られるマイクロ粒子M、ならびにマイクロ粒子Mを含む農薬製剤に関する。本発明はまた、本発明に従って調製されたマイクロ粒子Mの、着色剤、化粧品、医薬品、殺生物剤、植物保護剤、肥料、食品用もしくは飼料用添加物、またはポリマー用、紙用、布地用、革用、洗剤用もしくは清浄剤用の助剤の成分としての使用に関する。最後に、本発明はまた、望ましくない植物の成長を防除する方法、植物上での望ましくない昆虫またはダニの繁殖を防除する方法および/または植物病原菌を防除する方法、ならびに前記農薬製剤により処理された種子に関する。 (もっと読む)


【課題】本発明は、切断天然微小管カプセル化相変化物質の相変化マイクロカプセル及びその調製方法を対象とする。
【解決手段】微小管に封入された相変化物質のマイクロカプセル及びその調製方法を提供する。相変化物質のマイクロカプセルは、相変化物質と、切断微小管と、ポリマーとから成る。切断微小管は、中空天然繊維を0.1mm〜5cmの長さを有する繊維断片に切断することによって形成される。前記中空天然繊維は、0.1μm〜1000μmの範囲の直径を有する。前記相変化物質は前記切断微小管の中に封入され、前記切断微小管は前記ポリマーによって被覆される。前記微小管は、高空洞率を有するために高エネルギー貯蔵密度を有し、閉鎖構造であるため安定してエネルギーを輸送することができ、非常に細い微小管構造であるため熱を急速に輸送することができ、熱及び化学安定性を考慮すると長期間使用され得る。 (もっと読む)


【課題】サブミリ級の大きさの粒子またはそのクラスタをカプセル化する微小流体デバイスを提供する。
【解決手段】カプセル化のための粒子を懸濁状態で含む第1の液相(φ)を送出するための第1のダクト10と、前記第1の液相と不混和である第2の液相(φ)の流れを運ぶための第2のダクト20とを備え、前記第1のダクトは前記第2のダクト内へと開いて前記第2のダクトと共に流体接合部30を形成し、かつ本デバイスは、前記第1のダクト内を流れる前記第1の液相を放出するための、前記接合部の上流に配置されかつ懸濁状態の粒子によって少なくとも部分的に塞がれやすい、これにより前記第1のダクト内で圧力を上昇させる口45、45’を装備する少なくとも1つの微小流体ダクト40、40’を備える。このようなデバイスを含む微小流体システム、及びこのようなデバイスの使用を基礎とするカプセル化の方法。 (もっと読む)


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