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Fターム[4G047JA05]の内容

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Fターム[4G047JA05]に分類される特許

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【課題】 断面が多角形状で臨界電流の角度依存性がない高温超電導線材及びそれを用いた高温超電導コイルを提供する。
【解決手段】 高温超電導線材において、中心部に形成される金属基材1と、この金属基材1の外側に形成される基材2と、この基材2の外側に形成される中間層3と、この中間層3の外側に形成される超電導層4と、この超電導層4の外側に形成される安定化層5と、この安定化層5の外側に形成される保護層6とを具備し、断面が多角形状を有する。 (もっと読む)


【課題】仮焼熱処理工程において、発泡の発生を抑制すると共に、組成の偏析の発生を抑制して、c軸配向した結晶が十分に成長した、優れた超電導特性を有する酸化物超電導薄膜を作製することができる酸化物超電導薄膜の製造方法を提供する。
【解決手段】超電導線材の製造に用いる酸化物超電導薄膜を、金属有機化合物を原料とし、塗布熱分解法により製造する酸化物超電導薄膜の製造方法であって、基板上に金属有機化合物の溶液を塗布して塗膜を作製する塗膜作製工程と、塗膜の金属有機化合物に含有される有機成分を熱分解、除去して、仮焼膜とする仮焼熱処理工程と、仮焼膜を結晶化させて、酸化物超電導薄膜とする焼熱処理工程とを備えており、仮焼熱処理工程が、昇温速度を速くすると共に、酸素濃度が低い雰囲気下で行う熱処理工程である。 (もっと読む)


【課題】処理時の金属管からの元素汚染を防ぎ、かつ、熱処理後もその形状を保持することができるCIC導体を提供する。
【解決手段】酸化物超電導ケーブル10は、銀又は銀マトリックス1中に多数本の酸化物超電導フィラメント2を配置した多芯構造の超電導線3の3本を撚り合わせて形成した撚線導体の外周をテープ状のバリア材4で巻回し、これを金属管5内に収容して形成される。
金属管5と撚線導体との間の空隙6,7内に酸化物超電導フィラメント2を臨界温度以下に保持するための冷媒が圧送される。 (もっと読む)


【課題】塗布膜作製工程に先だつ配向金属基板の洗浄を短時間で行いながらも、高い洗浄効果を得ることができ、安定した超電導特性を有する酸化物超電導線材を生産性高く製造することができる酸化物超電導線材の製造方法および製造装置を提供する。
【解決手段】金属有機化合物を原料とし、雰囲気炉を用いて塗布熱分解法により、酸化物超電導薄膜を形成して、酸化物超電導薄膜線材を製造する酸化物超電導薄膜線材の製造方法であって、UV照射により配向金属基板の表面を洗浄する基板洗浄工程と、基板洗浄工程により洗浄された配向金属基板上に、金属有機化合物の溶液を塗布して塗布膜を作製する塗布膜作製工程と、塗布膜の金属有機化合物に含有される有機成分を熱分解、除去して、仮焼膜を作製する仮焼熱処理工程と、仮焼膜を結晶化させて、酸化物超電導薄膜を作製する本焼熱処理工程とを有している酸化物超電導薄膜線材の製造方法および製造装置。 (もっと読む)


【課題】MOD溶液の塗布と仮焼を繰り返し行って仮焼膜を積層、厚膜化した後、本焼熱処理を行った場合、超電導特性に優れた酸化物超電導薄膜を得ることができる酸化物超電導薄膜の製造方法を提供する。
【解決手段】基板上に金属有機化合物の溶液を塗布して塗膜を作製する塗膜作製工程と、塗膜の金属有機化合物に含有される有機成分を熱分解、除去して、仮焼膜を作製する仮焼熱処理工程と、仮焼膜を結晶化させて、酸化物超電導薄膜を作製する本焼熱処理工程と、塗膜作製工程と仮焼熱処理工程を繰り返して、積層した仮焼膜を作製する積層仮焼膜作製工程と、積層した仮焼膜を結晶化させて、酸化物超電導薄膜を作製する本焼熱処理工程とを備えており、積層仮焼膜作製工程において、第1層目の塗膜の仮焼熱処理には塗膜を全周から加熱する全周加熱を用い、第2層目以降の塗膜の仮焼熱処理には塗膜を基板側から加熱する底面加熱を用いる酸化物超電導薄膜の製造方法。 (もっと読む)


【課題】良好な接合状態であり、ハンダ接続部の電気抵抗の増加を抑制することが可能な超電導線材の金属端子接合構造体及び超電導線材と金属端子の接合方法の提供。
【解決手段】本発明は、基材11と中間層12と超電導層13と保護層14とを備える超電導テープ1の保護層14上に、安定化材テープ21を接合して安定化材複合超電導テープ5とし、安定化材複合超電導テープ5上に金属端子8を接合する超電導線材と金属端子の接合方法であって、安定化材テープ21は、一方の面に第1ハンダ21Aが、他方の面に第2ハンダ21Bが夫々メッキされており、超電導テープ1と安定化材テープ21は第1ハンダ21Aを介して接合され、金属端子8は安定化材複合超電導テープ5上に第2ハンダ21Bと第3ハンダ7とが順に介在されて接合されてなり、第2ハンダ21Bの融点及び第3ハンダ7の融点が、第1ハンダ21Aの融点よりも低いことを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】クラックの発生が抑制された中間層を形成することができ、優れた超電導特性を有するテープ状の酸化物超電導薄膜線材を製造することができる技術を提供する。
【解決手段】巻出しリールから巻出されたテープ状の配向金属基板を湾曲させ、内曲げ面側に中間層を形成し、その後、湾曲を解消させながら、中間層が形成された配向金属基板を巻取りリールに巻取るテープ状の酸化物超電導薄膜線材の中間層形成方法。前記テープ状の酸化物超電導薄膜線材の中間層形成方法を用いて、配向金属基板上に形成された中間層の上に、酸化物超電導薄膜を形成して、テープ状の酸化物超電導薄膜線材を製造するテープ状の酸化物超電導薄膜線材の製造方法。 (もっと読む)


【課題】基板上にRE123超電導薄膜が形成された酸化物超電導薄膜線材に対して、適切な酸素量の導入の調整を、容易に行うことができ、高いTcおよびIcの酸化物超電導薄膜線材を安定して製造することができる酸化物超電導薄膜線材の熱処理装置および方法を提供する。
【解決手段】所定の温度に加熱するヒータと、リールに巻回されたテープ状の酸化物超電導薄膜線材を繰出す繰出し機構を備える酸素熱処理室と、酸素熱処理室より繰出された酸化物超電導薄膜線材を、冷媒により冷却された冷却部材に接触させて冷却する冷却機構を備える冷却室と、冷却された酸化物超電導薄膜線材を、リールに巻取る巻取り機構を備える巻取り室とを備えている酸化物超電導薄膜線材の熱処理装置。前記熱処理装置を用いる酸化物超電導薄膜線材の熱処理方法。 (もっと読む)


【課題】本発明は、臨界電流値の異なる超電導線材を作り分けることができる技術の提供を目的とする。
【解決手段】本発明は、基材上に、イオンビームアシスト蒸着法による中間層とキャップ層と酸化物超電導層が設けられた超電導線材であって、臨界電流値が異なる複数の超電導線材を製造し分けるに際し、酸化物超電導層は同一厚さに形成し、基材表面の表面粗さRaの値に応じて同一厚さの酸化物超電導層において得られる臨界電流値が上限値を示す表面粗さRaの値の内、最大値が存在し、この最大値よりも大きな表面粗さRaの値に応じて先の臨界電流値の上限値よりも低い臨界電流値を示す酸化物超電導層が得られる範囲が存在し、この範囲において、表面粗さRaの値が大きくなる程、臨界電流密度が低下する関係を利用し、基材の表面粗さRaにより、臨界電流値が異なる複数の超電導線材を製造し分けることを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】Icとn値を独立に制御することが可能で、Ic、n値ともに大きな値を有するテープ状高温超電導線とその製造方法を提供する。
【解決手段】複数の芯線が配置されて構成されているテープ状高温超電導線の製造方法であって、所望のn値に対応して、芯線の数を増加させると共に、過剰な一次焼結の進行を防止してIcを増加させるように、一次焼結時間を調整する。また、所望のn値に対応して、芯線の数を増加させると共に、一次焼結後における単相度に対応して、一次焼結後の圧延工程における圧延圧下率を調整する。そして、芯線の数を、150本以上に増加させる。これらの製造方法を用いて製造され、ビスマス系高温超電導線であるテープ状高温超電導線。 (もっと読む)


【課題】超電導体の温度変化を容易に検知可能な超電導線材、超電導コイル、及び超電導保護装置の提供。
【解決手段】本発明の超電導線材1Aは、第1超電導線材1aと、温度検知用の第2超電導線材10とを備え、第1超電導線材1aの臨界温度Tc、第2超電導線材10の臨界温度Txが、Tx<Tcの関係を満たすことを特徴とする。本発明の超電導線材1Aにおいて、第1超電導線材1aを超電導状態とする運転温度Top、前記臨界温度Tc、前記臨界温度Txが、Top<Tx<Tcの関係を満たすことが好ましい。 (もっと読む)


【課題】MOD溶液の塗膜を仮焼する際に、表面に発生する荒れが抑制された仮焼膜を形成して、その後の本焼により充分に高いJcやIcを有する酸化物超電導薄膜を作製することができる酸化物超電導薄膜の製造方法を提供する。
【解決手段】超電導線材の製造に用いる酸化物超電導薄膜を、金属有機化合物を原料とし、塗布熱分解法により製造する酸化物超電導薄膜の製造方法であって、基板上に金属有機化合物の溶液を塗布して塗膜を作製する塗膜作製工程と、塗膜の金属有機化合物に含有される有機成分を熱分解、除去して、仮焼膜を作製する仮焼熱処理工程と、仮焼膜を結晶化させて、酸化物超電導薄膜を作製する本焼熱処理工程とを備えており、仮焼熱処理工程において、仮焼熱処理温度に至るまでの昇温を大気圧より低い圧力雰囲気下で行う。 (もっと読む)


【課題】電極付近の温度上昇を抑制することのできる超電導線材の電極部接合構造、電極付近における常電導転移の発生を抑制することができ、焼損が起こらないようにすることができる超電導線材および超電導コイルの提供。
【解決手段】本発明の超電導線材の電極部接合構造10は、基材11と、基材11上に設けられた超電導層17と、超電導層17上に設けられた導電層19とを備える超電導線材1と、超電導線材1端部1aの導電層19上に設けられた電極3と、基材11と、基材11上に設けられた超電導層17と、超電導層17上に設けられた導電層19とを備え、電極3の少なくとも一部を覆うように設けられるカバー用超電導テープ2とを有し、カバー用超電導テープ2の導電層19が、電極側3とされており、電極3と超電導線材1とカバー用超電導テープ2とが、電気的に接続されていることを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】仮焼熱処理工程において発泡跡の生成が抑制された仮焼膜を得ることができ、その後の本焼熱処理工程において優れた超電導特性を有する酸化物超電導薄膜を得ることができる酸化物超電導薄膜の製造方法を提供する。
【解決手段】超電導線材の製造に用いる酸化物超電導薄膜を、金属有機化合物を原料とし、塗布熱分解法により製造する酸化物超電導薄膜の製造方法であって、基板上に金属有機化合物の溶液を塗布して塗膜を作製する塗膜作製工程と、塗膜の金属有機化合物に含有される有機成分を熱分解、除去して、仮焼膜を作製する仮焼熱処理工程と、仮焼膜を結晶化させて、酸化物超電導薄膜を作製する本焼熱処理工程とを備えており、仮焼熱処理工程が、無酸素雰囲気または酸素濃度が低い雰囲気下で行う熱処理工程である酸化物超電導薄膜の製造方法。 (もっと読む)


【課題】MOD法を用いて作製された仮焼膜を積層して厚膜の仮焼膜とした後、本焼熱処理を行って酸化物超電導薄膜を作製するに際して、結晶配向性が揃った高いIcを有する酸化物超電導薄膜を作製することができる酸化物超電導薄膜の製造方法を提供する。
【解決手段】金属有機化合物を原料とし塗布熱分解法により製造する酸化物超電導薄膜の製造方法であって、基板10上に金属有機化合物の溶液を塗布して塗膜を作製し、その後塗膜を仮焼熱処理温度にて熱処理して金属有機化合物に含有される有機成分を熱分解、除去して仮焼膜20を作製することを繰り返して積層仮焼膜層を作製する積層仮焼膜層作製工程と、積層仮焼膜層の最上層の上に積層仮焼膜層の結晶化を抑制する結晶化抑制層30を作製する結晶化抑制層作製工程と、本焼熱処理温度にて熱処理して積層仮焼膜層を結晶化させて酸化物超電導薄膜を作製する酸化物超電導薄膜作製工程とを備えている。 (もっと読む)


【課題】酸化物超電導薄膜に生じる引張応力を解消して超電導特性の劣化が抑制された高品質の酸化物超電導線材を製造することができる。
【解決手段】基板の表面に設けられた超電導材原料の塗膜を焼成して酸化物超電導薄膜を形成することにより、基板と酸化物超電導薄膜とが一体となった酸化物超電導線材を製造する超電導線材焼成炉であって、上方に向けて凸曲した断面円弧状の凸曲面を有する台座を備え、基板の酸化物超電導薄膜が形成される側の表面を上側にし、かつ基板を台座の凸曲面に沿って湾曲させた状態で焼成するように構成されている超電導線材焼成炉。また、基板の酸化物超電導薄膜が形成される側の表面を上側にし、かつ基板を上方に向けて凸曲するように断面円弧状に湾曲させた状態で焼成する酸化物超電導線材の製造方法。 (もっと読む)


【課題】基材上に均一な超電導膜を形成すること。
【解決手段】排出口30は、超電導原料溶液40から基材10が引き上げられる界面41の面積を規定する。また、界面41における、排出口30と基材10との位置関係は、基材10が引き上げられるときに基材10に付着する超電導原料溶液40のメニスカスの形状が基材10の幅方向でほぼ同一になるように設定されている。好ましくは、基材10の幅方向の端部から排出口30の壁面までの距離L1,L2が、0<L1,L2≦10[mm]の範囲内とされている。 (もっと読む)


【課題】基材の長手方向に均一な膜厚の超電導膜を形成すること。
【解決手段】基材10が引き上げられるときに基材10に付着する超電導原料溶液40のメニスカス50を、基材10表面に付着する引き上げ方向のメニスカスの長さをy、基材10表面に直交する方向のメニスカスの長さをxとした場合、0<y/x≦3の範囲にすることで、基材10の引き上げ時のメニスカス50の形状を安定させ、基材からの超電導原料溶液40の液だれを抑制する。 (もっと読む)


【課題】フレキシブル性に富み安定化テープが剥がれることがなく、酸化物超電導層の安定化を好適に図ること。
【解決手段】酸化物超電導層113の表面に導電性の第1安定化層114が成膜されたテープ状酸化物超電導体110と、第1安定化層114の表面に配設される導電性の第2安定化テープ120とを、ハンダ130を介して接合する。ハンダ130は、第1安定化層114の幅方向の両端部を除く中心領域に長手方向に亘って配置されている。 (もっと読む)


【課題】超電導線材の長尺化及び特性向上を図ることができ、全長にわたって安定した特性を得ることができる酸化物超電導線材及び酸化物超電導線材の製造方法を提供すること。
【解決手段】Y系超電導線材10は、テープ状の無配向金属基板11と、テープ状の無配向金属基板11上にIBAD法を用いて成膜された第1中間層(シード層)12とからなるテープ状線材13と、テープ状線材13上にRTR式のRF−magnetronsputtering法により、第1中間層(シード層)12の側面まで延びた側面部14aを有する第2中間層(キャップ層)14とを備える。 (もっと読む)


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