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Fターム[4G047JA05]の内容

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Fターム[4G047JA05]に分類される特許

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【課題】交流損失が小さい超電導ケーブル、及びその製造方法を提供する。
【解決手段】超電導ケーブル1は、磁性材料からなる磁性基板上に超電導相が形成された薄膜線材120を螺旋状に巻回してなる多層構造の超電導線材層(超電導導体層12,超電導シールド層14)を具える。各超電導線材層は、薄膜線材120を巻き付け半径R(n)(m)、巻き付けピッチP(n)(m)で巻回することで形成されている。n層目の超電導線材層に実効値I(n)(Arms)の交流電流が流されたときに、この層の外側に形成される外側磁場をB(n)out(T)、内側に形成される内側磁場をB(n)in(T)とし、B(n)out>B(n)inを満たすとき、薄膜線材120の超電導相が外周側を向いて巻回され、B(n)out<B(n)inを満たすとき、薄膜線材120の超電導相が内周側を向いて巻回されていることで、交流損失が小さい。 (もっと読む)


【課題】低コストで結晶の緻密度や配向性の高い酸化物超電導体の薄膜を形成することが可能な酸化物超電導線材の製造方法を提供する。
【解決手段】本発明に係る酸化物超電導線材の製造方法は、酸化物超電導体からなる粉末を準備する工程(S10)と、粉末をエアロゾル化する工程(S30)と、エアロゾル化する工程により形成されたエアロゾルを、基板の主表面上に噴射する工程(S40)とを備える。上記粉末は酸化物超電導体を形成するための前駆体からなる粉末であってもよい。噴射する工程の後に、噴射する工程により形成される薄膜を酸化物超電導体の緻密膜に変換する工程(S50)をさらに備えており、変換する工程における薄膜の内部の温度が、薄膜の基板から離れた領域から基板に近づくにつれて高くなることが好ましい。 (もっと読む)


【課題】小径でありながら、事故時の温度上昇を抑制することができる超電導ケーブルを提供する。
【解決手段】超電導ケーブル100は、中心から順にフォーマ11、超電導導体層12、電気絶縁層13、超電導シールド層14、保護層15を有するケーブルコア10を具える。超電導シールド層14は、シールド用超電導線材1sから構成され、その内周側及び外周側の双方に、銅などからなる常電導シールド層を具えていない。シールド用超電導線材1sにおける常電導相が占める割合が、超電導導体層12を構成する導体用超電導線材1cにおける常電導相が占める割合よりも小さい。超電導ケーブル100は、常電導シールド層を具えていないことで小径である。超電導シールド層14は、常電導相が少ないシールド用超電導線材1sからなることで、事故時に誘導電流が流れ難く、当該常電導相への誘導電流による発熱に伴う温度上昇を抑制できる。 (もっと読む)


【課題】本発明は、安定したプルームを長時間均一に発生させ、長尺の基材に対し均一な膜質の酸化物超電導層を生成することを可能とする方法の提供を目的とする。
【解決手段】本発明は、レーザー光をターゲットに集光照射し、プルームを生成させ、該プルームからの粒子をテープ状の長尺基材上に堆積させて酸化物超電導層を形成する方法であって、減圧チャンバー内部の転向部材間に長尺基材が複数の隣接するレーンを構成するように巻き掛け、長尺基材のレーンに近接させてターゲットを配置し、ターゲットに対してレーザー光を集光照射する集光手段を設けたレーザー蒸着装置を用い、集光手段の焦点距離を1.0〜2.0mの範囲に、レーザー光のエネルギー密度を1.0〜4.0J/cmの範囲に設定し、ターゲットに対し斜め方向からレーザー光を集光照射しターゲット上で走査し、レーザー光の照射位置毎にプルームを発生させて成膜する方法である。 (もっと読む)


【課題】連続的で長さの長い超伝導体リボンまたはテープまたはワイアを形成する方法および装置を提供する。
【解決手段】超伝導層を成長させるために用いる材料を移動するテープ上に連続的に堆積させる。繰り出しリール401および取り込みリール406を使用してそれぞれテープ基板を一定の速度で繰り出し巻き取る。一連のステージを用いてこのテープ上に超伝導層を形成し、超伝導層形成に用いられるテープ基板上に1つまたは複数の材料を堆積させる少なくとも1つの反応炉すなわち反応チャンバ601cと、超伝導体と金属テープ基板の間、または超伝導体層間にバッファ層を堆積させるため、ならびにコーティング層を堆積させる1つまたは複数のチャンバ601a、601bとが備えられる。また、各ステージ間で移行チャンバ701を使用してエッチング・ステージを他の諸ステージと分離することが好ましい。 (もっと読む)


【課題】低温磁場中で高臨界電流密度を有すると共に、77Kの自己磁場中においても、高臨界電流密度を維持することができるBi2223酸化物超電導体及びその製造方法を提供する。
【解決手段】Bi、Pb、Sr、Ln、Ca、Cu、OからなるBi2223酸化物超電導体であって、Lnは、La、Ce、Pr、Nd、Pm、Sm、Eu、Gd、Tb、Dy、Ho、Er、Tm、Yb、Luから選ばれた1種以上であり、SrとLnとの組成比が以下の組成比である。
Sr:Ln=(1−x):x (但し、0.002≦x≦0.015)
前記Bi2223酸化物超電導体は、Bi2223酸化物超電導体を構成する元素を含む材料を溶液中でイオン化する工程と、高温雰囲気に溶液を噴射して溶媒除去と熱分解反応を行うことにより、酸化物超電導体を構成する原子を含む粉末を製造する工程とを備えるBi2223酸化物超電導体の製造方法により製造される。 (もっと読む)


【課題】超電導線材の製造に用いる酸化物超電導薄膜の製造方法として、厚膜の酸化物超電導薄膜であっても、酸素導入過程においてクラックを発生せず、その結果、高いIc値を有する酸化物超電導薄膜の製造方法とを提供し、また高Ic値を有する超電導線材を提供する。
【解決手段】超電導線材の製造に用いる酸化物超電導薄膜の製造方法であって、酸化物超電導薄膜を形成した後の酸素導入過程において、酸素濃度を上昇させながら熱処理を行う酸化物超電導薄膜の製造方法。熱処理は、酸素濃度1ppm以上の雰囲気下で、酸素濃度をPとした場合の常用対数logPが、毎分0.5以下で上昇するように酸素濃度を制御しながら行われる。酸化物超電導薄膜の形成は塗布熱分解法により行う。 (もっと読む)


【課題】高温超伝導体(HTS)、特に被覆導体として知られる高温超伝導体、及び該被覆導体の形状の自由度を改善することを可能にする被覆導体の製造プロセスを提供する。
【解決手段】第1の予め製造されたテープ形状の被覆導体1の最上層上に第2の基板2層を備え、第1の予め製造された被覆導体のHTS層を、中立軸位置の領域とするステップと、第2の基板層で覆われた第1の予め製造された被覆導体をその長手方向軸の周りに曲げて、内側の基板層と外側の基板層との間に挟まれたHTS層を備えた、本質的に丸い断面を備えた被覆導体を得るステップと、を含む方法 (もっと読む)


【課題】磁場中において高い超電導特性を有する超電導線材及びその製造方法を提供する。
【解決手段】金属基板11上に中間層12を介してイットリウム系超電導層13が形成されてなる超電導線材1において、イットリウム系超電導層をランタノイド系元素を含む構成とする。このとき、該超電導層中のイットリウムの組成をY、ランタノイド系元素の組成をLとしたとき、組成比L/(L+Y)が0.01〜0.40となるようにする。 (もっと読む)


【課題】超電導線材の交流損失を低減することができる基板、基板の製造方法、超電導線材および超電導線材の製造方法を提供する。
【解決手段】本発明の基板は、銅層と、銅層上に形成され、かつ銅およびニッケルを含む合金層と、合金層上に形成されたニッケル層と、ニッケル層上に形成された中間層とを備えている。合金層とニッケル層との界面における合金層のニッケルの濃度よりも、合金層と銅層との界面における合金層のニッケルの濃度が小さい。 (もっと読む)


【課題】ニッケルめっき層表面の配向性および平坦性を向上しうる基板およびその製造方法を提供すること。
【解決手段】本発明は、めっき法を用いて銅層上にニッケル層が形成された基材を準備する工程と、前記ニッケル層を800〜1000℃で熱処理する工程と、前記ニッケル層を熱処理する工程の後に前記ニッケル層上に被覆層をエピタキシャル成長させる工程とを備えた、基板の製造方法に関する。 (もっと読む)


【課題】高い臨界電流値を有するBi2223酸化物超電導線材を安定して製造できる製造方法を提供する。
【解決手段】銀または銀合金製の金属管に、長手方向に垂直な断面の形状が渦巻き状の銀または銀合金製の金属シートを挿入してシースを作製するシース作製工程と、シースにBi2223酸化物超電導体の前駆体粉末を充填する前駆体粉末充填工程と、前駆体粉末が充填されたシースを伸線する伸線工程と、伸線されたシースを圧延する圧延工程と、圧延されたシースを熱処理する熱処理工程とを備えるBi2223酸化物超電導線材の製造方法。 (もっと読む)


【課題】MgとBとの反応における不均一を抑制し、線材の長尺化が可能で、超電導性能が高いMgB超電導線材を提供する。
【解決手段】二ホウ化マグネシウムを含む超電導コア部と、この超電導コア部を覆う安定化層とを含む超電導線材であって、前記超電導コア部が、二ホウ化マグネシウム粉末の焼結領域である外周部と、マグネシウム粉末及びホウ素粉末を混合して反応させた反応領域である中心部とを有する。 (もっと読む)


【課題】本発明は、結晶配向性に優れ、超電導特性に優れた酸化物超電導層を形成するための基となるIBAD−MgOなどの中間層の下地として望ましい層を備え、IBAD−MgOなどの中間層の結晶配向度を更に高めることができる構造を備えた酸化物超電導導体用基材の提供を目的とする。
【解決手段】本発明は、金属基材21上に、ZrO−Y混合酸化物のベッド層22とイオンビームアシスト法により成膜された中間層23とが備えられ、酸化物超電導層が積層されて酸化物超電導導体の基材として利用されることを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】超電導層への水分の侵入を抑えるとともに、外部からの機械的あるいは化学的なダメージを受け難い構造を有することにより、臨界電流密度の低下を抑制し、良好な超電導特性を有する超電導線材とその簡便な製造方法を提供する。
【解決手段】本発明に係る超電導線材100は、長尺状の第一基材1の一方の面に、中間層2、超電導層3、保護層4の順に重ねて配してなる第一基体10と、該保護層4に重なり、安定化材から構成された長尺状の第二基材5からなる第二基体20とを少なくとも備え、前記第二基体20の前記保護層4と対向する面には、その長手方向に連続する凹部が配されており、該凹部の内底面が前記保護層4と導電性の接合部材6を介して接合され、かつ、前記超電導層3は、その側面が全て該凹部内に収まるように配されたことを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】超電導層の安定化と交流損失の低減が可能で、且つ簡便に製造できる超電導線材の提供。
【解決手段】金属基材11の表面11c側に金属酸化物からなる中間層12、超電導層13及び第一の金属安定化層14がこの順に積層され、中間層12に達して第一の金属安定化層14及び超電導層13を幅方向に分割する第一の溝18及び第二の溝19が、第一の金属安定化層14及び超電導層13に、長手方向に沿って一体に形成され、金属基材11の裏面11d側に第二の金属安定化層16が積層され、第二の金属安定化層16が、超電導層13と電気的に接続されていることを特徴とする超電導線材1。 (もっと読む)


【課題】交流損失の低減が可能である超電導ケーブルを提供する。
【解決手段】超電導ケーブルは、フォーマ11の外周に複数の超電導線材120をスパイラル巻きして形成された超電導導体層を有するケーブルコアを備え、超電導導体層は、ケーブルコアの径方向に超電導線材120が積層された多層構造である。そして、超電導導体層において、内周側の層12aの外周には、同じように超電導線材120をスパイラル状に巻回して外周側の層が形成され、内周側の層と外周側の層との間に磁性材料からなる磁場平滑化層12mが設けられている。 (もっと読む)


【課題】臨界電流密度が従来より飛躍的に高い長尺の酸化物超電導多芯線を製造することができる酸化物超電導多芯線の製造方法を提供する。
【解決手段】酸化物超電導体のフィラメントが金属で被覆された断面が平角形状のセグメントを所定数積層して積層体を作製する積層体作製工程と、積層体の周囲を、金属製テープにより連続的に被覆する被覆工程と、被覆された金属製テープの継ぎ目を連続して接合して平角多芯母線を作製する多芯母線作製工程とを有する酸化物超電導多芯線の製造方法。 (もっと読む)


【課題】交流損失の低減効果が高い超電導線材の提供。
【解決手段】金属基材11上に金属酸化物からなる中間層12、超電導層13及び金属安定化層14をこの順に積層し、金属安定化層14に、長手方向に沿って第一の溝18を形成して超電導層13を露出させ、露出させた超電導層13に、長手方向に沿って第二の溝19を形成して中間層12を露出させ、この時、金属基材11の中間層12積層面(表面11a)に対して略平行な方向において、第二の溝19の幅を第一の溝18の幅よりも狭くして、超電導線材1とする。 (もっと読む)


【課題】高温超電導線材に働く剥離力が十分に低減され、安定した超電導特性を得ることができる離形材付き高温超電導線材およびこの高温超電導線材を用いた超電導コイルを提供すること。
【解決手段】本発明に係る離形材付き高温超電導線材1は、テープ状の高温超電導線材10の表面の少なくとも一部に離形材層20が形成されたものである。本発明に係る超電導コイル7は、離形材付き高温超電導線材1を用いたものである。 (もっと読む)


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