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Fターム[4G047JA05]の内容

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Fターム[4G047JA05]に分類される特許

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【課題】中間層が外曲げの状態になることなく基板を搬送することが可能で、また、溶液塗布時、基板を一定状態に支持して超電導材原料溶液を安定的に均一に塗布することが可能であり、安定した品質の酸化物超電導線材を製造することができる製造装置を提供する。
【解決手段】巻出しリールから巻出される基板を中間層が内側となるように曲げて溶液塗布部の方向に案内する巻出し側ガイドロールと、酸化物超電導線材を酸化物超電導薄膜が内側となるように曲げて巻取りリールの方向に案内する巻取り側ガイドロールと、中間層の表面である塗布面とは反対側に位置する基板の下表面を吸着した状態で基板を搬送する吸引搬送機構とを備え、吸引搬送機構で基板の動きを規制した状態で超電導材原料溶液を塗布するよう構成されている酸化物超電導線材の製造装置。 (もっと読む)


【課題】溶接時に酸化物超電導体の前駆体粉末が変質したり、前駆体粉末に吸着した水分によりバルーニングが発生したりすることがない長尺で均一な性能を有する酸化物超電導線材を安価に製造する方法および装置を提供する。
【解決手段】帯状の金属板材を、水平面に対して45°以上の角度で上方から下方に連続的に供給する金属板材供給工程と、供給された金属板材を、断面形状をO字状に成形すると共に、成形された金属板材の継ぎ目を連続的に溶接して被覆管を形成する被覆管形成工程と、形成された被覆管の内部に、酸化物超電導体の前駆体粉末を、溶接を行っている箇所よりも下方の位置で連続的に充填する前駆体充填工程と、酸化物超電導体の前駆体粉末が充填された被覆管を圧延または引き抜きする被覆管加工工程とを有している酸化物超電導線材の製造方法およびそれに用いる製造装置。 (もっと読む)


【課題】交流損失の増大を抑制し、かつ臨界電流密度の低下を抑制する超電導線材および超電導線材の製造方法を提供する。
【解決手段】超電導線材10は、超電導体11と、第1のパイプ12と、バリア部13とを備えている。超電導体11は、Bi2223相を主相とし、残部が不可避的不純物である。第1のパイプ12は、超電導体を被覆する。バリア部13は、第1のパイプ12を被覆し、かつBi2223相を主相とし、残部が不可避的不純物である。 (もっと読む)


【課題】
本発明は、従来の概念では想起し得なかった構造を持つ超電導デバイスを提供するものである。
【解決手段】
本発明の超電導素子は、導電性材料からなる導電部材と、この表面を被覆する絶縁性材料からなる被覆層と、この被覆層中に埋め込まれている超導電性材料からなる多数のナノ細線からなり、前記ナノ細線の一端が前記導電部材に電気的に接続され、他端が前記被覆層中に埋没されてなることを特徴とする。
本発明は、前記の超電導素子において、前記ナノ細線が、幹より多数の枝が分岐されてなる樹木状であることを特徴とし、前記の超電導素子において、前記超導電性材料がMgBであり、絶縁性材料がMgOであることを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】金属基板上の中間層及び超電導層の配向度を向上させる。
【解決手段】線材送出部11と線材巻取部14との間に、配向熱処理部12と中間層成膜部21を配置し、この装置全体を還元性雰囲気に制御されたチャンバー15内部に配置した。中間層成膜部21は、それぞれ加熱部を備えたRFスパッタリング装置からなる第1中間層成膜部21a、第2中間層成膜部21b及びRFスパッタリング装置からなる第3中間層成膜部21cにより構成され、線材送出部から送出されたNi−W合金テープは、配向熱処理部で2軸配向化され、第1乃至第3中間層成膜部において、それぞれCeO、YSZ及びCeOが蒸着され、さらにその上にTFA−MOD法により厚さ1.0μmのYBCO層が成膜された。2軸配向後のNi−W合金基板及びCeO中間層の面内配向度は、それぞれΔφ=6.5度及び6.0度を示し、YBCO層はIc=300A/cm−w、Jc=3.0MA/cmの値を示した。 (もっと読む)


【課題】臨界電流値が高い厚膜テープ状Re系(123)超電導体を製造する。
【解決手段】配向NiーW基板上に、Y及びBaのトリフルオロ酢酸塩とCuのナフテン酸塩をY:Ba:Cu=1:1.5:3となるように溶解した原料溶液を塗布し加熱する工程を16回繰り返して、YBCO超電導体の仮焼膜を形成した後、室温から結晶化熱処理温度730℃までの昇温過程とこれに続く恒温過程により結晶化熱処理を施した。熱処理温度500℃で水蒸気分圧1.05vol%で水蒸気を炉内に導入し、最高熱処理温度到達前の690℃で水蒸気分圧を2.6vol%に増加させた後、最高熱処理温度の730℃に到達後30min経過した時にさらに水蒸気分圧を4.2vol%に階段状に増加させて恒温過程でこの水蒸気分圧を維持した。このYBCO酸化物超電導体のJc値は、膜厚約2.0μmで1.48MA/cmの値を示した。 (もっと読む)


【解決課題】配向性基板を適用する超電導線材について、基板の配向性を従来よりも改善し、高特性を発揮し得る超電導線材を提供することを目的とする。
【解決手段】本発明は、結晶配向金属からなる基板上に、少なくとも1層の中間層と、酸化物超電導材料からなる超電導材層が形成された超電導線材において、前記結晶配向金属からなる基板は、{100}<001>立方体集合組織を有する銅層と、前記銅層の上に形成され、厚さ1〜5000nmのニッケルからなる配向性改善層とからなり、前記基板表面における結晶軸のずれ角ΔφがΔφ≦5°であることを特徴とする超電導線材である。この配向性改善層により、基板表面の配向度を改善することができる。そして、配向性改善層は、その表面にパラジウムを膜厚相当で30nm以下含むものとすることで、その平滑性が改善されると共に、その後の形成される中間層等の成膜性も改善される。 (もっと読む)


【課題】
従来の超伝導薄膜線材をスリットして積層し、銀コーティングおよび銅メッキを施すことにより、最終ワイヤの形態が円形を呈して線材間の接合および巻線作業が容易である、超伝導薄膜線材を用いた円形ワイヤの製造方法および超伝導薄膜線材を用いた円形ワイヤの提供。
【解決手段】
超伝導薄膜線材をスリットする第1段階と、前記スリットされた超伝導薄膜線材に銀コーティングを施す第2段階と、前記銀コーティングされた超伝導薄膜線材を、断面が四角形を呈するように積層する第3段階と、前記積層された超伝導薄膜線材を乱れないように固定する第4段階と、前記積層固定された超伝導薄膜線材を熱処理して銀の間を拡散接合させる第5段階と、前記超伝導薄膜線材の表面を銅メッキして断面円形の形状にする第6段階とを含んでなる、超伝導薄膜線材を用いた円形ワイヤの製造方法を提供する。 (もっと読む)


【課題】高い生産性を示し、効率的に製造可能な超電導線材およびその製造方法を提供する。
【解決手段】超電導線材の製造方法は、準備工程と、溶液塗布工程と、前駆体膜を形成する工程としての仮焼成工程と、焼成前処理工程と、焼成工程とを備える。溶液塗布工程では、テープ状基材の表面に、超電導体を構成する元素を含む溶液を塗布し、溶液膜を形成する。仮焼成工程では熱処理することにより、テープ状基材の表面の溶液膜から超電導体の前駆体膜であるMOD膜を形成する。焼成前処理工程では、MOD膜が形成されたテープ状基材である線材20を巻回してパンケーキ状コイルを形成するとともに、パンケーキ状コイルにおける径方向に隣接するテープ状基材の部分の間に反応抑制層19を配置する。焼成工程では、パンケーキ状コイルに対して熱処理を行なうことにより、MOD膜から超電導層を形成する。 (もっと読む)


【課題】帯状の基材の幅方向において膜厚や特性が均一な薄膜を効率良く成膜することができ、構成粒子の収率及び生産性の向上を図ることが可能な成膜方法を提供する。
【解決手段】成膜方法は、レーザ光Lをターゲット6の表面に照射して、このターゲット6の構成粒子6Aを叩き出し若しくは蒸発させ、この構成粒子6Aを帯状の基材上に堆積させることにより薄膜を形成する成膜方法であって、前記レーザ光Lが前記ターゲット6の表面に照射する位置を、前記基材の幅方向と同じ方向に振幅させ、前記基材を、転向部材に該基材の裏面が接しつつ長手方向に移動する状態として、前記構成粒子6Aの堆積領域内を通過させることにより、前記基材の表面上に前記構成粒子6Aを堆積させ、前記基材の表面上に薄膜を形成する。 (もっと読む)


本発明は、充填ワイヤにおいて超伝導材料として使用することができる、特定の品質の二ホウ化マグネシウムの製造および使用に関する。 (もっと読む)


【課題】臨界電流密度Jを実質的に増加させる超伝導線材を作製する方法を提供する。
【解決手段】超伝導線材を作製する方法であって、延伸中間要素が、変形ステップで初期要素から形成され、最終反応熱処理により、超伝導フィラメントが形成される方法は、最後の反応熱処理に先立って、変形ステップに続く1つ以上の高圧高密度化ステップにおいて中間要素中のフィラメントの密度が高められ、前記高密度化ステップでは、軸長Lを有する中間要素の一部分上に高圧P≧100MPaがつくり出され、延伸中間要素の軸に対して垂直な少なくとも4つの硬表面へ同時に作用されることを特徴とする。このことが、臨界電流密度Jを実質的に増加させ、これによって、異方性因子Γはほとんど影響を受けることなく、ほぼ等方性の線材またはテープの生産が可能になる。 (もっと読む)


【課題】基材の表面に超電導薄膜を形成させる際に、ヒーターなど基材以外の表面に堆積した蒸着物を容易に除去して厚膜で均一な超電導薄膜を連続して形成することができる薄膜超電導線材の製造方法および製造装置を提供する。
【解決手段】テープ状の基材を、裏面側に配置された支持部に沿って長尺方向に走行させる基材走行ステップと、前記基材の表面に薄膜材料の蒸発物を蒸着させて超電導薄膜層を連続的に形成する薄膜形成ステップと、前記基材の走行方向とは垂直の方向に前記基材を往復移動させて、前記基材の表面以外の領域に蒸着した薄膜材料を除去する蒸着物除去ステップとを有している薄膜超電導線材の製造方法および製造装置。 (もっと読む)


【課題】REBaOとBa−Cu−O系混合原料との固液反応を用いることにより、RE123系酸化物超電導体を形成する方法は、低温で保持部材が金属シースの単芯線材または多芯線材を形成する方法であったが、臨界電流Icおよび臨界電流密度Jcの値が低く、しかもそれらの再現性に乏しいという課題があった。
【解決手段】少なくともREBaOとBa−Cu−O系原料とを含む混合原料を保持部材の内部に保持した状態で、混合原料を加熱することにより、REを含む複合相前駆体を形成する工程と、複合相前駆体を形成する工程を行なった後に保持部材の内部に保持された複合相前駆体を加圧することにより、複合相前駆体を緻密化する工程と、緻密化された複合相前駆体に、酸素を含む雰囲気中で熱処理を行なう工程とを備える、RE123系酸化物超電導体の製造方法を用いる。 (もっと読む)


組紐にされたBi2Sr2CaiCu2x(Bi−2212)ストランドの磁石コイルを良好に熱処理する方法が提供されている。Bi−2212コイルは、標準的な丸ワイヤパウダーインチューブ技術を用いて製造され、炭素質バインダが組み込まれたセラミック−ガラス組紐と組紐にされる。このコイルは、高電流密度相反応シーケンス下で雰囲気が制御された炉中で加熱されて炭素質バインダが焼失され、かつ排気されて不必要なガスが巻線の内側から除去される。次いで、酸素環境が導入されて、コイルが高Jc反応温度に熱処理され、次いで、通常通り処理される。特に酸素濃度といったワイヤの表面の局所的な雰囲気が良好な反応シーケンスのために重要であるため、これにより、高電流Bi−2212コイルを得ることが可能である。 (もっと読む)


ワイヤの機械的な完全性を維持する一方で、2本の積層ワイヤを共に接合する2面ジョイントが開示されている。2面ジョイントは、テーパ端部を有した2本の積層HTSワイヤを接合することができ、底部ストラップおよび頂部ストラップを備えている。一態様では、積層した繋いだ超伝導体ワイヤは、超伝導体ジョイントを備えており、それは、第1および第2超伝導体ワイヤを備えている。各ワイヤは、ラミネート層と、該ラミネート層上の基板層と、該基板層上の緩衝層と、該緩衝層上の超伝導体層と、該超伝導体層上の空隙層と、該空隙層上のラミネート層とを備えている。各ワイヤは、第1積層ワイヤの第2ラミネート層と第2積層ワイヤの第2ラミネート層とに電気的に接続する第1HTSストラップと、第1ラミネート層に近接したバッキング・ストラップを備えている。
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【課題】超電導線材を超電導体で接続した超電導線材及びその製造方法を提供する。
【解決手段】c軸面を主面とした第1超電導層を有する第1超電導線と、前記第1超電導体と並置され、c軸面を主面とした第2超電導層を有する第2超電導線と、前記第1超電導層の前記主面と、前記第2超電導層の前記主面と、にそれぞれ接続され、前記第1超電導層と前記2超電導層とを電気的に接続する超電導体からなる超電導接続体と、を備えたことを特徴とする超電導線材を提供する。 (もっと読む)


【課題】超電導層中に磁束ピンニング点を微細分散させることにより、磁場印加角度依存性に優れたY系酸化物超電導線材を得る。
【解決手段】2軸配向性を有する高配向性金属基板11上に、MOD法によるCe―Zr―O酸化物からなる拡散防止層12a及びRFスパッタ法によるCeO酸化物からなる反応防止層12bを順次積層した2層構造の中間層12並びにTFA―MOD法によるYBaCuからなる第1の超電導層13a及びTFA―MOD法によるY(Ce、Zr)BaCuからなる第2の超電導層13bを順次積層した2層構造の超電導層13を形成し、第2の超電導層13b中に微細に分散したBaCeO、BaZrO不純物粒子とこの粒子近傍の無配向領域が磁束ピンニング点を形成することにより、Y系酸化物超電導線材10の磁場印加角度依存性を著しく向上させることができる。 (もっと読む)


【課題】同一種類の構成元素からなり異なる金属モル濃度の酸化物超電導層を積層して超電導特性を向上させる。
【解決手段】酸化物超電導線材10は、Ni―W合金基板11上に、中間層12及び超電導層14を順次積層した構造からなり、中間層12は、Ce―Zr―O酸化物からなる第1中間層12a及びCeO酸化物からなる第2中間層12bを順次積層した2層構造を有し、超電導層14は、YBaαCuからなる第1の超電導層13a、YBaβCuからなる第2の超電導層13b及びYBaγCuからなる第3の超電導層13cからなる3層構造を有しており、α<β<γ≦2で第2中間層12b上から順次Baのモル比が2以下の範囲で増加するように配合されている。各超電導層は、TFA―MOD法により同一組成からなる複数の仮焼膜の積層体を一括して本焼することにより形成される。 (もっと読む)


【課題】 高い臨界電流値を有する長尺Bi2223酸化物超電導線材を製造ために、熱処理において有効なBi蒸気を発生する熱処理部材およびそれを用いたBi2223酸化物超電導線材の製造方法を提供する。
【解決手段】 熱処理によってガス化して消失する材料からなるバインダと、セラミック繊維と、Biを含む酸化物からなるBi2223酸化物超電導線材の熱処理用セラミックシートと、前駆体Bi2223酸化物超電導線材を共に巻回し、熱処理することを特徴とするBi2223酸化物超電導線材の製造方法である。 (もっと読む)


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