説明

Fターム[4G047KB14]の内容

重金属無機化合物 (11,210) | 製法−固体原料の焼成によるもの (372) | 焼成工程 (218) | 焼成条件 (210) | 雰囲気、圧力 (94) | 酸素雰囲気 (33)

Fターム[4G047KB14]に分類される特許

1 - 20 / 33


【課題】中間層が高度に配向しており、さらに表面が平滑な中間層の上に超電導層を設けても、中間層と酸化物超電導層とが強く密着し磁場応用においても剥離が発生せず、酸化物超電導層の高配向性を維持した超電導特性に優れた酸化物超電導薄膜線材を提供することができる酸化物超電導薄膜線材を提供する。
【解決手段】金属基板とその上に設けられた中間層とを備える結晶配向基材上に酸化物超電導層が設けられている酸化物超電導薄膜線材であって、酸化物超電導層と中間層のキャップ層との間に、酸化物超電導層とキャップ層との反応、もしくは酸化物超電導層とキャップ層との間における金属元素の拡散、による界面層が形成されていることを特徴とする酸化物超電導薄膜線材。また、界面層の厚みが、100nm以下である酸化物超電導薄膜線材。さらに、キャップ層の表面粗さRaが、10nm以下である酸化物超電導薄膜線材。 (もっと読む)


【課題】高い臨界温度Tc(onset)を有し、かつ高い臨界電流値(Ic)を有するBi系超電導線材およびその製造方法を提供する。
【解決手段】Bi系超電導線材1は、BixPbySr2Ca2Cu310+δ(δは0.1以上0.3以下)の組成式で表された組成を有し、かつ、組成におけるx+yは1.87以上1.98以下であり、y/xの値が0.20以上0.23以下であるモル比率で構成されている超電導体2を有している。 (もっと読む)


【課題】臨界電流値が高い厚膜のテープ状RE系(123)超電導体を製造する。
【解決手段】ハステロイ基板上にGdZrおよびCeOを順次形成した複合基板上に、RE1+XBa2−XCu(ここでREは、Y、Nd、Sm、Gd、Eu,Yb、Pr又はHoから選択された少なくとも1種以上の元素を示す。以下同じ。)からなるRE系(123)超電導体を構成する金属元素を含む原料溶液を塗布し、仮焼熱処理を施す。原料溶液は、有機溶媒とフッ素を含む金属有機酸塩の混合溶液からなる。仮焼成熱処理を施した後、前記仮焼成処理の温度より高く、且つ、超電導体生成の熱処理より低い温度で中間熱処理を施し、次いで、超電導体生成の熱処理を施すことにより、YBCO超電導膜を有するテープ状RE系(123)超電導体を製造する。 (もっと読む)


【課題】原料の種類が増えるのを抑制しつつ臨界電流特性を良好にする。
【解決手段】基材と、前記基材上に形成され、希土類元素とCuO鎖とCuO面とを含んで構成されたRE系超電導体ユニットを複数含有する超電導層と、複数ある前記CuO鎖のうち、前記超電導層と前記超電導層の前記基材側に隣接する層との界面周囲の前記RE系超電導体ユニット中に存在し、前記RE系超電導体ユニットの格子定数により定まるCuO鎖の長さよりも1.2倍以上2倍以下積層方向に長いCuO鎖と、前記長いCuO鎖に対して積層方向に隣接して存在する刃状転位と、を備える酸化物超電導薄膜。 (もっと読む)


【課題】FF−MOD法を用いて、厚膜化することにより、充分に高いIcの酸化物超電導薄膜を安定して提供する。
【解決手段】MOD法を用いて、フッ素を含まない有機金属化合物溶液の塗膜の仮焼熱処理、および仮焼膜の本焼熱処理により酸化物超電導層を作製する工程と、酸化物超電導層の上に非超電導物質からなる層を形成する工程と、非超電導物質からなる層上に、MOD法を用いて酸化物超電導層を作製すると共に、酸化物超電導層作製時の加熱により、非超電導物質と酸化物超電導層とを化学反応させて、ピン止め点として機能する反応生成物が分散した分散層を作製する工程とを備えているREBCO系酸化物超電導薄膜の製造方法。MOD法を用いて作製される酸化物超電導層を複数層備え、各酸化物超電導層の間に、ピン止め点として機能する非超電導物質が分散された分散層が形成されているREBCO系酸化物超電導薄膜。 (もっと読む)


【課題】基板の表面粗さに起因する超電導特性の低下を抑制し、かつ、生産効率の良い、Re系酸化物超電導線材を提供すること。
【解決手段】基板11の直上にMOD法により第1中間層12を形成し、第1中間層12の上にMOD法により酸化セリウムからなる第2中間層13を形成し、第2中間層13の直上にMOD法によりReBaCuOからなる超電導層14を形成する。これにより、第1中間層12、第2中間層13及び超電導層14を全てMOD法により作製するので、速い製造速度で、かつ、低い設備コストで、Re系酸化物超電導線材10を作製できる。第1中間層12の塗布工程時に、基板11の凹凸面11aの凹凸が溶液によって平滑化されるので、基板11の表面を電解研磨などによって平滑化しなくても済む。さらに、中間層を多層構造としているので、クラックの発生を抑制できる。 (もっと読む)


【課題】処理時の金属管からの元素汚染を防ぎ、かつ、熱処理後もその形状を保持することができるCIC導体を提供する。
【解決手段】酸化物超電導ケーブル10は、銀又は銀マトリックス1中に多数本の酸化物超電導フィラメント2を配置した多芯構造の超電導線3の3本を撚り合わせて形成した撚線導体の外周をテープ状のバリア材4で巻回し、これを金属管5内に収容して形成される。
金属管5と撚線導体との間の空隙6,7内に酸化物超電導フィラメント2を臨界温度以下に保持するための冷媒が圧送される。 (もっと読む)


【課題】任意の基板上に成膜され、基板から厚み方向に1750nm以内の領域で良好に配向した配向酸化物膜を提供する。
【解決手段】基板上にフッ素を含む酸化物前駆体の薄膜を形成し、前記基板を加熱炉に設置し、加湿酸素含有ガス雰囲気下において磁場を印加しながら熱処理を施すことを特徴とする配向酸化物膜の製造方法。 (もっと読む)


【課題】MOD溶液の塗膜を仮焼する際に、表面に発生する荒れが抑制された仮焼膜を形成して、その後の本焼により優れた超電導特性を有する酸化物超電導薄膜を作製することができる酸化物超電導薄膜の製造方法を提供する。
【解決手段】超電導線材の製造に用いる酸化物超電導薄膜を、金属有機化合物を原料とし、塗布熱分解法により製造する酸化物超電導薄膜の製造方法であって、基板上に金属有機化合物の溶液を塗布して塗膜を作製する塗膜作製工程と、塗膜の金属有機化合物に含有される有機成分を熱分解、除去して、仮焼膜を作製する仮焼熱処理工程と、仮焼膜を結晶化させて、酸化物超電導薄膜を作製する本焼熱処理工程とを備えており、仮焼熱処理工程において、仮焼熱処理温度に至るまでの昇温を大気圧より高い圧力雰囲気下で行う。 (もっと読む)


【課題】優れたJc(臨界電流密度)やIc(臨界電流値)を有する高温超電導線材を製造することができる酸化物超電導薄膜の製造方法を提供する。
【解決手段】配向金属基板上1に、中間層2および超電導層3が形成されている酸化物超電導薄膜の製造方法であって、配向金属基板を、真空雰囲気あるいは還元雰囲気に設けた熱処理室22内で、配向金属基板上に形成された酸化層を還元除去する温度で加熱し、その後、100℃以下まで冷却する熱処理工程と、熱処理工程後の配向金属基板を、熱処理室より取り出して大気中に曝露する曝露工程と、成膜室23内で、曝露工程後の配向金属基板上に、酸化物薄膜層を形成させる中間層形成工程とを備えている。 (もっと読む)


【課題】鉄ヒ素系超電導材料において、従来はフッ素置換型や酸素欠損型により超伝導転移温度Tcを向上させていたが、Tcがより高い50Kを超えるような超電導材料及び超電導薄膜を提供することが望まれている。
【解決手段】ZrCuSiAs型の結晶構造を有する鉄ヒ素系超電導材料において、水素を含有させることにより、化学式LnFeAsO1−y(ただし、LnはY及びランタノイド元素からなる群から選択される少なくとも1種の元素、yは0以上0.5以下、xは0.01以上0.5以下)で表される鉄ヒ素系超電導材料を提供する。 (もっと読む)


【課題】低温磁場中で高臨界電流密度を有すると共に、77Kの自己磁場中においても、高臨界電流密度を維持することができるBi2223酸化物超電導体及びその製造方法を提供する。
【解決手段】Bi、Pb、Sr、Ln、Ca、Cu、OからなるBi2223酸化物超電導体であって、Lnは、La、Ce、Pr、Nd、Pm、Sm、Eu、Gd、Tb、Dy、Ho、Er、Tm、Yb、Luから選ばれた1種以上であり、SrとLnとの組成比が以下の組成比である。
Sr:Ln=(1−x):x (但し、0.002≦x≦0.015)
前記Bi2223酸化物超電導体は、Bi2223酸化物超電導体を構成する元素を含む材料を溶液中でイオン化する工程と、高温雰囲気に溶液を噴射して溶媒除去と熱分解反応を行うことにより、酸化物超電導体を構成する原子を含む粉末を製造する工程とを備えるBi2223酸化物超電導体の製造方法により製造される。 (もっと読む)


【課題】高い臨界電流値を有するBi2223酸化物超電導線材を安定して製造できる製造方法を提供する。
【解決手段】銀または銀合金製の金属管に、長手方向に垂直な断面の形状が渦巻き状の銀または銀合金製の金属シートを挿入してシースを作製するシース作製工程と、シースにBi2223酸化物超電導体の前駆体粉末を充填する前駆体粉末充填工程と、前駆体粉末が充填されたシースを伸線する伸線工程と、伸線されたシースを圧延する圧延工程と、圧延されたシースを熱処理する熱処理工程とを備えるBi2223酸化物超電導線材の製造方法。 (もっと読む)


【課題】 本発明は、高い臨界電流密度(J)を持つBi2223超伝導粒子粉末及びBi2223超伝導粒子粉末を用いた超伝導ケーブルの提供を目的とする。
【解決手段】 銀被覆Bi2223超伝導粒子粉末は、ナノオーダーの銀粒子をBi2223超伝導粒子粉末の粒子表面に被覆、あるいは、スパッタやCVD法によってBi2223超伝導粒子粉末に銀薄膜を被覆することによって得られ、前記銀被覆Bi2223超伝導粒子粉末を用いて超伝導ケーブルを作製することができる。 (もっと読む)


【課題】有機酸塩法により、粒子径が小さく、しかも粒度が揃った酸化物微粒子粉末が得られる酸化物微粒子粉末の製造方法を提供すること。
【解決手段】本発明の酸化物微粒子粉末の製造方法は、金属錯体ゲルの乾燥粉を、第1の雰囲気下で熱処理して焼成粉を得る第1工程と、焼成粉を、第1の雰囲気よりも酸素濃度が高い第2の雰囲気下で熱処理して酸化物微粒子粉末を得る第2工程とを有する。 (もっと読む)


【課題】酸化物超電導ロッドの製造方法を提供する。
【解決手段】バインダーを添加しない冷間等方加圧プロセスを含んでおり、特に薄いAg添加(Bi、Pb)2Sr2Ca2Cu310+x系のものを開示している。Bi、Pb、Sr、Ca、CuおよびAgの硝酸塩溶液を噴霧乾燥して得られた部分的に予備成形した酸化物超電導パウダーを、穿孔金属シートで被覆された柔軟なゴムモールドに充填し、予備成形したパウダーを減圧し捕捉した空気を除去して、欠陥を減少させ、ロッドを銀チューブ/アルミナさや内で初期焼結し、初期焼結ロッドの両端に銀金属コンタクトを作り、ロッドおよび両端の銀金属コンタクトのアセンブリを最終焼結する。 (もっと読む)


【課題】 高い臨界電流値を有する長尺Bi2223酸化物超電導線材を製造ために、熱処理において有効なBi蒸気を発生する熱処理部材およびそれを用いたBi2223酸化物超電導線材の製造方法を提供する。
【解決手段】 熱処理によってガス化して消失する材料からなるバインダと、セラミック繊維と、Biを含む酸化物からなるBi2223酸化物超電導線材の熱処理用セラミックシートと、前駆体Bi2223酸化物超電導線材を共に巻回し、熱処理することを特徴とするBi2223酸化物超電導線材の製造方法である。 (もっと読む)


【課題】高臨界電流密度特性を有するバルク酸化物超伝導材料及びその製造方法を提供する。
【解決手段】実質的に半溶融状態にした複数の前駆体を結合することにより、半溶融時の圧粉体からの酸素放出を容易にし、低温かつ短時間で半溶融処理を行うことにより、第2相の凝集・粗大化の抑制、即ち、高臨界電流密度化を達成する。具体的には、銀を添加した板状の超伝導バルク材原料圧粉体間に、前記圧粉体間に隙間を形成するための銀の添加量が少ない超伝導バルク小片を配置し、層状に前記圧粉体配置した後、半溶融処理することで、半溶融時の圧粉体からの酸素放出を容易にし、その後、軟化した半溶融状態の圧粉体を重力により結合させ、超伝導相を結晶化することで、高臨界電流密度特性を有するバルク超伝導体を作製する。 (もっと読む)


【課題】 Bi2223超電導線材の臨界電流値を向上するために、Bi2223超電導相組織の配向性を向上させ、非超電導相を微細にすることができる前駆体粉末を提供する。
【解決手段】 スプレードライ法、フリーズドライ法、噴霧熱分解法等の液相法によって作製されたBi、Sr、Ca、Cuを含む複合酸化物粉末と金属Pb粉末が混合された粉末を超電導線材用前駆体粉末として用いBi2223超電導線材を製造する。本発明の前駆体粉末は、従来技術の前駆体粉末にくらべ、部分溶融温度が低下する。そのため非超電導相であるアルカリ土類酸化物の粗大化を抑える。 (もっと読む)


【課題】高いジョセフソンプラズマ周波数と高い臨界電流の双方を有する酸化物超伝導体を提供する。
【解決手段】[R(M)]Cu結晶構造(ただし、R:希土類元素、M:アルカリ土類金属とする)を有する酸化物超伝導体であって、その結晶が針状であることを特徴とし、その製造方法は、下記化学式1で表される原子組成を有する前駆体の粉末の圧粉成形体を熱処理することで針状に結晶成長させることを特徴とする。(化1)R2.85CuTe(R:希土類元素。M:アルカリ土類金属。a、b、c:原子比。x:酸素量) (もっと読む)


1 - 20 / 33