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Fターム[4G047KD01]の内容

重金属無機化合物 (11,210) | 製法−基板上への膜形成(気相法を除く) (127) | 溶液を基板に塗布するもの (100)

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【課題】酸化物超電導層に発生した局所的な欠陥を適切に修復して、充分な歩留まりを確保することができる技術を提供する。
【解決手段】酸化物超電導線材の酸化物超電導層11に発生した局所的な欠陥11aを修復する酸化物超電導線材の欠陥修復方法であって、酸化物超電導層から欠陥が発生している箇所を除去する欠陥除去工程と、欠陥が除去された領域に、塗布熱分解法を用いて、酸化物超電導線材の酸化物超電導層と同一組成の酸化物超電導層を形成する酸化物超電導層形成工程とを備えている酸化物超電導線材の欠陥修復方法。酸化物超電導線材の酸化物超電導層に発生した局所的な欠陥を修復する酸化物超電導線材の欠陥修復装置であって、欠陥が除去された領域11bに、塗布熱分解法を用いて、同一組成の酸化物超電導層を形成する酸化物超電導層形成手段を備えている酸化物超電導線材の欠陥修復装置。 (もっと読む)


【課題】支持体上に超電導物質をコーティングした超電導膜に、イオン照射によってピン止め中心を導入することにより、磁場中での臨界電流密度特性が高められた超電導材料膜の製造方法を提供する。
【解決手段】支持体上に作製された超電導膜に、低エネルギー・軽イオンを照射することによって、超電導膜の中に有効なピン止め点が導入されるため、磁場中でのJc及びJcの磁場角度依存性が高められた超電導材料膜が製造できる。また、塗布熱分解法の仮焼成工程の後に低エネルギー・軽イオンを照射して、さらに本焼成することによっても、磁場中でのJc及びJcの磁場角度依存性が高められた超電導材料膜が製造できる。 (もっと読む)


【課題】従来よりも超電導転移温度Tcが上昇した酸化物超電導膜を提供する。
【解決手段】金属基板上に、有機金属化合物溶液を用いて、塗布熱分解法により、酸化物超電導膜を製造する酸化物超電導膜の製造方法であって、有機金属化合物溶液を、金属基板上に塗布して塗膜を作製する塗膜作製工程と、塗膜を加熱して、有機金属化合物を熱分解し、有機成分を除去することにより、酸化物超電導膜の前駆体膜を形成する仮焼熱処理工程と、前駆体膜を加熱して、結晶化させることにより、酸化物超電導膜を形成する本焼熱処理工程とを備えており、仮焼熱処理工程における塗膜の加熱が、酸素の含有比率が80〜100vol%の雰囲気下で行われる酸化物超電導膜の製造方法。 (もっと読む)


【課題】 金属有機化合物の熱分解による超電導膜の熱処理形成において、低コストで大きい膜厚と高い配向性及び高い臨界電流を得るための製造方法を提供する。
【解決手段】 0.6〜数μm程度の膜厚の超電導膜材料の製造において、複数のRE123に対応する組成の仮焼成膜の間に、少なくとも1つのRE’123に対応する組成の仮焼成膜が介在した多層構造からなる仮焼成膜を経由することにより、大きい膜厚、高い配向性及び1cm幅あたり200Aを超える高い臨界電流をもつ、多数の積層欠陥を含む超電導膜が製造され、さらに、塗布熱分解法における仮焼成工程の一部を特定の波長と強度を持った紫外エキシマランプ光の照射処理で置き換えることにより、全工程を熱エネルギーで行った場合より大きい膜厚で高い配向性および高い臨界電流が得られる。 (もっと読む)


【課題】原料溶液の1回塗布当たり塗布厚を厚くした場合であっても、仮焼膜表面に凹凸の皺が発生することがなく、効率的に厚膜の酸化物超電導薄膜を作製して、高いIcの酸化物超電導薄膜を提供する。
【解決手段】基板上に、フッ素を含まない有機金属化合物を原料とする酸化物超電導薄膜を、塗布熱分解法により形成する酸化物超電導薄膜線材の製造方法であって、有機金属化合物を溶媒に溶解して調製された原料溶液を基板上に塗布して塗膜を作製する塗膜作製工程と、塗膜を溶媒の沸点と有機金属化合物の熱分解開始温度との間の温度雰囲気に所定時間保持して溶媒を乾燥させ除去する溶媒乾燥除去工程と、溶媒が乾燥、除去された塗膜を加熱することにより有機金属化合物を熱分解し、有機成分を除去して、仮焼膜を作製する仮焼熱処理工程と、仮焼膜を結晶化させて酸化物超電導薄膜を作製する本焼熱処理工程とを備えている酸化物超電導薄膜線材の製造方法。 (もっと読む)


【課題】FF−MOD法を用いて多結晶基板上に、大きい粒サイズの結晶粒からなり結晶粒界が少ない酸化物超電導薄膜を形成してIcの向上を図る技術を提供する。
【解決手段】フッ素を含まない有機金属化合物を原料とし塗布熱分解法を用いて多結晶基板上に形成された、多結晶基板の結晶粒より大きい結晶粒により形成されている酸化物超電導薄膜。幅および長さが50μmよりも大きい結晶粒である酸化物超電導薄膜。多結晶基板上にフッ素を含まない有機金属化合物の溶液の塗膜を作製する工程と、塗膜を加熱して仮焼膜を形成する工程と、熱源からの加熱により仮焼膜が結晶化する直前の位置に仮焼膜に所定の温度勾配を設け、温度勾配を維持しながら、仮焼膜の一方向への移動により仮焼膜を順次加熱して、結晶方向を保持しながら、酸化物超電導薄膜の結晶粒を成長させて酸化物超電導薄膜を形成する工程とを備えている酸化物超電導薄膜線材の製造方法。 (もっと読む)


【課題】臨界電流密度の特性に優れ、かつ剥離を防止した超電導体厚膜を容易に製造することができる酸化物超電導体厚膜の製造方法、酸化物超電導体厚膜、これを用いた磁場遮蔽体及び超電導限流器を提供する。
【解決手段】基体1の表面を粗面化し、当該表面に、実質的に(Bi、Pb)2+aSrCaCu(ただし、0<a<0.5)の組成を有する酸化物超電導体厚膜を形成する。 (もっと読む)


【課題】任意の基板上に成膜され、基板から厚み方向に1750nm以内の領域で良好に配向した配向酸化物膜を提供する。
【解決手段】基板上にフッ素を含む酸化物前駆体の薄膜を形成し、前記基板を加熱炉に設置し、加湿酸素含有ガス雰囲気下において磁場を印加しながら熱処理を施すことを特徴とする配向酸化物膜の製造方法。 (もっと読む)


【課題】基材上に均一な超電導膜を形成すること。
【解決手段】排出口30は、超電導原料溶液40から基材10が引き上げられる界面41の面積を規定する。また、界面41における、排出口30と基材10との位置関係は、基材10が引き上げられるときに基材10に付着する超電導原料溶液40のメニスカスの形状が基材10の幅方向でほぼ同一になるように設定されている。好ましくは、基材10の幅方向の端部から排出口30の壁面までの距離L1,L2が、0<L1,L2≦10[mm]の範囲内とされている。 (もっと読む)


【課題】超電導線材の長尺化及び特性向上を図ることができ、全長にわたって安定した特性を得ることができる酸化物超電導線材及び酸化物超電導線材の製造方法を提供すること。
【解決手段】Y系超電導線材10は、テープ状の無配向金属基板11と、テープ状の無配向金属基板11上にIBAD法を用いて成膜された第1中間層(シード層)12とからなるテープ状線材13と、テープ状線材13上にRTR式のRF−magnetronsputtering法により、第1中間層(シード層)12の側面まで延びた側面部14aを有する第2中間層(キャップ層)14とを備える。 (もっと読む)


【課題】基板上に良質の超電導酸化物膜が大面積で得られ、かつ制御が易しい超電導酸化物材料の製造方法を提供する。
【解決手段】
酸化物が超電導物質を形成する金属の有機化合物溶液を基板上に塗布し、乾燥させる工程(A)、レーザによって金属の有機化合物の有機成分を光分解するレーザ照射工程(B)、金属の有機化合物中の有機成分を熱分解させる仮焼成工程(C)、超電導物質への変換を行う本焼成工程(D)を経てエピタキシャル成長させた超電導コーティング材料を製造するに際し、工程(B)のレーザ照射において、冷却体と基板(4)とを面接触させて基板(4)を冷却することにより、基板冷却をしながらレーザ照射することを特徴とする超電導酸化物材料の製造方法。
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【課題】中間層が外曲げの状態になることなく基板を搬送することが可能で、また、溶液塗布時、基板を一定状態に支持して超電導材原料溶液を安定的に均一に塗布することが可能であり、安定した品質の酸化物超電導線材を製造することができる製造装置を提供する。
【解決手段】巻出しリールから巻出される基板を中間層が内側となるように曲げて溶液塗布部の方向に案内する巻出し側ガイドロールと、酸化物超電導線材を酸化物超電導薄膜が内側となるように曲げて巻取りリールの方向に案内する巻取り側ガイドロールと、中間層の表面である塗布面とは反対側に位置する基板の下表面を吸着した状態で基板を搬送する吸引搬送機構とを備え、吸引搬送機構で基板の動きを規制した状態で超電導材原料溶液を塗布するよう構成されている酸化物超電導線材の製造装置。 (もっと読む)


【課題】高い屈折率と低い光触媒活性を有する金属酸化物微粒子を含む水分散ゾル、その調製方法および該金属酸化物微粒子を含む有機溶媒分散ゾルを提供する。
【解決手段】ルチル型の結晶構造を有する特定のチタン系微粒子の表面を、少なくともシリカ系酸化物またはシリカ系複合酸化物で被覆してなる高屈折率の金属酸化物微粒子を含む水分散ゾル、その調製方法および該金属酸化物微粒子を含む有機溶媒分散ゾル。なお、前記金属酸化物微粒子は、高い屈折率を有しているばかりでなく、低い光触媒活性を備えている。 (もっと読む)


シリコン半導体デバイス、および太陽電池デバイスの前面に使用するための伝導性銀ペーストが本明細書に記載される。
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【課題】排気効率を向上させ、キャリアガスの流量を削減することができる酸化物超電導線材の熱処理装置を提供する。
【解決手段】熱処理装置1は、外筒2と内筒3により形成された円筒状の熱処理空間4を備えた炉芯管と、この炉芯管の外周に配置されたヒータ5と、熱処理空間4内部に炉芯軸に対して回転可能に配置されたYBCO超電導前駆体膜を有するテープ状線材を巻回するための多数の貫通孔6aが形成された円筒状の回転体6と、外筒2と回転体6との間に配置された多数のガス噴出孔7aを備えたガス供給管7と、雰囲気ガスを回転体6と内筒3との間から排出するためのガス排出路8とを備え、ガス排出路8は内筒3と回転体6の間に配置された外側円筒体11とこの内部に同心状に配置された内側円筒体12により形成された円筒状のガス排出路13を有するガス排出管14により形成されており、円筒状の回転体6に巻きつけられテープ状線材の全長に亘って均一な反応を行わせることが可能になる。 (もっと読む)


添加剤を含有する硝酸塩前駆体水溶液から、臨界電流密度(J)値が1MA/cmを超える100〜800nmのReBCO膜を作製した。硝酸バリウムの結晶化を抑制するために、ポリエチレングリコール(PEG)およびスクロースなどの添加剤を選択した。これにより、より高濃度の溶液が得られ、亀裂のないより厚い単層が得られる。さらに水溶性粘度調整剤(例えば、ポリビニルアルコール(PVA)またはセルロース誘導体)を使用することで、厚さを増大させ、セラミック表面の濡れを可能にした。熱処理中に高温の水蒸気が存在すると、膜は損傷するが、低温における水蒸気の役割についてはまだ調査中である。
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【課題】加工が容易な超伝導体がYBCOベースで得られる方法を提供する。
【解決手段】まず、長く延びる金属製支持体(1)の周りに、金属材料からなる中間層(3)が被覆される。この金属材料は、YBCOの結晶構造と、またはYBCOで被覆されるに適した緩衝層の組織構造と、共存性を持つ。それに続いて、中間層によって被覆された支持体を処理して、中間層に、YBCO材料からなる層または緩衝層(9)の下地として、所定の配向組織化を施す。つぎに、超伝導性のYBCO材料からなる層(6)で、配向組織化された中間層の周りを直接に、または該中間層の上を前もって緩衝層で被覆したその周りを被覆する。そして最後に熱処理を行う。 (もっと読む)


【課題】クラックの発生及び結晶粒界の電気的結合性の低下の原因を抑制し、高いJc及びIc値を有するテープ状超電導体を得る。
【解決手段】MOD法により基板上にRe系(123)超電導体を製造する際に、Re、Ba及びCuのモル比をRe:Ba:Cu=1:X:3としたときにX<2の範囲内のBaモル比(好ましくは1.0≦X≦1.8、より好ましくは1.3≦X≦1.7)の原料溶液を用いることにより、Jc=3.20MA/cm、Ic=525A/cm(X=1.5)の超電導特性を有する厚膜のテープ状超電導体の製造が可能になる。 (もっと読む)


テープ状高温超伝導体(HTSL)の超伝導層上に金属層を形成するために、初めに、有機金属または無機金属塩溶液が、超伝導層の上に塗布される。次いで、有機金属塩溶液を使用する場合には溶液を加熱することによって、無機金属塩溶液を使用する場合には還元溶液を塗布し、次いで塗布された両溶液を加熱することによって、溶液中に含まれる1種または複数種の金属がHTSL層上に堆積される。 (もっと読む)


【課題】超伝導薄膜の製造方法のひとつである塗布熱分解法において、結晶化の工程である本焼成に長時間を要するという問題を解決する。
【解決手段】塗布熱分解法において、基材1の上層に超伝導体の構成元素を含む塗布膜3を設ける。さらに塗布膜3表面側に表面側シード材層4を設け、仮焼成、本焼成を行う。本焼成時には、基材1側で表面に向けて結晶化が行われるとともに、前記表面側シード材層4からも基材側に向けて結晶化が行われる。この結果、両方向からの結晶化がなされることで結晶化に必要な時間が短縮される。また、基材1と塗布膜3との間にはバッファ層2を設けるのが望ましい。バッファ層2は、基材1と塗布膜3との化学反応を阻止するとともに、結晶化のシードとして機能する。 (もっと読む)


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