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Fターム[4G055AA02]の内容

Fターム[4G055AA02]に分類される特許

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【課題】成形体に粗化処理を施す際に成形体を十分に荒らすことでこの成形体から形成されるベース層と表層との密着性を十分に向上すると共に、この粗化処理を高い効率でおこなうことができる無機質板の製造方法を提供する。
【解決手段】窯業系の成形材料から形成された成形体1の表面を粗化する粗化処理工程と、成形体1の粗化面の上に窯業系の成形材料を堆積させて堆積層2を形成することで積層体3を得る堆積工程と、積層体3を加圧する加圧成形工程と、積層体3を養生硬化する養生工程とを含む。粗化処理粗化工程では、外周方向に突出する複数の柱状の突起7を有する粗化ローラ6を用い、成形体1を搬送しながら、粗化ローラ6を成形体1の搬送方向に対して順回転させると共に突起7の先端の周速が成形体1の搬送速度よりも速くなるようにして、突起7で成形体1の表面を掘り起こす。 (もっと読む)


【課題】軽量でありながら耐火性、耐凍害性等の耐久性、曲げ強度等の力学的特性に優れた無機質成型体を提供する。
【解決手段】少なくともセメント、珪酸質材料、補強繊維を含む繊維補強無機質成型体において、補強繊維が異なる2種類以上の熱可塑性樹脂で構成された芯鞘構造からなり、鞘部1を構成する熱可塑性樹脂の融点が芯部2を構成する熱可塑性樹脂の融点と比較して低いことを特徴とする繊維補強無機質成型体であり、セメント、珪酸質材料および補強繊維を混合し、成型した後、補強繊維を構成する低融点側の熱可塑性樹脂を選択的に溶融させて製造される。 (もっと読む)


【課題】本発明の目的は、薄物であっても自重によるたわみが少なく、運搬及び施工の際のハンドリング性が良く、作業し易く、更に、不燃性に優れた、すなわち、JIS A 5430附属書規定の試験装置を用いた加熱時間20分での発熱性試験における総発熱量の少ない薄物無機質抄造板の製造方法を提供することにある。
【解決手段】本発明の薄物無機質抄造板の製造方法は、マトリックス形成用水和性原料30〜70質量%;濾水度がカナディアン標準フリーネスで150〜450mlの範囲内にある天然繊維3〜9質量%並びに繊維長6.0〜0.2mm、繊維径10〜50μmの範囲内にある無機繊維及び/または合成繊維(石綿を除く)0.5〜5質量%、ただし天然繊維並びに無機繊維及び/または合成繊維の合計量3.5〜12質量%;予め石灰質原料及びけい酸質原料を水熱合成して得られる平均粒子径が30μm〜100μmの範囲内にあるけい酸カルシウム水和物5〜30質量%;ワラストナイト5〜20質量%;及び無機質充填材1〜15質量%を含有してなる配合物を湿式混合してスラリーを得、得られたスラリーを抄造することにより生板を得、該生板を加圧脱水時の保持圧力16〜40N/mmで加圧脱水した後、養生硬化することにより厚さ2〜5mm、見掛け密度1.2〜1.5g/cmの硬化体を得ることを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】着色基材層と装飾用粉粒状物から構成される化粧建築板において、オートクレーブの過程に発生する基材の着色ムラや着色基材層の色調の変化を低減して耐候性にも優れ、石材や陶磁器タイル等が有する自然な不均一感や素材感を十分に表現し、塗装には無い自然な雰囲気を醸し出す化粧建築板とその製造方法とを提供する。
【解決手段】着色表面層を持つ未硬化無機質マットの表面をエンボス型板で加圧圧締することによって未硬化無機質板を成型して、該未硬化無機質板を一次養生して得た半硬化無機質板の表面にインラインシーラーを塗布して、該インラインシーラーが塗布された半硬化無機質板をオートクレーブ養生によって硬化無機質板を得て、該硬化無機質板の表面に粉粒状物固着シーラーを塗布したのち装飾用粉粒状物を散布して、該装飾用粉粒状物が散布された硬化無機質板の表面に仕上げ用透明性塗料が塗布されている。 (もっと読む)


改善された釘抜き強度をボードに与える弾性組成物のコーティングによりその端部が補強されたセメント質ボード。好ましい実施形態において、コーティングは、特に、ボードを、セメント質ボードの端部近くの構造に釘付けするとき、取扱いおよび設置中、例えば、釘付け中、ボードの衝撃損傷および破損または「剥離」から、ボードの端部をさらに保護するものである。セメント質ボードは、典型的に、石膏ファイバーボード、紙カバー石膏ウォールボードおよび軽量セメント組成物のコア層を有するセメントボードを含む。ボードの端部に、コーティングを適用して、端部から、セメント質ボードの上下外側表面層両方の端部のそれぞれから約0.635cm〜5.08cm(1/4インチ〜2インチ)、典型的に、約0.635cm〜2.54cm(1/4インチ〜1インチ)の距離まで、ボードの部分をカバーして、丸みのある端部を形成する。 (もっと読む)


【課題】均一な白色で美観の優れた水硬性成形体を容易に効率よく製造できる水硬性成形体の製造方法を提供する。
【解決手段】カルシウム化合物を含有する水硬性材料と水とを少なくとも含む組成物を混練して混練物とする混錬工程と、前記混練物を成形して未硬化成形体とする成形工程と、前記未硬化成形体を養生して硬化成形体とする養生工程とを備え、前記未硬化成形体の表面を、前記養生工程を開始するまでの間、大気雰囲気下で加温加湿する予備養生工程を行なう水硬性成形体の製造方法とする。 (もっと読む)


【課題】 色むらの発生を低減することができる、繊維補強コンクリート製部材の養生設備を提供する。
【解決手段】 養生設備2は、一次養生ハウス3と、その一次養生ハウス3内に配置される二次養生ハウス4と、その二次養生ハウス4によって形成される養生室2aへ蒸気を供給するための蒸気供給手段5とを備える。そこで、一次養生ハウス3を構成する第1覆い部材3aと、二次養生ハウス4を構成する第2覆い部材4aとの間が、外部Xと養生室2aとを隔てる隔離空間2bとなる。そして、蒸気供給手段5は、隔離空間2bへ蒸気を噴出させる蒸気供給管5cと、隔離空間2bの蒸気を養生室2aへ流入させる連通部5bとからなる。 (もっと読む)


【課題】 天面を十分に平滑にすることができる、繊維補強コンクリート製部材の成形方法を提供する。
【解決手段】 繊維補強コンクリート製部材1の成形方法は、繊維補強コンクリート製部材1におけるスラブ1aの外側面1eが天面101となる向きで成形する型枠2に、前記天面101が当接するとともにコンクリートCrの投入・排出口8aを備えた伏せ枠8を設ける。そして、投入・排出口8aから打設されるコンクリートCrを、投入・排出口8a内を上昇するまで投入することで、そのコンクリートCrの上昇高さによる押圧力を前記天面101に付与する。 (もっと読む)


【課題】層間密着強度や耐凍害性確保のための最低面圧を確保してプレス成形を行うために、能力の非常に高いプレス機を不要とすることができる無機質板の製造方法を提供する。
【解決手段】未硬化のセメント基板1の表面に、セメントを主成分とする表層材料6を散布して表層14を形成する。この後、凹凸面を有するプレス型15を表層14側から押し付けて加圧成形することにより模様凸部18と模様凹部17とを形成する無機質板の製造方法に関する。模様凸部18の部分における未硬化のセメント基板1の圧縮率と模様凹部17の部分における未硬化のセメント基板1の圧縮率との差が20%以下となるように加圧成形する。 (もっと読む)


【課題】深掘りの粗面化を行うことができると共に清掃を行いやすい表面粗面化装置を提供する。
【解決手段】未硬化のセメント基板1の表面を粗面化するための表面粗面化装置Aに関する。前記セメント基板1の表面に突き刺すための複数の掘り起し部材2、2…と、掘り起し部材2をセメント基板1の表面に突き刺した状態と突き刺さない状態との間で掘り起し部材2を移動させるための駆動装置3とを備える。未硬化のセメント基板1の表面に掘り起し部材2を突き刺した状態でセメント基板1をその表面と平行な方向に移動させることによって、セメント基板1の表面を粗面化することができる。 (もっと読む)


【課題】 モールドプレス法によりけい酸カルシウム板を製造する場合であっても、着色剤が板全体に均一に分散可能なけい酸カルシウム板の製造方法を提供すること。
【解決手段】 パルプ離解装置内にて、パルプおよび水を混合し前記パルプを解繊した後、そこに水不溶性の着色剤を加えてさらに混合する第1湿式混合工程と、前記第1湿式混合工程後に得られた混合物と、その他の原料とをさらに混合して原料スラリーを得る第2湿式混合工程と、前記原料スラリーを加圧脱水法により脱水し、均一な厚さを有する生板を形成する生板形成工程と、前記生板をオートクレーブ養生を行い硬化させる硬化工程とを有するけい酸カルシウム板の製造方法。 (もっと読む)


セメント粉末と液体との湿式スラリを形成するための垂直混合チャンバを有する湿式混合機を採用するプロセス。垂直混合チャンバは、関連のセメントパネル製造ラインの連続動作を保証するのに適切なスラリ供給を可能にする混合滞留時間内に、完全に混合されて一様に薄いスラリを提供するために所要の混合量を提供するように設計される。チャンバのスラリ混合領域へのセメント粉末と水との供給用の重力供給手段も開示される。 (もっと読む)


主計測ロールと、計測ロールに近接して離隔された関係で配設された付随ロールと、計測ローラとゲートとの間にニップを形成する振動ゲートとを含む、移動ウェブ上にスラリを堆積するためのヘッドボックス。ニップは、スラリの供給分を保持するように構成され、ロールは、ニップ内に保持されたスラリが計測ロールの上部外周面をわたって進んでウェブ上に堆積されるように駆動される。また、好ましくは、上にスラリ層が堆積される繊維ガラス層用のキャリアの表面の上方の点まで計測ロール外面からスラリを下方向に向けるための、計測ロールと動作関係で配設されたドクターブレードが含まれる。振動ゲートとドクターブレードとは、ヘッドボックスの表面の何れかの側に枢動可能に取り付けることができる。 (もっと読む)


【課題】平滑性が高く、良好な化粧層が得られる強度のある無機質板を生産性よく製造できるようにする。
【解決手段】芯層3と、この芯層3の表面に一体化された表層1と、芯層3の裏面に一体化された裏層2とを備えた無機質板Aで、表層1及び裏層2が、長さ1mm以下の無機繊維10〜70重量%と、粒径500μm以下の軽量骨材10〜50重量%と、無機質粉状体10〜70重量%と、結合剤3〜10重量%とを有し、芯層3が、長さ3〜15mmの無機繊維1〜10重量%と、軽量骨材10〜70重量%と、無機質粉状体10〜70重量%と、結合剤5〜15重量%とを有する。 (もっと読む)


本発明は、消石灰とパラメータD50により定められた粒径が100μm以下のシリカとの反応によって本質的に得られる、水和されたケイ酸カルシウムにおける耐アルカリ性ガラス繊維のベースの押出成型された部品に関する。本発明は、更に、遊離水、パラメータD50により定められた粒径が、100μm以下のシリカ、消石灰、耐アルカリ性ガラス繊維、可塑剤及び凝集剤を包含する押出成型可能な組成物に関する。本発明は、耐アルカリ性ガラス繊維及び水和されたケイ酸カルシウムをベースとした部品の製造にも関し、この方法は、組成物の押出成型、未固化部品の予備乾燥及び予備乾燥させた部品の150℃より高い温度でのオートクレーブ処理を包含する。 (もっと読む)


【課題】例えば建物内外壁,防音壁,トンネル覆工壁等としての使用にも十分耐え得るのは勿論、ゼオライトの細孔を塞ぐことなく良好な調湿性を発揮できる等、ゼオライトの持つ種々の秀れた効果を発揮することが可能な極めて実用性に秀れたゼオライト建材を提供する。
【解決手段】環境浄化・環境調整などの環境保全作用を発揮するゼオライト建材の製造方法であって、ゼオライトと、炭酸ナトリウム,炭酸水素ナトリウム,酸化マグネシウム若しくは水酸化マグネシウムのうちの少なくとも一つを含む無機系バインダーとを混合し、続いて、このゼオライトと無機系バインダーとの混合物を加圧成形し、続いて、この加圧成形体を100℃より高い温度で焼成するものである。 (もっと読む)


【課題】石綿を使用しないにもかかわらず、施工性、柔軟性、強度、ネジ保持力等に優れ、高い耐衝撃性能並びに調湿建材としての吸放湿性能を有する無機質抄造板を基材とした表面化粧無機質抄造板。
【解決手段】水和性原料20〜60質量%;無機質充填材1〜50質量%;カナディアン標準フリーネスで150〜450mlの範囲内にある天然繊維3〜11質量%および繊維長6.0〜0.2mm、繊維径20〜50μmの無機繊維および/または合成繊維0.5〜5質量%から構成される補強繊維3.5〜12質量%;平均粒子径が30μm〜100μmのケイ酸カルシウム水和物10〜50質量%を含有した配合物のスラリーをエンドレスフェルト上で薄膜とし、メーキングロールに巻き取り、見掛け密度が0.35〜0.65g/cmの生板を得る。これを加圧脱水した後、養生硬化して得た無機質抄造板の少なくとも一面に透湿性表面化粧層を形成する。 (もっと読む)


【課題】 優れた耐酸性とひび割れ抵抗性を併せ持ち、腫れや剥れもない防食性複合体を提供する。
【解決手段】 ポルトランドセメント、潜在水硬性物質、およびポゾラン物質を含有するモルタルまたはコンクリートの表面に有機−無機複合型塗膜養生剤をコーティングした防食性複合体であり、潜在水硬性物質が高炉水砕スラグ微粉末、ポゾラン物質がフライアッシュ、シリカフューム、パルプスラッジ焼却灰、下水汚泥焼却灰、および廃ガラス粉末のうちの少なくとも1種であることが好ましく、有機−無機複合型塗膜養生剤が合成樹脂水性分散体、水溶性樹脂、および膨潤性粘土鉱物を含有するものであることが好ましい。また、モルタルまたはコンクリートの表面に有機−無機複合型塗膜養生剤をコーティングする防食性複合体の製法である。 (もっと読む)


【課題】メンテナンスが容易であり、脱水口の開口率を容易に変更することができる搾水器及びこれを用いた脱水プレス装置を提供すること。
【解決手段】搾水器1は、水分81を含有する建築板用中間体8の脱水を行うために用いるものである。搾水器1は、底板部21上において互いに平行に一端から他端に向けて長尺状に立設形成した複数の長尺突出部23を備えた有底枠体2と、長尺突出部23に直交して長尺突出部23の上に互いに平行に載置する複数本の架渡部材3と、架渡部材3同士の間において、各長尺突出部23の上にそれぞれ載置する複数のスペーサ部材4と、架渡部材3を有底枠体2に固定する複数の固定部材5とを有している。 (もっと読む)


【課題】 セメント系硬化体とタイル材とが強固に接合され、外観意匠性が高いセメント系複合体を、簡単かつ能率的に製造する。
【解決手段】 配筋材が網状に配置された網状補強筋60の上に、セメント系材料を押出成形して、可塑状態の押出成形体10を網状補強筋60に重ねて配置する工程(a)と、前工程(a)のあと、押出成形体10を網状補強筋60に押圧して成形し、網状補強筋60が押出成形体10の内部に埋め込まれたセメント系成形体16を得る工程(b)と、前工程(b)のあと、網状補強筋60が埋め込まれたセメント系成形体16を養生硬化させて、セメント硬化体の内部に網状補強筋60が複合一体化されたセメント系複合体を得る工程(c)とを含む。 (もっと読む)


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