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Fターム[4G060AC12]の内容

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【課題】効率的な生産性を維持しつつ、良好な密着性を有する光ファイバ素線を得ることができる光ファイバ素線の製造方法及びその製造方法により得られた光ファイバ素線を提供する。
【解決手段】加熱溶融したガラス母材を線引きして得た光ファイバを、シランカップリング剤を含む樹脂組成物により被覆する光ファイバ素線の製造方法であって(a)炉内でガラス母材を加熱溶融し、該ガラス母材を線引きして光ファイバを得る工程、(b)得られた光ファイバを冷却し、酸性付与物質を塗布する工程、及び、(c)酸性付与物質を塗布した光ファイバに樹脂組成物をコーティングし、硬化させる工程を含むことを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】良好な密着性を維持しつつ、被覆樹脂の硬化性を損なうことなく良好なものとする光ファイバ素線を提供する。
【解決手段】ベース樹脂と、下記一般式(A)で示され且つ分子構造中にメルカプト基を有さないシランカップリング剤とを含む放射線硬化型樹脂組成物を被覆した光ファイバ素線10。


(式中、nは0〜3の整数を表し、mは0〜2の整数を表し、且つn+m≦3であり、Xは炭素数2以上の非加水分解性の疎水性基を表し、Yはアルコキシ基、アセトキシ基又はハロゲン基を表し、X’はH又はCHを表す。) (もっと読む)


【課題】光ファイバ素線の長手方向における硬化性樹脂層の被覆厚および偏肉量の変動はできる限り小さくする方法を提供する。
【解決手段】石英系光ファイバ母材1を紡糸用加熱炉2にて加熱溶融させ、紡糸用加熱炉2から光ファイバ裸線5として引き出し、光ファイバ裸線5の外周上に紫外線硬化樹脂をコーティングし、その紫外線硬化性樹脂層を外気の侵入を許容する紫外線硬化装置10内で紫外光を照射することにより硬化させ、ボビン6等に巻き取る工程により光ファイバ素線5dを製造するにあたり、紫外線硬化装置10内をパージするための窒素もしくは不活性ガスからなるパージ用ガス31の流量を、そのパージ用ガス31の流量に相関して紫外線硬化樹脂層の被覆厚が変化する領域内で制御することにより、被覆厚を制御する。 (もっと読む)


【課題】良好なZSA特性を維持しつつ被覆樹脂の硬化性が良好な光ファイバ素線の製造方法を提供する。
【解決手段】石英ガラスからなる光ファイバ13の外周に樹脂組成物をコーティングして硬化することにより被覆層14を形成する際に、該樹脂組成物が、ベース樹脂と下記一般式(A)で示されるシランカップリング剤を含有量が0.5〜5.0質量%含む。


(式中、XはOCH又はOCOCHを表し、Yは炭素数1〜3のアルキレン基を表し、Zは炭素数1〜4のアルキル基を表す。) (もっと読む)


【課題】高開口数を有すると共に耐湿性に優れるポリマークラッド光ファイバを得る。
【解決手段】ポリマークラッド光ファイバ11は、ガラスで形成された光伝送路11aとそれを被覆するように設けられたクラッド11bとを有する。クラッド11bを形成するクラッド材料は、ヒドロシリル化反応による架橋によって硬化したパーフルオロエーテルポリマーを含む。 (もっと読む)


【課題】動疲労係数Ndが25以上で、線引き後に早期に所定の動疲労係数の値になるような光ファイバの製造方法を提供する。
【解決手段】光ファイバ母10からガラスファイバ13を線引きした後、該ガラスファイバの表面にシランカップリング剤が添加された紫外線硬化型の被覆樹脂を塗布する光ファイバの製造方法であって、ダイス15により被覆樹脂16を塗布する直前のガラスファイバ13の表面に、pH4.0〜5.5の水分を含有するガス17を供給する。また、この場合の水分の含有量は、0.004kg/m〜0.008kg/mであることが好ましい。 (もっと読む)


【課題】破断強度の低下がなく、ボビンに巻き取られた内側巻層部の光ファイバ素線の動疲労係数Ndを改善した、光ファイバの製造方法を提供する。
【解決手段】光ファイバ母材10からガラスファイバ13を線引きした後、該ガラスファイバの表面をシランカップリング剤が添加された被覆樹脂16で被覆した後、ボビン22に巻き取る光ファイバの製造方法であって、ボビン22に巻き取られた状態の光ファイバ13bを密閉容器23内に収容し、該密閉容器内を減圧した後、水分を含むガスを導入して大気圧以上に加圧するサイクルを複数回繰り返す。なお、密閉容器内の減圧時の圧力は、大気圧より30kPa〜70kPa低い圧力であり、大気圧以上に加圧する際に導入する水分を含むガスは、湿度が50%以上である。 (もっと読む)


【課題】 重水素処理に伴う波長1400nm付近での吸収損失を低減し、1300〜1625nm波長域において低損失なシリカガラス光ファイバを効率よく作製するシリカガラスの処理方法及びシリカガラス光ファイバを提供する。
【解決手段】 シリカガラスを重水素含有雰囲気に所定時間暴露して該シリカガラス内に重水素分子を拡散させる重水素拡散ステップ、該シリカガラスを40℃以上に保持する高温保持ステップ、次いで該シリカガラスを室温にまで冷却する冷却ステップからなることを特徴とするシリカガラスの処理方法であり、前記シリカガラスは、シリカガラス系の光ファイバであって、中心に少なくともゲルマニウムを含有するシリカガラスのコアを有し、該コアをこれよりも屈折率の低いシリカガラスのクラッドが囲み、シリカガラスの表面には、樹脂被覆が施されている。 (もっと読む)


【課題】温度変化が起きやすい長期間の使用においてもガラスファイバの断線が生じず、狭いスペースでの配線に必須の小径曲げ時にも被覆の割れが起こらないので配線自由度が高く、製造性にも優れる光ファイバ心線を提供すること。
【解決手段】ガラスコア及びガラスクラッドからなるガラスファイバと、該ガラスファイバの外周面上に該ガラスファイバに隣接する非剥離性密着層と、該非剥離性密着層の外周面上を被覆する紫外線硬化型樹脂からなるオーバーコート層とを備えた光ファイバ心線であって、該非剥離性密着層は、層厚みが2.5μm〜32.5μmであるとともに、ウレタンアクリレート系紫外線硬化樹脂を主成分とし、アミン系モノマーおよび非環状アミド系モノマーから選ばれる少なくとも1種をベース樹脂に対して1〜10質量%含有し、且つ、シランカップリング剤を含まないことを特徴とする (もっと読む)


【課題】簡易な装置、および簡易な制御で長期間安定して光ファイバ素線を製造することができる光ファイバ素線の製造方法を提供する。
【解決手段】線条体3の外周に紫外線硬化型樹脂を被覆してなる光ファイバ素線4の製造方法であって、光ファイバ母材1を線引きして線条体3とする線引工程と、前記線条体3に前記紫外線硬化型樹脂を塗布する塗布工程と、前記紫外線硬化型樹脂を塗布した前記線条体4に2灯以上の紫外線照射装置6a、6bにより紫外線を照射する照射工程と、を有し、前記紫外線硬化型樹脂は、アクリルモノマーとN−ビニル基を有するモノマーとを含み、前記照射工程は、2灯以上の紫外線照射装置6a、6b内の紫外線透過筒状体内を通過させながら紫外線を照射し、任意の隣接する2灯の紫外線照射装置6a、6bにおいて少なくとも上流側の紫外線照射装置6aが点灯している間下流側の前記紫外線透過筒状体の温度を常時70〜180℃とする。 (もっと読む)


【課題】光ファイバケーブル構造の表面を処理する。
【解決手段】光ファイバケーブル構造を処理するために、光ファイバケーブル構造の実質的に長さ全体を、インラインプラズマ処理システムに通す。光ファイバケーブル構造がインラインプラズマ処理システムを通って移動する際に、光ファイバケーブル構造の表面はプラズマに連続的に晒される。光ファイバケーブル構造の表面をプラズマに晒すことによって、光ファイバケーブル構造の表面のターゲット材料へ付着する能力が向上するように、光ファイバケーブル構造の表面の特性が変わる。 (もっと読む)


【課題】水に浸漬された状態で使用されても、光ファイバ裸線とプライマリ層との密着力が安定に保たれる光ファイバ心線の提供。
【解決手段】光ファイバ裸線2上に紫外線硬化型樹脂からなるプライマリ層3及びセカンダリ層4を積層してなる光ファイバ心線1であって、前記プライマリ層3は、樹脂骨格に取り込まれるシランカップリング剤(S1)及び樹脂骨格に取り込まれないシランカップリング剤(S2)を含有する前記紫外線硬化型樹脂を硬化させたものであり、前記樹脂骨格に取り込まれるシランカップリング剤(S1)はメトキシ基を有する化合物からなり、前記樹脂骨格に取り込まれないシランカップリング剤(S2)はエトキシ基を有する化合物からなることを特徴とする光ファイバ心線1。 (もっと読む)


【課題】アップジャケット材としての機能に優れ、特に硬くて外傷を受けにくく、液状組成物の保存安定性や隣接被覆層との剥離性に優れた光ファイバ素線の最外層被覆用液状硬化性樹脂組成物を提供する。
【解決手段】次の成分(A1)、(A2)、(B)及び(C):
(A1)芳香族構造又は脂環式構造を有するポリオールに由来する構造を有するウレタン(メタ)アクリレート、及びジイソシアネートと水酸基含有(メタ)アクリレートの反応物であってポリオールに由来する構造を有しないウレタン(メタ)アクリレートから選択される1種以上のウレタン(メタ)アクリレート、
(A2)ポリエステルポリオールに由来する構造を有するウレタン(メタ)アクリレート、(B)ウレタン(メタ)アクリレート以外のエチレン性不飽和基を有する化合物、
(C)数平均分子量3000以上のポリエステルポリオール化合物
を含有する光ファイバ素線の最外層被覆用液状硬化性樹脂組成物。 (もっと読む)


【課題】潤滑用添加剤を有する着色濃縮液による光ファイバのコーティングシステムを提供する。
【解決手段】システム400は、光ファイバコア406に一次被覆材409で一次金型408により一次被覆した後、離型入り着色二次混合物426で二次金型428により二次被覆をする。離型入り着色二次混合物426は、あらかじめ決められた量の着色剤、および離型剤を含む濃縮液412を紫外線(UV)硬化型希釈被覆材418と選択的に混合することにより準備する。 (もっと読む)


【課題】ポリイミド樹脂の被覆におけるコブの形成や発泡などによる塗布不良を抑えて、歩留まりを向上させることができる光ファイバの製造方法及び光ファイバを提供する。
【解決手段】ガラスファイバ2の外周にポリイミド樹脂を3回以上重ねて塗布し、3層以上前記ポリイミド樹脂を被覆する光ファイバ1の製造方法であって、ガラスファイバ2側の第1層3aのポリイミド樹脂の厚さを、その外周側の第2層3b以降の層と同厚若しくは少なくとも第2層3b以降の何れか1層よりも薄くし、かつ3μmより厚くする。 (もっと読む)


【課題】優れたファイバ強度と伝送特性を両立するプラスチッククラッド光ファイバおよびその製造方法。
【解決手段】石英ガラスからなるコアガラスの外周に、フッ素系紫外線硬化型樹脂を含有する硬化性組成物を硬化することにより形成されたクラッド層を設けたプラスチッククラッド光ファイバであって、前記硬化性組成物は、下記一般式(I)で表されるシランカップリング剤を、硬化性組成物に含まれる該シランカップリング剤以外の成分100重量部に対して、0.05〜6重量部含有し、且つ、前記シランカップリング剤以外の成分の硬化後の屈折率が1.401以上1.450以下であることを特徴とするプラスチッククラッド光ファイバ。一般式(I)


Zは、(メタ)アクリル基、メルカプト基またはエポキシ基を表す。Xは、-OCH、-OCまたはCHを表す。Rは、C(n=1,2,3)を表す。 (もっと読む)


【課題】リボンアセンブリ組み込み時に改良したリボンストリップ性を与える放射線硬化型光ファイバー一次被覆システムを提供する。
【解決手段】一次被覆システムは、ストリップ性を高かめる放射線硬化型内部一次被覆を比較的高い割線モジュラスの外部一次被覆と組み合わせることにより改良リボンストリップ性を達成する。前記内部一次被覆は0℃未満のガラス転移温度及び相対湿度95%で5g/25.4mmのガラスに対する接着力を有し、外部一次被覆が23℃で1000MPaより大きい割線モジュラスを有している。 (もっと読む)


【課題】 着色光ファイバ心線を製造しなくとも、簡易かつ有効に着色光ファイバ心線に用いる光ファイバ素線と着色樹脂層との接着性を評価できる模擬評価方法、及び、これを用いた着色光ファイバ心線の製造方法を提供する。
【解決手段】 着色光ファイバ心線の製造方法は、前記着色樹脂層に用いられる着色樹脂が塗布された基台を準備する準備ステップと、前記着色樹脂上に光ファイバ素線を配置する配置ステップと、前記着色樹脂を硬化させる硬化ステップと、前記光ファイバ素線を前記基台から引き離す様に移動させる移動ステップと、移動後の光ファイバ素線の状態を観察し、前記光ファイバ素線と硬化後の前記着色樹脂との接着性の良否を判断する判断ステップと、を備える模擬評価工程と、前記模擬評価工程の評価結果に基づき前記着色樹脂を選択する選択工程と、前記選択工程で選択した前記着色樹脂を用いて、前記光ファイバ素線を被覆する被覆工程とを備える。 (もっと読む)


【課題】光ファイバ被覆材としての機能に優れ、特に硬くて外傷を受けにくく、かつ隣接被覆層との剥離性に優れた光ファイバ素線の最外層被覆用液状硬化性樹脂組成物を提供する。
【解決手段】次の成分(A1)、(A2)、(B)、(C)及び(D):
(A1)ビスフェノール構造を有するウレタン(メタ)アクリレート、
(A2)脂肪族ポリエーテルポリオールとポリイソシアネートと水酸基含有(メタ)アクリレートを反応させて得られるウレタン(メタ)アクリレート、
(B)ビスフェノール構造及びエチレン性不飽和基を有する化合物、
(C)成分(A1)、(A2)及び(B)以外のエチレン性不飽和基を有する化合物、
(D)数平均分子量1500以上のポリオール化合物
を含有する光ファイバ素線の最外層被覆用液状硬化性樹脂組成物。 (もっと読む)


【課題】不要な押出成形による無駄を極力抑えつつ、複数の被覆線状体を同時に製造して生産性を向上させることが可能な被覆線状体の製造方法及び製造装置を提供する。
【解決手段】ダイスの孔に通された心線2の外周に樹脂Rを塗布してケーブルを成形するダイスとニップル61からなる複数の押出成形部40が設けられたクロスヘッド32と、押出機31から送り出される樹脂Rを分岐させて押出成形部40へそれぞれ導く分岐供給路52と、分岐供給路52によって分岐されて押出成形部40へ供給される樹脂Rの流量を調整する流量調整機構55とを有する押出成形機12を用い、押出機31からの樹脂Rを複数の押出成形部40へそれぞれ流量を調整しながら供給してそれぞれの心線2の外周に同時に塗布し、所定の外径値とされた複数本のケーブルを同時に製造する。 (もっと読む)


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