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Fターム[4G075EE03]の内容

Fターム[4G075EE03]に分類される特許

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【課題】チップ上で液滴を移動させることにより、効率的な熱サイクルを当該液滴に施すことのできる熱サイクル装置を提供する。
【解決手段】本発明にかかる熱サイクル装置は、液滴を載置する載置面を有するチップを装着する装着部と、装着部を、所定方向に往復移動させる移動機構と、所定方向に温度分布を有するようにチップの載置面を温度制御する温度制御部と、を備え、移動機構は、装着部に印加される加速度および液滴の質量との積が、載置面に液滴が載置された際の静止摩擦力よりも大きくなるように、装着部を移動させる。 (もっと読む)


【課題】マイクロフルイディクスを用いて均質なビーズを配列することができるマイクロビーズの配列方法及びその配列装置を提供する。
【解決手段】マイクロビーズの配列方法において、マイクロビーズ21が流されるとともに、狭窄領域24を有する直線状チャンネル22とこの直線状チャンネル22と順次交差する方形波形状のチャンネル23とを配置し、マイクロビーズ21が捕捉されていない空の狭窄領域がある場合は、前記空の狭窄領域でマイクロビーズ21を捕捉し、マイクロビーズ21が捕捉されている狭窄領域がある場合は、前記狭窄領域をバイパスしてマイクロビーズ21を下流に移動させる。 (もっと読む)


【課題】高流量処理を行うために反応流路の流路径を太くしたり原料液を高濃度にしたりしても反応熱の急激な発熱を精密に制御することができるので、目的反応物の収率向上を図ることができるだけでなく工業化を実現することができる。
【解決手段】複数の原料液をそれぞれの供給路から反応流路の合流部に合流させて発熱反応させる際に、反応熱の影響により目的反応物以外の副反応物が生成されるのを抑制する化学反応物の製造装置10において、複数の原料液L1,L2の少なくとも1つの原料液を分割して、反応流路24の合流部24Aにおいて原料液L1,L2同士が交互に配列した複層流Lを形成することにより原料液L1,L2同士を薄層状態で反応させる分割手段12と、反応流路24の外側から冷却する外部冷却手段22と、複層流Lのうちの少なくとも中央部を流れる中央流体を反応流路24に合流させる前に予め冷却する内部冷却手段20と、を備えた。 (もっと読む)


【課題】超音波溶着によって二部材を接合する凸条を、その全長に亘ってムラなく超音波溶着することができる接合方法、及び、流路の密閉性を向上させることのできるマイクロ流路デバイスの製造方法を提供する。
【解決手段】複数の基板部材が積層接合されてなり、隣接する二つの基板部材の間に流路が形成されているマイクロ流路デバイスの製造方法であって、前記流路を形成する二つの基板部材のうち、一方の基板部材の接合面には、他方の基板部材を積層した状態で前記流路に露呈する二つの基板部材の境界を囲むように延びる凸条が形成されており、前記二つの基板部材を積層して加圧し、前記凸条をその全長に亘って前記他方の基板部材の接合面に接触させ、前記凸条がその全長に亘って前記他方の基板部材の接合面に接触した状態で、超音波の発振を開始し、前記凸条を前記他方の基板部材の接合面に超音波溶着する。 (もっと読む)


【課題】 誘電泳動を用いることにより、粒子のトラップをそれぞれのトラップスポット毎に制御することができる選択的粒子配置機能を持つダイナミックマイクロアレイ装置を提供する。
【解決手段】 ダイナミックマイクロアレイ装置において、トラップ流3と非トラップ流4の2層の流れを持つ流路2からなり、粒子8をトラップ流側に移動させるように常時駆動している第1の誘電泳動装置Aと、前記トラップ流3側を流れる粒子8をそのままトラップ流3側に流すか、または前記トラップ流3側を流れる粒子8を非トラップ流4側に移動させるかを制御する第2の誘電泳動装置Bと、この第2の誘電泳動装置Bの下流に配置されるトラップスポット5とを備え、前記トラップスポット5毎に粒子8のトラップを制御可能とする。 (もっと読む)


【課題】簡便に液体流路を開通状態から閉止状態にできる液体流路装置を低コストで提供する。
【解決手段】基板の少なくとも片面に、液体が流通する液体流路12と、液体が溜まる1つ以上の液槽とが形成され、基板の流路形成面には蓋板が積層した液体流路装置であって、液体流路12の一部を開通状態から閉止状態にする閉止手段を有する。閉止手段は、液体流路12の一部から分岐して形成された封止材料供給槽16と、該封止材料供給槽16に充填された封止材料17とを有する。封止材料供給槽16に対応する部分の蓋板を矢印Bのように押圧する操作、または封止材料供給槽16の底部を外側から押圧する操作により、封止材料17は液体流路12の一部に押し出され、その部分を前記閉止状態とする。 (もっと読む)


本発明は、複数のマイクロ流体チャネルを有する集積薄膜装置を制御する方法及び装置に関する。一実施の形態では、複数のマイクロ流体チャネル及び複数の多重化抵抗熱検出器(RTD)を有するマイクロ流体チップを備えるマイクロ流体装置が提供される。RTDのそれぞれは、マイクロ流体チャネルのうちの1つと関連付けられる。RTDは、個別電極と共通電極対を通じて電源に接続される。隣接するRTDは交番極性で駆動することができ、共通電極内の電流は仮想接地回路を用いて最小化することができる。コンパクトマイクロ流体装置は、高速加熱及び非常に精密な熱制御が可能である。コンパクトマイクロ流体装置は、RTDを用いて、加熱性能なしで温度を感知することも可能である。
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【課題】微細流路の変形が生じない高精度なプラスチック製のマイクロチップを提供することである。
【解決手段】マイクロチップ10は、微細流路13となる微細加工が施されたプラスチック製の第1基材11と、第1基材11の微細加工された面に接着剤レス接合されたプラスチック製の第2基材12とを含み、第2基材12の接合面に金属薄膜14が設けられている構成とする。 (もっと読む)


【課題】アンモニア等の液体に可溶性のガスを、再現性良く、高感度に測定する方法及びそれに用いられる気液相分離方法並びにそのためのマイクロ流路チップを提供すること。
【解決手段】マイクロ流路チップは、基板内に設けられたマイクロ流路と、マイクロ流路の下流端に接続され、深さが10μm〜100μmであり、上部が多孔性膜で被覆された気液相分離マイクロ流路とを具備する。マイクロ流路内を流通する気相と液相から成る二相流であって液相流がマイクロ流路の周縁部を流通し、気相流がその内側を流通する二相流から、気相を排除して液相流にする気液相分離方法は、マイクロ流路チップ内のマイクロ流路に二相流を流通させ、気液相分離マイクロ流路に導き、この領域を流通させ、それによって気相流を多孔性膜を介して気液相分離マイクロ流路から外部に排出することを含む、を提供する。 (もっと読む)


【課題】生物学的液体のための回路であって、きわめて簡潔であり、使い勝手がよく、信頼できる回路を提供すること。
【解決手段】この方法は、バッグをシェル(13、14)の間に締め付け、膨張用コネクタを介して膨張剤を注入することによってパイプ(12)を形成するステップを含む。この回路は、バッグ(126)およびプレス(10)を備えており、プレス(10)が、上記バッグをバッグのフィルム(25、26)の間にパイプ(12)か形成された状態にて締め付ける2つのシェル(13、14)を備える。 (もっと読む)


【課題】試薬類等を適切に取り扱うことができるカプセルおよび化学処理用カートリッジを提供する。
【解決手段】カプセル1はドーム状の2つのフィルム11,12をその周囲で互いに貼り合わせることにより形成されている。フィルム11,12は、アルミ蒸着が施されたヒートシール可能なフィルムをしぼり成形加工することにより形成される。2つのフィルム11,12は加熱温度によってシール強度を変えられる材料(イージーピール材料)で構成され、周辺の接着領域Rで互いに熱溶着される。その後、カプセル1の内部に充填部13を介して試薬等の内容物が充填される。 (もっと読む)


【課題】
簡易な構成で、非接触で反応液に影響を与えずに反応液の温度を直接、精度良く測定し、反応の目的に応じて高速で高精度な温度制御を行なうことができる反応液温度の測定方法及びその装置の提供。
【解決手段】
本発明は、前記反応液の体積の変化と温度の変化との対応データを記憶する記憶工程と、前記マイクロ流路における前記反応液の界面を検知し、前記反応液の移動した位置を検出する検出工程と、前記検出工程で検出された前記反応液の移動した位置から前記反応液の体積の変化を算出する算出工程と、前記算出工程で算出された前記反応液の体積の変化に、前記記憶工程で記憶された前記反応液の体積の変化と温度の変化との前記対応データを照らして前記反応液の温度を測定する測定工程と、を有することを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】本発明は、送液チューブと基板との間に液密性の高い接続を達成し、且つ、送液チューブと基板とを簡単に着脱できるコネクタを提供することを目的とする。
【解決手段】本発明は、端部(103)に末端から始まる少なくとも一つのスリット(104)が設けられているフェラル(10A、10B)と、長手方向中央に送液チューブ(20)が挿通される貫通孔を有し、基板側端面には、フェラルの第二の端部が嵌合するすり鉢状の凹部(121)が形成されたスリーブ(12)と、フェラル及びスリーブを中空部(161)に格納して基板方向に押し付けながら、基板(40)が固定された基板ホルダー(30)に係止されるキャップ体(16)と、を備えるコネクタ(1)を提供するものである。 (もっと読む)


【課題】分離効率に優れたマイクロ流路デバイスを提供すること。
【解決手段】流路の一部がフィルター状の隔壁により隔てられている微小流路を有し、前記微小流路は、1つの供給口及び2つの排出口を少なくとも有し、前記供給口と1つの前記排出口とは、前記フィルター状の隔壁を通して接続されており、前記供給口と他の1つの前記排出口とは、前記フィルター状の隔壁を通らず接続されており、前記フィルター状の隔壁は、微小流路の流路方向と平行に設けられていることを特徴とするマイクロ流路デバイス、前記マイクロ流路デバイスを備えた分離装置、及び、分離方法。 (もっと読む)


【課題】第1に、反応効率等に優れると共に、第2に、しかもこれが、簡単容易にコスト面にも優れて実現される、難分解性有機化合物の還元,無害化用のマイクロリアクターを提案する。
【解決手段】このマイクロリアクター1は、マイクロ流路3に、難分解性の有機化合物2の水溶液4が圧入されて層流となると共に、紫外線照射面6以外の流路形成面7に、光触媒8が付着コートされており、有機化合物2は、紫外線(hν)照射に基づき、光触媒8との界面での分子拡散により還元される。界面では、光触媒8が紫外線照射により、外殻軌道の電子(e)が励起されて正孔(hole)が形成され、水が正孔にて電子を収奪されて、OHラジカル(・OH)が生成され、有機化合物2は、水がOHラジカルにて酸化される際に生成される発生期の原子状水素(H+e)にて、還元される。 (もっと読む)


【課題】高収率で高純度の有機無機ハイブリッド材料として有用なかご型有機基修飾金属酸化物を効率良く得る製造方法を提供する。また、上記のかご型有機基修飾金属酸化物を必要によりナノメートルサイズでしかも単分散な微粒子として連続的かつ短時間で製造する方法を提供する。
【解決手段】有機基修飾金属酸化物前駆体液と水性媒体とを流路に導入し、該流路中で加熱加圧下において前記両液を混合して、かご型有機基修飾金属酸化物を生成させる、かご型有機基修飾金属酸化物の製造方法。 (もっと読む)


【課題】従来のように析出した粒子の凝集工程、分離工程、乾燥工程を行わなくても、水系溶媒で析出した粒子を有機溶剤系溶媒に直接分散させて微粒子を製造することができるので、単分散性や微粒子サイズの向上を図ることができる。
【解決手段】有機顔料を溶媒中に溶解させた顔料溶解液L1と、該顔料溶解液L1中における有機顔料の溶解度を下げて有機顔料の粒子を析出させる水と、有機顔料に対して良溶媒として作用する有機溶剤に分散剤を含有させた分散剤溶液L3とを、それぞれ独立した入口流路16A〜16Cを介して1つの合流領域14で合流させ、該合流領域14から1本の混合流路18を通って流出させることにより、顔料溶解液L1及び水L2とから成る水系溶媒で析出した粒子を、分散剤を含有させた有機溶剤系溶媒に直接分散させて微粒子を製造する。 (もっと読む)


マイクロ流体デバイスは、壁により画成され、流路(52)を構成するように、またこれと並行して多流路基本デザインパターン(57)を構成するように流体連通して直列に配列された、混合および/または滞留時間を提供することのできる基本デザインパターン(34)の群を備えた少なくとも1つの並列多流路構造(50)を含む少なくとも1つの反応体通路(26)を備えており、並列多流路構造(50)は、2つの隣接する並列流路(52)の基本デザインパターン(34)の間に少なくとも1つの連通区域(54)を備えており、この連通区域(54)は、連通区域(54)が間に配置された基本デザインパターン(34)により画成された平面と同じ平面にあり、同じ流動方向を有する隣接する並列流路(52)の間の質量流量差を最小にするために、流体を通過させることができる。
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【課題】反応ガスの消費量を最小限に抑制する。
【解決手段】反応空間11を有する反応容器10と、反応空間に反応基質を含む液体材料を供給する液体材料供給装置20と、反応空間に反応気体を供給する気体供給装置30と、反応空間につながり反応基質と反応気体とが反応して生成された生成液を溜める液溜空間45を有する液溜部41とを有する。反応空間及び液溜空間を密封状態にしつつ、液溜部の生成液を排出する排出装置40を有する。 (もっと読む)


【課題】 1または複数の計量された第1の液体量を一般に過剰量の第2の液体量から分離することが圧力発生手段なしで達成される、微量流体装置を提供する。
【解決手段】 本発明は、1または複数の第1の計量された液体量Aを計量し、この液体量を第2の液体量Bから分離するための微量流体装置に関する。該装置は第1の流路2と、1または複数の第2の流路16とを有する。第1の流路2は取入口11と排出口12とを有する。該装置は排出口12の範囲で、取入口の範囲での毛管力よりも大きいかまたは同じ毛管力を有する。第2の流路16は1または複数の分岐点4にて前記第1の流路2から分岐する。第2の流路16は分岐点4にて第1の流路2よりも大きい毛管力を有する。第2の流路16は予め定められる容量を有する。 (もっと読む)


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