説明

Fターム[4G076CA31]の内容

Fターム[4G076CA31]に分類される特許

1 - 12 / 12


【課題】電気化学特性に優れた複合膜構造体及び燃料電池、並びにそれらの製造方法を提供する。
【解決手段】水素透過性金属膜1と固体電解質膜2とからなる複合膜構造体であって、固体電解質膜2は、水素透過性金属膜1の熱酸化処理した表面上に塗布法により形成されたものであり、2価のアルカリ土類金属をAサイトに配し、4価のセリウム及び4価のジルコニウムのうち少なくとも一方をBサイトに配するペロブスカイト型酸化物を基本構造とし且つ4価のBサイト元素の一部を3価の希土類元素で置換した結晶構造を有する化合物からなり、固体電解質膜2は、アルカリ土類金属と、セリウム及びジルコニウムのうち少なくとも一方と、希土類元素と、を含む有機金属酸塩溶液を塗布して第1固体電解質前駆体膜を形成し、前記第1固体電解質前駆体膜を急速昇温熱処理により結晶化させることにより形成した第1固体電解質膜21を備える。 (もっと読む)


【課題】SOFCの動作温度を低下させることによる出力電圧の低下を抑制できるSOFCを提供できるSOFC用空気極材料を提供する。
【解決手段】空気極1と、燃料極2と、空気極1と燃料極2との間に配置された電解質層3とを備え、前記空気極1が、集電層1aと集電層1aの電解質層3側に配置された活性層1bとを含む固体酸化物型燃料電池の活性層1bに用いられる空気極材料であり、APr1−x (AはBa, Sr, Caから選ばれた1種であり、BはSm,Gd,Y,Yb,Scから選ばれた1種であり、Xは0以上0.3以下である)の式で表されるペロブスカイト型酸化物を含む固体酸化物型燃料電池用空気極材料とする。 (もっと読む)


下記式(I)により表されるペロフスカイト:AA’(1−x)(1−y)B’3−δ[式中、AおよびA’は、La、Ce、Pr、Nd、Sm、Eu、Gd、Tb、Dy、Thを含むランタニド系列およびアクチニド系列の三価希土類元素から選択された少なくとも一種の元素を表し、Bは、Sc、および、Al、Ga、Inを含むがそれらに限定されないIIIA族元素から選択された少なくとも一種の元素を表し、B’は、遷移金属から選択されるが、Ni、Cu、Co、Fe、Mn、Pt、Pd、Rh、Ru、Ir、Ag、Auに限定されない少なくとも一種の元素であり、x=0〜1、貴金属に対して0≦y≦0.2、貴金属以外の遷移金属に対して0≦y≦0.5、そして、δは、酸素欠損量を表す。]が、ここに開示されている。さらに、ペルフォスカイトの調製のための低温プロセスおよびその使用がここに開示されている。 (もっと読む)


【課題】信頼性の向上した燃料電池セルスタック装置、燃料電池モジュールおよび燃料電池装置を提供する。
【解決手段】燃料電池セル3を構成するランタンクロマイト系ペロブスカイト型複合酸化物を含有してなるインターコネクタ15上に、Laを含有してなるペロブスカイト型複合酸化物を主成分とする焼結体からなる第1の層16と、Laを含有してなるペロブスカイト型複合酸化物を主成分とする焼結体からなる第2の層17とがこの順に積層されており、第2の層17と集電部材とが、Laを含有してなるペロブスカイト型複合酸化物を主成分とする焼結体からなる接着層18により接合されているとともに、第1の層16、第2の層17および接着層18における気孔率が、この順に大きくなっていることから、第1の層16、第2の層17および接着層18の各層が剥離することを抑制でき、信頼性の向上した燃料電池セルスタック装置とすることができる。 (もっと読む)


【課題】排気ガス浄化性能が高い複合酸化物を提供する。
【解決手段】一般式Sr2−x7−δで表されるRuddlesden-Popper型結晶相と、一般式SrT1−y3−δで表されるペロブスカイト型結晶相とが混在し、式中のxは0≦x<0.1を満たす数であり、yは0≦y<0.1を満たす数であり、δは酸素欠陥分であり、TはFe、Mo、Zr、Ti、V、Cr、Mn及びCoのうちから選ばれる少なくとも1種であり、MはPd、Ru、Rh、Pt及びIrのうちから選ばれる少なくとも1種である複合酸化物を触媒に用いる。 (もっと読む)


【課題】より低温の温度域で、良好なカーボン除去特性を示すカーボン除去装置を提供する。
【解決手段】アノード電極120と、カソード電極130と、前記両電極の間に設置されたプロトン導電性を有するプロトン導電膜110とを有し、アノード電極120にカーボンを付着させ、アノード電極120が水蒸気を含む環境に曝された状態で両電極に電流または電圧を印加し、水蒸気から解離した酸素によりアノード電極120に付着したカーボンを酸化してカーボンを除去する。 (もっと読む)


【課題】高い触媒活性を長期にわたり維持できる酸化触媒体を備える酸素分離膜エレメントを提供すること。
【解決手段】本発明により提供される酸素分離膜エレメント10は、酸素イオン伝導性セラミック体から成る酸素分離膜13と、当該酸素分離膜の少なくとも一方の表面に形成された酸化触媒体14とを備えた膜エレメントであって、上記酸化触媒体は、一般式ABB’O3−δ(δは電荷中性条件を満たすように定まる値。)で表わされるペロブスカイト型酸化物であり、ここでAは、Ln(ランタノイド)、Ba、Sr及びCaからなる群から選択される1種又は2種以上の元素であり、Bは、少なくともTiとFeとを包含するペロブスカイト型構造を構成し得る複数の金属元素であり、B’は、ニッケル、コバルト及び白金族元素からなる群から選択される1種又は2種以上の元素である。 (もっと読む)


本発明は、水素イオン伝導セラミック相と安定化セラミック相とから成る多相水素イオン伝導材料に関する。膜を介して水素の分圧勾配の存在下または電圧の影響下、これらの材料によって製造された膜は、水素イオン伝導相を介して水素イオンの選択的に透過し、膜を介して超高純度の水素イオン透過が生じる。安定化セラミック相は、その材料を使用して形成される膜の条件下での、膜の少なくとも1つの水素イオン伝導相と少なくとも1つの予測されるガスとの間の反応生成物に、実質的に構造的および化学的に同じである。セリウム酸バリウム系水素イオン伝導膜において、安定化セラミック相の1つはセリアである。
(もっと読む)


【課題】 本発明は、凝集が抑制され、分散性に優れるとともに単一相であるプロトン伝導性ペロブスカイト微粒子を得ることを目的とした製造方法に関するものである。
【解決手段】 ペロブスカイト型の結晶構造を有するABOからなるプロトン伝導性ペロブスカイト微粒子であって、AサイトがBa、Sr、BサイトがCeからなり、両サイトの少なくとも一部が他元素40mol%以内で置換され、且つAサイトとBサイトの元素比が0.9〜1.1である炭素を含むペロブスカイトABO前駆体を生成する第一工程と、第一工程で得られた前駆体を全圧8.0×10〜1.0×10Paの真空中で、500〜1200℃の熱処理により反応させる第二工程からなることを特徴とするプロトン伝導性ペロブスカイト微粒子の製造法である。 (もっと読む)


本発明に係る水素ガス分離装置は,中空室を有する基体と,原料ガスが導入されるガス導入室と水素ガスが導出されるガス導出室とに中空室を仕切るガス透過層とを備えている。ガス透過層は,プロトン伝導性及び電子伝導性を有するプロトン−電子混合伝導性セラミックスを基材として形成されている。
(もっと読む)


溶融多結晶質研磨粒子、ならびにその製造および使用方法。たとえば、本発明による溶融多結晶質研磨粒子は、研磨物品における研磨粒子として有用である。

(もっと読む)


プロトン伝導性セラミック電解質を有する電解質、およびこの電解質と接触する2相拡散膜電極を備える、プロトン伝導性燃料電池であって、この電極は、実質的に非多孔性であり、そして水素透過性である。また、プロトン伝導性セラミック電解質と接触している正極および負極を有する、プロトン伝導性燃料電池から、水素分子を発生させる方法は、水素気体混合物から純粋な水素を抽出する工程、およびこの燃料電池の正極において水蒸気を電気分解し、酸素分子(O)および水素イオンを形成する工程、ならびにこれらの水素イオンをこの燃料電池の負極において還元して、水素分子(H)を生成する工程を包含する。
(もっと読む)


1 - 12 / 12