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Fターム[4H006BA61]の内容

有機低分子化合物及びその製造 (186,529) | 反応の促進、抑制 (32,735) | 還元触媒、水素化触媒 (516)

Fターム[4H006BA61]に分類される特許

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【課題】キシレンをアンモ酸化して得られるジシアノベンゼンの水素化によりキシリレンジアミンを製造するに際して、高収率、長い触媒寿命をもって安定的に、且つ経済的にキシリレンジアミンを製造する方法を提供する。
【解決手段】ジシアノベンゼンよりも低沸点の化合物は除去されているがジシアノベンゼンよりも高沸点の化合物は除去されていない溶融状のジシアノベンゼンを液体アンモニア含有溶媒に溶解させ、ジシアノベンゼン多量体の少なくとも一部を不溶成分として析出させる。析出物を固液分離して得られるジシアノベンゼン多量体の含有量が低減された溶液を水素化に供すると、高収率でキシリレンジアミンが製造され、かつ、水素化触媒の寿命が長くなる。 (もっと読む)


【課題】シス−1,4−シクロヘキサンジカルボン酸(c−CHDA)を簡便な方法で効率的に異性化させ、高濃度のトランス−1,4−シクロヘキサンジカルボン酸(t−CHDA)を得るための製造方法を提供する。
【解決手段】t−CHDAの製造方法であって、c−CHDA及びt−CHDAの混合物(粗CHDA)を、c−CHDAの融点以上に加熱し、かつt−CHDAの融点未満の温度に保持しながら異性化反応を行い、溶融したc−CHDA中に、異性化して生成したt−CHDAを析出させ、かつ溶融したc−CHDA中に析出したt−CHDAを分離、回収して得ることによりt−CHDAを製造して、上記課題を解決した。 (もっと読む)


生体源由来のドデカン二酸を精製するための方法、および生体源由来のドデカン二酸を含む組成物が提供される。いくつかの実施形態において、上記方法は、第1に、ムコン酸を、再生可能な炭素源から生物学的に形成する工程、上記ムコン酸をヘキセン二酸に還元する工程、次いで、上記ヘキセン二酸と、不飽和脂肪酸(代表的には、Δ不飽和脂肪酸)とを、メタセシス反応において反応させて、ドデセン二酸を生成する工程を包含する。次いで、ドデセン二酸は、ドデカン二酸に還元される。ドデカン二酸は、ポリマー(例えば、ポリアミド)を形成するために使用され得る。ポリアミドの例としては、ナイロン(例えば、ナイロン6,12)が挙げられる。ナイロン6,12は、ドデカン二酸と、1,6−ヘキサメチレンジアミンとを反応させることによって形成され得る。
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垂直縦型反応器(1)中で、懸濁触媒の存在下でジニトロトルエンを水素で水素化してトリレンジアミンを製造する方法であって、
前記反応器の上端には、反応器底から抜き出され、外部ループ(3)を経由して来た反応混合物が反応器(1)の上部に噴霧される可動式ジェットノズル(2)が設置され、反応混合物は、前記反応器の長さ方向に設置された中央挿入チューブ(4)中に流入し、該チューブ内を頂部から下向きに流れ、一方で内部ループ運動により挿入チューブ(4)の外側で上向きに流れ、
反応器(1)の内部には、冷却水が流れ、それにより反応熱の一部を吸収する熱交換器(6)を有し、
反応器(1)の上端でジニトロトルエンを供給する供給口と、反応器(1)の下端に水素を供給する供給口とを有し、
反応器(1)の内側に設置された熱交換器(6)に加えて、外部ループにおいて、さらなる熱交換器(W)が使用され、この中で、水が、反応混合物との間接的な熱交換により反応熱の残りを吸収し、且つ
180℃以上の温度でジニトロトルエンのトリレンジアミンへの水素化を行いながら、少なくともゲージ圧で0.4MPa(4bar)の圧力で蒸気を発生させるために、該反応熱を利用することを特徴とする方法。 (もっと読む)


本発明は、蒸気相中の酢酸から酢酸ビニルモノマー(VAM)を製造するための一体化した多段の経済的な方法を提供する。最初に、酢酸を、水素化触媒組成物上で選択的に水素化して、アセトアルデヒドを形成する。そのように形成されたアセトアルデヒドは、無水酢酸との反応によってエチリデンジアセテートへ変換することができる。それに続く工程において、そのように形成されたエチリデンジアセテートを、熱分解して、VAMおよび酢酸を形成する。或いは、最初の工程で形成されたアセトアルデヒドを、ケテンと選択的に反応させて、VAMを形成することができる。本発明の態様において、シリカ上に担持された白金および鉄上での酢酸および水素の反応は、蒸気相中において約300℃の温度で選択的にアセトアルデヒドを生成し、それを、白金担持触媒上で選択的に水素化して、エタノールを形成し、そしてNAFION触媒上で脱水して、約185℃の温度でエチレンを形成し、それを、分子酸素、酢酸と混合し、そしてチタニア上に担持されたパラジウム/金/カリウム触媒上で反応させて、約150℃〜170℃の温度でVAMを形成する。 (もっと読む)


光学的に純粋又は光学的に非常に富化された、式(1)[ここで、Rは、C−C12−アルキル(非置換であるか、又は1〜2個のC−C−アルコキシで置換されている);シクロペンチル又はシクロヘキシル(非置換であるか、又は1〜3個のC−C−アルキルもしくはC−C−アルコキシで置換されている);あるいはベンジル、フェニル又はナフチル(非置換であるか、又は1〜3個のC−C−アルキル、C−C−アルコキシ、C−C−フルオロアルキルもしくはC−C−フルオロアルコキシ、F又はClで置換されている)であるか、あるいは、Rは、−CROH又は−CROSi(C−C−アルキル)(ここで、R及びRは、H、非置換C−C12アルキル、置換C−C12アルキル、非置換C−Cシクロアルキル、置換C−Cシクロアルキル、非置換アリール、置換アリールからなる群より独立して選択されるか、又はR及びRは、非置換5〜6員脂肪族炭素環又は置換5〜6員脂肪族炭素環を形成することができる)であり、各々R及びR’は、独立して、水素であるか、又はRの意味を有し、R、R’及びRは、同じであるか異なっていることができ、R及びRは、独立して、C−結合炭化水素基又はヘテロ炭化水素基であり、そして各々両方のRは、C−C−アルキル、シクロペンチル、シクロヘキシル、フェニル、メチルフェニル、メチルベンジル又はベンジルであるか、あるいは両方のRは一緒になって脂肪族C−C炭素環を形成する]のキラルな化合物。これらの配位子の金属錯体は、不斉付加反応、特に水素化のための、均一系触媒である。
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式(j1)又は(j2)で表されるルテニウム触媒の存在下、水素ガスで;式(i)で表されるジヒドロナフタレンアミド化合物を還元することによる式(k1)又は(k2)で表される化合物を製造する方法;Ru(Z)(L)=(j1)、Ru(E)(E’)(L)(D)=(j2);式中、m、n、Ar、Y、R、E、E’、D、Z、及びLは本明細書で定義されたとおりである。

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本発明は、スチレンの存在下でフェニルアセチレンに選択的に水素を付加する方法を開示する。本方法では、水素付加反応条件の下で、フェニルアセチレンおよびスチレンを含有する炭化水素画分の供給原料を、炭素を包含する触媒に接触させる。なお、上記炭素を包含する触媒の炭素含有量は、上記触媒の重量を基準にすると0.02重量%〜8重量%である。 (もっと読む)


本発明は、トランス4−アミノ−シクロヘキシル酢酸エチルHClの製法に関連し、d)0.1−0.6barの過剰圧力においてPd/Cの存在下で40−50℃の間の温度、プロトン性溶媒で4−ニトロフェニル酢酸を水素化し、そして、e)1−4barの過剰圧力において50−60℃の間の温度でステップa)の位置で得られた4−アミノフェニル酢酸をさらに水素化し、その後f)塩化水素エタノールで1−3時間ステップb)で得られた4−アミノシクロヘキシル酢酸を加熱還流し、そして必要であれば溶媒を除去した後でアセトニトリルが得られた残基に加えられ、その後蒸留される。 (もっと読む)


本発明はドセタキセル1の合成法を開示する。これは、a)化合物2と3の水酸基のアセチル化反応により化合物4を得る工程、b)工程aから得られた化合物4の水酸基のR1の脱保護をし、化合物5を合成する工程、c)工程bから得られた化合物5の1個のtert-ブトキシカルボニルを除去し化合物6を合成する工程、d)工程cから得られた化合物6の1個のアセチル基を除去し化合物1を合成する工程、を含む。R1は、tert-ブチルジメチルシリル、トリエチルシリル、エトキシエチル、テトラヒドロピラニル、トリクロロエトキシカルボニル又はメトキシメチルを表し、Bocはtert-ブトキシカルボニルであり、Acはアセチルであり、Phはフェニルである。本発明はまた、ドセタキセルの中間体とその合成法を開示する。本発明の合成法では、使用される保護基は除去が容易であり、当該中間体の精製が容易であり、費用が比較的低く、収率と純度は比較的高い。そして当該方法は商用生産の実施までスケールを大きくできる。
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開示されるのは、1,2−芳香族ジアミンから1,2−脂環式ジアミンの調製法である。一つの態様では、この方法は担持ロジウム触媒、アンモニアおよび無機ホウ水素化物の存在下で極性のプロトン性溶媒に含まれる1,2−フェニレンジアミンと水素との反応により1,2−ジアミノシクロヘキサンを作成する方法、および全体的転換および選択性を強化する方法を提供する。 (もっと読む)


式(1):[式中、Rは、C−C−アルキル、非置換のシクロペンチル、シクロヘキシル、ノルボルニルもしくはアダマンチル、又は1〜3個のC−C−アルキルもしくはC−C−アルコキシによって置換されているシクロペンチルもしくはシクロヘキシル、又は非置換であるか、1〜3個のC−C−アルキル、C−C−アルコキシ、C−C−フルオロアルキル又はC−C−フルオロアルコキシ、F及びClによって置換されているベンジル、フェニル、ナフチル及びアントリルであり、R及びRは、各々独立して、C−結合炭化水素基又はヘテロ炭化水素基であり、Rは、C−C−アルキル、シクロペンチル、シクロヘキシル、フェニル、メチルフェニル、メチルベンジル又はベンジルである]の配位子を調製する方法であって、(a)式(A):(式中、Rは上記定義のとおりである)の化合物を、アミン側鎖のオルト位で立体選択的にメタル化し、式R−PX2(ここで、Rは上記定義のとおりであり、Xは、Cl又はBrである)のジハライドと反応させ、立体選択的加水分解により、SPO基を含む化合物を得て、式H−PR(ここで、R及びRは、上記定義のとおりである)の第二級ホスフィンとの反応により、式(1)の化合物を得ること、を含む方法。本方法によって得られた新規な配位子及びそれらの金属錯体。
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【課題】多価アルコールからその水素化分解物を高収率で製造する方法、及びそれに用いる高活性な水素化分解触媒を提供する。
【解決手段】銅成分(a)、並びに周期表第8〜10族の第5及び第6周期の元素から選ばれる少なくとも一種の元素成分(b)を含む触媒の存在下に、多価アルコールと水素とを反応させる多価アルコールの水素化分解物の製造方法、及びそれに用いる水素化分解触媒である。 (もっと読む)


本発明は、a)−50℃〜100℃の温度及び0.01〜300barの圧力で第2級アミンとアクロレインを反応させ、かつb)工程a)中で得られた反応混合物と水素及びアンモニアを水素化触媒の存在下で1〜400barの圧力で反応させることにより、N,N−置換−3−アミノプロパン−1−オールを製造する方法に関し、この場合、この方法は、工程a)中で第2級アミンとアクロレインとのモル比が1:1又はそれより大であり、かつ工程b)中の温度が−50℃〜70℃の範囲であることを特徴とする。好ましい実施態様において、再生可能な原料をベースとするグリセリンから得られたアクロレインを使用する。さらに本発明は、ポリウレタン製造のための触媒として、ガス洗浄におけるスクラビング液として、電気化学及び電気めっき分野における、有機合成における供給材料として、及び薬剤及び植物保護剤の製造における中間生成物としての、再生可能な原料をベースとするN,N−ジメチル−3−アミノプロパン−1−オール(DMAPOL)の使用に関する。 (もっと読む)


【課題】微生物を用いた発酵方法により得られる発酵液から食品材料ならびにポリマーやジカルボン酸誘導体への原料として有用な高純度の脂肪族ジカルボン酸を提供する。
【解決手段】バイオマス資源から脂肪族ジカルボン酸を誘導し、触媒存在下で水素処理を行い臭気成分を除去すること、及び/又は、該脂肪族ジカルボン酸の250〜300nmの紫外線領域の平均吸光度が0.05以下になるように、該脂肪族ジカルボン酸から不純物を除去することを特徴とする。 (もっと読む)


本発明は、水素化触媒、特に二硫化炭素(CS)を水素化してメチルメルカプタン(CHSH)にするのに有用な水素化触媒、およびこの調製法に関する。本発明は、二硫化炭素変換率が100%、およびメチルメルカプタン選択性が100%である、二硫化炭素の触媒水素化によるメチルメルカプタンの連続製造法にも関する。 (もっと読む)


アセトンおよびベンゼンからクメンを生産するためのプロセスにおいて、アセトンを含む第一供給流と水素とを、第一反応ゾーンにおいて、水素化触媒の存在下、前記アセトンの少なくとも一部をイソプロパノールに転化させてイソプロパノールが豊富な第一液体排出流と未反応水素が豊富な第一蒸気流とを生産するのに十分な水素化条件下で、接触させる。次に、前記第一液体排出流の少なくとも一部に(該第一液体排出流の中間精製なしで)、および場合により前記第一蒸気流の少なくとも一部に、ベンゼンを追加して、第二供給流を形成する。次に、前記第一反応ゾーンとは別の第二反応ゾーンにおいて、前記第二供給流とアルキル化触媒とを、前記第二供給流の少なくとも一部を液相状態で維持するために十分な、ならびに前記第二供給流中のイソプロパノールの少なくとも一部を前記ベンゼンと反応させてクメンおよび水を形成し、少なくともクメン、水および未反応ベンゼンを含む第二排出流を生産するために十分なアルキル化条件下で、接触させる。前記第一蒸気流および/または前記第二排出流から水素を分離する。前記水素の少なくとも一部を、前記第一反応ゾーンに再循環させる、および/またはこのシステムからパージする。
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【課題】分枝ポリアミンを生成するための方法を提供すること。
【解決手段】分枝ポリオールをニトロアリールカルボン酸と反応させ、ニトロベンゾイルエステルを形成する工程;および、該ニトロベンゾイルエステルを水素化し、分枝ポリアミンを形成する工程を包含する、プロセスを提供すること。ならびに、分枝ポリオールをニトロアリールカルボン酸と反応させ、ニトロベンゾイルエステルを形成する工程;該ニトロベンゾイルエステルを水素化し、分枝ポリアミンを形成する工程;および、該分枝ポリアミンをヒドロゲル前駆体と反応させる工程を包含する、プロセスを提供すること。 (もっと読む)


【課題】断熱型反応器を用い、アセトンと水素とを直接反応させ、イソプロパノールを製造する方法であって、従来の方法と比べて熱回収が可能となる高い反応温度で高選択的にイソプロパノールを製造するための方法の提供を目的とする。
【解決手段】本発明のイソプロパノールの製造方法は、断熱型反応器を用い、酸化銅−酸化亜鉛を含む固体触媒の存在下、アセトンと水素とを含む原料を反応器へ供給し、反応器出口の温度が140〜160℃となるように反応を行うことを特徴とする。 (もっと読む)


本発明は、接触水素化の分野に関し、特に、ケトン、アルデヒド及びエステル又はラトンを、それぞれアルコール又はジオールへ還元するための水素化方法における特別なルテニウム触媒又はプレ触媒の使用に関する。前記触媒は、型(N−N)のリガンド及び型(P−PO)のリガンドを含むルテニウム錯体である。 (もっと読む)


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