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Fターム[4H006BD42]の内容

Fターム[4H006BD42]に分類される特許

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【課題】トランス−1,4−ジアミノシクロヘキサンを高純度、高収率で製造する方法を提供する。
【解決手段】本発明に係るトランス−1,4−ジアミノシクロヘキサンの製造方法は、p−フェニレンジアミンを水素化することによって1,4−ジアミノシクロヘキサンの異性体混合物を生成する水素化反応工程を含み、上記水素化反応工程では、水素化反応の反応系にアルカリ土類金属酸化物が添加されることによって、上記反応系に含まれる水分が除去されるとともに、上記アルカリ土類金属の水酸化物が上記反応系において助触媒として作用する。これによって、水素化反応が十分に進行し、トランス−1,4−ジアミノシクロヘキサンを高純度、高収率で製造することができる。 (もっと読む)


【課題】本発明は、異性化反応工程を有するビスフェノールAの製造方法における異性化反応に用いる酸触媒であって、劣化が緩やかであるものを提供すること、さらに、該酸触媒を用いることにより、ビスフェノールAを効率よく製造する方法を提供することを課題とする。
【解決手段】スチレン系モノマーと架橋性モノマーとを含む重合性モノマーの共重合反応で得られたゲル型ビーズに強酸基を導入した強酸性イオン交換樹脂とビス(ヒドロキシフェニル)プロパン類を含む液とを接触させて、ビスフェノールAに異性化する異性化工程を含むビスフェノールAの製造方法において、強酸性イオン交換樹脂の平均粒径が650μm以下のものを用いる。 (もっと読む)


【課題】6,6’−(エチレンジオキシ)ジ−2−ナフトエ酸成分並びに他のジカルボン酸成分を主成分として含有するポリエステル組成物から、該酸を高収率にて安定して回収する方法を提供する。
【解決手段】下記式(1)で表される6,6’−(エチレンジオキシ)ジ−2−ナフトエ酸成分並びに他のジカルボン酸成分を主成分として含有するポリエステル組成物を、下記工程(a)〜(c)に順次供して、該酸を回収する。


工程(a):前記ポリエステル組成物をアルカリ金属の水酸化物等とを溶解度パラメータ(SP値)が11以上の溶媒の共存下で反応させる反応工程。工程(b):工程(a)での反応生成物から6,6’−(エチレンジオキシ)ジ−2−ナフトエ酸の金属塩を得る工程。工程(c):工程(b)で得られた6,6’−(エチレンジオキシ)ジ−2−ナフトエ酸の金属塩と酸とを反応させて、6,6’−(エチレンジオキシ)ジ−2−ナフトエ酸を得る工程。 (もっと読む)


【課題】高収率かつ高純度で4−アミノ−m−クレゾールを安価かつ簡便に製造すること。
【解決手段】水素および遷移金属触媒の存在下、接触還元によって、p−(4−ヒドロキシ−o−トリルアゾ)ベンゼンスルホン酸またはその塩から、4−アミノ−m−クレゾールを製造する方法。 (もっと読む)


【課題】四塩化炭素といった環境負荷の高い溶媒を用いることなく、芳香族環が塩素化されたフタル酸化合物を収率よく製造できる方法が求められていた。
【解決手段】クロロスルホン酸、塩化チオニルおよびヨウ素化合物の存在下、フタル酸化合物と塩素とを反応させる工程を有する芳香族環が塩素化されたフタル酸化合物の製造方法。フタル酸化合物は、好ましくはフタル酸、イソフタル酸、テレフタル酸、フタル酸モノハライド、イソフタル酸モノハライド、テレフタル酸モノハライド、フタル酸ジハライド、イソフタル酸ジハライドまたはテレフタル酸ジハライドである。 (もっと読む)


本発明は、ヒドロホルミル化反応の液状生産物を仕上げ処理する方法であって、放圧段階で得られた液相を分離装置に供し、それからロジウム含有液状流を導出しそしてフィルターに通し、その際生じた固形物をプロセスから除去し、そして得られた濾液をヒドロホルミル化反応に再循環する、前記方法に関する。 (もっと読む)


本発明は、アミンとホスゲンを場合により不活性媒体の存在下において気相で反応させることによりイソシアネートを製造する方法に関する。アミンとホスゲンを最初に混合して反応器内でイソシアネートに変換させる工程、反応器から出たイソシアネート及び塩化水素を含む反応ガスに液状急冷媒体(5)を添加してクエンチ部(3)内で反応ガスを冷却し、反応ガス及び急冷媒体の混合物を生成物流(7)としての急冷媒体を形成する工程を備える。用いられる急冷媒体(5)は、少なくとも一つの溶媒及びイソシアネートを含み、かつ調製工程から取り出される混合物であり、急冷媒体(5)に存在するあらゆる固形粒子がクエンチ部(3)に付与される前に除去される。 (もっと読む)


【課題】コハク酸塩含有溶液中のコハク酸を高純度・低コストかつ環境負荷の少ない手法で分離・回収する方法を提供することを目的とする。
【解決手段】コハク酸塩含有溶液から陽イオン成分をナノ濾過膜を用いて濾過することで、効率良く該陽イオン成分を除去し、さらに逆浸透膜を用いて濃縮したのち再結晶することで、高純度・低コストかつ低環境負荷な手法で分離・回収可能なコハク酸の製造方法を提供する。 (もっと読む)


分子状酸素の侵入を防ぐ条件下で固液スラリーから固体を分離する方法は、そうでなければ分子状酸素の存在が効率性を低下させ、限られた生成物収率の原因となり、プロセス又は下流の単位操作の安全な運転に潜在的に障害を与える場合において有利である。ここで開示する種々の態様の中で、結晶化及びリスラリー単位操作と組み合わせて固液分離器としてフィルターカラムを用いて混和性の成分の初期供給混合物から生成物成分を回収する方法が開示される。開示するプロセスの幾つかの態様は、結晶化器をフィルターカラムと連続して用い、次に化学反応器を用い、リスラリードラムをフィルターカラムと連続して用い、そして結晶化器及び/又はリスラリードラムの組合せを少なくとも1つのフィルターカラムと連続して用いて、生成物成分を分離及び精製することを含む。これらのカラムは、ここで開示する条件下で運転すると種々のプロセス流中への分子状酸素の望ましくない侵入を制限し、生成物成分の回収率及び運転コストの両方に関するプロセス効率性を更に向上させるので、かかるプロセスにおいてフィルターカラムを用いることは特に魅力的である。 (もっと読む)


本発明は、アクリル酸のC3前駆体化合物の部分的気相酸化によるガス状生成混合物から、主成分として含有されるアクリル酸および副生成物として含有されるグリオキサールを分離する方法に関する。当該方法により、総質量の70%がアクリル酸から成り、含有されるアクリル酸のモル量に対して少なくとも200モルppmのグリオキサールを含有する液相Pが作り出される。当該グリオキサールは、液相Pからの結晶化によって、アクリル酸から分離される。 (もっと読む)


【課題】比較的調製が容易な化合物を用いて、水溶液から難水溶性薬物等の難水溶性化合物の準安定形結晶を製造できる方法を提供すること。
【解決手段】難水溶性化合物の準安定形結晶の製造方法。シクロデキストリン誘導体と難水溶性化合物を水、水溶性溶媒又は水と水溶性溶媒の混合溶媒に溶解して得た溶液を、冷却する、冷却及びpH調整する、又はpH調整をすることで、前記難水溶性化合物の任意の準安定形結晶を析出させる。シクロデキストリン誘導体は、シクロデキストリンのグルコース分子中の2位、3位及び/又は6位にエチル、プロピル、ブチル、アセチル、ヒドロキシメチル、ヒドロキシエチル、ヒドロキシブチル、カルボキシメチル、アミノ、トルエンスルホニル、スルホブチル、グルコース、マルトース、ガラクトース、およびマンノースから成る群から選ばれる少なくとも1種の置換基を導入した化合物である。 (もっと読む)


【課題】3,4’−ジアミノジフェニルテーテルを製造する際、縮合反応にて形成する無機塩に同伴する有効成分量を低減し、低エネルギー且つ高収率で高品質のジアミノジフェニルエーテルの製造方法を提供することにある。
【解決手段】本発明の上記課題は、3−アミノフェノールと4−クロロニトロベンゼンとを非プロトン性極性溶媒中にて塩基性化合物の存在下で縮合反応させ、縮合反応により生成する無機塩を分離後、更にニトロ基を還元する反応を行い、3,4’−ジアミノジフェニルエーテルを製造する方法であって、縮合反応により生成した無機塩を分離後、該無機塩の重量の1.0〜3.0重量倍の非水溶性溶媒により該無機塩を洗浄して洗浄液を得た後、該非水溶性溶媒により洗浄された無機塩を水に溶解させ、水に対して層分離された無機塩含有非水溶性溶媒を得て、該洗浄液の溶質の一部又は該洗浄液の溶質の全量及び該無機塩含有非水溶性溶媒の溶質の一部又は該無機塩含有非水溶性溶媒の溶質の全量を縮合反応時に添加することを特徴とする3,4’−ジアミノジフェニルエーテルの製造方法によって解決する事ができる。 (もっと読む)


【課題】タール分の生成量を抑制しつつ、シクロヘキサノンを製造しうる方法を提供する。
【解決手段】本発明の製造方法は、以下の第一酸化反応工程、タール分除去工程および第二酸化工程を含むことを特徴とする。
第一酸化反応工程:原料シクロヘキサンを液相状態で分子状酸素と転化率1%〜3%で反応させてシクロヘキサノンおよび未反応シクロヘキサンを含む第一酸化反応液を得る工程
タール分除去工程:第一酸化反応工程で得た第一酸化反応液を反応温度未満に冷却してタール分を析出させ、析出したタール分を除去する工程
第二酸化反応工程:タール分除去工程でタール分を除去したのちの第一酸化反応液を反応温度に加熱し、液相状態で分子状酸素と転化率3%超で反応させてシクロヘキサノンを含む第二酸化反応液を得る工程 (もっと読む)


【課題】プソイドイオノン、ゲラニルアセトン、および/またはジヒドロゲラニルアセトンを選択的に水素化することによってテトラヒドロゲラニルアセトンを調製する方法を提供する。
【解決手段】テトラヒドロゲラニルアセトンを生成する方法であって、プソイドイオノン、ゲラニルアセトン、および/またはジヒドロゲラニルアセトンを含み、且つ炭素-酸素二重結合よりも炭素-炭素二重結合の水素化を優先的に行うことのできる触媒の粒子が懸濁されている液相を、水素を含有するガスの存在下で、該触媒粒子の移動を妨げる器具を通して導通させる。 (もっと読む)


【課題】製造プロセスを連続化させて、高品質の製品を得る。
【解決手段】9,9−ビス(4−ヒドロキシフェニル)フルオレン類を生成させる反応工程、 前記反応工程から得られた反応生成物を、脱水する脱水工程、9,9−ビス(4−ヒドロキシフェニル)フルオレン類を濃縮する濃縮工程、前記濃縮工程から得られた濃縮液を冷却等により結晶を晶析させる晶析工程、スラリーと母液及び洗浄液を分離する晶析生成物分離工程、前記晶析生成物分離工程で得られた結晶を含むスラリーから溶媒を除去する溶媒除去工程、前記溶媒除去工程で得られた溶媒を含む液、前記晶析生成物分離工程で得られた母液及び洗浄液のうち少なくとも一部を精製する溶媒精製工程、前記晶析生成物分離工程で得られた母液を精製して前記反応工程へ供給するフェノール類精製工程、を含む。 (もっと読む)


本発明は、触媒の存在下におけるニトリル化合物の水素添加によるアミン化合物の製造方法に関する。より詳細には、本発明は、ラネー金属をベースとする触媒の存在下におけるジニトリル化合物の連続水素添加によるジアミンの製造方法に関する。本発明の方法は、不純物の生成及び触媒活性の低下を最低限にするためにニトリル化合物のモル流量及び水素添加栓流反応器中の触媒の重量流量を調節することに関する。 (もっと読む)


【課題】高濃度のアクリル酸含有溶液を用いて共沸蒸留を行うことなく高収率でアクリル酸を製造する方法を提供する。
【解決手段】 以下の工程を含む、アクリル酸の製造方法。(a−1)アクリル酸原料1の接触気相酸化反応により得たアクリル酸含有ガスを得る工程、(a−2)アクリル酸含有ガス25を捕集塔30に導入し、捕集用水溶液33と接触させてアクリル酸含量が80質量%以上のアクリル酸含有溶液35,35’を得る工程、(a−3)捕集塔から排出させる排出ガスの少なくとも一部を冷却した後に、接触気相酸化反応器20に循環する工程、(a−4)冷却によって凝縮した凝縮液の少なくとも一部を該捕集塔に循環する工程、(b)該アクリル酸含有溶液を結晶化工程に供給し、アクリル酸と残留母液とに分離する工程、(c)該残留母液の少なくとも一部に蒸留工程を施し、該蒸留工程で得た留出液71を上記(a−2)の捕集塔に循環する工程。 (もっと読む)


【課題】ジメチルナフタレン混合物から高純度の2,6−ジメチルナフタレンを工業的に有利に製造する方法を提供する。
【解決手段】(1)ジメチルナフタレン混合物を、触媒の存在下で異性化する異性化工程、(2)溶媒の存在下、異性化反応生成物から結晶化により2,6−ジメチルナフタレンを分離する結晶化工程、(3)結晶化工程の母液を蒸留し、ジメチルナフタレンよりも沸点の高い成分と低い成分を除去して、ジメチルナフタレン留分を得る蒸留工程の3工程からなり、蒸留工程で得たジメチルナフタレン留分を異性化工程に循環させる。
(もっと読む)


【課題】1,2,3−プロパントリカルボン酸含有反応水溶液から晶析操作により濾過分離特性の優れた高純度の1,2,3−プロパントリカルボン酸板状結晶を製造する。
【解決手段】1,2,3−プロパントリカルボン酸を45〜60重量%含有する水溶液を60℃以上の温度から30℃まで冷却して晶析するに際して、撹拌レイノルズ数3,000〜20,000の撹拌下に、15℃/時間以下の冷却速度で冷却して晶析することを特徴とする1,2,3−プロパントリカルボン酸板状結晶の製造方法 。 (もっと読む)


【課題】5−(β−メチルメルカプトエチル)ヒダントインからメチオニンを製造する際に、メチオニン2量体を加熱処理してメチオニンにして回収する設備が腐食されず、メチオニンを安定して製造することが可能な方法を提供する。
【解決手段】5−(β−メチルメルカプトエチル)ヒダントインを炭酸カリウム、重炭酸カリウムまたは酸化カリウムを用いて加水分解した後に炭酸ガスの加圧下に晶析してメチオニンを分離、取得後、該ヒダントインの加水分解に循環、再使用する濾液の少なくとも一部を加熱処理し、該濾液中に含まれるメチオニン2量体をメチオニンにして回収するメチオニンの製造方法において、加熱処理して回収する設備の装置材料としてCr元素17.0〜32.0重量%、Mo元素1.0〜3.0重量%、Ni元素0.6重量%以下を含有するフェライト系ステンレス鋼またはジルコニウムを用いることを特徴とするメチオニンの製造方法である。 (もっと読む)


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