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Fターム[4H011CD06]の内容

Fターム[4H011CD06]に分類される特許

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【課題】凍結させてもひび割れたり破りたりせず、かつ簡便に凍結保存が可能な凍結細胞シートの製造方法の提供。
【解決手段】細胞浸透性の凍害保護剤を含むガラス化液で被覆された細胞シートを、−20℃〜−269℃の気相雰囲気中で凍結する凍結細胞シートの製造方法。 (もっと読む)


【課題】生体から取り出した臓器を保存し、且つ保存中の臓器の状態を解析して最適な保存状態を選択できる臓器保存装置を提供すること。
【解決手段】臓器(18)を保持する臓器保持部(19)と、該臓器保持部に保持されている臓器(18)に臓器保存用の保存液を灌流させる保存液灌流部(20)と、臓器保存部の温度管理を行う温度管理部と、保存液灌流部(20)に流通させる保存液に有効成分剤を導入する導入部(21)と、臓器(18)に灌流させる保存液の流量を測定することで臓器の機能を評価する機能評価部と、機能評価により得られたデータに基づいて温度管理部の温度、並びに導入部(21)により導入される有効成分剤の種類や導入量及び該保存液の流量を調節する調整部(33)とを具備してなる臓器保存装置。 (もっと読む)


【課題】 遺体安置布団の機能を抗菌、脱臭、保冷機能を一体化する事により、腐敗に伴う異臭防止と遺体の損傷防止となり良好な状態を長時間保つことが可能な抗菌、脱臭、保冷機能を備えた遺体保存安置布団を得る。
【解決手段】 遺体の胴体部に保冷剤を収納する断熱部材からなる保冷袋を設け、遺体と接する遺体の首下全体を覆う防腐布を設け、この防腐布に炭化珪素又は酸化珪素50乃至70%重量、酸化アルミニュウム15乃至25%重量、酸化チタン5乃至10%重量の割合で焼成されてなる超微粒状抗菌セラミックス粉体を含着させたものである。 (もっと読む)


【課題】臓器、臓器の一部および組織の生存度を維持するための、機械式灌流に適した、新規な臓器保存溶液を提供する。
【解決手段】最小必須培地イーグル(MEM)、ダルベッコ変法イーグル培地(DMEM)、ウィリアムスE培地等の組織培養培地から成る臓器保存溶液であって、a)pHは7.0から7.8の範囲であること、b)最小緩衝能力(ベータ)はスライク単位で測定して少なくとも20であること、c)浸透圧モル濃度は300-350 mOsmolであること、d)膠質浸透圧は20から30 mmHgであること、e)[Na+]濃度は140 mM未満であり、[K+]濃度は25 mM未満であり、[Na+]/[K+]の比は少なくとも5:1であること、f)アルギニン、アスパラギン、シスチン、ヒスチジン、グルタミン、メチオニン等の濃度はウィリアムスE培地の標準的濃度に比べて高いこと、等を改変した臓器保存溶液。 (もっと読む)


【課題】 容器の安定した製造、特に低温ヒートシール性に優れた凍結保存容器の開発が求められている。さらに、そのシール強度に優れたものであり、凍結保存時に容器が破損しにくい凍結保存容器の開発が求められている。
【解決手段】 本発明は、−80〜−196℃の極低温下で凍結保存容器を使用する方法であって、該使用方法は、生体試料を凍結保存容器に収容する工程を含み、該凍結保存容器は、少なくとも接着性含フッ素高分子フィルムと、該接着性含フッ素高分子フィルム以外のフィルムとを含む積層フィルムで構成され、該接着性含フッ素高分子フィルムが少なくとも片方の最外面に存在するものであり、該接着性含フッ素高分子フィルムは、接着性部位を有する接着性含フッ素高分子からなり、該接着性部位が、炭素−炭素二重結合、カルボニル基[−C(=O)]、カルボニル基を有する基又は結合、ヒドロキシル基、シアノ基、スルホン酸基、およびエポキシ基からなる群より選択される少なくとも1つである凍結保存容器の使用方法である。 (もっと読む)


【課題】生体試料が小さくても凍結させることが可能であり、かつ窒素ガスによる断熱効果を防止して生体試料をより速やかに凍結させることができる凍結保存用具を提供すること。
【解決手段】本発明の凍結保存用具は、組織片や細胞などの生体試料を凍結保存するための凍結保存用具であって、生体試料を載置されるグラファイトシートを含む試料載置部と、試料載置部の基端部に固定された保持部とを有する。グラファイトシートの少なくとも生体試料を載置される領域には、貫通孔が設けられていない。グラファイトシートは、凍結溶液の液膜で被覆されていることが好ましい。 (もっと読む)


【課題】 従来の凍結保存容器を用いて−80〜−196℃の極低温下で保存しても、収容した凍結保存容器の破損を防止することができ、さらにヒートシール性に優れた凍結保存容器の包装体の開発が求められている。
【解決手段】 本発明は、−80〜−196℃の極低温下で凍結保存容器の包装体を使用する方法であって、該使用方法は、凍結保存容器を包装体に収容する工程を含み、該包装体は、少なくとも接着性含フッ素高分子フィルムと、該接着性含フッ素高分子フィルム以外のフィルムとを含む積層フィルムで構成され、該接着性含フッ素高分子フィルムが少なくとも片方の最外面に存在するものであり、該接着性含フッ素高分子フィルムは、接着性部位を有する接着性含フッ素高分子からなり、該接着性部位が、炭素−炭素二重結合、カルボニル基[−C(=O)]、カルボニル基を有する基又は結合、ヒドロキシル基、シアノ基、スルホン酸基、およびエポキシ基からなる群より選択される少なくとも1つである凍結保存容器の包装体の使用方法である。 (もっと読む)


【課題】卵や胚等の凍結保存器具において、卵や胚等を安全に凍結保存することができ、かつ凍結保存時の操作性を向上させる器具を提供する。
【解決手段】基端および先端を軸方向に備える柱状の本体部2と、該本体部の先端に設けられた保持部3と、該保持部を被包可能な筒状部材4とを備え、前記保持部は、卵子細胞、卵子、卵および胚からなる群より選ばれる少なくとも一つを保持し、前記本体部、保持部および筒状部材は液体窒素耐性材料からなる凍結保存器具1であって、前記筒状部材は、前記本体部に外嵌されており、前記保持部を露出させる第一の位置から、前記保持部を被包する第二の位置へ、前記本体部の軸方向に摺動可能な凍結保存器具。 (もっと読む)


【課題】生体組織の機能を低下させることなく、組織の保存期間をさらに延伸した生体組織保存溶液を提供する。
【解決手段】生体組織保存溶液は、生体組織を、非凍結状態で保存する溶液であって、アルブミンを含む。好ましくは、濃度が0.1%〜5%のアルブミン、又は濃度が5%〜30%の血清を含む。さらに好ましくは50〜240(mmol/L)のトレハロースと、10〜140(mmol/L)のナトリウムと、4〜140(mmol/L)のカリウムと、H2PO4-、HPO42-からなる群より選ばれた12〜65(mmol/L)の物質と、CL-、HCO3-、CO32-、有機酸、及び有機酸アニオンからなる群より選ばれた15〜150(mmol/L)の物質とを含み、浸透圧が270〜450(mOsm/L)で、且つpHが7〜8である生体組織保存溶液。 (もっと読む)


【課題】臓器保存及び/又は搬送のために器官を貯蔵する臓器灌流装置及び方法の提供。
【解決手段】低体温臓器フラッシングした後に、低体温及び/又は正常体温の温度で臓器を灌流する。臓器の生存力は、臓器を薬液を正常体温の温度で灌流して高エネルギヌクレオチド(例えば、ATP)レベルを回復させることによって回復する。灌流にあたり、臓器灌流圧力は、臓器内に配置した導管の端部に配置したセンサに応答して加圧薬液リザーバ10によって制御するのが好適であり、過剰圧力となるのを防止し、また流れを緊急遮断することができるようにする。薬液は低圧力ヘッドを有する中継タンクから臓器に供給して臓器の過加圧状態を回避する。これにより、内皮の毛細血管層や全体的臓器組織へのダメージを防止又は減少する。臓器の生存力は、薬液の灌流液特性をモニタすることによって自動的にモニタし、制御プログラムを使用して制御する。 (もっと読む)


【課題】臓器の生存力をモニタし、維持し、及び/又は回復し、また保存及び/又は搬送のために器官を貯蔵する臓器灌流装置及び方法の提供。
【解決手段】臓器搬送及び/又は保存のために低体温臓器フラッシングした後に、低体温及び/又は正常体温の温度で臓器を灌流する。臓器を定常状態での露出又は低体温灌流での露出の前又は後に実施することができる。臓器の生存力は、臓器を薬液で、正常体温の温度で灌流して高エネルギヌクレオチド(例えば、ATP)レベルを回復させることによって回復する。灌流にあたり、臓器灌流圧力は、臓器内に配置した導管の端部に配置したセンサに応答して加圧薬液リザーバ10によって制御する。薬液は臓器の過加圧状態を回避することによって、内皮の毛細血管層や全体的臓器組織へのダメージを防止又は減少する。臓器の生存力は、好適には、薬液の灌流液特性をモニタすることによって自動的にモニタする。 (もっと読む)


【課題】臓器の生存力をモニタし、維持し、及び/又は回復し、また保存及び/又は搬送のために器官を貯蔵する臓器灌流装置及び方法の提供。
【解決手段】臓器搬送及び/又は保存のために低体温臓器フラッシングした後に、低体温及び/又は正常体温の温度で臓器を灌流する。臓器を定常状態での露出又は低体温灌流での露出の前又は後に実施することができる。臓器の生存力は、臓器を薬液を、正常体温の温度で灌流して高エネルギヌクレオチド(例えば、ATP)レベルを回復させることによって回復する。灌流にあたり、臓器灌流圧力は、センサに応答して加圧薬液リザーバ10によって制御する。薬液は低圧力ヘッドを有する中継タンクから臓器に供給して過加圧状態を回避することによって、内皮の毛細血管層や全体的臓器組織へのダメージを防止又は減少する。臓器の生存力は、薬液の灌流液特性をモニタすることによって自動的にモニタする。 (もっと読む)


【課題】臓器の生存力をモニタし、維持し、及び/又は回復し、また保存及び/又は搬送のために器官を貯蔵する臓器灌流装置及び方法の提供。
【解決手段】臓器搬送及び/又は保存のために低体温臓器フラッシングした後に、低体温及び/又は正常体温の温度で臓器を灌流する。臓器を定常状態での露出又は低体温灌流での露出の前又は後に実施することができる。臓器の生存力は、臓器を薬液を正常体温の温度で灌流して高エネルギヌクレオチド(例えば、ATP)レベルを回復させることによって回復する。灌流にあたり、臓器灌流圧力は、臓器内に配置した導管の端部に配置したセンサに応答して加圧薬液リザーバ10によって制御する。薬液は低圧力ヘッドを有する中継タンクから臓器に供給して、内皮の毛細血管層や全体的臓器組織へのダメージを防止又は減少させる。臓器の生存力は、好適には、薬液の灌流液特性をモニタすることによって自動的にモニタする。 (もっと読む)


【課題】重要な治療的利点および実用的利点を有する新規の幹細胞組成物、ならびに患者における損傷および疾患の処置および予防のための、このような組成物を調製および使用する方法を提供する。
【解決手段】患者から得られたコラーゲンベースの組織を処理し、その中の細胞を他の組織成分から分離する工程、分離された細胞を精製する工程、および、この分離された細胞を容器中に配置し、それによって精製された幹細胞を含む組成物。 (もっと読む)


【課題】細胞類のダメージを最小限に抑え、小型設備で大容量化を実現し、設備稼働率を大幅に向上させることができる細胞類の凍結装置を提供する。
【解決手段】冷却室5と、冷却室5内の凍結試料9を局部冷却して植氷する局部冷却手段とを備え、上記局部冷却手段は、ペルチェ素子7の冷却側16を含んで構成され、上記ペルチェ素子7の排熱側17に冷熱を伝達するとともに、上記冷却室5に冷熱を伝達することにより、上記ペルチェ素子7の排熱側17と冷却室5の双方を冷却する伝熱部材6を備えて構成されている。冷却室5内で植氷を行なえるため、外気を導入することなく、従来の植氷方法よりも確実かつ効率的に植氷を行ない、過冷却に伴う細胞類へのダメージを最小限に抑えながら凍結させることができる。また、冷却構造の大幅な簡素化を図り、ファンなどの排熱処理装置を不要とし、装置を小型化すると同時に大容量化を実現することができる。 (もっと読む)


【課題】収穫した葉菜類や果菜類等の農作物を変性させずに酵素を失活させ、長期に鮮度を保持しえる農作物の保存方法を提供する。
【解決手段】収穫した農作物1Bを洗浄のうえ水漬し、而してマグネトロン放射3Aによりその内部温度を70乃至80℃に励起加熱せしめてブランチング3を施し、低温保存する農作物の保存方法。 (もっと読む)


【課題】血清を用いない既知の成分からなる凍結保護物質を含有し、かつ良好にガラス化凍結が可能な動物細胞のガラス化凍結保存液を提供する。
【解決手段】本発明の動物細胞のガラス化凍結保存液は、血清を含まず、凍結保護物質としてヒドロキシプロピルセルロース、ヒドロキシプロピルメチルセルロース、ヒドロキシエチルメチルセルロースからなる群より選択された少なくとも一種の水溶性セルロース系凍結保護物質を含有するものである。 (もっと読む)


【課題】低コストでかつ、精子活性を維持し、従来よりも長期間冷蔵保存が可能な精液希釈液、及び希釈精液の保存方法を提供する。
【解決手段】ルチン、特定油脂、或いはポリオキシエチレングリセリン脂肪酸エステルで乳化した特定油脂を含む精液希釈液、多段階冷却を採用すること特徴とする希釈精液の保存方法、及びルチン、特定油脂、或いはポリオキシエチレングリセリン脂肪酸エステルで乳化した特定油脂の何れか1以上を含み、多段階冷却を採用すること特徴とする希釈精液の保存方法。 (もっと読む)


ヒトの生殖系列細胞および生殖腺組織の単離、特徴付け、低温保存および保存のための方法とシステムとが提供される。また、不妊の生殖器官を再配置させるために低温保存された細胞の移植のための方法も開示される。 (もっと読む)


本発明は、解凍後の凍結保存細胞の生存率を増加させるためのポリマーおよび方法を提供する。ポロキシマーP188または他の非イオン性ポリマーなどのポリマーの存在下で凍結保存細胞を解凍すると、細胞膜を安定化させ、解凍後生存率の増加を導くと考えられる。かかる方法は、移植用または研究目的の細胞および組織の処理において用いてもよい。抗酸化剤、ビタミン、または浸透圧保護剤などの他の剤もまた、生存率を向上させるために細胞に添加してもよい。
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