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Fターム[4H015BA11]の内容

固形燃料及び燃料付随物 (5,186) | 処理手段の目的 (889) | 精製、改質 (314) | 脱灰 (27)

Fターム[4H015BA11]に分類される特許

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【課題】粉塵の発生を抑制でき、かつ強度に優れる副生炭成形物の製造方法を提供すること。
【解決手段】石炭と溶剤とを混合して前記溶剤に可溶な石炭成分を抽出した後、前記溶剤に可溶な成分を含む抽出液と前記溶剤に不溶な成分を含む残渣とに分離し、前記抽出液から前記溶剤を分離して無灰炭を回収するとともに、蒸留法又は蒸発法によって前記残渣から前記溶剤を分離して高温状態の粉状の副生炭を回収する改質炭製造工程と、前記回収された高温状態の副生炭をその温度が150℃以上で塊状に成形して副生炭成形物とする成形工程と、を含むことを特徴とする副生炭成形物の製造方法である。 (もっと読む)


【課題】粉粉塵の発生を抑制でき、且つ強度に優れると共に、酸化を抑制することもでき、更には安価且つ簡便な無灰炭成形物を製造することができる無灰炭成形物の製造方法を提供する。
【解決手段】石炭と溶剤を混合して溶剤に可溶な石炭成分を抽出した後、溶剤に可溶な石炭成分を含む抽出液と、溶剤に非可溶な石炭成分を含む固形分濃縮液とに分離し、抽出液から溶剤を分離して無灰炭を回収する改質炭製造工程と、無灰炭を塊状に成形して無灰炭成形物を得る成形工程を含み、成形工程では無灰炭と水を混合して水分濃度を0.5〜8.0質量%に調整した無灰炭と水との混合物とした後、混合物を成形して無灰炭成形物を得る。 (もっと読む)


【課題】混炭効率よく灰付着性を抑制でき、粉砕機(ミル)での乾燥負荷を低減でき、発熱量が高い石炭混合燃料、その燃焼方法、及び石炭混合燃料に含まれる石炭燃料を提供すること。
【解決手段】石炭混合燃料は、低品位炭と残渣炭とを混合してなる。残渣炭は、石炭と溶剤とを混合および加熱してなるスラリーから溶剤に可溶な石炭成分を含む溶液部を分離した際に残る固形分濃縮液から溶剤を蒸発分離して得られる。また、残渣炭は、灰分に含まれる酸性成分に対する塩基性成分の比率(Base/Acid)が低品位炭よりも低いものである。 (もっと読む)


【課題】溶剤抽出で無灰炭を製造する場合であっても、低コストでこれを製造することのできる無灰炭製造方法を提供する。
【解決手段】石炭と石炭を溶解することのできる溶剤とを混合して、前記溶剤に可溶な無灰炭と、前記溶剤に不溶で灰分を含む残渣炭と、に分離する分離工程S1と、分離した前記無灰炭を回収する無灰炭回収工程S2と、を含む無灰炭製造方法であって、前記分離工程S1で分離した残渣炭を400℃以上の温度で熱処理し、生成する油分を回収する油分回収工程S3と、前記油分回収工程S3で回収した油分の一部または全部を前記溶剤に添加する添加工程S4と、を含むことを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】重力沈降槽に流入するスラリーによって、底部に沈降した固形分濃縮液が攪拌されることを抑止した重力沈降槽、および、それを用いた無灰炭の製造方法を提供すること。
【解決手段】石炭と溶剤とを混合したスラリーに含まれる固形分を沈降させて固形分濃縮液と上澄み液とに分離する圧力容器11と、圧力容器11にスラリーを供給する供給管15とを備えた重力沈降槽3において、供給管15に、本体部21と本体部21に接続され水平方向に延在するノズル部22とを設け、さらに当該ノズル部22に複数の孔23を設けることにより、底部に沈降した固形分濃縮液が攪拌されることを抑止した。また、無灰炭を製造するにあたり、上述の重力沈降槽3を備えた無灰炭製造装置100を用いた。 (もっと読む)


【課題】緻密かつ変形のない、極めて灰分濃度の低い高純度の炭素材料を、経済的に得ることができる炭素材料の製造方法を提供する。
【解決手段】鉄または非鉄金属精錬用の還元用炭素材、構造用炭素材、電気材料用炭素材、または、これらの原料として用いる炭素材料の製造方法であって、溶剤を用いて石炭を改質して、改質炭である無灰炭を製造する無灰炭製造工程S1と、無灰炭製造工程S1で製造された無灰炭を加熱処理して、揮発分(VM)が40質量%以下である改質無灰炭を製造する無灰炭加熱工程S2と、無灰炭加熱工程S2で製造された改質無灰炭を成形原料の主成分として、この改質無灰炭を成形して見掛比重0.9g/cm以上の成形体を製造する成形工程S3と、成形工程S3で製造された成形体を炭素化処理して炭素材料とする炭素化工程S4と、を含むことを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】重力沈降法による固液分離工程において、灰分が十分に除去された無灰炭を、効率良く安価に製造できる方法を提供する。
【解決手段】溶剤で石炭から可溶成分を抽出し、溶剤可溶成分と溶剤不溶成分の混合物スラリーを得る抽出工程と、混合物スラリーを、重力沈降法による固液分離装置を用いて、固液分離装置の下部側から溶剤不溶成分を抜出し、固液分離装置の上部側から溶剤可溶成分を抜出て固液分離を行なう固液分離工程と、溶剤可溶成分から溶剤を除去して無灰炭を得る工程と、を順次含む方法であって、固液分離工程では、固液分離装置の下部側抜出量と上部側抜出量との比(抜出比)が異なる固液分離工程を少なくとも2回行ない、1回目の固液分離工程において、抜出比を制御することにより、固液分離装置下部の溶剤不溶成分が所定濃度に高められた濃縮状態を形成した後、濃縮状態を維持するように抜出比を変更して2回目の固液分離工程を行なう。 (もっと読む)


【課題】石炭の化学的処理を行うシステム及び方法を提供する。
【解決手段】本システム及び方法は、2段石炭処理プロセス(28)を持つ熱統合型石炭処理システムを含む。前記2段処理プロセス(28)は、弗化水素酸反応器(30)及び硝酸反応器(32)を含み、且つ前記弗化水素酸反応器(30)と前記硝酸反応器(32)との間で熱を交換する流体を持つことができる。 (もっと読む)


【課題】石炭をフッ化水素で処理してフライアッシュを除去し、その後、工程中に使用されたフッ化水素の略全てを再生する(それにより、施設内のHF量を大幅に減少させる)方法およびシステムを提供すること。
【解決手段】例示的方法が、フライアッシュを含有する石炭(110、111、112)で少なくとも1つの反応槽(107、108、109)を満たすステップと、フッ化水素を反応槽内に供給して、可溶性反応生成物、不溶性フッ化物化合物および最初のクリーン石炭の第1の反応混合物を形成するステップと、第1の可溶性反応生成物と第1の不溶性反応生成物とを分離するステップと、同じ反応槽内に硝酸を供給して、いくらかの残留フライアッシュ成分と反応させ、それらの第2の反応混合物を分離するステップと、第1のフッ化物反応に使用されたフッ化水素の略全てを再生するステップとを含む。 (もっと読む)


【課題】緻密かつ、極めて灰分濃度の低い高純度の炭素材料を、経済的に得ることができる炭素材料の製造方法を提供する。
【解決手段】非鉄金属還元剤、構造用炭素材、電気材料用炭素材、または、これらの原料として用いる炭素材料の製造方法であって、溶剤を用いて石炭を改質して、改質炭である無灰炭を製造する無灰炭製造工程と、前記無灰炭製造工程で製造された無灰炭を加熱処理する無灰炭加熱工程と、前記無灰炭加熱工程で加熱処理された無灰炭を炭素化処理して炭素材料とする炭素化工程と、を含み、前記無灰炭加熱工程で加熱処理された無灰炭の水素と炭素の原子数比(H/C)が、0.6〜0.67であることを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】石炭洗浄処理の廃水流れを処理する方法を改善する。
【解決手段】石炭を処理する方法は、石炭から鉱物を除去するように調製された浸出剤と石炭を接触させることと;水及びある濃度の汚染物質を含む廃水流れを形成することと;加圧下で逆浸透膜の第1の面と廃水流れを接触させることとを含み、逆浸透膜を透過した汚染物質を低濃度で含む透過物流れは、逆浸透膜の第2の面から流出し、且つ汚染物質を更に高い濃度で含む濃縮物流れは、逆浸透膜の第1の面に保持される。 (もっと読む)


【課題】廃棄物を処理してセメント原燃料化を図るにあたり、小規模の設備で効率的に廃棄物を処理する。
【解決手段】廃棄物を処理してセメント原燃料化するセメント製造用原燃料製造設備200であって、過熱蒸気を発生させる過熱蒸気発生装置202bと、過熱蒸気発生装置202bから供給される過熱蒸気を用いて廃棄物を乾燥させる乾燥装置202と、乾燥処理品を対象として、可燃物と不燃物との選別処理、及びセメント焼成設備100への供給場所に応じた選別処理を行う選別装置204〜216とを備える。また、乾燥装置202は、過熱蒸気によって180℃以上350℃の雰囲気を形成して廃棄物を乾燥させることが好ましい。さらに、乾燥装置202は、廃棄物が投入されるドラム202aと、ドラム202aを回転させる回転機構とを備え、廃棄物を投入した状態でドラム202aを回転させながら、ドラム202a内の廃棄物を乾燥させることが好ましい。 (もっと読む)


【課題】炭化物の酸洗、水洗、乾燥の各工程を効率良く遂行することができる。
【解決手段】一列に配設され上方へ開放する硫酸槽1、水槽2、乾燥槽3と、これら各槽の近傍を経由するように配設されて直線移動する駆動チェーン71と、各槽に設けられた受け片11,21,31と、脱水汚泥の炭化物を収納する回転可能な多孔ドラム93および直線移動力を回転力に変換してこれを多孔ドラム93に付与するスプロケット64を備えた複数の搬送ユニット6と、各槽を経由するように配設され、搬送ユニット6を各槽の受け片11,21,31へ搬送するホイスト82とを備え、各受け片11,21,31へ搬送された状態で各搬送ユニット6の多孔ドラム93が各槽内へ進入するとともに、スプロケット64が駆動チェーン71に連結される。 (もっと読む)


【課題】原料石炭の石炭種に関わらず、高収率、かつ安価に無灰炭を得ることができる無灰炭の製造方法を提供する。
【解決手段】石炭と芳香族溶剤とを混合したスラリーを加熱処理する第1スラリー加熱工程(S1)と、この加熱処理したスラリーを、液体成分と、固体成分と、に分離する第1分離工程(S2)と、この固体成分に水素供与性溶剤を加えて混合したスラリーを、第1スラリー加熱工程(S1)での加熱処理の温度以上の温度で加熱処理する第2スラリー加熱工程(S3)と、この加熱処理されたスラリーを、液体成分と、固体成分と、に分離する第2分離工程(S4)と、この液体成分から溶剤を除去して、無灰炭を取得する改質炭取得工程(S5)と、を含み、さらに、第1分離工程で分離された液体成分から溶剤を除去して、無灰炭を取得することを特徴とする。 (もっと読む)


高灰分石炭から低灰分クリーンコールを製造するための改良されたオルガノ−リファイニング方法であって、この方法は、石炭、溶剤および補助溶剤を混合する;このスラリーを反応器(2)にポンプにより供給する;反応器(2)は約200℃〜300℃の温度および1.5気圧〜5気圧の圧力に維持する;石炭−溶剤混合物を抽出する;抽出された石炭をフラッシャー装置(3)に供給する;フラッシング装置(3)から溶剤の約30%を回収する;若干量の石炭抽出物を含有する残留重質成分を蒸発器(4)に供給する;蒸発器(4)から溶剤の約60%を抽出する;蒸発器(4)からの残留物を沈殿器(6)に放出する;このスラリーを回転ドラムにおいて濾過する;0.1〜10%の灰分を含有する残留物として超クリーンを採取する;濾液を蒸留装置(7)に供給する;水と有機成分とを分離し、残存する溶剤の少なくとも7〜8%を回収する;
工程を含む方法である。 (もっと読む)


反応容器中水に対して選択した濃度範囲(好ましくは、3%〜5%の範囲)のアンモニア水溶液中に石炭を混合することによって、硫黄及び他の不純物を除去する石炭処理方法。前記混合により、溶液が前記石炭の表面及び孔に溶液が接触する。処理を監視して、反応容器中のアンモニア水濃度が選択された範囲を下回ったときを検出し、そしてアンモニア水が、選択された範囲内又はそれを超えるアンモニア濃度で反応容器内に投与して、選択された範囲内に溶液を戻す。不純物を除去した石炭は、リンス及び乾燥を行い、又はリンスなしで乾燥を行い、石炭の表面及び孔にアンモニアコーティングを形成する。前記方法を実践するための幾つかのプラントレイアウトを記述する。
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【課題】重量沈降法における溶剤不溶成分の沈降速度を向上させ、灰分が十分に除去された無灰炭を高効率、かつ安価に製造できる無灰炭の製造方法を提供すること。
【解決手段】一般炭に粘結炭を混合した石炭原料と溶剤とを混合してスラリーを調製するスラリー調製工程1;前記スラリー調製工程で得られたスラリーを加熱して溶剤に可溶な石炭成分を抽出する抽出工程4;前記抽出工程で得られたスラリーから、重力沈降法により、溶剤に可溶な石炭成分を含む溶液部と、溶剤に不溶な石炭成分を含む非溶液部とを分離する分離工程5;および前記分離工程で分離された溶液部から溶剤を分離して無灰炭を得る無灰炭取得工程7;を含むことを特徴とする無灰炭の製造方法。 (もっと読む)


【課題】原料石炭の銘柄(石炭種)に関わらず、高い無灰炭収率を得ることができる無灰炭の製造方法を提供することにある。
【解決手段】石炭と溶剤とを混合してスラリーを調製するスラリー調製工程(S1)と、スラリー調製工程(S1)で得られたスラリーを加熱処理するスラリー加熱工程(S2)と、スラリー加熱工程(S2)で加熱処理されたスラリーを、石炭が溶解した液体成分と、灰分および不溶石炭を含む固体成分と、に分離する分離工程(S3)と、前記液体成分から溶剤を除去して、無灰炭を取得する無灰炭取得工程(S4)と、を含み、無灰炭取得工程(S4)で除去した溶剤を、コークス炉ガスと接触させて水素化処理し、この水素化処理した溶剤を、スラリー調製工程(S1)に供給し、循環して使用することを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】濾過により、石炭成分が抽出された液体成分に含まれる、特に粒径の小さい灰分まで除去することで、灰分濃度の極めて低い無灰炭を製造する無灰炭の製造方法を提供することにある。
【解決手段】石炭と芳香族溶剤とを混合したスラリーを加熱処理するスラリー加熱工程(S1)と、スラリー加熱工程(S1)で加熱処理されたスラリーを、液体成分と、固体成分と、に分離する分離工程(S2)と、分離工程(S2)で分離された液体成分を濾過する第1濾過工程(S3)と、第1濾過工程(S3)で濾過された濾液を、さらに濾過する第2濾過工程(S4)と、第2濾過工程(S4)で濾過された濾液から芳香族溶剤を除去して、無灰炭を取得する無灰炭取得工程(S5)と、を含み、第2濾過工程(S4)で濾過する濾液の温度が、第1濾過工程(S3)で濾過する液体成分の温度よりも低いことを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】フィルタの長寿命化を達成する重力沈降−濾過併用式の固液分離装置および固液分離方法を提供すること。灰分が十分に除去された無灰炭を高効率、かつ安価に製造できる無灰炭の製造方法を提供すること。
【解決手段】スラリーを収容して固形分を沈降させる沈降槽1;該沈降槽内の上澄み液を流入させる開口部20を有し、流入した上澄み液を沈降槽外に排出させる上澄み液排出管2;該上澄み液排出管の開口部に設置され、上澄み液中の固形分を捕捉するフィルタ10であって、固形分捕捉面がスラリー液面に対向し、かつ水平面に対して傾斜するように配置されたフィルタ10;および該フィルタの下端に配置される固形分受け部材3;を備えた固液分離装置50。上記固液分離装置を用いる固液分離方法。上記固液分離装置を用いる無灰炭の製造方法。 (もっと読む)


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