Fターム[4H049VT50]の内容
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軸不斉骨格を有するスルホン酸が担持された担持物及びその製造方法
【課題】軸不斉骨格を有するスルホン酸が担持された担持物及びその製造方法を提供する。
【解決手段】1,1’−ビナフタレン−2,2’−ジスルホン酸ジクロリドとエチレンジアミンを反応させてN−(2−アミノエチル)−1,1’−ビナフタレン−2,2’−ジスルホニルイミドとし、次いでこれを加水分解して2−((2’−ヒドロキシスルホニル-1,1’−ビナフタレン−2−イル)スルホニルアミノ)エチルアミンとし、更にベンゼン−1,3−ジスルホニルクロリドを反応させ、最後にアミノプロピルシリカを反応させることにより得られる、3−(2−((2’−ヒドロキシスルホニル−1,1’−ビナフタレン−2−イル)スルホニルアミノ)エチルアミノスルホニル)ベンゼンスルホニルアミノプロピルシラン化合物が担体に化学結合している担持物。
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低分子量シロキサン化合物の製造方法
【課題】特定の官能基を有する低分子量シロキサン化合物を簡便に高収率で製造する方法を提供する。
【解決手段】特定の官能基を有するシロキサン化合物と特定の官能基を有するアルコキシシラン化合物を酸触媒中で水の存在下、反応させることで定量的にアルコキシシラン化合物のシロキシ部位がシロキサン化合物に挿入された化合物を得ることができる。容易に取り扱いができないクロロシランは使用せずにすみ、目的物の分離が簡単である。
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チオエーテル含有アルコキシシラン誘導体、およびその用途
【課題】密着性向上効果に優れるチオエーテル含有アルコキシシラン誘導体を提供する。
【解決手段】チオエーテル含有アルコキシシラン誘導体は、下記式1で表される化合物である。
【化1】
(式中のmは1または2である。R1は−CH2−CHR4−あるいは−CR4(CH3)−で表される2価の基である。ここで、R4は水素原子またはメチル基である。R2はメチル基またはエチル基である。R3は炭素数が1〜18の炭化水素基または、炭素数1〜3のアルコキシ基により置換された炭素数が2〜5の炭化水素基である。)
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環状ポリオルガノシロキサンシラザンおよびその製造方法
【課題】十分な反応性を有するシロキサンオリゴマーであって、反応残渣が生じないシリル化剤として有用な新規な環状ポリオルガノシロキサンシラザンおよびその製造方法を提供する。
【解決手段】 下記一般式(1):
【化1】
(式中、R1〜R4は炭素原子数1〜8の非置換または置換の一価炭化水素基であり、mは1≦m≦100の整数、nは1≦n≦100の整数、m+nは3≦m+n≦200の整数である。(SiR1R2O)単位と(SiR3R4NH)単位とはランダムに結合していてもよい。)
で示される環状ポリオルガノシロキサンシラザン。
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シラオキサシクレンの製造
環状シラザン化合物及びその製造方法
【解決手段】下記式(1)
(式中、R1及びR2は炭素数1〜20の非置換又は置換の1価炭化水素基で、R1とR2が結合してこれらが結合する窒素原子と共に環を成してもよく、各々同一又は異なっていてもよい。また、R1及びR2はヘテロ原子を含んでもよい。R3及びR4は炭素数1〜10の非置換又は置換の1価炭化水素基で各々同一又は異なっていてもよい。a、bは1〜10の整数である。nは0〜2の整数である。)
で示される環状シラザン化合物。
【効果】本発明によれば、3級アミノ基を有する環状シラザン化合物を用いることで、混合、保存時に官能基自身と反応することを防ぐことができ、使用時に加水分解することにより、定量的、効率的に官能基を導入し、高分子材料に高い機械的特性を付与することが可能である。
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環状シラザン化合物の製造方法
【解決手段】下記一般式(1)
(式中、R1は炭素数1〜6の非置換又は置換の2価炭化水素基であり、炭素原子の1個以上がN、O、Sで置き換えられていてもよい。R2は炭素数3〜6の非置換又は置換の2価炭化水素基であり、炭素原子の1個以上がN、O、Sで置き換えられていてもよい。R3及びR4は炭素数1〜10の非置換又は置換の1価炭化水素基で各々同一又は異なっていてもよい。nは0〜2の整数である。)
で示される有機ケイ素化合物を、炭素数1以上の有機スルホニル基含有化合物の存在下で分子内環化させることを特徴とする下記一般式(2)
(式中、R1、R2、R3、R4及びnは上記一般式(1)で定義した通りである。)
で示される環状シラザン化合物の製造方法。
【効果】本発明の製造方法によれば、目的とする環状シラザン化合物を効率よく製造することができる。
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ポリシルアルキレンシロキサンの製造プロセス
本発明は中間体シロキサンモノマーの精製プロセス及び高分子量線状ポリシルアルキレンシロキサンを生成するための該モノマーの使用に関する。シロキサンモノマーは、シロキサンモノマー及び線状オリゴマーの混合物を形成する、酸性又は塩基性開環重合触媒の存在下で、以下に示す構造の環状モノマーの開環重合により調製される。線状オリゴマーを次に抽出及び廃棄した後、該中間体シロキサンモノマー混合物を出発物質として用いる開環重合のさらなるステップを行う。第2重合ステップは該シロキサンモノマー混合物の融点範囲内の温度で行う。中間体、最終生成物及びそれらの製造方法について記載する。
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カルボニル化合物の製造方法およびカルボニル化合物の製造に用いる酸化促進剤
【課題】取り扱いが容易な溶媒であっても、カルボニル化合物を高効率で得ることができる、アルコールの酸化によるカルボニル化合物の製造方法を提供する。
【解決手段】下記一般式(I)で表される化合物またはその塩と、酸化剤との存在下、アルコールを酢酸エステル溶媒、シアノアルカン溶媒およびニトロアルカン溶媒からなる群から選択される少なくとも1種の溶媒中で酸化する。(式中、R1およびR2は、それぞれ独立して、水素原子、ニトロ基、ハロゲン原子、カルボン酸基、スルホン酸基、および置換基を有していても良いアルキル基もしくはアルコキシ基を表す。またはR1とR2が隣接する二つの炭素と一緒になって芳香族環を形成しても良い)
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ジアルキルジクロロシラン化合物の製造方法
【解決手段】 酸触媒存在下に、式(1)
R12Si(OR2)2 (1)
(R1は第二級アルキル基又はβ位にアルキル置換基を有する第一級アルキル基を表し、互いに同一でも異なっていても良く、R2はメチル基又はエチル基を表し、互いに同一でも異なっていても良い)
のジアルキルジアルコキシシランと、式(2)
R3COCl (2)
(R3は、置換又は無置換の1価炭化水素基を表す)
で表される酸クロライド化合物とを反応させる式(3)
R12SiCl2 (3)
(R1は上記と同じ)
で表されるジアルキルジクロロシラン化合物の製造方法。
【効果】本発明のジアルキルジクロロシラン化合物の製造方法は、酸触媒存在下にジアルキルジクロロシランと酸クロライド化合物を反応させることにより、嵩高い第二級アルキル基又はβ位にアルキル基を有する第一級アルキル基を持ったジアルキルジクロロシラン化合物を製造することができる。
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有機珪素化合物、その製造法、該化合物を含有するゴム混合物および該化合物の使用
【課題】充填剤への結合の際に微少量の揮発性のアルコールを放出し、同時に高い反応性を有する有機珪素化合物の提供。
【解決手段】下記一般式IIで表される有機珪素化合物。
(Rはメチル基又はエチル基であり、R′はC9〜30のアルキル基等であり、R′′は2価のC1〜30の炭化水素基等であり、XはS等であり、Sの場合n=2及びm=1〜10である。)該有機珪素化合物は、式IIのR′がRである化合物とR′OHで表されるアルコールを触媒存在下に反応させROHを蒸留により連続的に分離することにより製造される。
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シリルエーテル化合物又はシリルエステル化合物の製造方法
【解決手段】下記式
R7−OH
R7−COOH
(R7は一価炭化水素基。)
で示される非シラノール性の水酸基を有するモノオール又はモノカルボン酸化合物と、下記式
R8R9R10Si−OH
(R8、R9、R10は一価炭化水素基又は水酸基。)
HO−(SiR11R12O−)LR13
(R11、R12は一価炭化水素基、R13は一価炭化水素基又は水素原子。Lは2以上。)
で示される化合物とを下記式
CmF2m+1SO3Y
(YはH又はカチオン。)
で示される化合物の存在下で脱水縮合させ、下記式
R7−O−SiR8'R9'R10'
R7−COO−SiR8'R9'R10'
R7−O−(SiR11R12O−)LR13'
R7−COO−(SiR11R12O−)LR13'
(R8'、R9'、R10'は一価炭化水素基、又は−O−R7もしくは−OOC−R7。)
を得るシリルエーテル化合物又はシリルエステル化合物の製造方法。
【効果】本発明によれば、塩化水素やトリエチルアミン塩酸塩などの有害な副生成物なく、水酸基をシリル化できる。
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アミノ基のシリル化方法
【解決手段】一般式(1)
R1R2NH (1)
(R1、R2は水素原子又は炭素数1〜20の置換もしくは非置換の1価炭化水素基である。或いは、R1とR2は互いに結合してこれらが結合する窒素原子と共に炭素数2〜20の環を形成してもよい。)
で示されるアミノ基含有化合物のアミノ基を一般式(2)
R3R4R5SiCl (2)
(R3、R4、R5は水素原子、塩素原子又は炭素数1〜20の置換もしくは非置換の1価炭化水素基であり、R3とR4、R3とR5又はR4とR5は互いに結合してこれらが結合するケイ素原子と共に炭素数2〜20の環を形成してもよい。)
で示されるクロロシラン化合物にてシリル化する方法において、触媒としてスルホン酸化合物又はその塩を用いるアミノ基のシリル化方法。
【効果】本発明によれば、医薬品類や農薬類の合成中間体、塗料添加剤、高分子変性剤として有用な、シリル基で保護されたアミノ基を含有する化合物を効率よく製造できる。
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ヒドロキシル基のシリル化方法
【解決手段】スルホン酸化合物もしくはその誘導体又は銅化合物の存在下に、ヒドロキシル基含有化合物のヒドロキシル基をクロロシランによりシリル化することを特徴とするヒドロキシル基のシリル化方法。
【効果】本発明のヒドロキシル基含有化合物のシリル化方法によれば、ヒドロキシル基をクロロシランによりシリル化する反応を促進することができ、特に非極性溶媒中で有効にシリル化することができる。
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重合性シリコーンの製造方法
式P−Y−Sp−Si(R2)n(OSiR13)(3-n) (I)の高純度の重合性シリコーンの製造方法であって、(a)式(R1)3SiOSi(R1)3 (II)のジシロキサン(1)を、酢酸(2)、硫酸(3)、および場合により酸性触媒(4)の存在下に装入し、(b)−20℃〜0℃の温度で、式P−Y−Sp−Si(R2)n(OR3)(3-n) (III)の置換されたアルコキシシラン(5)を計量供給し、(c)相分離の後で、酸性相(下相)を分離し、(d)アルコキシシラン(5)1モルに対して、0.02〜1.0モルのヘキサメチルジシラザン(6)を添加し、(e)生じた塩を濾別した後で、易揮発性成分を除去し、かつ生成物を蒸留し、かつ場合により(f)引き続き生成物を濾過する[上記の式中で、Spは、単結合を表すか、または1〜8個の炭素原子を有する二価の炭化水素基を表し、Yは、単結合または−O−を表し、Pは、アクリルオキシ基、メタクリルオキシ基、ビニル基またはアリル基を表し、nは、0、1または2であり、R1およびR2は、それぞれ1〜18個の炭素原子を有し、置換されていてもよい一価の炭化水素基を表し、かつR3は、1〜8個の炭素原子を有し、アルコキシ基により置換されていてもよいアルキル基を表す]高純度の重合性シリコーンの製造方法。 (もっと読む)
重合性シリコーンの製造方法
式P−Y−Sp−Si(R2)n(OSiR13)(3-n) (I)の高純度の重合性シリコーンの製造方法であって、(a)式(R1)3SiOSi(R1)3 (II)のジシロキサン(1)を、酢酸(2)および酸性触媒(3)の存在下に装入し、(b)0〜60℃の温度で、式P−Y−Sp−Si(R2)n(OR3)(3-n) (III)の置換されたアルコキシシラン(4)を計量供給し、(c)アルコキシシラン(4)1モルに対して、0.2〜1.0モルの塩化アセチルを添加し、(d)相分離の後で、酸性相(下相)を分離し、(e)アルコキシシラン(4)1モルに対して、0.02〜1.0モルのヘキサメチルジシラザン(6)を添加し、(f)生じた塩を濾別した後で、易揮発性成分を除去し、かつ生成物を蒸留し、かつ場合により(g)引き続き生成物を濾過する[上記の式中で、Spは、単結合を表すか、または1〜8個の炭素原子を有する二価の炭化水素基を表し、Yは、単結合または−O−を表し、Pは、アクリルオキシ基、メタクリルオキシ基、ビニル基またはアリル基を表し、nは、0、1または2であり、R1およびR2はそれぞれは、1〜18個の炭素原子を有し、置換されていてもよい一価の炭化水素基を表し、かつR3は、1〜18個の炭素原子を有し、アルコキシ基により置換されていてもよいアルキル基を表す]高純度の重合性シリコーンの製造方法。 (もっと読む)
有機官能性シランおよびそれの混合物を作製するプロセス
二量体とオリゴマーとを含む有機官能性シランを調製するプロセスを提供する。ここに、個々のシランはフリーおよびブロック化メルカプタン官能性の両方を有し、または、有機官能性シランの特定の混合物はフリーおよびブロック化メルカプタン官能性の両方を有する。有機官能性シランおよびシラン混合物は、とりわけ、エラストマー組成物のためのカップリング剤として有用であり、例えば、タイヤの製造に使用されるゴムの配合物において、それは少ない早期加硫と良好な性能特性の望ましいバランスを示す。
なし
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スルフィド鎖含有有機珪素化合物の製造方法
【解決手段】一般式(1)(R1O)(3-p)(R2)pSi−R3−S−R4−X(1)の末端ハロゲン基含有有機珪素化合物と、必要により一般式(2)X−R4−X(2)のハロゲン含有化合物及び/又は硫黄とを、相間移動触媒の存在下、一般式(3)M2Sn(3)の多硫化物又はその水和物の水溶液又は水分散液と反応させる、平均組成式(4)のスルフィド鎖含有有機珪素化合物の製造方法。
【効果】本発明によれば、上記スルフィド鎖含有有機珪素化合物を高収率で安価に製造することができる。
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水溶性シラン誘導体及びその製造方法
【課題】 酸・アルカリ、あるいは有機溶媒を用いることなく、容易且つ安全に固体表面上へのカップリング反応を行なうことのできるシラン誘導体を提供する。
【解決手段】 下記一般式(1)で示される水溶性シラン誘導体。
R1n−Si−(OR2)m(OR3)4−(m+n) (1)
(式中、R1は炭素数1〜16の炭化水素基、R2は多価アルコール残基、R3は1価アルコール残基、nは1又は2、mは1〜3、2≦m+n≦4である。)
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新規な環状シロキサン化合物及びその製造方法
【解決手段】下記一般式(1)で示されることを特徴とする環状シロキサン化合物。
(式中、Xは脂肪族不飽和結合を含有した有機基であり、Rは炭素数1〜6のアルキル基又はフェニル基である。)
【効果】本発明の新規な環状シロキサン化合物は、シリコーンオイルやシリコーンゴムの原料として用いられることにより、それらに更なる特性向上や新規な物性付与をもたらす改質剤として有用である。又は、重合性のモノマー原料として用いられることにより、各種ポリマーの性能の向上をもたらしたり、新規な物性のポリマーが得られる等として有用である。
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