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Fターム[4H059BB57]の内容

脂肪類、香料 (10,518) | 有機化合物の構造 (1,438) | ステリン類(ステロール) (29)

Fターム[4H059BB57]に分類される特許

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【課題】植物油供給源からのモノアシルグリセロール、ジアシルグリセロール、トリアシルグリセロール、カロテン、トコール、フィトステロール、スクワレンおよび遊離脂肪酸を含む群から選択される1以上の成分を含有する、パーム油製品をはじめとする植物油製品、ならびに超臨界流体を用いることによるその製造方法を提供する。
【解決手段】所望の成分の選択的抽出と所望でない成分および不純物の除去が超臨界流体におけるこれら成分および不純物の相対的溶解度を操作することにより達成される方法。この方法はモノアシルグリセロール、ジアシルグリセロールおよびトリアシルグリセロールを個々に抽出することが可能である。 (もっと読む)


【課題】酵素反応を利用して飽和脂肪酸とステロールとのエステルを効率よく製造する方法を提供すること。また、食品用油脂および化粧品用油剤の物性改良剤を提供すること。
【解決手段】本発明の飽和脂肪酸ステロールエステルを製造する方法は、エステル化反応を触媒する酵素、飽和脂肪酸またはその誘導体、ステロールおよび有機溶媒を含有する混合物を調製して酵素反応を行う工程を含み、該混合物は水を含有せず、かつ該有機溶媒を該飽和脂肪酸またはその誘導体と該ステロールとの合計量1gに対して0.3〜7mLの割合で含有する。本発明の食品用油脂および化粧品用油剤の物性改良剤は、飽和脂肪酸ステロールエステルを含有する。 (もっと読む)


【課題】加熱調理しても、得られた調理品にくすみがなく外観が良好で、調理品本来の風味が生きており、更に露光条件で保存した後に調理しても、調理品に良好な外観、風味を付与するジアシルグリセロール含量の高い油脂組成物を提供する。
【解決手段】次の(A)、(B)及び(C):
(A)構成脂肪酸中の不飽和脂肪酸含量が80質量%以上であるジアシルグリセロールを15質量%以上含有し、かつ油脂を構成する全脂肪酸中の共役不飽和脂肪酸含量が1質量%以下で、トランス不飽和脂肪酸含量が0〜3.5質量%であり、色相(10R+Y)が30以下である油脂 100質量部
(B)植物ステロール 0.01〜4.7質量部
(C)植物ステロール脂肪酸エステル 0.2〜8質量部
を含有する油脂組成物。 (もっと読む)


【課題】本発明は、フィトステロール及びフィトスタノール、特に特定の脂肪酸組成を有するフィトステロール及びフィトスタノールの脂肪酸エステルを提供する。本発明は、更に、フィトステロール及びフィトスタノールエステルの調製のための方法並びにそれらの使用に関する。
【解決手段】脂肪酸成分が、7%未満の飽和脂肪酸と、50%超の多不飽和脂肪酸と、の混合物を含むことを特徴とするステロール及び/又はスタノール脂肪酸エステル組成物。 (もっと読む)


本発明は、少なくとも1つの固体植物質または微生物中に含まれ、特に非けん化性成分含有量が高い、油またはバターの固液抽出のための方法に関する。この方法は、少なくとも以下の工程:第一の溶媒系であって、フッ素化芳香族溶媒、特にトリフルオロトルエン(BTF)およびヘキサフルオロベンゼン(BHF)、tert‐ブチルエーテル、特にエチル‐tert‐ブチル‐エーテル(ETBE)とも称される2‐エトキシ‐2‐メチルプロパンおよび2‐メトキシ‐2‐メチルプロパンもしくはメチル‐tert‐ブチルエーテル(MTBE)、少なくとも1つのケイ素原子を含有する溶媒、特にヘキサメチルジシロキサン(HMDS)およびテトラメチルシラン(TMS)、メチル‐テトラヒドロフラン(MeTHF)、ならびにこれらの混合物、の中から選択される溶媒を、溶媒系の全体積に対して少なくとも50体積%の濃度で含む第一の溶媒系、を用いた少なくとも1つの固体植物質または微生物の固液抽出工程;ならびに、所望により、特に非けん化性成分に富む、油またはバターを含む画分の回収工程、を含む。本発明はまた、本方法を用いて得られた非けん化性画分、油、またはバター、および前記油または画分を含有する組成物にも関する。 (もっと読む)


【課題】本発明の目的は、採油性果実、油性種子、油性タンパク質を多く含む種子、種子の殻、油性仁、芽、果実の核およびクチクラ、高脂肪の動物性、藻類、菌類および酵母原料の中から選択された再生可能な原料からの不鹸化画分の抽出方法であって、下記の段階、
a)脂肪質の抽出にはまったくならない再生可能な原料の脱水および調湿、
b)軽質アルコールおよび触媒の存在下での調湿された脂質原料の反応性粉砕、
c)軽質アルコールの蒸発、
d)脂肪酸アルキルエステル中に希釈された不鹸化画分を含む濃縮物を得るための液相の濃縮、
e)不鹸化物の濃縮物の鹸化、
f)鹸化された混合物からの不鹸化画分の抽出、
を備えることを特徴とする方法である。本発明は、また、化粧品、医薬、栄養組成または栄養補助剤または添加剤の調製へのこの方法の実施によって得られる不鹸化画分または副産物の使用に関する。 (もっと読む)


【課題】油脂中の有用な生理活性物質であるステリルグルコシドを安定かつ簡便に分離・製造でき、かつ併せて脂肪酸低級アルキルエステル及びグリセリンも製造できる方法を提供する。
【解決手段】ステリルグルコシドを溶解した状態で含有する油脂と低級アルコールとをエステル交換反応させてステリルグルコシドが析出した反応混合物を得た後、該反応混合物からステリルグルコシドを分離して、脂肪酸低級アルキルエステル、グリセリン及びステリルグルコシドを製造する。 (もっと読む)


【課題】長時間の安定した連続操業を実現することができる脂肪酸アルキルエステルおよび/またはグリセリンの製造方法を提供する。
【解決手段】本発明にかかる製造方法は、油脂類とアルコール類とを接触させて、脂肪酸アルキルエステルおよび/またはグリセリンを製造する製造方法であって、油脂類とアルコール類とを反応させる反応工程と、前記反応工程により得られた反応液から固体のステロール類を除去する固液分離工程と、前記反応液を、脂肪酸アルキルエステルを含む疎水性相とグリセリンを含む親水性相とに分離する相分離工程と、を含む。 (もっと読む)


【課題】微生物由来の油の処理方法を提供する。
【解決手段】ヘキサンを用いて発酵ブロスまたはその濾液のいずれかから抽出される微生物由来油(該油は、アラキドン酸のような炭素数が18、20または22のω-3またはω-6の脂肪酸のような多不飽和脂肪酸を含むことができる)を極性溶媒(5%までの水を含むエタノール)と接触させて溶媒に可溶な少なくとも1種の化合物(通常はステロールまたはジグリセライドである)を抽出し、次いで該処理油から該化合物を含む溶媒を分離することを含む、油の処理方法。 (もっと読む)


【課題】 本発明は、γ−オリザノール、ステロール類、トコフェロール類の残存量が多く、品質の良好な脱酸油脂の製造方法を提供すること、更にはそれによって得られる精製油脂を提供することを目的とする。
【解決手段】 原料油脂に対しアルカリ水溶液を添加した系に、少なくとも油滓中の水の残存率が油滓中の水以外の成分の残存率より小さくなる脱水工程を施すことを特徴とする、脱酸油脂の製造方法、更には、これにより得られる精製油脂を提供した。 (もっと読む)


【課題】メントールの保管時での凝集またはケーキングを防止する技術を提供すること。また、メントールの保管時や製品への配合時の温度が高くとも熱的安定性に優れ、メントール粉末、粒子、フレーク、ペースト、スティック等が互いに凝集することが無い保形性が保持される脂質組成物を提供すること。
【解決手段】 50〜90質量%のメントールに対して、ステロール類を50〜10質量%添加・配合し、加熱・溶融する。脂質組成物を基準として20質量%以下のパラフィン類をさらに添加・配合してもよい。 (もっと読む)


【課題】 メントールが製剤表面に析出することを防ぎ、製品としての外観および使用感に優れるメントール含有成型製剤を提供すること。また、夏場の倉庫などにおいても温度の影響を受けることなく、製造時の形状を保つことができる保形性に優れるメントール含有成型製剤を提供すること。
【解決手段】 成分(A)メントール:成分(B)ステロール類が、50:50〜90:10(質量比)である組成物を加熱溶解し、共融混合物を得る工程、および該共融混合物を40℃以上該共融混合物の融点より低い温度以下で静置する工程を少なくとも含む工程により脂質組成物を得る。 (もっと読む)


【課題】乳化剤を含まず、澄明な液体で、室温(約0〜30℃)で長期間保存しても白濁、沈殿などの現象が生じないL−アスコルビン酸脂肪酸エステル含有製剤を提供する。
【解決手段】(A)L−アスコルビン酸脂肪酸エステル、(B)植物ステロールおよび(C)トコフェロールを含有する製剤であって、該製剤100質量%中、(A)L−アスコルビン酸脂肪酸エステルの含有量が0.1〜1.8質量%、(B)植物ステロールの含有量が5〜20質量%、(C)トコフェロールの含有量が、総トコフェロール量として20〜94.9質量%であることを特徴とするL−アスコルビン酸脂肪酸エステル含有製剤。 (もっと読む)


【課題】澄明な液体で、室温(約0〜30℃)で長期間保存しても白濁、沈殿などの現象を生じない、L−アスコルビン酸脂肪酸エステル含有製剤を提供する。
【解決手段】(A)L−アスコルビン酸脂肪酸エステル、(B)植物ステロール、(C)トコフェロールおよび(D)食品用乳化剤を含有する製剤であって、該製剤100質量%中、(A)L−アスコルビン酸脂肪酸エステルの含有量が0.5〜5質量%、(B)植物ステロールの含有量が5〜20質量%、(C)トコフェロールの含有量が、総トコフェロール量として、20〜94.4質量%、(D)食品用乳化剤がグリセリン脂肪酸エステル、ソルビタン脂肪酸エステルおよびプロピレングリコール脂肪酸エステルからなる群より選ばれる少なくとも一種であって、その含有量が0.1〜10質量%であることを特徴とするL−アスコルビン酸脂肪酸エステル含有製剤。 (もっと読む)


【課題】 顕著な抗肥満効果と摂食抑制効果を有し、優れた保存性を有する油脂組成物を提供する。
【解決手段】 次の成分(A)及び(B):
(A)構成脂肪酸中の不飽和脂肪酸含量が80質量%以上、共役リノール酸含量が2〜85質量%、かつω3系不飽和脂肪酸含量が15質量%未満であるジアシルグリセロールを15質量%以上含有し、モノアシルグリセロール含量が5質量%以下、遊離脂肪酸含量が5質量%以下である油脂 100質量部
(B)トコフェロール 0.001〜2質量部
を含有する油脂組成物。 (もっと読む)


【課題】 優れた香料含有製品の品質保持効果を有し、しかも環境やヒトに優しい香料含有製品用劣化防止剤を提供すること。また、各種製品に添加・配合される香料の劣化防止効果に優れた香料含有製品用劣化防止剤、特にアルカリ性の香料含有製品用劣化防止剤を提供すること。
【解決手段】 下記式1で表される骨格を有するステロール類を各種製品に添加・配合される香料含有製品用劣化防止剤を有効成分とし、この香料含有製品用劣化防止剤を香料含有製品中に添加・配合する。
【化1】


それら化合物の中でも、上記骨格を有し、炭素数が27〜30の化合物が好ましい。 (もっと読む)


【課題】特別な装置を使用せずに簡単な操作で、かつ廃棄物の発生を抑制したステロール類の製造方法を提供することである。
【解決手段】トールピッチからステロール類を製造する方法であって、(I)トールピッチを非極性溶剤に溶解した溶液を無機系吸着剤が充填された第1の吸着カラムに通液させ、前記極性物質を無機系吸着剤に吸着除去する工程、(II)前記極性物質を除去したトールピッチに低級アルコールを添加しトールピッチに含まれるステロールエステルを触媒の存在下で反応させ、極性物質であるステロール類を遊離させる工程、(III)前記低級アルコールを留去した後、遊離したステロール類を非極性溶剤に加え、これを無機系吸着剤が充填された第2の吸着カラムに通液させ、遊離したステロール類を無機系吸着剤に吸着させる工程、(IV)極性溶剤で記無機系吸着剤からステロール類を溶出させる工程を含む。 (もっと読む)


本発明は、CとC10の脂肪酸分布(重量比)95:5〜5:95、好適には、CとC10の脂肪酸分布(重量比)90:10〜20:80、特にCとC10の脂肪酸分布(重量比)64:36〜50:50で、8個および10個の炭素原子の鎖長を有する平均鎖長脂肪酸のステロール脂肪酸エステルに関する。好適には、カプリン酸および/またはカプリル酸を脂肪酸として使用する。該ステロール化合物は、その湿潤性および低温易溶融性に基づき、複雑な装置を使用することなく容易に食品、特に飲料および乳製品中へ配合することができ、良好な官能特性と感覚特性、並びに長鎖不飽和脂肪酸を有する市販ステロールエステルに対して改善された安定性を有する。 (もっと読む)


パーム油からは、トコクロマノール、カロテノイド、植物ステロールなどのような有価化合物が得られる可能性がある。高度濃縮画分への富化は、関連する膨大な数の成分、非常に低い揮発性、多くの化合物の有機溶媒への非常に低い溶解性、および処理される混合物の高い粘性に妨げられる。新しい方法の出発材料は、パーム油から従来の処理によって、または超臨界二酸化炭素を用いる向流多段階処理によって得られるトコクロマノール(約20〜約50重量%)またはカロテノイド(約10〜約30重量%)もしくはその両方の富化画分である。本出願では扱われないこれらの処理は、遊離脂肪酸の除去、トリグリセリドのメチルまたはエチルエステルへのエステル交換、例えば短経路蒸留によるエステルの除去、トコクロマノール画分のカロテノイド画分からの冷却による分離を含む。新しい方法では、トコクロマノール、カロテノイド、植物ステロールなどが既にある程度富化された粗製パーム油に由来する画分が、超臨界流体技術によって超臨界流体を用いる選択的吸着および脱着による向流分離の独特の組み合わせで処理される。近臨界流体または超臨界流体の利用による一つまたは複数の分離工程を含む第一富化は、単独または多段階(向流)において分離処理が第二富化工程と適切に組み合わされ、第一富化工程の産物は産物を実質的に圧力を変えず、また同一の(または別の)近臨界流体または超臨界流体による第一分離と同一または異なる圧力でのそれに続く脱着なしに、吸着剤の固定床に通すことによって、もしくは予め計画された圧力および温度シーケンスによって、吸着剤(シリカゲル)に直接吸着される。トコクロマノール富化には近臨界条件の二酸化炭素が二酸化炭素の臨界温度以上で用いられる。カロテノイド富化には近臨界条件のプロパンがプロパンの臨界温度以下で用いられる。 (もっと読む)


【課題】 本発明は、従来技術に鑑みてなされたものであり、植物ステロールを水に容易に均一分散させ、かつ長期間保存しても結晶や沈殿を生じることがない高い安定性を有する植物ステロール含有組成物を提供することを目的とする。
【解決手段】 植物ステロールと、水酸基価が1200以下であり、かつ全ての水酸基のうち1級水酸基が50%以上であるポリグリセリンと脂肪酸とがエステル化されたポリグリセリン脂肪酸エステルを必須成分として含有することにより上記課題を解決する。 (もっと読む)


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