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Fターム[4H059BC06]の内容

Fターム[4H059BC06]に分類される特許

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【課題】特定の軟体動物からn−3ドコサペンタエン酸、アラキドン酸、イコサペンタエン酸、及びドコサテトラエン酸のいずれか1種以上を脂質構成脂肪酸として含む脂質を製造する方法を提供する。また、従来、低利用又は未利用のマキガイ等の軟体動物や水産加工廃棄物等を再資源化する方法を提供する。
【解決手段】腹足類(マキガイ綱)、斧足類(ニマイガイ綱)、ヒザラガイ綱、及び頭足類(イカ綱)のいずれかに属する軟体動物の1種以上の軟体部及び/又は卵を有機溶媒で抽出し、抽出物を必要に応じてクロマトグラフィー処理して脂質成分を分画してドコサペンタエン酸、アラキドン酸、イコサペンタエン酸、及びドコサテトラエン酸のいずれか1種以上を脂質構成脂肪酸として含む有用脂肪酸含有脂質を製造する。前記軟体動物は、前記酸のいずれか1種以上を含む藻類、及び/又は、リノール酸等が含まれる植物を餌として用いて飼育した貝類であってもよい。 (もっと読む)


【課題】サメ肝臓から、酸化しにくく、かつ魚臭の低減された油を、手軽に簡単に製造する方法。
【解決手段】サメ肝臓を気相中において、65℃〜70℃で加熱することにより、油を滴り落とす。この落ちた油を食塩水又はグリセリン溶液に捕集し、油を食塩水又はグリセリン溶液から分離する。次にその油に強酸と強塩基からなる無機塩の乾燥剤と十分接触させ、油の中の水分を除去し、この乾燥剤を分離する。得られた油は、酸化しにくく、かつ魚臭が低減されている。 (もっと読む)


【課題】ジアルキルケトン類(Dialkylketones;DAKs)の含量が極めて低減されたエステル交換油脂を容易かつ安価に得ることができるエステル交換油脂の製造方法を提供すること。
【解決手段】油脂とアルカリ触媒を含む反応液と、酸性物質と、を混合してエステル交換反応を停止させた後、洗浄を行う工程を含む、ジアルキルケトン類の含有量が低減されたエステル交換油脂の製造方法。好ましい態様では、前記酸性物質の使用量が、油脂100重量部に対して10重量部以下である。 (もっと読む)


【課題】サメ肝臓油の魚臭を手軽に簡単に低減する方法。
【解決手段】サメ肝臓から抽出された油を炭酸水素アンモニウム溶液や陰イオン性界面活性剤を含む炭酸水素アンモニウム溶液で洗浄した後、水洗し、次に強酸と強塩基からなる無機塩の乾燥剤と十分接触させ、この乾燥剤を分離する。または、サメ肝臓から抽出された油を陰イオン性界面活性剤溶液で洗浄し、次に炭酸水素アンモニウム溶液で洗浄し、水洗し、強酸と強塩基からなる無機塩の乾燥剤と十分接触させ、この乾燥剤を分離する。 (もっと読む)


【課題】 ワックス、脂肪酸、スクワレン等を含む脂質の未利用資源を見出し、有害な溶媒等を使用せずに未変性の脂質成分を物理的、経済的に取り出す技術を提供すること。
【解決手段】 脂質含量の高い魚類の魚体を、水の存在下で減圧処理し、流出する脂質成分をそれ以外の部分と分離することを特徴とする脂質成分の分離製造方法。 (もっと読む)


【課題】魚介類を原料とし安価にセラミドを製造できるセラミドの製造方法及びそれに用いる金属除去装置を提供する。
【解決手段】魚体に含まれる脂質を溶媒中に抽出する。抽出された脂質をアルカリ処理し、セラミド含有脂質以外の脂質を分解して、セラミド含有脂質溶液を得る。素焼部材3により仕切られた陽極室4と陰極室6とを備える電気透析槽2の陽極室6にセラミド含有脂質溶液9を供給すると共に、陰極室6に金属回収媒体液を供給する。陽極7と陰極8とに電圧を印加して、セラミド含有脂質溶液9に含まれる金属をイオン化して陰極室6に移動させて除去する。金属が除去されたセラミド含有脂質溶液に含まれるセラミド含有脂質を酵素処理してセラミドを得る。 (もっと読む)


食用油を処理してアルデヒドを除去する方法は、油をアミノ酸及び吸着剤と接触させることを含む。アミノ酸及び吸着剤は、別々に又は混合物として油に接触させられる。 (もっと読む)


【課題】トランス酸を極力発生させない水素添加油脂の製造方法を提供する。
【解決手段】多価不飽和脂肪酸を含む油脂に対し、ニッケル触媒の存在下で水素添加反応を行なう水素添加油脂の製造方法とし、水素添加反応の温度が60〜75℃でありかつ水素添加反応系に対する冷却熱量もしくは水素供給量または両方を調整し、水素添加反応で低下したヨウ素価の1単位当りにおけるトランス酸の発生量が0.25重量%以下にする。前記調整を行なうには、反応容器7内の温度を感知する温度センサー9および水素の供給路6に接続された圧力センサー10を設け、これらの温度情報および圧力情報に基づいて制御信号を発信する電子コントローラ11を設け、この電子コントローラ11により循環ポンプ17の動作および流量調整弁15の動作を制御して反応系Aに対する冷却熱量および水素供給量を調整可能とした水素添加油脂の製造装置とする。 (もっと読む)


【課題】 安価で、分離が容易な酸化カルシウム触媒を用い、油脂と一価アルコールから効率よく、脂肪酸エステルを製造することを目的とする。
【解決手段】 酸化カルシウム触媒を用い、油脂と一価アルコールを反応させ脂肪酸エステルを製造するにあたり、反応時に水を触媒1モル当り、1.0〜14モル存在させることを特徴とする。 (もっと読む)


本発明は、オイル組成物であって、好ましくはカイアシから得られたもの、及び内蔵脂肪の蓄積を減らして、肥満症を誘導する西洋型の食事によって引き起こされる心臓機能の障害を妨げるためのその使用に関する。従って、本発明のオイル組成物は、腹部肥満症を低減し、ブドウ糖耐性を向上させて、肥満症関連の疾患、例えば限定しないが2型糖尿病又は循環器疾患のリスクを減らすか、若しくはかかる疾患を予防するか又は治療するために用いることができる。 (もっと読む)


本発明は、薬剤成分又は食品成分としての、人間による大量及び通常の消費における使用のための、エイコサペンタエン酸及びドコサヘキサエン酸のエステルの濃縮物を得るための方法を記載し、この濃縮物は、中性及び安定官能特性を有し、海産油誘導体による典型的な副作用がなく、残留性有機汚染物質(POP)の含有量が低いことを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】簡便な操作で、短時間でグリセリド中へのドコサヘキサエン酸含有量を上昇させ、ドコサヘキサエン酸高含有油脂を提供すること。
【解決手段】構成脂肪酸としてドコサヘキサエン酸を含有する原料油脂に油脂分解用酵素を作用させてドコサヘキサエン酸高含有油脂を製造する方法において、前記原料油脂に、構成脂肪酸としてドコサヘキサエン酸を含有する未精製油脂の、SP値が12以上である溶媒による抽出物を添加する、ドコサヘキサエン酸高含有油脂の製造方法。 (もっと読む)


【課題】通常リン脂質成分を分離精製するにはクロロフォルムなどの環境に好ましくない溶剤を使用し時間がかかるカラム分離法が主体であった。
【解決手段】非極性溶剤と極性溶剤を用いてリン脂質の水素イオンとの親和性の差異を用いて溶剤への溶解性を変えることによって目的成分を分離精製する。 (もっと読む)


【課題】酵素を用いてグリセリドを簡便かつ効率的に加水分解する方法、および酵素を用いてグリセリドから遊離脂肪酸または脂肪酸エステルを簡便かつ効率的に製造する方法を提供すること。
【解決手段】本発明の、グリセリドの加水分解方法、遊離脂肪酸または脂肪酸エステルの製造方法、およびバイオディーゼル燃料の製造方法、ならびに遊離脂肪酸または脂肪酸エステル、あるいはこれらの混合物の製造方法は、グリセリドを含む油脂と、水と、グリセリドの加水分解反応を触媒し得る酵素とを混合して、該グリセリドの加水分解反応が30%以上の分解率に達するまで反応させる第1反応工程、および該第1反応工程で得られる反応液にアルコールを添加して、さらに該加水分解反応を続行させる第2反応工程を含む。本発明によれば、グリセリドの加水分解率は、好ましくは99%以上である。 (もっと読む)


【課題】有用生理機能の可能性が大きい新規なn-4PUFAやn-7PUFAを含む脂質及びその製造
方法を提供すること。
【解決方法】メタン酸化細菌を共生する(深海性)二枚貝である、Bathymodiolus属二枚
貝(cold-seep mussel)、シンカイヒバリガイ(Bathymodiolus japonicus)、ヘイトウ
シンカイヒバリガイ(Bathymodiolus platifrons)の肉片を細かく粉砕し、クロロホルム
−メタノール混合溶液により脂質成分を抽出して新規なn-4PUFAやn-7PUFAを含む脂質を得
る。 (もっと読む)


【課題】 迅速で、本質的に完全であり、経済的コスト及び操作上も効率的である方法で、脂肪酸及びトリグリセリドをエステルに転化するプロセスを提供する。
【解決手段】 脂肪酸及びトリグリセリドの混合物をエステル交換するプロセスであり、該プロセスは、メタノール及びエタノールから選択されたアルコール中の脂肪酸及びトリグリセリドの単相溶液を形成し、前記アルコール対トリグリセリドの比は15:1〜35:1であり、さらに溶液は、単相を形成するのに充分な量の補助溶剤を含む。第1ステップで、脂肪酸のエステル交換のための酸触媒が添加された後、酸触媒は中和され、トリグリセリドのエステル交換のための塩基触媒が添加され、さらにその後、エステルが溶液から分離される。 (もっと読む)


本発明は,オキアミから高濃度のオメガ−3脂肪酸の組成物を製造する方法に関する。本発明はさらに,高濃度のオメガ−3脂肪酸を含む組成物,および鎖長C14およびC16の脂肪酸を多量に含むオキアミからの脂質画分に関する。 (もっと読む)


【課題】酸化による劣化を防止する事が可能な保存安定性に優れる魚油及びその製造方法を提供する。
【解決手段】レシチンを含有した飼料を魚(レシチン投与魚)に投与して飼育した後、当該レシチン投与魚からホスファチジルコリン及びホスファチジルエタノールアミンを含有する油脂を抽出することにより、保存安定性に優れる魚油を製造することができる。 (もっと読む)


【課題】有用生理機能の可能性が大きい新規なn-4PUFAやn-7PUFAを含む脂質及びその製造方法を提供すること。
【解決方法】Calyptogena属二枚貝(cold-seep clam)、ナギナタシロウリガイ(Calyptogena phaseoliformis)、シロウリガイ(Calyptogena soyoae)、スルガシロウリガイ(Calyptogena fausta)、シマイシロウリガイ(Calyptogena okutanii)の肉片を細かく粉砕し、クロロホルム−メタノール混合溶液により脂質成分を抽出して、新規なn-1PUFA、n-4PUFAやn-7PUFAを含む脂質を得る。 (もっと読む)


【課題】エイコサペンタエン酸、ドコサヘキサエン酸などの高度不飽和脂肪酸のトリグリセリドを、トリグリセリドのまま、簡単な工程で、安価に、効率よく濃縮する方法を提供する。
【解決手段】高度不飽和脂肪酸トリグリセリド含有物を第二銅塩と金属銅を含有する低級アルコール溶液と接触させ、高度不飽和脂肪酸トリグリセリドを第一銅錯体として前記アルコール溶液に溶解させ、濃縮する。さらに、必要に応じ、高度不飽和脂肪酸トリグリセリドの第一銅錯体の低級アルコール溶液をろ過、あるいは、遠心分離し、アルコール溶媒を分液した後、超臨界二酸化炭素で抽出処理し、減圧蒸留により精製する。 (もっと読む)


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