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Fターム[4H059CA06]の内容

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【課題】少なくとも一つの長鎖不飽和脂肪酸を有する中性脂質組成物を主に有する脂質組成物を精製するための方法の提供。
【解決手段】脂質組成物をアセトンなどの極性溶媒に接触させる。この溶媒は、混入物質が長鎖不飽和脂肪酸中よりもこの溶媒中において溶解性が低くなるように選択される。この接触方法は、典型的には約0℃を含む、より低い温度で実施される。脂質組成物から混入物質が沈殿するとすぐに沈殿物質を脂質組成物から取り除くために分離が行われる。長鎖不飽和脂肪酸はARA、DPA、EPA、および/またはDHAを含むことができる。この方法は効率的に脂質組成物を脱ろうし、その結果として組成物が濁る傾向を軽減させる。 (もっと読む)


【課題】低温での結晶化が抑制された油脂組成物を製造する新たな方法の提供。
【解決手段】次の工程(1)、(2)及び(3):
(1)油脂組成物を当該油脂組成物の曇点+0〜+10℃の範囲内に冷却する工程、
(2)冷却した油脂組成物に気泡を接触させる工程、
(3)前記工程により形成した泡沫部を液体部より分離する工程、
を含む、精製油脂組成物の製造方法。 (もっと読む)


【課題】X2U型トリグリセリド(Xは飽和脂肪酸残基、Uは不飽和脂肪酸残基)を含み、XXX型トリグリセリド含量(Xは飽和脂肪酸残基)が高い油脂から、XXX型トリグリセリド含量が低く、X2U型トリグリセリドに富んだ油脂を回収するための、より効率的で工業的に適した分別方法を提供することである。
【解決手段】トリグリセリド含量が60質量%以上であって、全トリグリセリド中にXXX型トリグリセリドを10〜70質量%及びX2U型トリグリセリドを10〜50質量%含む油脂と、脂肪酸低級アルキルエステルとを混合し、トリグリセリド含量が10〜50質量%、脂肪酸低級アルキルエステル含量が50〜80%質量%である晶析原料を調製し、該晶析原料を、加熱融解し、次いで冷却して結晶を晶析させ、次いで分別することにより、X2U型トリグリセリドに富んだ液体部(オレイン部)を得ることを特徴とする油脂の分別方法。 (もっと読む)


【課題】結晶部の純度を高く保ちながら結晶化速度を高めた、効率的な油脂のドライ分別方法の提供。
【解決手段】原料油脂に炭素数4〜14の遊離脂肪酸を添加することにより、結晶化速度を速めることによりドライ分別を行う。また、炭素数4〜14の遊離脂肪酸を有効成分とする結晶化促進剤。ラウリン系油脂以外の油脂であることが好適であり、上記原料油脂のトリグリセリド組成におけるSUS(Sは飽和脂肪酸、Uは不飽和脂肪酸)で表される対称型トリグリセリド含量が、10質量%以上であること、トリ飽和トリグリセリド(SSS)含量が、0〜10質量%であることを特長とする油脂のドライ分別方法。 (もっと読む)


【課題】 健康食品、特に保湿剤として化粧品もしくはアトピー性皮膚炎などの治癒に有用な皮膚外用剤の成分として有効なヒト型遊離セラミド、あるいは自然界では極めて希少な遊離セラミドを、しかもヒト型の遊離セラミドが多く含有する、醗酵粕から取得されたスフィンゴ脂質を提供する。
【解決手段】 麹を用いた醗酵製品製造の際の副産物である醗酵粕からの抽出精製によって、遊離セラミドを複数含有し、遊離セラミドの含有量が5%、さらには30%以上のスフィンゴ脂質、あるいは、それらの条件に加えて、併存するグリコシルセラミド含有量との総和量の50%が遊離セラミドでもある発酵粕由来スフィンゴ脂質を得る。 (もっと読む)


【課題】本発明は、フィトステロール及びフィトスタノール、特に特定の脂肪酸組成を有するフィトステロール及びフィトスタノールの脂肪酸エステルを提供する。本発明は、更に、フィトステロール及びフィトスタノールエステルの調製のための方法並びにそれらの使用に関する。
【解決手段】脂肪酸成分が、7%未満の飽和脂肪酸と、50%超の多不飽和脂肪酸と、の混合物を含むことを特徴とするステロール及び/又はスタノール脂肪酸エステル組成物。 (もっと読む)


【課題】 パーム系油脂から、2位にパルミチン酸を有するグリセライドを多く含有し、中でもトリパルミチン酸グリセライド(PPP)を多く含む油脂を、安価で液状油脂と同時に製造する方法を提供すること。
【解決手段】 ヨウ素価55以上のパーム系油脂を原料にして得られる、固体脂全体中のトリパルミチン酸グリセライド含量が45重量%以上である固体脂を、例えばヨウ素価55以上のパーム系油脂を原料にし、ダイレクトエステル交換反応した後、液状油脂を分別除去することを特徴とする固体脂の製造方法に従って作製すること。 (もっと読む)



【課題】常温で固体の成分と液状の成分との混合物である油脂をその液状部分と固体部分に分ける分別を、通常行われている条件の自然分別法により行う場合において、分別対象の油脂、例えばパーム油等に添加され、液状部分の収率の向上を可能とする油脂の分別改質剤を提供する。
【解決手段】炭素数8〜22の脂肪酸、特に、炭素数12〜18の脂肪酸より2種以上選ばれてなる混合脂肪酸を主構成脂肪酸とするジグリセリン脂肪酸エステルからなることを特徴とする油脂の分別改質剤。 (もっと読む)


本発明は、植物性油脂と脂肪酸及び脂肪酸誘導体を混合し原料油脂を製造する段階;前記原料油脂を酵素的エステル交換反応する段階;前記酵素的エステル交換反応した油脂から脂肪酸及び脂肪酸誘導体を除去する段階;前記脂肪酸及び脂肪酸誘導体が除去された油脂から溶媒分別又は乾燥分別して結晶化した分画を除去する段階;で構成されるPOS高含量油脂の製造方法に関するもので、これにより従来のココアバター代替脂に比べてPOS比率を増加させて物性改善効果及びチョコレートのブルーム耐性を付与することができることはもちろん、商業的価値を高めることができる上、低級であると認識された天然ココアバターの価値を高めることができ、柔らかい食感の充填用クリームとして使用できると共に栄養的価値に優れた油脂組成物を開発することができる。 (もっと読む)


【課題】トランス不飽和脂肪酸含量及び飽和脂肪酸含量が低く、且つ脂肪酸純度が高く、色相に優れる不飽和脂肪酸類を製造する方法の提供。
【解決手段】次の工程(A)〜(C):
(A)油脂加水分解酵素を用いて、油脂を加水分解する工程、
(B)加水分解反応物から分別により固体酸を除く工程、及び
(C)加水分解反応物から蒸留によりグリセリドを除去する工程、
を含む、不飽和脂肪酸類の製造方法。 (もっと読む)


【課題】芳香性をもつ植物から抽出された芳香油を、溶剤を使用しないで、本発明の芳香族化合物の分離製造方でもって効果を揮発促進させる。芳香油物質液体のpH調整をすることで、高額な設備投資を押さえ、比較的簡単な装置でもって大量生産することを特徴とした。
【解決手段】芳香族化合物を凍結と解凍反応作用から比重差現象が実現するする。その、大量製造を可能とする物質の揮発促進することによって成分組成効用の有効性が発揮された。
比重差を凍結原料20重量%±10とし解凍原料80重量%±10により、好ましい芳香族化合物の分離製造を発揮する。 (もっと読む)


【課題】融解性状(口溶け)がシャープであり、カカオ脂との相溶性が良好で、かつトランス脂肪酸が低含量であり、非ラウリン酸型であるノーテンパー型ハードバターとして使用できる油脂及びその製造方法を提供する。
【解決手段】SUS型トリグリセリドを50〜100質量%含有する第1の非ラウリン系油脂と、SSU型トリグリセリドを12〜38質量%含有する非ラウリン系エステル交換油とを含有する油脂A又は当該油脂Aを水素添加して得られる油脂Bを分別することにより軟質部を得る。 (もっと読む)


【課題】油脂と脂肪族アルコールとをカルシウム含有固体触媒の存在下にてエステル交換反応をさせることによって得られた脂肪酸アルキルエステルに混入しているカルシウム含有化合物を効率よく除去することができる方法を提供する。
【解決手段】脂肪酸アルキルエステルを高吸水性樹脂100質量部に対して水を10質量部以上の量にて含有する含水高吸水性樹脂に接触させ、次いで析出したカルシウム含有固体粒子をろ過により除去する。 (もっと読む)


【課題】サル脂は品質の振れが大きく安定して高品質のカカオ代用脂を得るのが困難である。特に、低品質サル脂はカカオ代用脂の品質、特に結晶化特性に悪影響を及ぼすジヒドロキシステアリン酸を構成脂肪酸として含有するトリグリセリドやジグリセリドなどを多く含有しており、かかる悪影響成分を許容できる範囲まで低減して、低品質サル脂から高品質のカカオ代用脂を得る方法を課題とする。
【解決手段】
サル脂を精製し、極性溶剤を用いて分別するに際し、晶析工程と晶析・ロ過後の結晶部の洗浄工程で用いる極性溶剤の総量を、サル脂精製油に対し1000重量%以上とすることにより、カカオ代用脂の品質に悪影響を与えるジヒドロキシステアリン酸を構成脂肪酸として含有するトリグリセリド、ジグリセリドおよび非対称トリグリセリド(SSU)画分を特定含有量以下に低減するとともに対称トリグリセリド(SUS)に富むサル脂分別油を得る。 (もっと読む)


【課題】本発明の課題は、XXX型トリグリセリド及びXX型ジグリセリド含量が低く、XUX型トリグリセリドに富んだ油脂の、効率的で工業化に適した製造方法を提供することである。
【解決手段】全トリグリセリド中にXUX型トリグリセリドを50〜90質量%含有する油脂に含有されるXXX型トリグリセリド及びXX型ジグリセリドを晶析除去するにあたり、脂肪酸低級アルキルエステルの存在下で晶析除去することによって、より安全かつ効率的で工業化に適したXXX型トリグリセリド及びXX型ジグリセリド含量が低くXUX型トリグリセリドに富んだ油脂の製造方法を提供することができる。 (もっと読む)


【課題】少なくとも一つの長鎖不飽和脂肪酸を有する中性脂質組成物を主に有する脂質組成物を精製するための方法の提供。
【解決手段】脂質組成物をアセトンなどの極性溶媒に接触させる。この溶媒は、混入物質が長鎖不飽和脂肪酸中よりもこの溶媒中において溶解性が低くなるように選択される。この接触方法は、典型的には約0℃を含む、より低い温度で実施される。脂質組成物から混入物質が沈殿するとすぐに沈殿物質を脂質組成物から取り除くために分離が行われる。長鎖不飽和脂肪酸はARA、DPA、EPA、および/またはDHAを含むことができる。この方法は効率的に脂質組成物を脱ろうし、その結果として組成物が濁る傾向を軽減させる。 (もっと読む)


【課題】融解性状(口溶け)及びカカオ脂との相溶性が良好で、トランス脂肪酸含量が低く、かつラウリン酸含量が低いノーテンパー型ハードバター及びその製造方法を提供する。
【解決手段】ラウリン系原料油脂(原料油脂A又は当該原料油脂Aを分別して得た軟質部(分別オレインa))と、非ラウリン系原料油脂(原料油脂B)とを混合して混合油を得た後、この混合油を分別してノーテンパー型ハードバターとして使用できる混合油軟質部(分別オレインb)とマーガリン等に使用できる混合油硬質部(分別ステアリンb)を得る。 (もっと読む)


【課題】飽和脂肪酸含量が25〜35質量%であっても、良好な可塑性、クリーミング性、耐熱保型性を有し、また、口溶けが良好である可塑性油脂組成物、及び該可塑性油脂組成物を製造するためのハードストックを提供すること。
【解決手段】構成脂肪酸組成において、炭素数16未満の脂肪酸を実質的に含有せず且つSの含有量が55〜85質量%でUの含有量が15〜45質量%である油脂配合物を、ランダムエステル交換して得られたエステル交換油脂の分別軟部油からなることを特徴とするハードストック(但し、S:炭素数16以上の飽和脂肪酸、U:炭素数16以上の不飽和脂肪酸である)、及び該ハードストックを使用した可塑性油脂組成物。 (もっと読む)


【課題】固形脂、特に結晶が粗大化し易いパーム油やココアバターに由来する油脂等に対し、その結晶を簡便な方法で微細化することを目的とした。
【解決手段】油脂に対し、ベヘン酸を遊離脂肪酸の形態で、好ましくは0.01重量%以上添加することで、その油脂の微細結晶析出を効果的に促進することができる、油脂の微細結晶析出方法、またはベヘン酸を有効成分とする、油脂の微細結晶析出促進剤を提供する。 (もっと読む)


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