説明

Fターム[4H104PA34]の内容

Fターム[4H104PA34]に分類される特許

1 - 20 / 30


【課題】長時間処理である反応型石けん処理を行なわずに、高面圧下での多段プレス成形において焼付き・型かじりを防止することができる塑性加工用潤滑処理鋼板の提供。
【解決手段】鋼板表面に、島状リン酸亜鉛結晶とそれを覆う潤滑皮膜とを形成する。潤滑皮膜はバインダーと潤滑成分とからなり、バインダーの50質量%以上が無機系バインダーである。島状リン酸亜鉛結晶の付着量が1.5g/m2以上6.0g/m2以下、潤滑皮膜の付着量が2.0g/m2以上6.0g/m2以下とし、島状リン酸Zn結晶の隙間を前記潤滑皮膜が充填している部分に相当する混合層の断面厚みは0.3μm以上とする。 (もっと読む)


【課題】広い範囲の表面粗さにおいて優れた潤滑性を発揮し、かつ、脱脂性にも優れる潤滑剤を塗布したて加工性と脱脂性に優れる鋼板を提供する。
【解決手段】表面粗さが算術平均粗さRaで0.10〜2.00μmで、表面に水溶性潤滑油を塗布乾燥した後の固形油脂分の厚さが0.2〜1.5μmであり、バウデン式動摩擦試験機で測定した動摩擦係数が0.15未満である鋼板であり、当該鋼板は、ステンレス鋼板または耐熱鋼板であることが好ましい。 (もっと読む)


【課題】ユーザーでアルカリ脱脂され或いは長期間にわたり腐食環境に曝された場合でも優れた平板および加工後の耐食性を有するクロムフリー表面処理鋼板を提供する。
【解決手段】亜鉛系めっき鋼板またはアルミニウム系めっき鋼板の表面に、特定のチタン化合物を過酸化水素水と混合して得られるチタン系水性液に対して、有機リン酸化合物および無機リン酸化合物を所定の割合で複合添加した表面処理組成物による表面処理皮膜を形成し、さらにその上層に、特定の高分子量エポキシ基含有樹脂、水酸基と架橋する基を有する硬化剤、非クロム系防錆添加剤および[M2+1−x3+(OH)][An−x/n・zHOで示される結晶性層状複水酸化物からなる固形潤滑剤を含む塗料組成物を塗布し、乾燥させることにより形成された上層皮膜を有する。 (もっと読む)


【課題】高コストのリン酸塩石けん処理の代替となりうる、高面圧下での多段塑性加工において焼付き・型かじりを防止することができる低コストの潤滑処理鋼板の提供。
【解決手段】
ショットブラストにより表面粗さを調整した、Rzjisが10μm以上の鋼板の表面に、バインダー中に有機高分子化合物(例、ポリエチレンワックス)、固体潤滑剤(例、二硫化モリブデン)および石けん(例、ステアリン酸ナトリウム)から選ばれた少なくとも1種の潤滑成分を含有する潤滑皮膜を形成する。鋼板の表面粗さは、好ましくはRaが2μm以上、Rskが−0.3以上である。 (もっと読む)


【課題】脱膜性、成処理性、成形性、防錆性を具備し、かつ接着性と皮膜性能の経時安定性が改善され、接着により自動車部品などを製造するのに適した潤滑処理鋼板を提供する。
【解決手段】アルカリ金属ホウ酸塩からなる皮膜形成成分、ステアリン酸亜鉛とパラフィンワックスとの混合物からなる潤滑成分、リン酸塩、バナジウムの酸素酸塩、モリブデンの酸素酸塩およびメルカプト化合物の少なくとも1種からなる防錆成分、好ましくはさらに有機酸から構成される潤滑皮膜を、亜鉛系めっき鋼板などの鋼板表面に形成する。 (もっと読む)


【課題】潤滑性に優れ、プレス金型表面に磨耗粉が凝着し難く、金型寿命を延ばすことができるステンレス合金板あるいは鋼板のプレス加工用潤滑油、及びそれを用いたステンレス合金板あるいは鋼板のプレス加工方法を提供すること。
【解決手段】基油及び添加剤を含有し、油性剤、潤滑性向上剤、芳香族炭化水素、極圧剤のうち1種以上を合計含有量50%質量超え90質量%以下で含有する。添加剤は、アミン誘導体、数平均分子量200以上1000未満であると共に水酸基を3〜6個有する多価アルコールのアルキレンオキシド付加物、そのハイドロカルビルエーテル、数平均分子量120以上1000未満のポリアルキレングリコールのハイドロカルビルエーテル、炭素数2〜10の2価アルコール、及びアルキルスルホン酸塩のうち1種以上よりなり、含有量は0.01〜2.0質量%である。潤滑油の温度40℃における動粘度は100〜400mm2/sである。 (もっと読む)


【課題】線材の伸線加工時に発生する粉塵の問題をなくし、且つ、締結部品の製造過程における冷間塑性加工や、調質処理などの熱処理後に締結部品表面に安定した潤滑性を付与する鋼線材を提供する。
【解決手段】SiO/MO(Mはアルカリ金属を示す)のモル比が2〜5のケイ酸アルカリ金属塩(a)、脂肪酸のカルシウム塩(b)、ポリオレフィンワックス(c)を必須成分とし、全固形分中での(b)および(c)の質量比が、それぞれ6〜50質量%、1〜20質量%である潤滑皮膜を有する締結部品用鋼線材。 (もっと読む)


【課題】潤滑性に優れ、プレス金型表面に磨耗粉が凝着し難く、金型寿命が延ばすことができるステンレス合金板あるいは鋼板のプレス加工用潤滑油、及びそれを用いたステンレス合金板あるいは鋼板のプレス加工方法を提供すること。
【解決手段】基油、及び添加剤を含有し、油性剤、潤滑性向上剤、芳香族炭化水素、及び極圧剤のうち1種または2種類以上を含有する。基油は、鉱物油、未水素添加又は水素添加のポリイソブチレン、及びイソパラフィンのうち1種以上よりなる。添加剤は、アミン誘導体、数平均分子量200以上1000未満であると共に水酸基を3〜6個有する多価アルコールのアルキレンオキシド付加物、そのハイドロカルビルエーテル、数平均分子量120以上1000未満のポリアルキレングリコールのハイドロカルビルエーテル、炭素数2〜10の2価アルコール、及びアルキルスルホン酸塩のうち1種以上よりなり、含有量は0.01〜2.0質量%。 (もっと読む)


【課題】電磁鋼板を圧延する際に発生しうるオイルステインを抑制することが可能な、鋼板用冷間圧延油および冷間圧延方法を提供する。
【解決手段】本発明に係る鋼板用冷間圧延油は、動植物油脂、鉱油および合成エステルから選ばれる少なくとも1種類以上の基油と、窒素含有水溶性環状化合物、好適には水溶性トリアゾール化合物と、油溶性ジカルボン酸または油溶性ジカルボン酸誘導体と、を含有する。かかる鋼板用冷間圧延油を用いることで、オイルステインを抑制することが可能となる。 (もっと読む)


【課題】潤滑処理を施した後に長期間が経過するか、及び/又は湿潤環境で、追加の潤滑処理を行わずにプレス加工を行っても、錆発錆が防止され、安定して潤滑皮膜の潤滑性が保持され、かつ脱膜性と化成処理性が良好な潤滑処理鋼板を提供する。
【解決手段】アルカリ金属ホウ酸塩及び/又はアルカリ金属ケイ酸塩(特にリチウムシリケート)からなる皮膜形成成分と、ステアリン酸亜鉛とワックスとの混合物からなる潤滑成分と、リン酸塩、バナジウムの酸素酸塩、モリブデンの酸素酸塩およびメルカプト化合物から選ばれる少なくとも1種からなる防錆成分とを含有する処理液を用いて潤滑皮膜を鋼板、特に鋼帯の表面に形成する。 (もっと読む)


【課題】高強度鋼線の湿式伸線工程を改良することにより、従来よりも断線し難い優れた延性を有し、かつ、撚線等の加工を加えても延性の低下が少ないゴム物品補強用スチールコードが得られるスチール用潤滑剤組成物およびそれを用いたゴム物品補強用スチールコードの製造方法を提供する。
【解決手段】スチールワイヤの湿式伸線工程に用いられるスチール用潤滑剤組成物である。(A)有機亜鉛化合物と、(B)芳香族基を少なくとも1つ含むリン化合物と、を含有する。 (もっと読む)


【課題】開放放置されたときのように揮発により成分が変化して脱脂性が著しく変化した場合のように脱脂性の低い金属材上に塗布された場合であっても、良好な脱脂性を確保できる防錆油、および、その防錆油が塗油された金属材を提供する。
【解決手段】鉱油および合成油の少なくとも一方を基油とした防錆油であって、40℃における動粘度μが4mm/s以上20mm/s以下、かつ引火点Tが70℃以上200℃以下であり、さらに該動粘度と引火点との関係が下記の式(1)および(2)のいずれかを満たす。ガラス板との40℃における界面張力が29dyn/cm以上で、かつ、被塗油金属材との接触角が10度以下となれば、特に好ましい。
8μ+T≦190・・・・・・(1)
8μ+T≧275・・・・・・(2) (もっと読む)


【課題】鋼材を200〜1200℃の範囲で加熱し圧延する際に、圧延荷重を効果的に低減し、圧延コストを低くすることができる鋼材用熱間圧延油及びこれを用いた鋼材の熱間圧延方法を提供すること。
【解決手段】基油と、数平均分子量が8000〜100000の範囲にあるイソブチレンホモポリマー及びイソブチレンコポリマーからなる群から選ばれる少なくとも1種のポリマーを含む鋼材用熱間圧延油、及び上記鋼材用熱間圧延油を、ウォーターインジェクション方式により給油することを特徴とする鋼材の熱間圧延方法。 (もっと読む)


【課題】塩素系極圧剤を使用しない、非塩素系金属加工油であっても、極圧性や耐摩耗性が優れ、各種鉄、及び非鉄金属又はそれらの合金に対する加工性に優れ、特に、鉄、ステンレス等の難加工材の加工においても塩素系金属加工油を使用する場合に劣らない加工性を有する金属加工用潤滑油組成物を提供する。
【解決手段】基油に、下記の(1)及び(2)の条件を満たす炭素数10〜24のα‐オレフィンの重合体を含有することを特徴とする金属加工用潤滑油組成物である。
(1)重量平均分子量が1000〜100万、
(2)下記の式(a)で表される立体規則性指標M2が50モル%以上、
M2(%) = (X/Y)×100 ・・・(a)
[式中、Xは、13C‐NMRスペクトルにおける36.2〜35.3ppmの間の吸収ピーク強度の積算値、Yは、36.2〜34.5ppmの間の吸収ピーク強度の積算値を示す。] (もっと読む)


【課題】
高速加工においても、優れた潤滑性を発揮する水希釈型金属加工油を得ることができる水希釈型金属加工油用潤滑剤を提供することである。
【解決手段】
次式で表されるポリオキシアルキレン化合物(A)を含有してなることを特徴とする水希釈型金属加工油用潤滑剤を用いる。
{R-(OA)ni -}m Q
Qは非還元性の二又は三糖類のm個の1級水酸基から水素原子を除いた反応残基、OAはオキシアルキレン基、Rはアルキル基、プロペニレン基及び/又は水素原子、niは0〜100の整数、mは2〜4の整数、iは1〜mの整数、OAの総数(Σni×m)は20〜100である。
さらに次式で表されるポリオキシアルキレン化合物(B)を含有することが好ましい。
−(OA)pOH
はアルキル基又はアルケニル基、OAはオキシアルキレン基、pは1〜100の整数を表す。
(もっと読む)


【課題】安全性が高く、リン酸塩等の化成処理による下地皮膜を必要とせず、浸漬又はスプレーにより付着させた後、乾燥する簡便な工程で化成処理法に匹敵する潤滑性を有する金属材料の塑性加工用水系潤滑剤組成物を提供する。
【解決手段】1分子中にイオウ原子との結合と窒素原子との結合を有する炭素原子を含む化合物(A1)、のうちの一種以上(A1成分)と、アルカリ金属の塩及び/又はアルカリ土類金属の塩(B成分)と、を含有する。 (もっと読む)


【課題】従来の表面被覆層よりも耐摩耗性に優れると共に摩擦係数が低くて摺動性に優れる硬質皮膜及び硬質皮膜被覆材を提供する。
【解決手段】M(Ba b 1-a-b )からなる皮膜層Aであって下記式(1A)〜(2A)を満たすものと、Ti1-x-y Crx Aly Siz (C1-A A )からなる皮膜層Bであって下記式(1B)〜(5B)を満たすものとが、各々の層厚み:5〜100nmで、積層されてなる硬質皮膜等〔但し、上記MはW,V,Mo,Nbの1種以上であり、下記式において、aはBの原子比、bはCの原子比、xはCrの原子比、yはAlの原子比、zはSiの原子比、AはNの原子比を示すものである。〕 0≦a≦0.3 ---式(1A)、0≦b≦0.5 ---式(2A)、0≦1−x−y≦0.5 ---式(1B)、0≦x≦0.5 ---式(2B)、0.4≦y≦0.7 ---式(3B)、0≦z≦0.15 ---式(4B)、0.5≦A≦1 ---式(5B)。 (もっと読む)


【課題】防錆鋼板などの金属材料のプレス加工に用いられ、被加工物に残留物を残さず速乾性及び加工性に優れる潤滑油を提供する。
【解決手段】金属材料プレス加工用の潤滑油であって、炭素数8〜13のパラフィン系炭化水素を全量基準で96〜100重量%含み、且つ40℃動粘度が2.0以下、沸点が210℃以下であることを特徴とする。対象となる金属材料としては、板厚1.4mm以下の圧延鋼板、若しくは板厚2.0mm以下の防錆鋼板である。 (もっと読む)


【課題】30℃以下の潤滑液を用いた場合においても、延性低下の原因となる伸線処理の際のブラスめっきスチールワイヤの温度上昇を抑制できるとともに、ブラスめっきスチールワイヤやダイスの表面の極圧皮膜生成反応の低下を抑制できて、伸線性及び延性に優れたブラスめっきスチールワイヤを製造できるブラスめっきスチールワイヤの伸線方法を提供する。
【解決手段】油成分と極圧成分とを含んだ潤滑液を用いてブラスめっきスチールワイヤ17を伸線するブラスめっきスチールワイヤの伸線方法において、最終ダイス21Zが設置された下流潤滑液槽10Bと複数のダイス21が設置された上流潤滑液槽10Aとを備えた伸線装置1を用い、下流潤滑液槽10B内の潤滑液として、ZnDTP(極圧皮膜生成反応の低下を抑制する成分)を含有し、かつ、温度15℃以上30℃以下の下流潤滑液16を用いた。 (もっと読む)


【課題】過酷度の高い金属加工においても凝着防止性能および冷却性能に優れ、かつ作業環境への悪影響が少ない金属加工油組成物を提供すること。
【解決手段】鉱油、油脂および合成油からなる群から選ばれる1種以上を基油とし、(A1)数平均分子量が100以上1000以下である水酸基を3〜6個有する多価アルコールのアルキレンオキシド付加物、(A2)前記(A1)のハイドロカルビルエーテルまたはエステル、(A3)数平均分子量が100以上1000以下のポリアルキレングリコール、(A4)前記(A3)のハイドロカルビルエーテルまたはエステル、(A5)炭素数2〜20の2価アルコール、(A6)前記(A5)のハイドロカルビルエーテルまたはエステル、(A7)炭素数3〜20の3価アルコール、および(A8)前記(A7)のハイドロカルビルエーテルまたはエステルからなる群から選ばれる1種以上の含酸素化合物を0.005〜10質量%、および水を10〜99質量%含有する金属加工油組成物を提供する。 (もっと読む)


1 - 20 / 30