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【課題】従来の脂肪族ポリアミド樹脂に比較して、十分な相対粘度ηrが達成され、成形可能温度幅が広く、耐熱性、溶融成形性、及び成形サイクルが低減でき、低吸水性を損なうことなく、耐薬品性、耐加水分解性、燃料バリア性に優れたプリント基板表面実装部品を成形できるポリアミド樹脂を含むプリント基板表面実装部品用ポリアミド樹脂組成物と、それを成形して得られる高温度下での耐熱性、各種薬品に対する耐薬品性に優れるプリント基板表面実装部品とを提供する。
【解決手段】ポリアミド樹脂(成分A)を含むプリント基板表面実装部品用ポリアミド樹脂組成物であって、前記成分Aが、ジカルボン酸由来の単位とジアミン由来の単位とが結合してなり、前記ジカルボン酸が蓚酸(化合物a)を含み、前記ジアミンが1,6−ヘキサンジアミン(化合物b)及び2−メチル−1,5−ペンタンジアミン(化合物c)を含み、前記化合物bと前記化合物cのモル比が99:1〜50:50であるプリント基板表面実装部品用ポリアミド樹脂組成物。 (もっと読む)


【課題】低吸水性でありながら、十分な高分子量化が達成され、融点と熱分解温度の差から見積もられる成形可能温度幅が広く、溶融成形性に優れ、かつ機械的強度に優れ、さらに、従来の脂肪族ポリアミド樹脂に比較して、耐薬品性、耐加水分解性などに優れたポリアミド樹脂組成物を提供すること。
【解決手段】カルボン酸成分が蓚酸からなり、ジアミン成分が1,6−ヘキサンジアミンと2−メチル−1,5−ペンタンジアミンの混合物からなり、1,6−ヘキサンジアミンと2−メチル−1,5−ペンタンジアミンのモル比が99:1〜50:50であるポリアミド樹脂に、充填材を含むことを特徴とするポリアミド樹脂組成物。 (もっと読む)


【課題】従来の脂肪族ポリアミド樹脂に比較して、十分な相対粘度ηrが達成され、成形可能温度幅が広く、耐熱性、溶融成形性、及び成形サイクルが低減でき、低吸水性を損なうことなく、耐薬品性、耐加水分解性、燃料バリア性に優れた成形体を成形できるポリアミド樹脂と離型剤とを含む、成形時における型と成形物との良好なすべり性及び/又は短い成形時間も達成できるポリアミド樹脂組成物と、それを成形して得られる成形体を提供する。
【解決手段】ポリアミド樹脂(成分A)及び特定の離型剤(成分B)を含み、成分Aが、ジカルボン酸由来の単位とジアミン由来の単位とが結合してなり、ジカルボン酸が蓚酸(化合物a)を含み、ジアミンが1,6−ヘキサンジアミン(化合物b)及び2−メチル−1,5−ペンタンジアミン(化合物c)を含み、化合物bと化合物cのモル比が99:1〜50:50であるポリアミド樹脂組成物。 (もっと読む)


【課題】従来の脂肪族ポリアミド樹脂に比較して、十分な相対粘度ηrが達成され、成形可能温度幅が広く、耐熱性、溶融成形性、及び成形サイクルが低減でき、低吸水性を損なうことなく、耐薬品性、耐加水分解性、燃料バリア性に優れた成形体を成形できるポリアミド樹脂と耐熱剤とを含むポリアミド樹脂組成物と、それを成形して得られる耐熱性に優れた成形体を提供する。
【解決手段】ポリアミド樹脂(成分A)及び耐熱剤(成分B)を含むポリアミド樹脂組成物であって、
前記成分Aが、ジカルボン酸由来の単位とジアミン由来の単位とが結合してなり、
前記ジカルボン酸が蓚酸(化合物a)を含み、
前記ジアミンが1,6−ヘキサンジアミン(化合物b)及び2−メチル−1,5−ペンタンジアミン(化合物c)を含み、
前記化合物bと前記化合物cのモル比が99:1〜50:50であり、
前記成分Bが、ヒンダードフェノール系化合物、ヒンダードアミン系化合物、燐系化合物、硫黄系化合物及びベンゾトリアゾール系化合物からなる群から選ばれる少なくとも1種の化合物であるポリアミド樹脂組成物。 (もっと読む)


【課題】従来の脂肪族ポリアミド樹脂に比較して、十分な相対粘度ηrが達成され、成形可能温度幅が広く、耐熱性、溶融成形性、及び成形サイクルが低減でき、低吸水性を損なうことなく、耐薬品性、耐加水分解性、燃料バリア性に優れた成形体を射出成形できるポリアミド樹脂を含む射出成形用ポリアミド樹脂組成物と、それを射出成形して、反りが少なく寸法安定性に優れる射出成形体を提供する。
【解決手段】ポリアミド樹脂(成分A)を含む射出成形用ポリアミド樹脂組成物であって、前記成分Aが、ジカルボン酸由来の単位とジアミン由来の単位とが結合してなり、前記ジカルボン酸が蓚酸(化合物a)を含み、前記ジアミンが1,6−ヘキサンジアミン(化合物b)及び2−メチル−1,5−ペンタンジアミン(化合物c)を含み、前記化合物bと前記化合物cのモル比が99:1〜50:50である射出成形用ポリアミド樹脂組成物。 (もっと読む)


【課題】繊維物性、耐熱性等に優れ、衣料用途、産業資材用途などにおいて好適に用いることができるポリアミド410繊維を提供する。
【解決手段】テトラメチレンジアミンを主成分として含有する脂肪族アミンとセバシン酸を主成分として含有するカルボン酸とを重縮合して得られるポリアミド樹脂からなる繊維であり、下記式(1)〜(4)を満たすことを特徴とするポリアミド410繊維6。(1)3≦引張強度[cN/dtex]≦10(2)15≦引張伸度[%]≦50(3)3≦沸騰水収縮率[%]≦15(4)0.1≦繊度変動値(U%)[%]≦3.0 (もっと読む)


【課題】本発明は、変性ポリエステルを調製する方法を開示する。
【解決手段】約180℃〜300℃の温度及び約1〜4バールの圧力で、二酸、ジオール及び少なくとも3つのカルボキシル基を有する分岐剤のエステル化反応を行う。そして、約0.01バール未満の圧力で、エステル化による生成物がジアミンと縮合重合反応を行うことにより、変性ポリエステルを得る。 (もっと読む)


【課題】分子量分布が狭く、色調の低下が抑制されており、副生成物であるトリアミン生成量が少ないポリアミドの製造方法を提供する。
【解決手段】本発明のポリアミドの製造方法は、以下の工程(i)〜(iii)を、この順に含むことを特徴とする。
工程(i):モノマーとしてのジカルボン酸とジアミンとを、融点の低い方のモノマーの融点以上の温度で混合し、混合液を得る工程。
工程(ii):工程(i)で得られた混合液を、生成するポリアミドの融点未満の温度で、ジカルボン酸とジアミンとの反応による塩の生成および前記塩の重合による低重合体の生成をおこないながら、生成した塩および低重合体を破砕し、塩および低重合体の破砕混合物を得る工程。
工程(iii):工程(ii)で得られた破砕混合物を、{(生成するポリアミドの融点)+10℃}〜350℃未満の温度で溶融押出により高分子量化する工程。 (もっと読む)


【課題】ポリアミド中に含まれるトリアミン量が少なく、耐熱性、高結晶性に優れ、しかも成形性に優れた半芳香族ポリアミドを提供する。
【解決手段】本発明の半芳香族ポリアミドは、芳香族ジカルボン酸成分とジアミン成分とからなる半芳香族ポリアミドであって、ジアミン成分が1,7−ヘプタンジアミン、1,9−ノナンジアミンまたは1,11−ウンデカンジアミンのいずれかであり、かつ半芳香族ポリアミド中のジアミン単位に対するトリアミン単位が0.3モル%以下であることを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】芳香族ジカルボン酸成分を含む半芳香族ポリアミド原料を連続して安定供給し、少ないエネルギー使用量で半芳香族ポリアミドを連続して安定に製造することができる方法を提供すること。
【解決手段】少なくとも芳香族ジカルボン酸、脂肪族ジカルボン酸および脂肪族ジアミンを、30質量%以下の水の存在下で加熱溶解する半芳香族ポリアミド原料の製造方法であって、加熱溶解を密閉下200℃以下の温度で行うことを特徴とする半芳香族ポリアミド原料の製造方法。 (もっと読む)


【課題】特に射出成形法における従来の材料よりも著しく良好なプロセス可能性と共に、良好な耐化学性、非常に高度の透明度、及び、低ヘイズを特長とする、新規のポリアミド成形組成物を提供する。
【解決手段】(A)25〜75質量%の少なくとも1種の透明コポリアミドであって、(a)50〜90mol%の脂環式ジアミン、及び(b)10〜50mol%の9〜14個の炭素原子を有する非分枝脂肪族ジアミン又はそれらの混合物(いずれの場合にもジアミンの総量をベースとする);並びに(c)10〜36個の炭素原子を有する1種以上の脂肪族及び/又は脂環式のジカルボン酸、から構成される透明コポリアミド、
(B)25〜75質量%の少なくとも1種の別のポリアミド、
(C)0〜10質量%の添加剤(但し、成分(A)、(B)及び(C)は合わせて100質量%となる)
を含む、ポリアミド成形組成物に関する。 (もっと読む)


【課題】 高い脱塩率と機械的強度を有する、複層活性層を有する複合半透膜の構造及び作成方法を提供する。
【解決手段】 ポリマー半透膜は支持層上の活性層を含む。活性層は少なくとも2つの化学的に異なる架橋ポリアミド膜を含み、これらの膜は界面で互いに架橋結合する。 (もっと読む)


【課題】小豆類の風味、色調を損なわず、小豆類を長期間保存できる方法を提供する。
【解決手段】小豆類を、内側から順に、熱可塑性樹脂からなる酸素透過層、ポリオレフィン樹脂、遷移金属触媒、およびポリアミド樹脂を含有する酸素吸収樹脂層、並びにガスバリア性物質からなるガスバリア層の少なくとも3層が積層されてなる酸素吸収多層体を全部または一部に使用した酸素吸収性容器内に保存する小豆類の保存方法であって、該ポリアミド樹脂が、芳香族ジアミンとジカルボン酸との重縮合によって得られる末端アミノ基濃度が30μeq/g以下のポリアミド樹脂であり、且つ酸素吸収樹脂層中の該遷移金属触媒と該ポリアミド樹脂の合計含有量が酸素吸収樹脂層の総量に対して15〜60重量%である小豆類の保存方法である。 (もっと読む)


【課題】従来の酸素吸収樹脂では、樹脂加工性が悪く、適用用途の制限、酸素吸収性能に劣るという課題がある。
【解決手段】ポリオレフィン樹脂からなるシーラント層、ポリオレフィン樹脂、遷移金属触媒、エポキシ基含有エチレン共重合体およびポリアミド樹脂を含有する酸素吸収樹脂層、並びにガスバリア性物質からなるガスバリア層の少なくとも3層がこの順に積層されてなる酸素吸収多層体であって、該ポリアミド樹脂が、芳香族ジアミンとジカルボン酸との重縮合によって得られる末端アミノ基濃度が30μeq/g以下のポリアミド樹脂であり、且つ酸素吸収樹脂層中の該エポキシ基含有エチレン共重合体の含有量が酸素吸収樹脂層の総量に対して2〜40重量%であり、該遷移金属触媒と該ポリアミド樹脂の合計含有量が酸素吸収樹脂層の総量に対して15〜60重量%であることを特徴とする酸素吸収多層体とする。 (もっと読む)


【課題】樹脂加工性と酸素吸収性能に優れた酸素吸収多層体を提供する。
【解決手段】A)ポリオレフィン樹脂を含有するシーラント層、B)ポリオレフィン樹脂、遷移金属触媒及びポリアミド樹脂を含有する酸素吸収樹脂組成物からなる酸素吸収層、C)エポキシ樹脂及びエポキシ樹脂硬化剤を含有するエポキシ樹脂組成物を硬化して得られるエポキシ樹脂硬化物層並びに、D)外層の少なくとも4層がこの順に積層されてなる酸素吸収多層体であって、該ポリアミド樹脂が芳香族ジアミンとジカルボン酸との重縮合によって得られる末端アミノ基濃度が30μeq/g以下のポリアミド樹脂であり、該酸素吸収層中の該遷移金属触媒と該ポリアミド樹脂の合計含有量が酸素吸収層の総量に対して15〜60重量%であり、かつ該エポキシ樹脂硬化物層が(1)式に示される骨格構造をエポキシ樹脂硬化物層の総量に対して40重量%以上含有する。
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本発明は、次の工程:
A)ジカルボン酸及びジアミンからの水性モノマー混合物を準備する工程、その際、ジカルボン酸対ジアミンのモル比は、工程C)の出口でそのつど他の成分に対するジカルボン酸又はジアミンのモル不足量1〜10mol%が存在するように調節される、
B)工程A)からの水性混合物を連続的に運転する蒸発器反応器中へ移行する工程、前記蒸発器中で、ジアミン及びジカルボン酸を100〜370℃の範囲内の温度及び1〜50barの範囲内の圧力で反応させる、
C)ガス状成分を分離しつつ、工程B)からの混合物を分離器中へ移行する工程、前記分離器は100〜370℃の範囲内の温度及び1〜50barの範囲内の圧力で運転する、
D)前記モル不足量を補償するために適した量にあるジアミン又はジカルボン酸と一緒に工程C)からの混合物を管型反応器中へ移行する工程、前記反応器は100〜370℃の範囲内の温度及び1〜50barの範囲内の圧力で運転する、滞留時間は10秒〜30分間の範囲内にわたる、
E)脱ガス開口部を通じてガス状成分を除去しつつ、工程D)からの混合物を押出機中へ移行する工程、前記押出機は150〜400℃の範囲内の温度で運転する、滞留時間は10秒〜30分間の範囲内にわたる
を有するジカルボン酸及びジアミンを基礎とするポリアミドの製造方法に関する。 (もっと読む)


シリコーンポリオキサミド及びシリコーンポリオキサミド−ヒドラジドコポリマーは、式I:


の少なくとも2個の繰り返し単位を含む。
この式中、各Rは、独立して、アルキル、ハロアルキル、アラルキル、アルケニル、アリール、又はアルキル、アルコキシ、若しくはハロで置換されたアリールであり;各Yは、独立して、アルキレン、アラルキレン、又はこれらの組み合わせであり;各Gは、独立して、結合又は式RHN−G−NHRから2つの−NHR基を差し引いたジアミンに相当する二価の残基であり;各Rは、独立して、水素若しくはアルキルであるか、又はRはGと共にそれら両方が結合している窒素と一緒になって複素環基を形成し;各nは独立して0〜1500の整数であり;各pは独立して1〜10の整数であり、pの平均は1.2以上であり;各qは独立して1以上の整数であり、及びすべてのqが同じ整数であることはない。
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【課題】単純な製造工程で高い収率が得られる精製ペンタメチレンジアミンの製造方法等を提供する。
【解決手段】ペンタメチレンジアミン炭酸塩を加熱することにより、粗ペンタメチレンジアミンと二酸化炭素を得る熱分解工程と、前記熱分解工程により得られた粗ペンタメチレンジアミンを蒸留し、ペンタメチレンジアミンを得る蒸留工程と、を含み、前記粗ペンタメチレンジアミン中におけるペンタメチレンジアミン及びペンタメチレンジアミン炭酸塩の合計100mol%に対するペンタメチレンジアミンの濃度が30mol%以上であることを特徴とする精製ペンタメチレンジアミンの製造方法、及び該精製ペンタメチレンジアミンを原料とするポリアミド樹脂の製造方法。 (もっと読む)


本発明は、ポリアミドの製造のための二酸とジアミンとの塩の溶液の製造方法に関する。より詳細には、本発明は、40〜70%の範囲の塩の重量濃度で少なくとも2種の二酸と少なくとも1種のジアミンとを混合することによって得られる二酸とジアミンとの塩の水溶液(A)を製造する方法であって、第1工程において二酸及びジアミンから出発して1未満の二酸/ジアミンのモル比を示す二酸及びジアミンの水溶液を製造し、第2工程において二酸/ジアミンのモル比を0.9〜1.1の範囲の値に調節し且つ別の二酸並びに随意としての補充分の水及び/又は補充分のジアミンを加えることによって塩の重量濃度を固定することから成る前記方法に関する。 (もっと読む)


【課題】 重合度の安定した品質の良好なポリアミドの連続製造方法を提供する。
【解決手段】(a) ジアミンとジカルボン酸とをそれぞれ個別に溶融するか、又は、水中でアミンとカルボン酸との塩を生成させる原料調合工程と、(b) 原料を管状反応装置に連続的に導入する原料導入工程と、(c) 導入された原料を管状反応装置内を通過させアミド化を行い、アミド化生成物と縮合水とを含む反応混合物を得るアミド化工程と、(d) 反応混合物を水の分離除去の可能な連続式反応装置に導入し、最終的に得られるポリアミドの融点以上の温度で水を分離除去しつつ重合度を高め、ポリアミドプレポリマーを得る初期重合工程と、(e) ポリアミドプレポリマーを水の分離除去の可能な連続式反応装置に導入し、最終的に得られるポリアミドの融点以上の温度でさらに重合度を高め、所望の相対粘度[RV]とされたポリアミドを得る最終重合工程とを含むポリアミドの連続製造方法。 (もっと読む)


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