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バイオベースの複合材料成形体およびその製造方法
【課題】野菜廃棄物及び/又は果実廃棄物を有効に利用して、例えば容器包装材料等としても応用可能な、強度に優れたバイオベースの複合材料成形体およびその製造方法を実現する。
【解決手段】複合材料成形体は、シート形成が可能なタマネギなどの野菜由来成分及び/又は果実由来成分と、竹パルプなどのバイオベース系の繊維とを含有する材料を成形してなるので、強度に優れたバイオベースの複合材料成形体。
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ジアセタール組成物、該組成物を含むポリオレフィン系樹脂用核剤、該核剤を含有するポリオレフィン系樹脂組成物及びその成形体
【課題】
ポリオレフィン系樹脂成形体の透明性を損なうことなく、ジアセタール化合物を含有するポリオレフィン系樹脂を成形加工する時及び最終成形品中のジアセタール化合物由来のアルデヒド類の発生を大幅に抑制し、且つ臭気及び味の移行性が抑制できるジアセタール組成物及びポリオレフィン系樹脂組成物を提供する。
【解決手段】
ポリオレフィン系樹脂に、ジアセタール化合物、ポリオール化合物、モノエステル化合物及びベンゾオキサゾール化合物若しくはウルトラマリン化合物、又は、ジアセタール化合物、ポリオール化合物、モノエステル化合物、ベンゾオキサゾール化合物若しくはウルトラマリン化合物、脂肪族モノカルボン酸及び特定のアルカリ金属塩化合物を含有せしめ、得られるポリオレフィン系樹脂組成物及びそれを成形して得られる成形体中のアルデヒド類の含有量を抑制し、且つ、臭気及び味の移行性を抑制する。
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抗菌性および抗ウィルス性のポリマー材料
【課題】農産物用包装材料として有用な抗菌性ポリマー材料、ならびにコンドームシース、外科用チューブおよび外科用手袋を形成するのに有用な抗ウィルス性ポリマー材料並びにその製造方法を提供する。
【解決手段】粉末形態のイオンの銅の微視的水不溶性粒子を有しており、該粒子がCuOとCu2Oの混合物であって、Cu++を放出するものであり、ポリマー材料に該粒子の一部が露出され、かつその表面から突出する状態で封入された、抗菌性および抗ウィルス性のポリマー材料。
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樹脂製多層容器
【課題】滑り性、耐突刺し性及び表面光沢に優れた樹脂製多層容器を提供すること。
【解決手段】(A)低密度ポリエチレン、(B)高密度ポリエチレン、(C)メタロセン触媒を用いて得られたエチレン系ポリオレフィン、及び(D)不飽和cis構造炭素二重結合を有する脂肪酸アミドを含有する樹脂組成物からなる層を表層として備え、(I)(C)が8〜40質量%((A)+(B)+(C)=100質量%);及び(II)(A)+(B)+(C)の合計質量に対し、D)が100〜4000ppm;を満足する樹脂製多層容器であり、(D)は、好ましくは、(D1)H2N−CO−(−CH2−)n−CH=CH−(−CH2−)n−CH3;(D2)H2N−CO−(−CH2−)m−2−CH=CH−(−CH2−)m−CH3;または(D3)H2N−CO−(−CH2−)k+4−CH=CH−(−CH2−)k−CH3の式(m、n及びkは、6〜10の整数)。
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偏光膜保護フィルム、その製造方法、偏光板及び液晶表示装置
【課題】薄膜化しても、生産性良く十分な光学特性と光散乱性を有する偏光膜保護フィルムとその製造方法を提供する。また、当該偏光膜保護フィルムが具備された偏光板及び当該偏光板がバックライトを有する液晶表示装置の背面側偏光板として具備された液晶表示装置を提供する。
【解決手段】セルロースエステルと可塑剤を含有する偏光膜保護フィルムであって、当該偏光膜保護フィルムの少なくとも表面近傍に空孔を有し、膜厚が20〜60μmの範囲内にあり、かつ当該偏光膜保護フィルムを温度25℃・相対湿度80%RHの環境下に24時間放置したとき、当該偏光膜保護フィルムの表面と裏面との吸水率の差が0.5%以上であることを特徴とする偏光膜保護フィルム。
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プロピレン系樹脂組成物およびその用途
【課題】機械強度、透明性および耐白化性(延伸時・熱処理時)に特に優れるとともに、耐衝撃性、耐傷付き性、柔軟性、透明性、伸縮性、室温および高温でのゴム弾性にも優れるプロピレン系重合体組成物を提供すること。
【解決手段】本発明のプロピレン系重合体組成物(X3)は、特定のプロピレン系重合体(A3) 10〜98重量%と、以下の要件(b1)等をすべて満たす軟質プロピレン・α−オレフィンランダム共重合体(B3) 2〜90重量%とを含んでなる;(b1)135℃デカリン中で測定した極限粘度[η]が0.01〜10dl/gの範囲にある。
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蒸着フィルム用ポリプロピレン系樹脂組成物およびそれを含むフィルム
【課題】フィルムにした際に、蒸着強度、耐ブロッキング性およびヒートシール強度に優れ、溶媒抽出成分量の少ない蒸着フィルム用ポリプロピレン系樹脂組成物を提供する。
【解決手段】プロピレンに由来する構造単位が主な構造単位であるプロピレン系重合体成分(成分(A))60〜90重量%と、エチレンに由来する構造単位の含有量が20〜40重量%であり、極限粘度([η]B)が3〜8dL/gであるプロピレン−エチレン共重合体成分(成分(B))10〜40重量%とを含む蒸着フィルム用ポリプロピレン系樹脂組成物(但し、成分(A)と成分(B)との合計の重量を100重量%とする。)。
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プロピレン系樹脂組成物およびその用途
【課題】金属、ガラスなどの無機材料、およびそのほか各種プラスチック材料に対して高い接着力を示すとともに、柔軟性、透明性、ゴム弾性、および耐傷付き性に優れた積層体が得られる軟質ポリプロピレン系樹脂組成物を提供すること。
【解決手段】本発明の樹脂組成物(X8)は、示差走査熱量計で観測される融点が100℃以上のプロピレン系重合体(A8)を0〜90重量%、およびプロピレンと少なくとも一種のプロピレンを除く炭素数2〜20のα-オレフィンとの共重合体であって、ショアーA硬度が30〜80であり、かつ示差走査熱量計で観測される融点が100℃未満または融点が観測されない軟質プロピレン系共重合体(B8)10〜100重量%を含む熱可塑性樹脂組成物((A8)および(B8)の合計量)100重量部に対して、カップリング剤(Y8)を0.1〜10重量部、有機過酸化物(Z8)を0〜5重量部含む。
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ポリフェニレンエーテルを含む樹脂組成物およびその製造方法
【課題】誘電率が低く、成形加工性、耐熱性、耐衝撃性、延性に優れ、かつ安価な樹脂組成物を提供することを課題とする。
【解決手段】(A)ポリフェニレンエーテル、(B)ポリフェニレンスルフィド、および(C)ポリスチレンをグラフトしたエポキシ基含有エチレン共重合体またはエポキシ基を含有するスチレン系ブロック共重合体を含み、前記成分(A)が連続相、前記成分(B)および成分(C)が分散相である樹脂組成物。
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フィルム用ポリプロピレン系樹脂組成物およびそれを含むフィルム
【課題】フィルムにした際に、剛性と耐衝撃性とのバランスに優れ、かつ外観に優れる樹脂組成物を提供。
【解決手段】プロピレン重合体成分(成分(A))60〜90重量%と、エチレンに由来する構造単位の含有量が20〜48重量%である共重合体成分(成分(B))10〜40重量%とからなり、成分Aの極限粘度([η]A)に対する成分Bの極限粘度([η]B)の比が0.8≦[η]B/[η]A≦2.0であるプロピレン系共重合体(成分(C))と、前記成分(C)100重量部に対して、下記一般式で示される核剤0.001〜0.25重量部とを含有してなり、メルトフローレートが3〜25g/10分であるフィルム用ポリプロピレン系樹脂組成物。
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熱可塑性樹脂組成物およびその成形品
【課題】
半導体製造工程で製造されるシリコンウエハやフォトマスクの包装容器は容器外からの水分や化学物質等から効果的に防御することに加え、容器自体が水分や化学物質(有機ガス状であることが多い)等の汚染物質を放出しないことなど、
求められる品質が高度化してきており、従来使用されていたポリカーボネート(PC)やポリプロピレン(PP)では対応できなくなっている。解決策としてカーボンブラック配合の複合材料や、含有水分量や不純物の少ない樹脂の使用等が提案されてはいるが、未だ実用化までは至っていない。
【解決手段】
環状オレフィン系樹脂60〜98質量部、オレフィン系および/またはスチレン系エラストマー1〜20質量部、粒子状導電性フィラー1〜20質量部からなる、汚染性に優れ、衝撃にも強い、熱可塑性樹脂組成物ならびに、その成形体。
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単層白色ポリエステルフィルム
【課題】 インクに対する接着性、艶消し性、耐カール性、搬送性に優れ、特に高度の隠蔽性、白色度、易成形性を合わせ持ち、ICカードのコアシートとして好適に使用される単層白色フィルムを提供する。
【解決手段】 透過濃度ODが0.9以上であり、色相L*値が91以上であり、黒色顔料を10〜100ppm含有する単一層からなる白色ポリエステルフィルムであって、ジカルボン酸単位としてテレフタル酸単位とイソフタル酸単位とを含有し、イソフタル酸単位の含有率が5〜20モル%であり、100℃におけるフィルムの縦および横方向の100%伸び時応力が16〜45MPa以下であることを特徴とする単層白色ポリエステルフィルム。
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共押出多層フィルム及び該フィルムからなる包装材
【課題】 特殊な加工機を必要とせず、野菜、果実類、水産物、畜肉、加工食品等を長期にわたって鮮度を保持でき、外的衝撃等にも耐えられる内容物保護性にも優れた共押出多層フィルム及び該フィルムからなる包装材を提供すること。
【解決手段】 保水性糖質剤(a1)及び/又は抗菌性ポリフェノール(a2)を含有するオレフィン系樹脂(a3)を主成分とするシール樹脂層(A)と、オレフィン系樹脂(b1)を主成分とする中間樹脂層(B)と、前記オレフィン系樹脂(a3)の融点より高い融点を有するオレフィン系樹脂(c1)を主成分とする表面樹脂層(C)とを積層してなることを特徴とする共押出多層フィルム。
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帯電防止性を有する発泡性スチレン系樹脂粒子、その製造方法、予備発泡粒子及び発泡成形体
【課題】帯電防止性に優れた発泡性スチレン系樹脂粒子を提供することを課題とする。
【解決手段】スチレン系樹脂粒子に、界面活性剤の存在下で、発泡剤を乾式含浸させて発泡性樹脂粒子を得るに際して、前記界面活性剤が、前記スチレン系樹脂粒子100重量部に対して、1〜4重量部使用され、かつ重量比1:0.03〜0.8の割合でカチオン性界面活性剤と非水溶性のノニオン性界面活性剤とを含むことを特徴とする帯電防止性を有する発泡性スチレン系樹脂粒子の製造方法により上記課題を解決する。
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水分散体組成物及び積層体
【課題】比較的高い固形分濃度(好ましくは25質量%以上)に調製しながら、分散性に優れ、残渣が抑えられた水分散体組成物を提供する。
【解決手段】(A)エチレン・アクリル酸系共重合体と(B)エチレン・アクリル酸系共重合体ワックスと(C)酸価が100mgKOH/g以上であり、分子量が3000以下である酸基含有化合物と(D)水とを含有している。
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複合樹脂粒子、発泡性複合樹脂粒子、予備発泡粒子および発泡成形体
【課題】高倍数を有し、耐衝撃性にも優れた発泡成形体を得ることができる複合樹脂粒子を提供することを課題とする。
【解決手段】樹脂成分として、ポリエチレン系樹脂100質量部とポリスチレン系樹脂200〜900質量部とを含み、前記ポリエチレン系樹脂が、0.900〜0.916g/cm3の密度、190℃、2.16kgの荷重下で測定される1.0〜5.0g/10分のメルトフローレートおよび88〜95℃のビカット軟化温度を有することを特徴とする複合樹脂粒子により課題を解決する。
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積層フィルム
【課題】無機薄膜層を備えたガスバリア性積層フィルムとした際に、常態においては勿論のことレトルト処理を施した後にも、ガスバリア性に優れ、層間剥離が生じない良好な密着性を発現させることができ、しかも製造が容易で経済性にも優れた積層フィルムを提供する。
【解決手段】積層フィルムは、プラスチック基材フィルムの少なくとも片面に被覆層が設けられてなり、前記被覆層は、オキサゾリン基を含むとともに、ポリエステルポリオールを構成成分とするカルボン酸基含有ウレタン樹脂をも含み、該被覆層の膜厚(D)は5〜100nmであり、かつ該被覆層の全反射赤外吸収スペクトルにおいて1655±10cm-1の領域に吸収極大を持つピークのピーク強度(P1)と1580±10cm-1の領域に吸収極大を持つピークのピーク強度(P2)との比(P1/P2)と前記被覆層の膜厚(D)とが下記式
0.03≦(P1/P2)/D≦0.15
に示す関係を満たす。
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ポリプロピレン系樹脂組成物およびそのフィルム
【課題】フィルム製膜時にメヤニが発生し難く、フィッシュアイが少なく、透明性が良く、耐スクラッチ性に優れるポリプロピレン系フィルムを得ることができるポリプロピレン系樹脂組成物を提供する。
【解決手段】平均粒子径が600〜1500μmであるポリプロピレン系樹脂粒子(成分(A))と、前記成分(A)100重量部に対して、下記式(1)で表される真球度が1.0〜1.5であり、コールターカウンターで測定した平均粒子径が1.0〜4.0μmであり、比表面積が260〜1000m2/gであり、吸油量が100〜400ml/100gであり、細孔容積が0.5〜1.4ml/gである球状シリカ微粉末(成分(D))1〜10重量部とを含むポリプロピレン系樹脂組成物。
真球度=π×(微粉末の最大長/2)2/(微粉末の断面積) 式(1)
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シード重合用ポリプロピレン系樹脂粒子、その製造方法、複合樹脂粒子、発泡性複合樹脂粒子、予備発泡粒子および発泡成形体
【課題】高倍数を有し、黒色で外観に優れ、高い遅燃性を有する発泡成形体を得ることができるシード重合用ポリプロピレン系樹脂粒子を提供することを課題とする。
【解決手段】樹脂成分としてポリプロピレン系樹脂を含む樹脂粒子100質量部中にカーボンブラックを2〜10質量部の割合で含み、前記樹脂粒子表面の10μm×10μmの部分を2000倍で撮影した透過型電子顕微鏡写真において、平均面積が1.0×104〜9.9×104nm2である前記カーボンブラックの分散構造を有することを特徴とするシード重合用ポリプロピレン系樹脂粒子により課題を解決する。
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化合物とそれを含有する樹脂組成物およびフィルム
【課題】優れた紫外線吸収能を有すると共に、ブリードアウトし難い化合物、およびかかる化合物を含有した樹脂組成物およびフィルムを提供する。
【解決手段】例えば、下記一般式(3)で表わされる化合物。
(式中、Ar3は、2〜10価の5〜20員環の芳香族残基を表わす。また、該芳香族残基はヘテロ原子を含有していてもよく、置換基を有していてもよい。Ar3に結合している環は、任意の位置に二重結合を有していてもよい。Ra3、Ra3’は、炭素数1〜20の2価の炭化水素基を表わす。Rb3、Rb3’は、炭素数1〜20の1価の炭化水素基を表わす。n3、n3’は、1〜4の整数を表わす。)
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