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Fターム[4K001BA17]の内容

金属の製造又は精製 (22,607) | 原料 (3,914) | 電解スライム (77)

Fターム[4K001BA17]に分類される特許

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【課題】 白金族を含む溶液からルテニウムを酸化蒸留で除去する際に、効率的にルテニウムを除去する蒸留装置を提供すること。
【解決手段】 ルテニウムおよび白金族を含む溶液に酸化剤を加えてルテニウムを四酸化ルテニウムに変換して選択的に除去する装置において、
少なくとも1ヶ所以上の空気吹き込み口最下部の高さが反応槽の底部から5〜20mmにして、反応槽内を減圧して空気を吹き込むことで、比重が大きい四酸化ルテニウム底部に溜めずに効率的に撹拌でき、ルテニウムを容易に除去できる。 (もっと読む)


【課題】電解沈殿銅から銅、ヒ素、ビスマス、アンチモン等を分離・回収するための利便性の高い方法の提供。
【解決手段】(1)電解沈殿銅を水洗した後に、硫酸酸性中の電解沈殿銅に酸素含有ガスを導入しながらAs成分を5価に酸化して硫酸浸出を行い、次いでSb及びBi成分を含有する浸出残渣と5価のAs成分を含有する硫酸浸出液に固液分離する第一工程と、(2)該硫酸浸出液に3価の鉄を添加して結晶性スコロダイトを生成させ、該結晶性スコロダイトを含有する残渣と脱砒後液とに固液分離する第二工程と、(3)該脱砒後液にアルカリを添加してFe塩を生成し、As成分をFe塩と共沈させ、次いでFe塩及びAs成分を含有する沈殿物と脱鉄後液とに固液分離する随意的な第三工程と、(4)該脱鉄後液にアルカリを添加してCu塩を沈殿させ、次いでCu塩を含有する沈殿物と脱銅後液とに固液分離する第四工程とを含む電解沈殿銅の処理方法。 (もっと読む)


本発明は、溶液における金属中間体の電気化学的ポテンシャルを変化させることによって、有価金属を含有する材料を浸出させ、有価金属を微粉として沈殿させる方法に関するものである。その浸出段階において、金属中間体または中間物質は酸化度が高く、沈殿段階においては、別の電解質溶液が溶液に送られ、そこでは、金属中間体または中間物質は酸化度が低い。沈殿段階の後、中間物を含有する溶液は電解再生に送られ、そこで中間物の一部が陽極空間で酸化されて高ポテンシャル値に戻り、一部が陰極空間で還元されて低ポテンシャル値になる。
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【課題】鉛を含有するヘキサクロロイリジウム(IV)酸アンモニウムから、鉛の含有形態にかかわらず鉛を確実に分離するとともに、高収率でイリジウムを回収する方法を提供する。
【解決手段】下記の(1)〜(3)の工程からなることを特徴とする。
(1)鉛を含有するヘキサクロロイリジウム(IV)酸アンモニウムを、塩酸中に添加し、懸濁させた後、得られた懸濁液を加熱しながら、酸化還元電位を調整することにより、ヘキサクロロイリジウム(IV)酸アンモニウムを溶解する。
(2)得られた溶解液に抽出剤としてネオデカン酸を添加し、アルカリを添加してpHを調整することにより、該溶解液中に含まれる鉛を選択的に抽出剤中に抽出し分離する。
(3)鉛を分離した溶解液を用いて、塩酸濃度、塩化アンモニウム濃度、かつ酸化還元電位を調整した後、加熱することにより、ヘキサクロロイリジウム(IV)酸アンモニウムを結晶化して回収する。 (もっと読む)


【課題】鉛電解スライムから、塩化物として可溶性の元素を溶解分離するとともに、高効率で銀を塩化銀に変換し分離する方法を提供する。これにより、乾式方法と比べて比較的小規模の湿式設備で金属銀を回収するための原料として好適な塩化殿物を得る。
【解決手段】鉛電解スライムを用いて、スラリー濃度を200〜500g/L、及び固形物粒度を1mm以下に調整した懸濁液に、塩素ガスを吹込みながら浸出し、該鉛電解スライム中に含有される銀を塩化銀に転換することを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】 銅精練工程から回収した銅・ひ素・鉄・亜鉛・コバルトなどの不純物を少量ずつ含む粗製硫酸ニッケルから、効率的に不純物を除き高品位の電気ニッケルを製造する方法を提供することを目的とする。
【解決手段】少量の銅、ひ素、鉄、亜鉛、コバルトを重金属不純物として含む粗製硫酸ニッケルを原料として、
これを溶解した液を硫化して銅とひ素の一部を除き、
空気酸化した後に、中和して鉄と残りのひ素を、
有機リン酸エステル類を抽出剤として亜鉛を、
酸化ニッケル(III)を用いてコバルトを酸化しpHを調節してコバルトを沈殿させて除き、
液中の不純物濃度を0.1mg/L未満まで低下させた液から中和により回収したニッケル原料を硫酸溶液とし、
これを電解して品位99.99%以上の金属ニッケルを製造する粗製硫酸ニッケルからの金属ニッケル製造方法。 (もっと読む)


【課題】セレン及び又はテルルを含む還元残渣中に含まれるルテニウム及び又はロジウムを濃縮する方法を見出すこと。
【解決手段】少なくともセレン及び又はテルルを含み、ルテニウム及び又
はロジウムを含む残渣を55〜150g/Lのスラリー濃度で、セレン及び又はテルルのモル数の合計に対して水酸化ナトリウムのモル数が2〜5倍である水溶液に空気を吹き込み、
銀−塩化銀電極基準の酸化還元電位が-150〜-240mVに成った時点で、浸出処理を中止することにより浸出液中にセレン及び又はテルルを分離し、濃縮率で4倍以上のルテニウム及び又はロジウムを残渣に残すセレン及び又はテルルを含み、ルテニウム及び又はロジウムを含む処理物の浸出方法。 (もっと読む)


【課題】不純物元素を含有する塩化銀を酸性水溶液中で酸化処理して、該不純物元素を溶解分離し精製する方法において、酸化剤添加量を最小に抑えながら、不純物元素を高度に、例えば1ppm以下にまで低減することができる効率的な塩化銀の精製方法を提供することにある。
【解決手段】不純物元素を含有する塩化銀を酸性水溶液中で酸化処理して、該不純物元素を溶解分離し精製する方法において、前記塩化銀を酸性水溶液中に懸濁した後、得られたスラリーに常温下に酸化剤を添加しながら酸化還元電位(銀/塩化銀電極基準)を800〜1200mVに調整し酸化処理を行なうことを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】 重金属を含むRhの塩酸水溶液、及びRhの塩酸水溶液について、アルカリを添加しRh及びその他の成分を中和沈殿させる際に、ろ過性の良い中和物を得る方法を提供する。
【解決手段】Rhの塩酸水溶液、及び重金属を含むRh塩酸水溶液において、アルカリを添加しRh及びその他の成分を中和沈殿させる際に、
アルカリ添加を黄色の中和沈殿物を生成させるように添加することにより、ろ過速度の大きい中和物を得るRh塩酸溶液の中和方法。 (もっと読む)


【課題】重金属等を含む廃液等の被処理液から、それらを有価物である金属として回収する方法と装置に関し、被処理液から回収対象金属のみを有価物である金属として回収することができ、且つ回収対象金属以外の不純物を含有する可能性が少なく、回収率が高く回収対象金属の純度が高い回収方法と装置を提供することを課題とする。
【解決手段】回収すべき金属がイオン状態で含有されている被処理液をリアクター本体内に流入するとともに、該リアクター本体内に回収すべき金属よりもイオン化傾向が大きい平均粒径0.1〜8mmの金属粒子を添加し、該金属粒子を流動させ、イオン化傾向の差異により前記被処理液中に含有される金属を前記金属粒子の表面に析出させ、その後、剥離手段によって前記金属粒子から前記析出した金属を剥離して回収することを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】 重金属及びアルカリ土類金属のうち何れか1種以上の不純物と、Agを含有するRh溶液を精製する方法を提供する。
【解決手段】 重金属、アルカリ土類金属のうち何れか1種以上の不純物と、Agを含むRhの塩酸水溶液について、アルカリを添加しpHを7〜12に調整し、Rhその他の成分を沈殿させた中和沈殿物をろ過分離し、塩酸で再溶解する時のRhに対するClのモル比Cl/Rhが3〜4になるように塩酸添加量を調整し、90℃以上で加熱した液を冷却後ろ過し、Agを沈殿物として除去した後、DEHPAで抽出するRh溶液の精製方法。 (もっと読む)


難溶性銀化合物と不純物元素とを含有する精錬中間物から高純度塩化銀を分離精製する際に、前記精錬中間物の前処理が不要であるとともに、それを原料として金属銀を製造する際に、金属銀の乾式精製又は電解による再精製処理を行うことなく高純度銀を得ることができる高純度塩化銀を効率的に分離精製する方法、さらには、それを用いた高純度銀の製造方法を提供する。 前記精錬中間物を亜硫酸塩水溶液中で浸出し、銀を該液中に抽出して、銀を含む浸出生成液と不溶解残渣を形成する浸出工程、前記浸出生成液中和して酸性にし、塩化銀を析出し、該塩化銀と母液を形成する塩化銀生成工程、及び前記塩化銀を酸性水溶液中で酸化剤を添加して酸化処理し、不純物元素を溶出分離して、精製された塩化銀と不純物元素を含む溶液を形成する塩化銀精製工程を含むことを特徴とする。
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【課題】難還元性金属、特にTiの還元に使用し得るCaを、低い電圧で、しかも高い電流効率で得ることができる電解方法を提供する。
【解決手段】Caを回収する電解方法であって、浴温680〜900℃、陰極電流密度0.1〜200A/cm2、電圧10V以下で浴塩を電気分解すると共に、陰極4表面に固形物を付着凝固させつつ引上げ速度0.05cm/min以上で陰極を引き上げる。引き上げ速度V(cm/min)が更に下記(i)式を満たす場合、良好な電流効率が得られる(同式中のtは浴温(℃))。
V≧0.0035×t−2.4 ・・・(i) (もっと読む)


【課題】 白金族を含む溶液からRuを酸化蒸留で分離する際に、効率的に分離する方法を提供すること。
【解決手段】 RuおよびPt、Pd、Rh、Irの内から1種類以上の白金族を含む溶液をpH=0.5〜2.5に調整し、酸化剤に臭素酸ナトリウムを用いてRuを四酸化ルテニウムに変換して酸化蒸留し、臭素酸ナトリウムの添加量がRuから四酸化ルテニウムの酸化に必要な1当量に加え、臭素酸ナトリウムの濃度が80g/L以上となるように過剰に加える白金族を含む溶液からRuを分離回収する方法。 (もっと読む)


【課題】 スズ製錬または鉛製錬を利用することによって、製錬条件を大幅に変更することなく、低コストで効率良くインジウムを回収する方法を提供する。
【手段】 インジウム含有物をスズ製錬原料または鉛製錬原料と共に乾式熔錬し、インジウムを含む粗スズまたは粗鉛を製造する乾式熔錬工程、上記粗スズまたは粗鉛を電解精製して電解スズまたは電解鉛を回収する電解精製工程、インジウムが溶出した電解後液からインジウムを回収する工程を有することを特徴とする方法であり、上記電解後液から溶媒抽出またはイオン交換によってインジウムを抽出し、さらに逆抽出して得たインジウム含有液から電解採取によって金属インジウムを回収し、またはインジウム含有液にスズおよびインジウムよりも卑な金属を投入して析出した金属インジウムを回収する方法、さらには回収した金属インジウムを電解精製して高純度金属インジウムを得る方法。 (もっと読む)


【課題】キレート溶離液中のSbとBiの分離回収を効率的に行うとともに、溶離液の再使用を行う。
【解決手段】 キレート樹脂に銅電解液を接触させてSb及びBiをキレート樹脂に吸着し、該キレート樹脂に塩酸系の溶離液を接触させてSb及びBiを溶離して得られるSb及びBiを含む溶離液を、pH1.5〜3.0の範囲内で中和することにより回収されるSb中和滓から、Sbメタルを乾式処理により回収し、pH4〜5の範囲内で中和することにより回収されるBi中和滓から、Biメタルを乾式処理により回収する。さらに、Bi中和後液の塩素濃度を6mol/Lに調整し、キレート樹脂溶離液として再使用する。 (もっと読む)


本発明は、銅電解より得られる陽極汚泥の貴金属および不純物を分離する湿式冶金の金属に関する。本方法によれば、陽極汚泥の銅を空気溶脱中に分離する。すなわち、セレンを分離、および銀を硫酸塩化する2段階で焼成し、硫酸塩化した銀を溶脱により中性水溶液中に分離し、その水溶液より還元または抽出により銀を分離することができる。 (もっと読む)


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