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Fターム[4K001BA23]の内容

金属の製造又は精製 (22,607) | 原料 (3,914) | 粗金属 (265)

Fターム[4K001BA23]に分類される特許

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【課題】比較的簡単な方法で不純物を除去でき精製効率を向上した金属精製法及び装置等を提供する。
【解決手段】精製すべき溶融金属2中に冷却体3を浸漬し、この冷却体3を回転させながら冷却体表面に高純度金属を晶出させる金属の精製方法において、冷却体3の表面に晶出した金属に圧力を付加する。これにより、晶出金属5における凝固界面の不純物が晶出金属外に排出される結果、精製される金属の精製効率を改善することができる。 (もっと読む)


【課題】精製処理の中断がなく効率良く低コストで金属の高純度化が可能な金属精製装置及び金属精製方法を提供する。
【解決手段】金属精製装置1は、金属の溶融物Mを保持する溶融金属保持容器2と、溶融金属保持容器2に保持された溶融物Mに浸漬され表面において溶融物Mを冷却し凝固させる冷却体3と、冷却体3の少なくとも一部分を溶融物Mに浸漬させた後に冷却体3を溶融物M中から引き上げる冷却体搬送手段(搬送レール6及び冷却体駆動装置8A,8Bからなる)と、冷却体3に冷却されて凝固し、引き上げられた冷却体3の表面に付着した金属の凝固物Sを回収する回収手段9と、を備える。 (もっと読む)


【課題】初晶Siを微細化することができ且つ初晶Siを均一に分布させることのできる過共晶Al−Si系合金の鋳造方法を提供する。また、初晶Siが微細化され且つ均一に分布している過共晶Al−Si系合金の鋳塊を提供する。
【解決手段】初晶Si微細化剤を含有するAl−Si系合金の溶湯1を、ホットトップ部2の断熱湯溜部3から急冷鋳型4へ送って冷却凝固し、過共晶Al−Si系合金の鋳塊Bを製造する。断熱湯溜部3の溶湯吐出口6と急冷鋳型4の溶湯導入口7とは連続しており、溶湯吐出口6よりも溶湯導入口7が大径とされているため、急冷鋳型4と接するホットトップ部2の下端面が溶湯導入口7内に露出し、露出した下端面により庇部8が形成される。この庇部8の幅dは1mm以上10mm以下である。急冷鋳型4で冷却される溶湯1における液相線温度から共晶温度に至るまでの凝固時間は3秒以内である。 (もっと読む)


【課題】溶解貯留部内にノロの発生する箇所とノロの発生しない箇所を作り出すこと。
【解決手段】上下周囲が覆われた溶解室1と、処理材を溶解する渦室2を備え、溶解室に渦室を設け、渦室から一対の連通口を介して溶解室に溶湯が出入りするものとし、溶解室にはノロ掻出用の扉5を開閉可能に設けてある溶解炉において、溶解室内の少なくとも下部を平面視して二室8、9に仕切る仕切壁7を、渦室2から離れる方向に延在すると共に、二室のうち一室に一方の連通口3が連通し、二室のうち他室に他方の連通口が連通し、二室のうち一室を渦室2内に溶湯が取り込まれる受熱室8とし、二室のうち他室を渦室内から溶湯が排出されるノロ掻室9とし、仕切壁7の下部に二室を連通する湯道7aを形成してあることを特徴とする溶解炉。仕切壁は、溶解室内の下部のみを平面視して二室に仕切るものであって、仕切壁よりも上側では二室を連通してある。 (もっと読む)


【課題】従来と比較して操業時間を大きく短縮でき、かつ、省エネルギー化された粗鉛の精製方法を提供する。
【解決手段】ISP法の熔鉱炉より得られ、不純物として銅を含む粗鉛を、0.8〜1.3℃/minの昇温速度で加熱熔解し、その後の工程にわたって、熔湯温度を350〜410℃の範囲内に維持しつつ、2.0〜2.2kW/m3の攪拌動力にて、熔湯を攪拌することにより、空気と前記銅を含む不純物とを接触させてドロスを形成させ、該ドロスを前記熔湯から分離回収して、前記粗鉛の銅品位を0.1%以下とする。 (もっと読む)


【課題】
アルミニウム合金溶湯中の酸化物を除去する非ハロゲンフラックスの使用時に、溶湯温度を上昇させなければならないという問題点を解決することにある。
【解決手段】
本発明のアルミニウム又はアルミニウム合金溶融物の精錬用の非ハロゲンフラックスは、金属硫酸塩、アルカリ金属硫酸塩、或いはアルカリ土類金属硫酸塩のいずれかの10〜70重量%と黒鉛の30〜90重量%との混合物から成る。 (もっと読む)


【課題】金属塩と金属粉との混合物から金属粉成分を分離する金属の製造方法において、製造に必要なエネルギーを低減することが可能な金属の製造方法を提供する。
【解決手段】金属塩と金属粉の混合物1を、スキマー11によって区分された第1のハース10の原料投入領域12に供給し、プラズマ19aを用いて金属塩の融点以上金属粉の融点未満に加熱、保持し、上層(金属塩が溶融した溶融塩2)と、下層(金属粉の濃度の高まった高濃度固液混合物3)の2層を形成する。そして、上層の溶融塩2を第1のハースの上部の排出口から、下層の高濃度固液混合物3を下層排出口14から排出する。続いて、高濃度固液混合物3を、金属粉の融点以上に加熱、保持し、高濃度固液混合物3中の金属粉を溶融させて溶融金属とし、上層(溶融塩4)と下層(溶融金属5)を形成し、溶融塩4から溶融金属5を分離し、溶融金属5を凝固させインゴット6とする。 (もっと読む)


【課題】不純物としてTi、Vその他の包晶系元素を含むアルミニウム或いはアルミニウム合金溶湯に対してこれらを効率良く、工業的規模で低減することが可能な溶湯処理方法を提供する。
【解決手段】不純物としてTi、Vその他の包晶系元素を含むアルミニウム又はアルミニウム合金溶湯を調製する際に、Ti及びBをそれぞれ単体金属或いはAlとの母合金の形でアルミニウム原料とともに溶解炉に装入して、前記Ti及びBをそれぞれ単体金属或いはAlとの母合金をアルミニウムと同時に溶解した後、この溶解されたアルミニウム又はアルミニウム合金溶湯よりサンプルを採取・分析し、この分析値を基にアルミニウム又はアルミニウム合金溶湯に含まれる包晶系元素と反応する当量のBに対して過剰に、B或いはB母合金を添加して撹拌する。 (もっと読む)


熔融還元ユニット(1)、特に溶融ガス化炉において銑鉄又は液状鋼原材料を生産するプロセスであって、鉄鉱石含有装入材料と、必要に応じて添加剤とが、少なくとも1つの還元ユニット(R,R,R,R)において還元ガスの手段によって少なくとも部分的に還元される。本発明によれば、少なくとも部分的に還元された装入材料の第1の部分は、炭素担持体と、酸素含有ガスとを供給されつつ熔融ユニット中において熔融され、同時に還元ガスが形成される。この還元ガスは、還元ユニット(R,R,R,R)に供給され、還元ユニットを通過した後に炉頂ガスとして引き抜かれ、少なくとも部分的に還元された装入材料の第2の部分は、還元と熔融とのために熔融還元ユニットに供給される。
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【課題】半田接合時に生じる熱応力を均一に吸収し、セルの反りの発生を防止することが可能な太陽電池用インターコネクタ材及び太陽電池用インターコネクタ材の製造方法、並びに、この太陽電池用インターコネクタ材によって構成された太陽電池用インターコネクタを提供する。
【解決手段】太陽電池モジュール30においてセル31間同士を接続する太陽電池用インターコネクタ32として使用される太陽電池用インターコネクタ材であって、質量百万分率で、Zr及びMgのうち少なくとも1種を3〜20ppm、Oを5ppm以下、を含み、残部がCu及び不可避不純物からなり、平均結晶粒径が300μm以上とされていることを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】 アルミニウムの精製において、包晶不純物および共晶不純物を効率良く除去する。
【解決手段】 精製に供する原料として、包晶元素およびホウ素を含み、ホウ素が包晶元素との金属ホウ化物として計算される合計化学当量よりも5〜80質量ppm過剰に含有されてなるアルミニウム精製用原料を使用する。そして、溶解炉1においてアルミニウム精製用原料を溶解して溶湯とし、溶湯を反応室2Aに移動させる。反応室2Aにおいて、溶湯中の包晶元素とホウ素とを反応させて金属ホウ化物を生成させ、生成した金属ホウ化物および前記溶解工程で生成した金属ホウ化物を除去する。さらに溶湯を精製室2Bに移動させ、精製室2B,2C,2D,2Eにおいて、偏析凝固により未反応のホウ素を含む共晶元素が除去された高純度アルミニウムを晶出させる。 (もっと読む)


【課題】耐熱性、耐酸化性及び鋳造性に優れ、ターボチャージャーハウジング、エキゾーストマニホルド、排気系部品等の自動車エンジン用部品に好適に使用される高珪素の球状黒鉛鋳鉄及びその製造方法を提供する。
【解決手段】本発明に係る球状黒鉛鋳鉄は、酸素(O)及び硫黄(S)がそれぞれ質量比で、O:25ppm以下、S:0.015%以下含まれ、C:2.5〜3.8%、Si:4.1〜8.0%、Mn:0.2〜0.7%、Mg:0.008〜0.029%、P:0.02〜0.15%、残部鉄(Fe)及び不可避不純物からなる。 (もっと読む)


ダクタイル鋳鉄処理方法であり、該方法は以下の工程を有する:ダクタイル鋳鉄溶湯を鋳込電気炉(1)に注入し;ダクタイル鋳鉄溶湯(5)の上方にアルカリ土類金属イオン、又は稀土類金属イオン、又はアルカリ土類金属イオンと稀土類金属イオンの混合物が富化された高温溶融アルカリ性スラグ(6)を装入し;ダクタイル鋳鉄溶湯(5)を電極(7)を介して直流電源の負極に接続し;アルカリ性スラグ(6)を今1つの電極(4)を介して直流電源の正極に接続し、前記アルカリ性スラグ(6)を電解質として前記ダクタイル鋳鉄溶湯(5)を処理する。本方法は、ダクタイル鋳鉄の球状化阻害速度を抑制できる。前記鋳込電気炉装置はダクタイル鋳鉄溶湯の処理に適する。 (もっと読む)


【課題】亜鉛及び/又は鉛製錬の熔錬法で産出される含銅ドロスから、銅、鉛等の有価金属を効率的に回収する製錬方法を提供する。
【解決手段】亜鉛及び/又は鉛製錬の熔錬炉から産出されるスラグを銅共存下でスラグフューミング処理する際に産出される熔融状態のマット及び銅合金からなる融体に、銅及び鉛を含有する含銅ドロスを投入し、次いで酸素含有ガスを吹き込むことを特徴とする。この際、前記融体の温度としては、1200〜1500℃であることが好ましい。 (もっと読む)


【課題】 スーパーアロイ用として十分な金属コバルト、具体的には水素品位は2ppm以下、酸素品位は40ppm以下、窒素品位2ppm以下の金属コバルトの製造方法の提供を目的とする。
【解決手段】 電気炉内に電気コバルトを積載し、電気コバルトを金属コバルト製カバーで囲った状態で電気コバルトのまわりにカーボン共存させ、酸素濃度100ppm以下の窒素ガスを5l/min以上、20l/min以下の割合で流しつつ、800〜1200℃で10〜15時間保持して焼きなますものである。 (もっと読む)


【課題】短時間で高品質のアルミニウム溶湯を効率よく得ることができるアルミニウム溶解炉を提供する。
【解決手段】アルミニウム溶解炉10は、固体状アルミニウム58を溶解する溶解炉12と、溶湯60の状態のままで保持する保持炉70を備えている。前記溶解炉12は、坩堝36を囲む炉体14によって加熱室18が形成され、炉体側面14Bにはブラウンガスバーナ32A,32Bが取付けられている。該ブラウンガスバーナ32A,32Bは、燃焼制御装置52により支持台16との距離が調節され、加熱温度の制御が可能となっている。ブラウンガスバーナ32A,32Bを燃焼させて支持台16を加熱すると、坩堝36が底面36Aから加熱される。これと同時に、加熱室18内にブラウンガスの燃焼により生じた水から過熱蒸気が生成するため、該過熱蒸気によって坩堝36全体を均一に過熱することができる。 (もっと読む)


【課題】凝固速度が大きな状態で晶出した金属がある程度成長した後に冷却体から剥離する事態を回避して、精製効率の向上を図ることができ、しかも得られる精製金属重量も大きな金属精製方法及び装置等を提供する。
【解決手段】精製すべき溶融金属2中に冷却体3を浸漬し、この冷却体3を回転させながら冷却体表面に高純度金属を晶出させる金属の精製方法において、精製初期前半の冷却体3の最大周速を精製初期以降の平均周速よりも大きく設定し、かつ精製初期後半の冷却体の平均周速を精製初期以降の平均周速よりも小さく設定して精製を行う。 (もっと読む)


【課題】凝固速度が大きな状態で晶出した金属が、精製初期の段階で冷却体から剥離するのを防止することにより、精製金属重量を大きくすることができる金属精製法及び装置等を提供する。
【解決手段】精製すべき溶融金属2中に冷却体3を浸漬し、この冷却体3を回転させながら冷却体表面に高純度金属を晶出させる金属の精製方法において、精製初期の冷却体3の平均周速をそれ以降の平均周速よりも小さく設定し、かつ精製初期の冷却体3の最大周速がそれ以降の平均周速を超えないように設定して精製を行う。 (もっと読む)


【課題】熱的に安定なシリサイド(NiSi)膜の形成が可能であり、膜の凝集や過剰なシリサイド化が起り難く、またスパッタ膜の形成に際してパーティクルの発生が少なく、ユニフォーミティも良好であり、さらにターゲットへの塑性加工性に富む、特にゲート電極材料(薄膜)の製造に有用なニッケル合金スパッタリングターゲット及び該ターゲットにより形成されたニッケルシリサイド膜を提供する。
【解決手段】白金を22〜46wt%、イリジウム、パラジウム、ルテニウムから選択した1成分以上を5〜50wtppm含有し、残部がニッケル及び不可避的不純物からなることを特徴とするニッケル合金スパッタリングターゲット。 (もっと読む)


【課題】銅原料を塩素浸出する工程、得られた塩化物水溶液を還元する工程、溶媒抽出方法により銅を分離する工程、及び銅イオンを電解採取する工程を含む湿式銅製錬法に用いる、抽出段と逆抽出段からなる溶媒抽出方法において、逆抽出段において、抽出段で得られた1価の銅イオンを含む抽出剤からなる有機相と銅電解陰極廃液からなる水相を接触混合して銅を逆抽出することにより形成される抽出剤中の残留銅濃度を極力させることができる溶媒抽出方法を提供する。
【解決手段】前記抽出段において、還元後の塩化物水溶液とトリブチルフォスフェイトを含む抽出剤を接触混合し、次いで前記逆抽出段において、該抽出段で得られた1価の銅イオンを含む抽出剤からなる有機相と前記銅電解陰極廃液からなる水相を接触混合して銅を逆抽出する際に、逆抽出後の水相の酸化還元電位(銀/塩化銀電極基準)を300〜400mVになるように制御することを特徴とする。 (もっと読む)


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