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Fターム[4K013CB09]の内容

溶融状態での鋼の処理 (7,585) | 処理剤添加処理及びそのための装置 (333) | 処理剤がフラックスであるもの (104)

Fターム[4K013CB09]に分類される特許

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【課題】長時間操業によるモールドパウダーの微妙な変化をとらえ適切な連続鋳造を可能とする連続鋳造におけるモールドパウダ評価方法、該方法を用いた連続鋳造方法を提供する。
【解決手段】鋳型銅板におけるメニスカス位置から下方200〜350mm位置で、かつ鋳型銅板溶鋼側表面から5〜15mmの深さに埋没設置した熱電対の熱電対2温度を用いて、下式で与えられる現在時刻から過去10秒間の平均熱電対温度T_TC10と現在の熱電対温度T_TCの温度勾配ΔT_TCを求め、該温度勾配ΔT_TCが、0.05回/min以上の頻度でΔT_TC>10(℃/sec)となる場合をモールドパウダー異常であると評価することを特徴とする。ΔT_TC=(T_TC10-T_TC)/Δt。但し、Δt:サンプリング時間(sec)。 (もっと読む)


【課題】容器内の非対称な位置に吹込み位置を変化させることができ、もって攪拌効率、反応効率の向上効果を図れる粉体吹込み方法を提供する。
【解決手段】溶融金属の成分を調整するために粉体を容器3内の溶融金属に吹き込む粉体吹込み方法において、ランス1を支持する台車2を水平面内において円弧又は円の軌道に沿って円周方向に移動させながら、ランス1の先端から容器3に貯蔵された溶融金属5にキャリアガスと共に粉体を吹き込む。 (もっと読む)


【課題】精錬剤から発生した可燃性ガスが大気中に放出されることを可及的に抑制しつつ確実に精錬を行う。
【解決手段】本発明の精錬処理方法は、吹き込み用ランス3の吐出口6を溶鉄に浸漬させる前に、非発生精錬剤の吹き込みを開始した後、吹き込み用ランス3の吐出口6を溶鉄に浸漬させる。吐出口6の浸漬深さを50mm〜200mmとして非発生精錬剤から発生精錬剤に吹き込みを切り替える。発生精錬剤を吹き込むときの固気比を3kg/Nm3以上としてさらに吐出口6の浸漬深さを200mmより大きくする。再び吐出口6の浸漬深さを50mm〜200mmとして発生精錬剤から非発生精錬剤に吹き込みを切り替える。切り替え後の非発生精錬剤の固気比を3kg/Nm3以上とし且つ溶鉄中で1分以上吹き込むものである。 (もっと読む)


【課題】転炉出鋼後に採取した溶鋼あるいは二次精錬中の溶鋼のS濃度を迅速かつ精度よく分析することによって、高い精度で鋼のS濃度を制御することを可能とする溶鋼の脱硫方法、およびその脱硫方法を用いた溶鋼の製造方法を提案する。
【解決手段】転炉出鋼後の溶鋼あるいは二次精錬中の溶鋼から試料を採取してS濃度を分析し、その分析値に基づいて、Sの合否判定および/またはその後の脱硫処理条件を決定する溶鋼の脱硫方法において、上記S濃度を、試料を純酸素雰囲気下で高周波誘導加熱により酸化させて、溶鋼中のSをSOとする高周波誘導加熱工程と、上記高周波誘導加熱工程で生成したSO含有ガスを、紫外蛍光法で分析して試料中のS濃度を定量する分析工程を含む方法で分析することとを特徴とする溶鋼の脱硫方法および製造方法。 (もっと読む)


【課題】非金属介在物を低減させた高清浄鋼の製造方法であるESR法により、比較的Si濃度の高い高清浄鋼を安定して製造する製造方法を提供する。
【解決手段】添加元素若しくは不純物元素としてs−Alを含み、少なくとも質量%で1.0〜2.0%のSiを含有する鋼種の製造方法であって、懸下した消耗電極5を金属鋳型2中の溶融スラグ6に上部から降下させていくとともに前記消耗電極5と前記金属鋳型2との間に通電し前記溶融スラグ6上面近傍で前記消耗電極5を溶解させこの溶滴を前記溶融スラグ6中を通過させてから前記金属鋳型2の底部近傍で捕捉して前記鋼種の鋼塊9を得るESR法において、前記溶融スラグ6上面近傍を少なくとも酸素を含む不活性ガスからなる混合ガスで置換する。 (もっと読む)


【課題】難脱硫鋼の脱硫技術に関し、溶鋼やステンレス鋼などの溶融鉄合金をCaO−SiO系スラグを用いてスラグ−メタル間反応により溶融金属中の硫黄濃度を低減する脱硫処理において脱硫率を向上させる脱硫方法を提供する。
【解決手段】溶融金属表面に、CaO、SiO、Alを合計で80%以上含有し、それら以外の成分としてMgO、Cr、MnO、鉄酸化物の一種または二種以上を合計で20質量%以下含有するスラグを形成させ、溶鋼とスラグとを攪拌し脱硫処理を行う。この際に、スラグ中のCaO,SiO、Alの各濃度が(1)式:(%CaO)/(%Al)≧2.3と,(2)式:0.4≦(%CaO)/(%SiO)≦3.5とを同時に満足するように調整し、かつ溶鋼中のSi濃度[Si]≧0.1質量%、もしくはAl濃度[sol.Al]≧0.005質量%に調整した後、スラグ中BaO濃度が(3)式:4≦(%BaO)≦20を満足するようにスラグにBaOを添加する。 (もっと読む)


【課題】鋼中の酸化物組成をCaO−Al−MgO系に制御することで転動疲労寿命の長い高清浄度鋼を提供することに加え、その溶製方法を提供する。
【解決手段】mass%で、C濃度:0.85〜1.2%、Sol.Al濃度:0.020〜0.035%、Cr濃度:0.50〜2.0%、S濃度:0.0020%以下、Total O濃度:0.0020%以下を有するとともに、連続鋳造後の鋳片から切り出したサンプルを鏡面研磨して顕微鏡観察した際に該鏡面研磨面上に存在する円相当径で1.0μm以上10μm以下の非金属介在物を有し、該非金属介在物を構成する全元素の中でのCa、Al、MgおよびOの占める割合が90atom%以上であるとともに、そのCa濃度が5atom%以上である非金属介在物の全個数のうち、その非金属介在物のCaO濃度が20〜50mass%であるものの個数比率が50%以上であることを特徴とする高清浄度軸受鋼である。 (もっと読む)


【課題】本発明の目的は、鋼の連続鋳造用モールドパウダーを溶鋼上に散布した時に、炎や煙、及びボイリングの発生量やそれに伴う発塵が極めて軽微で、モールド内の観察が容易で、溶融速度を遅延しすぎることがなく、金属を添加したモールドパウダーに発生し易い溶融不良等を起すことがなく、且つ発熱性を付与した鋼の連続鋳造用発熱型モールドパウダーを提供することにある。
【解決手段】本発明に係る鋼の連続鋳造用発熱型モールドパウダーは、モールドパウダー用ベース配合物に対して、外掛けで7質量%以下の量で、弗素原子と炭素原子のモル比(F/C)が1≦F/C≦2の範囲内にあり、かつ水素原子と炭素原子のモル比(H/C)が0≦H/C≦1の範囲内にある弗素原子及び炭素原子含有化合物を配合することを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】 ストラス寿命試験の10%破断寿命(B10寿命)が5×107回以上となる高疲労寿命の高疲労強度鋼鋳片の製造方法を提供する。
【解決手段】 高炉で溶製された溶銑を転炉で脱炭精錬して溶鋼を溶製し、該溶鋼を転炉から取鍋に出鋼し、その後、取鍋内の溶鋼に加熱攪拌処理を施した後に真空脱ガス処理を施し、次いで、得られた溶鋼を連続鋳造機で連続鋳造して高疲労強度鋼の鋳片を製造するにあたり、前記出鋼後に取鍋内の転炉スラグを取鍋から除滓し、該転炉スラグの除滓後、取鍋内に媒溶剤を添加して、該媒溶剤の添加によって生成される取鍋内スラグの組成を、比[質量%CaO/質量%SiO2]が6.0〜12.0、比[質量%CaO/質量%Al23]が1.5〜3.0、MgO含有量が4.0質量%以下、TiO2含有量が1質量%以下で、且つ、取鍋内スラグの1600℃での粘度を1.3〜2.0poiseに調整し、前記加熱攪拌処理を実施する。 (もっと読む)


【課題】転動疲労寿命B10が2×107回を超え、かつ、軟質化するための球状化焼鈍処理を施すことなく、硬さHVが330未満である機械構造用鋼を提供する。
【解決手段】 本発明の機械構造用鋼は、質量比で、C:0.40〜0.70%、Si:0.80%以下、Mn:0.70〜1.5%、P:0.020%以下、S:0.030%以下、Al:0.050%以下、Cr:0.20%以下、Mo:0.05〜0.5%、O:0.0015%以下、Ti:0.0050%以下(ただし、0を除く)およびN:0.0015〜0.010%を含有し、残部がFeおよび不可避的不純物からなる成分組成を有する機械構造用鋼において、鋼中のTi含有量とN含有量が、特定の関係を満足し、転動疲労寿命(B10)が2×107回超えでかつ硬さ(HV)が330未満である。 (もっと読む)


【課題】 比較的簡便に製造可能で、特にフッ素を含有しなくても高効率で溶融鉄の脱硫処理を可能にする脱硫剤を提供する。
【解決手段】 上記課題を解決するための脱硫剤は、CaOを主成分とする粉状の石灰と、溶鉱炉で溶銑を製造する際に副産物として生成されるスラグを固化させた後に粉砕処理することにより得られた固体粉状物質と、を混合することにより製造されたことを特徴とする。この場合に、前記固体粉状物質と前記石灰との配合質量比(固体粉体物質の配合量(質量%)/石灰の配合量(質量%))を0.05以上1.0以下とする、前記固体粉状物質の平均粒子径を15μm以下とする、前記脱硫剤の塩基度((質量%CaO)/(質量%SiO2))を3.5以上とすることで、より一層脱硫効率が向上する。 (もっと読む)


【課題】RH真空脱ガス装置を用いた溶鋼の脱硫方法を提供する。
【解決手段】RH真空脱ガス装置の真空槽内の溶鋼に、該RH真空脱ガス装置に付設された投射ランスから脱硫フラックスを投射して、溶鋼の脱硫を行うにあたり、前記RH真空脱ガス装置に付設された真空排気装置のコンデンサーの冷却水を分析し、好ましくはpH値を測定し、この値をフィードバックして、脱硫フラックスの投射量を調整する。得られたコンデンサー冷却水の分析値に基づき、予め求めた、コンデンサー冷却水の分析値とコンデンサー冷却水中に溶解した脱硫フラックス量との関係から、さらに追加すべき脱硫フラックスの投射量を算出して、脱硫フラックスの投射量を調整することが好ましい。これにより、溶鋼中S量の的中率が向上し、溶鋼のS量ばらつきが低減して、溶鋼歩留りが顕著に向上する。 (もっと読む)


【課題】脱硫処理の開始から終了まで溶鋼中のAl含有量を高く保持して、溶鋼中のO活量の上昇を抑制することによって、脱硫反応の進行を促進し、低硫鋼を安定して得られる精錬方法を提供する。
【解決手段】真空脱ガス槽2の頂部に設けたランス7から酸化カルシウムおよび酸化アルミニウムを主成分とする脱硫用フラックス8を、キャリアガス,燃料ガス9および酸化性ガス10とともに噴射して真空脱ガス槽内の溶鋼3に吹き付ける精錬方法において、脱硫用フラックス8の供給速度を溶鋼トンあたり0.5〜0.8kg/分とし、かつ脱硫用フラックス8を吹き付ける前の溶鋼のAl含有量[%Al]MEを([%Al]SP+0.025M)以上とする。 (もっと読む)


【課題】連続鋳造時に発生する鋳片表面欠陥を抑制しながら高マンガン系非磁性鋼を生産性高く製造する方法を提供する。
【解決手段】質量%で,C:0.45〜1.3%,Si:0.05〜0.5%,Mn:10〜19%,P:0.10%以下,S:0.02%以下,Al:0.003〜0.1%,N:0.005〜0.30%を含有する化学組成を有し,透磁率が1.1以下である高マンガン系非磁性鋼を連続鋳造法により製造する方法であって,鋳造温度Tが式(1)を満たすよう制御するとともに,鋳造速度Vc(m/min)を下記式(2)の範囲に選定することを特徴とする非磁性鋼の製造方法:
a≦T≦a+50 ・・・(1)
Vc≧0.02×(T−a) ・・・(2)
ここで,aは鋼の組成から下記式(3)により決定される値である。
a=1557-{53×(%C)+4.5×(%Mn)+45×(%P)} ・・・(3) (もっと読む)


【課題】RH式真空脱ガス処理装置を用いた脱ガス処理において硫黄濃度を簡便かつ安価に低減する鋼の溶製方法を提供する。
【解決手段】質量%で、Mn:0.1%以上2%以下、Si:0.001%以上1%以下、S:0.0035%以下、Al:0.005%以上1%以下、その他合金成分を含む溶鋼にLa、CeおよびNdからなる群から選ばれる一種または二種以上を添加したのち、CaOを主体とするフラックスを真空槽内から上吹きランスを介さずに一括で1分以内に添加する。 (もっと読む)


【課題】鋳片に対する表面温度の制御を行うことなく、鋳片に発生する表面割れを抑制することが可能な連続鋳造用モールドパウダー及び連続鋳造方法を提供する。
【解決手段】鋼の連続鋳造時に溶鋼の湯面上へ添加する連続鋳造用モールドパウダーであって、この連続鋳造用モールドパウダーは、SiO2、Li2O、Al23、CaO及びFを主成分として含み、SiO2の含有量が5.0質量%濃度以上20.0質量%濃度以下であり、Li2Oの含有量が0.5質量%濃度以上5.0質量%濃度以下であり、Al23の含有量が15.0質量%濃度以上30.0質量%濃度以下であり、さらに、CaO(質量%濃度)+F(質量%濃度)×(56/38)をT.CaOと定義した場合に、T.CaO/SiO2≧2.0の条件式が成立している。 (もっと読む)


【課題】スラグ21に浸漬した電極間でスラグを介してアーク加熱を行う溶鋼の取鍋精錬装置において、水冷炉蓋部の損傷発生を防止するとともに、取鍋内に添加する副材料の原単位を低減することのできる取鍋精錬装置及び取鍋精錬方法を提供する。
【解決手段】溶鋼の取鍋精錬装置は、水冷炉蓋部4の金属部材から炉内側に複数の金属突起物7を設け、及び/又は、3本の電極の中心を結んだ三角形領域(中心部設置領域15)において炉蓋から炉内側に1本以上の金属突起物7を設け、金属突起物7の炉内側先端位置は炉内側に露出している。オープンアークが発生しても電極と金属突起物との間にアークが形成されるので、炉蓋の破損を防止することができるとともに、スラグ厚を薄くして副原料使用原単位を低減することが可能となる。 (もっと読む)


【課題】 鋼の連々鋳の鋳込開始時に組成に工夫を凝らしたフロントパウダーを用いて連々鋳初期材の表面疵の発生を防止する連続鋳造方法を提供する。
【解決手段】 炭素含有量が、質量%で、0.1〜1.5%の鋼を連続鋳造する際の連々鋳の開始時の鋳造初期に、Si、Al、Ca、Mg、Na、Liの酸化物系化合物およびF化合物からなるパウダー基材3とこのパウダー基材を100%とするとき、このパウダー基材100%に対してその含有量の2〜8%のフリーカーボン2からなる混合体を図1の(a)に示すフロントパウダー1としてモールド内に投入し、1300℃における粘度が0.1〜5.0Pa・sであるスラグ化率が40〜90%であるフロントパウダー1を使用する連々鋳の鋳込み開始時の鋳込み方法からなる鋼の連続鋳造方法。 (もっと読む)


【課題】 Tiを含有する耐摩耗鋼を連続鋳造するにあたり、溶鋼中のTiがモールドパウダー中のSiO2を還元してモールドパウダー中のSiO2が減少しても、モールドパウダーの粘度の上昇を抑えることのできる耐摩耗鋼の連続鋳造方法を提供する。
【解決手段】 C:0.05〜0.35質量%、Si:0.05〜1.0質量%、Mn:0.1〜2.0質量%、B:0.0003〜0.0030質量%、Al:0.002〜0.1質量%、Ti:0.1〜1.0質量%、Cr:0.1〜1.0質量%、Mo:0.05〜1.0質量%を含有し、残部がFe及び不可避的不純物からなる溶鋼を連続鋳造機で鋳造するにあたり、連続鋳造用鋳型の振動条件を、振幅:3.0〜9.0mm、振動数:60cpm以上120cpm未満とし、0.1〜5.0質量%の脂肪酸を配合したモールドパウダーを使用して、0.6〜1.0m/minの鋳造速度で鋳造する。 (もっと読む)


【課題】 極低硫鋼を製造することを目的として転炉から出鋼された溶鋼に対して、CaO含有物質を脱硫剤の主たる構成物質として用いて取鍋内で取鍋精錬法による脱硫処理を施すにあたり、CaF2を脱硫剤の一部として使用しなくても、また、脱硫剤がプリメルトフラックスでなくても、添加した脱硫剤を迅速に滓化させ、効率良く脱硫する。
【解決手段】 脱硫処理及び脱燐処理の施された溶銑の転炉での脱炭精錬によって得られ、転炉から取鍋2に出鋼された溶鋼9を、当該溶鋼への攪拌用ガスの吹き込みにより攪拌しながら、取鍋内に添加されたCaO含有物質を脱硫剤として用いて取鍋内で脱硫処理する溶鋼の脱硫処理方法であって、脱硫処理後の取鍋内スラグ10の組成を、SiO2の含有量が5〜15質量%、[(質量%CaO)+(質量%MgO)]/(質量%Al23)が1.5〜3.0で、且つCaF2を実質的に含有しない組成に調整する。 (もっと読む)


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