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Fターム[4K014AB01]の内容

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【課題】環境に与える悪影響が少なく、生成スラグの再利用が可能で作業性の良好な溶銑の脱硫精錬剤と、溶銑脱硫方法を提案する。
【解決手段】アルカリ土類金属系脱硫剤に、KOおよびKClの混合物をそれぞれの含有量が5.0mass%以上である滓化促進剤を添加したものからなる溶銑の脱硫精錬剤と、この脱硫精錬剤を用いて溶銑の脱硫を行なう方法。 (もっと読む)


【課題】 鉄源として鉄スクラップを使用して鋼製品を製造するにあたり、鉄スクラップを加炭溶解して溶製した溶銑、或いは、鉄スクラップを溶解させた溶銑から錫を効率良く除去する。
【解決手段】 本発明の溶銑の脱錫方法は、大気圧よりも減圧下の雰囲気中で、硫黄を0.04質量%以上含有する溶銑に固体アンモニウム塩を供給し、該固体アンモニウム塩を溶銑中または溶銑湯面上で熱分解させて溶銑に含有される錫を除去する。その際に、前記雰囲気の圧力を2000Pa以下とすること、前記溶銑の硫黄含有量を0.3質量%以下とすること、或いは、前記溶銑の炭素含有量を2.0質量%以上とすることが好ましい。 (もっと読む)


【課題】CaO等を主成分とする製鋼スラグから高い分離性で燐を分離することができる、製鋼スラグの燐分離方法および製鋼スラグの燐分離装置を提供する。
【解決手段】製鋼スラグを酸化させる第1工程と、その製鋼スラグを粉砕する第2工程と、粉砕された製鋼スラグを、所定のpHを有する液体に浸漬させる第3工程と、その後、液体中の固体成分と液体成分とを分離する第4工程とを有する。第1工程は、製鋼スラグに含まれる酸化鉄をFeおよび/またはFeに変化させることにより、FeOの濃度が1質量%以下となるよう、製鋼スラグを酸化させる。酸化前の製鋼スラグは、トリカルシウム・フォスフェイト(3CaO・P;濃度C3P)と、ダイカルシウム・シリケート(2CaO・SiO;濃度C2S)とを成分とする固溶体相を有している。固溶体相は、C3P/(C2S+C3P)が、0.25以上0.95以下である。 (もっと読む)


【課題】 燐を含有する製鋼スラグの製銑工程及び製鋼工程へのリサイクルに当り、該スラグから燐及び鉄を安価に回収するとともに、回収した燐及び鉄を資源として活用する。
【解決手段】 本発明のスラグからの鉄及び燐の回収方法は、燐を含有する製鋼スラグを、該製鋼スラグの塩基度(CaO/SiO2)と還元処理温度Tとの関係が下記の(1)式を満足するように調整して炭素を含有する還元剤を用いて還元処理し、還元鉄を回収すると共にスラグに含有される燐の20質量%以上を気相へ還元除去する第1の工程と、還元処理によって燐含有量が低下したスラグを製銑工程又は製鋼工程でのCaO源としてリサイクルする第2の工程と、回収した還元鉄を製銑工程又は製鋼工程での鉄源としてリサイクルする第3の工程と、気相へ還元除去した燐を排ガス処理系統で回収して燐酸資源原料とする第4の工程と、を有する。 還元処理温度T(℃)≧200×(スラグの塩基度)+1050 …(1) (もっと読む)


【課題】転炉を用いる溶銑の脱燐処理において、蛍石等のハロゲン化物を実質的に用いず、スピッティングやスロッピングによる操業上の困難を発生させることなく、脱燐処理時間が5〜8分間で脱燐率80%以上を安定して達成することができる技術を提供する。
【解決手段】転炉に収容された溶銑に、上吹き酸素ガス流量を1.5〜2.5Nm/min/ton、底吹きガス流量を0.15〜0.8Nm/min/tonとしつつ、脱燐剤として供給する全CaO質量を粉状として前記上吹き酸素ガスと共に溶銑へ吹き付けて、脱燐処理終了時のスラグ組成を、塩基度:2.2〜3.2、Al:4.5〜7.5質量%、T.Fe:7〜13質量%に調整する。 (もっと読む)


【課題】 機械攪拌式脱硫装置で攪拌されている溶銑に、投入シュートからの上置き添加と上吹きランスからの上吹き添加とを併用して脱硫剤を供給し、溶銑を脱硫処理するにあたり、上置き添加の脱硫剤が多くなった場合でも、高い添加歩留まりで上吹き添加の脱硫剤を溶銑に侵入させて安定して高効率で脱硫処理する。
【解決手段】 インペラー4によって攪拌されている溶銑3の浴面上に、上吹きランス5を介して搬送用ガスとともに溶銑を脱硫するに必要な石灰系脱硫剤6の一部を上吹き添加し、残りの石灰系脱硫剤を前記溶銑の浴面上に上置き添加して脱硫処理する、溶銑の脱硫方法において、上吹きランスから上吹き添加する石灰系脱硫剤の溶銑浴面への衝突時の粒子速度(C:m/sec)を、上置き添加される石灰系脱硫剤の添加量(R:kg/m2)に応じて下記の(1)式で算出される臨界粒子速度以上に制御する。
C=−0.000093×R2+0.047×R+17…(1) (もっと読む)


【課題】ダストを精錬剤に使用して溶銑の脱りん処理を行うに際して、脱りん効率を損なうことなくスラグのフォーミングの発生を防止しながら溶銑の脱りん処理を行うことができるようにする。
【解決手段】脱りん処理を初期、中期、末期に分けて精錬を行うとし、初期に使用する初期精錬剤と中期に使用する中期精錬剤と末期に使用する末期精錬剤とには、高炉ダストを含む複数のダストを使用することとし、初期精錬剤及び中期精錬剤に関しては、混合した混合ダスト中のフリーC濃度を5.0質量%以下とし、且つ、混合ダストの配合比率を40質量%以下としており、末期精錬剤に関しては、混合ダスト中のフリーC濃度を2.0質量%以下とし、且つ、混合ダストの配合比率を10質量%未満としており、初期精錬剤、中期精錬剤及び末期精錬剤を使用して脱りん処理を行う。 (もっと読む)


【課題】スピッティングやダスト発生の抑制とスロッピング発生の抑制を両立して高速送酸処理を実現しつつ、さらに高脱燐能を得ることができる転炉型溶銑予備脱燐方法を提供する。
【解決手段】上底吹き型の転炉を用い、上吹き酸素を該転炉内の溶銑へ吹き付けて溶銑を脱燐処理する方法であって、脱燐処理中には上吹き酸素の供給速度を溶銑トン当たり2.5〜4.0Nm3/minとし、かつ、スラグ生成剤として脱炭スラグおよび取鍋スラグの少なくとも一方を該転炉内に投入した後に、サブランスより粉末状加炭剤をC質量換算で1.5〜5.5kg/t吹き付けることを特徴とする溶銑の脱燐処理方法。 (もっと読む)


【課題】銅を含有するスクラップの銅を硫化物系フラックスで除去する際に、銅、及び脱銅処理後の冷却スラグをそれぞれ有効利用する。
【解決手段】銅を含有するスクラップを溶銑とともに溶解してナトリウム、鉄、硫黄を主成分とするフラックスを用いて脱銅精錬を行って得られる脱銅スラグの処理に際し、脱銅スラグ中の酸素含有量を3質量%以上にすると共に、脱銅スラグを600℃以上800℃以下の温度範囲で3時間以上保持することによって、脱銅スラグ中の銅を金属銅に改質して回収し、無機化合物のスラグと金属銅とを分離する。 (もっと読む)


【課題】蛍石を使用することなく中間排滓時のスラグの流動性を改善して溶鋼歩留まりの悪化やスラグの流出を防止するとともに、中間排滓によるCaO源の削減を図ることができる溶銑の脱Si脱P処理方法を提供する。
【解決手段】転炉型の炉内で溶銑の脱Si処理を行った後に中間排滓を行い、同一の炉内でさらに脱P処理を行う溶銑の脱Si脱P処理方法であり、脱P処理より後工程において発生する転炉スラグあるいは造塊スラグを脱Si処理を行う炉内に投入し、スラグ塩基度(CaO/SiO2)を0.5〜1.8の範囲に調整して脱Si処理を行う。なお、溶銑中のSi濃度が0.2%以上の状態で中間排滓を行うことが好ましい。 (もっと読む)


【課題】実操業に適用可能な手段によって、溶銑予備処理工程における脱P効率を改善することができる溶銑の脱Si脱P処理方法を提供する。
【解決手段】溶銑予備処理工程において溶銑の脱Si脱P処理を行うにあたり、処理初期の脱Si期におけるスラグ中の(質量%FeO):(質量%SiO)を90:10〜60:40の範囲に制御してスラグ液相率を高める。これにより副原料の溶解速度およびスラグ中の物質移動速度を高め、脱P効率を改善する。脱Si期におけるスラグ中の(質量%FeO):(質量%SiO)を90:10〜60:40の範囲に制御するには、脱Si期において供給した酸素が脱Siに寄与する割合ηを21%≦η≦62%の範囲となるように酸素供給速度を制御すればよい。 (もっと読む)


【課題】脱りん処理の際にリサイクルスラグとして脱炭スラグを使用しても十分に脱りん処理を行うことができるようにする。
【解決手段】脱炭工程に先だって上底吹き転炉型精錬容器に脱炭工程にて生成した脱炭スラグをリサイクルして溶銑の脱りん処理を行うに際し、処理中に供給する酸素量であって脱珪反応に使用される酸素以外の酸素量と全CaOに対する前記脱炭スラグ中のCaOの割合との関係を式(1)を満たすようにし、投入する造滓剤の粒径を5〜40mmとし、気体酸素の吹き込みの際の溶湯の凹み深さLと浴の深さL0との比を0.01〜0.20にすると共に、底吹き攪拌動力密度εを0.5〜3.5kw/tとしている。 (もっと読む)


【課題】低りん鋼の製造と、副生する製鋼スラグの強アルカリ化と膨張の抑制を、経済的に安定に両立させる。
【解決手段】溶銑脱りんと転炉吹錬を行うプロセスにおいて、溶銑脱りん工程では脱炭滓と粒径1mm以下のCaO源を用い、その他にはCaO源を添加せずに脱りん処理を行う。溶銑の脱りん工程での塩基度を1.8以下とする。また、脱炭工程での塩基度を4.5以下とする。更に脱りん工程に用いる脱炭滓を20mm以下とする。溶銑脱りん工程に使用する以外の脱炭滓は、脱炭工程で炉内に残し、次吹錬に使用する。 (もっと読む)


【課題】 多種多様な鉄スクラップを鉄源として、各種の高品位鋼の製造に使用できる銑鉄を製造する実用的なプロセスを提供する。
【解決手段】 上記課題を解決するための本発明に係る溶銑の製造方法は、鉄スクラップを鉄源として用いて炭素を含有する溶銑を電気炉にて製造する工程と、その後、該溶銑に対して脱銅処理を行う工程と、脱銅された溶銑と高炉にて製造された溶銑とを混合する工程と、混合した後の溶銑に対して脱硫処理を行う工程と、を有することを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】転炉を用いる製鋼精錬プロセス全体として蛍石等のハロゲン化物やAl源を使用すること無く、低燐鋼を安定的に大量製造すると共に、製鋼精錬プロセスを高能率かつ高効率化する方法を提供する。
【解決手段】溶銑予備脱燐処理された溶銑を上底吹き型転炉で吹錬して低燐溶鋼を製造する際に、前記吹錬後のスラグの質量濃度をAl:3.5%以下、T.Fe:15%以上とし、さらにCaOとSiOとの質量濃度比(CaO%/SiO%)を4.0以上6.0以下とすることによって、該スラグ中のフリーCaO質量濃度を7%以上に調整した転炉スラグを同時に製造し、かつ、溶銑予備脱燐処理をされていない溶銑であってSi質量濃度が0.20%以上のものを上底吹き型転炉で溶銑予備脱燐処理する際に、前記のように製造した転炉スラグを脱燐剤の一部として用いてその脱燐処理を行う。 (もっと読む)


【課題】フッ素を含有しない精錬剤を用いて溶融金属の精錬処理を行う際に、精錬容器耐火物へのスラグ付着を抑制する方法を提供する。
【解決手段】フッ素を含有しない精錬剤を用いて溶融金属の精錬処理を行う際に、精錬処理の事前又は精錬処理と同時に精錬容器内にソーダ石灰ガラスを添加することを特徴とする精錬容器耐火物へのスラグ付着抑制方法である。溶融金属の精錬処理が溶鉄の脱硫処理であり、フッ素を含有しない精錬剤がCaOと金属Mg、MgO、焼成ドロマイト、Alドロスを含む脱硫剤であるときに優れた効果を発揮する。前記精錬処理が、KR溶銑脱硫処理、トーピードカー溶銑脱硫処理、溶鋼への粉体吹き込み脱硫処理、溶鋼真空脱ガス処理のいずれかである。ソーダ石灰ガラスの添加量を、溶湯トン当たり0.5〜5kgとすると好ましい。 (もっと読む)


【課題】 機械攪拌式脱硫装置を用いて溶銑を脱硫処理する際に、反応性に優れる細粒の脱硫剤を効率良く溶銑中へ添加し、溶銑を効率良く脱硫する方法を提供する。
【解決手段】 機械攪拌式脱硫装置を用いた溶銑の脱硫方法において、攪拌羽根4によって攪拌されている溶銑3の浴面上に、脱硫剤7を、上吹きランス5を介して搬送用ガスと共に上吹き添加して脱硫処理を行う。その際に、前記脱硫剤の添加完了後、更に、上吹きランスから搬送用ガスを溶銑表面に向けて吹き付けること、及び、溶銑の浴面に衝突する搬送用ガスの流速を10m/秒以上とするなどにより、脱硫反応を効率良く行うことができる。 (もっと読む)


【課題】 溶鉄に酸素ガスや酸化鉄を供給して溶鉄を酸化精錬する際に、従来の炭材やフェロシリコンなどの高価な昇熱材に替わる安価な熱源を使用して精錬する。
【解決手段】 処理容器8に収容された溶鉄6に酸素源を供給して該溶鉄を精錬するにあたり、製鉄所内で発生した、非酸化物系珪素化合物及び/または炭素を含有する使用済み耐火物を、前記処理容器内に供給し、前記使用済み耐火物を熱源として利用する。この場合に、前記使用済み耐火物の非酸化物系珪素化合物含有量と炭素含有量との合計の含有量が6質量%以上であること、前記使用済み耐火物が不定形耐火物であること、前記溶鉄の精錬は転炉内で行われることが好ましい。 (もっと読む)


【課題】フッ素を含有する転炉由来のスラグを資源として利用できる方法を提供することにある。具体的には、混銑車で溶銑を脱りん処理するにあたり、フッ素を含有する転炉由来のスラグを脱りん剤の一部として利用しつつ、脱りん処理時のスロッピング発生を防止し、脱りん処理後における混銑車からのスラグの排出性を改善し、しかも排出されるスラグを地球環境に悪影響を及ぼすことなく再利用可能なものとすることができる溶銑の脱りん処理方法を提供する。
【解決手段】フッ素を含有する転炉由来のスラグを配合した脱りん剤を用いて混銑車内で溶銑を脱りん処理を行なうにあたり、前記転炉由来のスラグとしてフッ素を0.1質量%以上含有するものを用い、前記脱りん剤としてCaO源と酸化鉄を含むものを用い、脱りん処理後のスラグの塩基度を2.1〜3.0、脱りん処理後のスラグに含まれるフッ素を0.01〜0.13質量%とする。 (もっと読む)


【課題】フォーミングするスラグを少ない使用量で迅速かつ確実に鎮静化させ、スラグの溢れ出しによる設備損傷を防止して、生産性の安定維持を実現できるスラグのフォーミング鎮静材及びその鎮静方法を提供する。
【解決手段】水分を30質量%以上60質量%以下、燃料分を35質量%以上65質量%以下含有する混合物が、不透水性の有機物で構成される容器に収納されているスラグのフォーミング鎮静材12を、酸化鉄濃度が15質量%以上25質量%以下の泡立っている溶融スラグS2中に投入する。 (もっと読む)


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