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Fターム[4K014BA01]の内容

銑鉄の精製;鋳鉄の製造;転炉法以外の製鋼 (4,082) | 製造鋳鉄 (64) | 球状黒鉛鋳鉄 (36)

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【課題】成形面に耐摩耗性が付与され、かつ、機械加工して成形面とするときの切削性にも優れる球状黒鉛鋳鉄製鋼管成形用ロールを提供する。
【解決手段】鋼板から鋼管を成形する少なくとも1つの成形面を有する球状黒鉛鋳鉄製鋼管成形用ロールであって、質量%で、C:3.2〜3.6%、Si:1.0〜1.8%、Mn:0.4〜0.6%、P:0.08%未満、S:0.08%未満、Ni:1.5〜2.8%、Cr:0.85〜1.9%、Mo:0.4〜0.8%、及び、Mg:0.03〜0.09%を含有させ、残部はFe及び不可避的不純物の組成とし、前記成形面からの深さが20mmまでの部位で、マルテンサイト及びベイナイトを基地として、セメンタイトを、面積率で15〜25%含有させ、ショア硬さを、55〜65にする。 (もっと読む)


【課題】希土類元素を含有しない球状化剤を使用しても、薄肉部におけるチル化を抑制でき、車両用部品として高い特性を備えた球状黒鉛鋳鉄を提供する。
【解決手段】取鍋で、溶湯に、希土類元素を含有しないFe−Si−Mg系合金の球状化剤を用いた球状化処理、Fe−Si系接種剤を用いた接種処理を行い、その後、この溶湯を鋳型に鋳込む前に、質量比で、Si:45〜75%、Ca:1〜3%、Ba:15ppm以下、含有するFe−Si系接種剤を、前記溶湯に対する投入量を、質量比で0.20〜0.40%として注湯流接種処理を行い、最終組成が、質量比で、C:3.0〜4.5%、Si:3.0〜4.5%、Mn:0.2〜0.4%、S:0.006〜0.020%、Cu:0.08〜0.30%、Sn:0.020〜0.040%、Mg:0.015〜0.050%、残部がFeおよび不可避不純物である、球状黒鉛鋳鉄を得る。 (もっと読む)


【課題】低コストで球状黒鉛鋳鉄管の継手部の靱性を確保しながら強度の向上を図る。
【解決手段】球状黒鉛鋳鉄管を鋳造する際に、予め、遠心鋳造装置の円筒状金型4の内面のうちで管の受口側の継手部を形成する部分に、Fe−Si系接種剤6を散布しておき、管の継手部のSi含有量を、3.00重量%以下で直管状の中間部(直部)のSi含有量よりも多くする。これにより、継手部の基地組織のフェライトに対するSiの固溶強化作用で継手部の強度を高めることができ、かつ、継手部の基地組織中に微細な球状黒鉛を多数晶出させて継手部の靱性を確保することができる。しかも、管全体を対象としてSnやCuを多く添加する場合に比べて成分コストを大幅に低減できる。 (もっと読む)


【課題】長期に亘り連続使用できる溶湯処理容器を提供すること。
【解決手段】本発明の溶湯処理容器3は、溶湯を入れる取鍋2と、取鍋の上に載せて取鍋の開口部を塞ぐ取鍋蓋1からなり、取鍋蓋1の下端部に取鍋蓋の外縁から内側に伸びる蓋リング15を取り付け、取鍋2の上面には取鍋の外縁から内側に伸びる取鍋リング23を取り付けている。
これにより、耐火物に付着した地金が、耐火物から剥がれるときに耐火物を引き剥がそうとしても、取鍋蓋内の耐火物11を蓋リング15が下から支持し、取鍋内の耐火物21を取鍋リング23が上から押さえるので、地金だけが剥がれて耐火物は引き剥がされない。 (もっと読む)


【課題】溶融鋳鉄の溶製時における黒鉛球状化処理にあたって、添加歩留まりを向上すると共に充分な接種効果を発揮させることができ、しかもスラグの発生を著しく抑制することができる黒鉛球状化剤を提供する。
【解決手段】本発明に係る黒鉛球状化剤1は、ケイ素、マグネシウム、カルシウム、炭素及び炭化ケイ素を含有する。これを黒鉛球状化処理に使用すると、マグネシウムの作用により黒鉛球状化がなされ、カルシウムによってマグネシウムの反応が抑制されると共にチル化防止の接種がされる。炭化ケイ素はカルシウムと共に接種をおこない、炭素がカルシウムと共にマグネシウムの激しい反応を抑制する。炭化ケイ素の作用により黒鉛球状化剤1中の成分の酸化が抑制される。これによりスラグの発生が低減する。 (もっと読む)


【課題】 風力タービン部品用のオーステンパ球状黒鉛鋳鉄及び部品の製造方法を提供する。
【解決手段】 風力タービン用の部品は、約3.0〜約3.8重量%の炭素、約1.9〜約2.8重量%のケイ素、約0.3重量%以下のマンガン、約0.8重量%以下の銅、約2.0重量%以下のニッケル、約0.3重量%以下のモリブデン、約0.03〜約0.06重量%のマグネシウム、約0.05重量%未満のクロム、約0.02重量%未満のバナジウム及び約0.01重量%未満の硫黄を含有するオーステンパ球状黒鉛鋳鉄品である。部品は、好ましくは、3トン超の質量を有する駆動シャフト又はギアボックス部品である。 (もっと読む)


【課題】 ワイヤフィーダ法において、ワイヤ添加時の溶融鋳鉄の飛散防止ための蓋への過大な荷重と防御壁が、小型化とワイヤフィーダ法の事前評価にとって課題であった。
【解決手段】 溶融鋳鉄の衝突を処理容器と蓋で連動して受け、蓋への荷重を小さくし、装置の小型化によって、移動・搬送可能なマグネシウム添加装置とワイヤフィーダ法の事前評価を可能にした。 (もっと読む)


概ね筒状の耐熱取鍋内張を収容した取鍋殻を含み、水平姿勢と垂直姿勢との間で回転可能な処理取鍋であって、前記取鍋内張は、連続した側壁を間に有する第1端および第2端を有し、前記第1端、第2端および連続した側壁の間に内部空間が規定され、前記取鍋内張は、さらに、処理剤を保持するためのポケットであって、第1端に隣接して位置して内部空間と流体連通し、取鍋が水平姿勢にあるときに内部空間の底よりも頂に近く位置し、取鍋が垂直姿勢にあるときに内部空間の頂よりも底に近く位置するポケット、ならびに、溶融金属を受けるためおよび注ぐための注入排出部であって、取鍋が水平姿勢にあるときおよび垂直姿勢にあるときに、内部空間の底よりも頂に近く位置する注入排出部を含み、水平姿勢において、内部空間の頂と底との間の中間平面の下、かつ、第1端と第1端および第2端の中間の垂直平面との間に規定される内部空間の下部容積が、前記中間平面よりも上、かつ、第1端と前記垂直平面との間に規定される内部空間の上部容積よりも大きい取鍋。処理取鍋は、特に延性鉄の調製において、溶融金属を気化可能な添加剤で処理するために設計されている。本発明は、取鍋を使用して溶融金属を処理する方法にも関する。
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【課題】精錬炉として好適に使用されるアーク炉を用い、ガス撹拌手段や電磁誘導撹拌装置を要せずに低酸素及び低硫黄であって所要量の鋳鉄溶湯を供給することができる鋳鉄の精錬方法及び精錬装置を提供する。
【解決手段】本発明に係る鋳鉄の精錬方法は、鋳鉄溶解炉と、炭素を含む還元性雰囲気下にあるアーク炉とによる脱酸された鋳鉄溶湯の連続出湯が可能な鋳鉄の精錬方法であって、前記鋳鉄溶解炉からの鋳鉄溶湯を前記アーク炉に供給し、そのアーク炉において供給された鋳鉄溶湯に向けてアーク放電を行い、高温度と生じさせた撹拌作用により脱酸反応を促進させることにより実施される。 (もっと読む)


【課題】大掛かりな装置を必要とせず、鋳鉄溶湯の脱酸及び組成管理を簡易に行うことができて、黒鉛を効率良く球状化させることができる球状黒鉛鋳鉄の製造方法を提供する。
【解決手段】鋳鉄溶湯をカルシウムに接触させることにより、該溶湯中の酸素とカルシウムとの反応によって酸化物を生成させて該溶湯を脱酸する脱酸工程と、脱酸された鋳鉄溶湯を黒鉛球状化剤に接触させる黒鉛球状化処理工程とを順に実施することで、球状黒鉛鋳鉄を製造する。 (もっと読む)


【課題】耐熱性、耐酸化性及び鋳造性に優れ、ターボチャージャーハウジング、エキゾーストマニホルド、排気系部品等の自動車エンジン用部品に好適に使用される高珪素の球状黒鉛鋳鉄及びその製造方法を提供する。
【解決手段】本発明に係る球状黒鉛鋳鉄は、酸素(O)及び硫黄(S)がそれぞれ質量比で、O:25ppm以下、S:0.015%以下含まれ、C:2.5〜3.8%、Si:4.1〜8.0%、Mn:0.2〜0.7%、Mg:0.008〜0.029%、P:0.02〜0.15%、残部鉄(Fe)及び不可避不純物からなる。 (もっと読む)


ダクタイル鋳鉄処理方法であり、該方法は以下の工程を有する:ダクタイル鋳鉄溶湯を鋳込電気炉(1)に注入し;ダクタイル鋳鉄溶湯(5)の上方にアルカリ土類金属イオン、又は稀土類金属イオン、又はアルカリ土類金属イオンと稀土類金属イオンの混合物が富化された高温溶融アルカリ性スラグ(6)を装入し;ダクタイル鋳鉄溶湯(5)を電極(7)を介して直流電源の負極に接続し;アルカリ性スラグ(6)を今1つの電極(4)を介して直流電源の正極に接続し、前記アルカリ性スラグ(6)を電解質として前記ダクタイル鋳鉄溶湯(5)を処理する。本方法は、ダクタイル鋳鉄の球状化阻害速度を抑制できる。前記鋳込電気炉装置はダクタイル鋳鉄溶湯の処理に適する。 (もっと読む)


【課題】 精錬炉や精錬容器に収容された溶融金属を精錬するに当たり、溶精錬炉や精錬容器に被せて使用される上蓋への地金やスラグの付着を効率良く防止する。
【解決手段】 精錬炉または精錬容器6に収容された溶融金属15を精錬する際に前記精錬炉または精錬容器に被せて使用される金属製上蓋11への地金またはスラグの付着を防止する方法であって、前記溶融金属の精錬終了後、吹き付けノズル17から上蓋に冷却水を噴霧して上蓋を冷却し、次いで、吹き付けノズル17から上蓋に離型剤を噴霧して該上蓋の表面に離型剤の被覆層を形成する。離型剤の被覆層によって地金またはスラグの付着が防止される。 (もっと読む)


【課題】本発明は、球状黒鉛の球状化率の高い低酸素及び低硫黄の薄肉球状黒鉛鋳鉄又一般産業用鋳鉄部品に適用することができる肉厚が2.5〜1.5mmの薄肉球状黒鉛鋳鉄を提供する。また、公知のアーク式電気炉によるエレクトロスラグ炉を利用し、酸素(O)及び硫黄(S)の組成を制御することにより球状黒鉛の球状化率の高い薄肉球状黒鉛鋳鉄を容易に製造することができる球状黒鉛鋳鉄の製造方法を提供する。
【解決手段】本発明に係る球状黒鉛鋳鉄は、酸素(O)及び硫黄(S)の組成がそれぞれ質量%で、O:25ppm以下、S:0.004〜0.015%含まれてなる。そして、本発明に係る球状黒鉛鋳鉄の製造方法は、低酸素・低硫黄の球状黒鉛鋳の製造方法において、先ず溶湯を低酸素及び低硫黄化し、次に硫黄を添加するとともに球状化処理を行い、所定の組成の球状黒鉛鋳鉄を製造することによって実施される。 (もっと読む)


【課題】安全かつ安定して球状黒鉛鋳鉄またはCV黒鉛鋳鉄を製造することができる黒鉛球状化剤及び黒鉛球状化方法を提供する。
【解決手段】マグネシウム基合金の、粒径が1mm〜10mmである細粒と、鋼または鋳鉄の、粒径が1mm〜10mmである細粒とを、混合し、圧縮成形した黒鉛球状化剤である。 (もっと読む)


【課題】熱処理を行なわない鋳放し状態において、高強度、高い伸びを有し、機械的性質がロバストな球状黒鉛鋳鉄、及びその製造方法を提供する。
【解決手段】化学成分が質量%で、C:3.4〜4.0%、Si:2.4〜2.8%、Mn:0.2〜0.5%、Cu:0.4〜0.65%、Ni:1.0〜2.5%、Mg:0.02〜0.05%、S:0.005〜0.02%、残部Fe及び不可避の不純物からなる球状黒鉛鋳鉄、及びその製造方法である。 (もっと読む)


【課題】効率の悪い真空脱酸装置を使用することなく、大気中で鋳鉄溶湯中の効率的な溶存酸素と硫黄の低下を可能とし、その結果、鋳造する時に硬くて脆いセメンタイトの晶出を抑制可能な高靭性薄肉球状黒鉛鋳鉄の製造方法の提供。
【解決手段】大気中で鋳鉄溶湯に脱酸剤と溶剤を共添加して、鋳鉄溶湯中の酸素を3massppm以下に、硫黄を0.01%以下に低下させる脱酸及び脱硫処理を行った後、該脱酸及び脱硫処理した溶湯に球状化剤を添加して球状化処理することを特徴とする薄肉球状黒鉛鋳鉄の製造方法。 (もっと読む)


【課題】チャンキー黒鉛の発生を抑制して黒鉛の球状化を良好に行うことが可能な黒鉛球状化剤を提供する。
【解決手段】本発明の黒鉛球状化剤は、珪素、マグネシウム、カルシウム、及び希土類元素を含有する黒鉛球状化剤であって、黒鉛球状化剤全体に対して、希土類元素を0.6〜3.0質量%、及びカルシウムを1.3〜4.0質量%含み、且つ希土類元素中に占めるランタンの割合が50質量%以上である。 (もっと読む)


【課題】溶解材料中にBの混入によって引き起こされるパーライト球状黒鉛鋳鉄のフェライト化による強度低下という問題を、強力なパーライト化促進元素であるSnを添加することなく、鋳鉄溶湯中からBを取り除くことによって、生産効率を落とさず解決する鋳鉄溶湯中のほう素の除去方法を提供すること。
【解決手段】本発明の鋳鉄溶湯中のほう素の除去方法は、鋳鉄溶湯中に50ppm以下のBが含まれているとき、酸化鉄を鋳鉄溶湯中に添加することで、鋳鉄溶湯中のBを除去することとした。 (もっと読む)


【課題】 鉄被覆Mgワイヤーをワイヤーフィーダー法によって溶融鋳鉄に添加し、黒鉛を球状化処理してダクタイル鋳物用溶融鋳鉄を溶製するに当たり、Mgを高い歩留まりで溶融鋳鉄中に添加する。
【解決手段】 鋼板または鋼管からなる被覆材で被覆された鉄被覆Mgワイヤー14を上方から溶融鋳鉄17に供給して溶融鋳鉄中の黒鉛を球状化処理するに際し、前記被覆材の溶融鋳鉄中における溶解位置が溶融鋳鉄の浴深さ(L)の1/2以上の深さの位置になるように、溶融鋳鉄の浴深さ及び被覆材の厚みに応じて鉄被覆Mgワイヤーの溶融鋳鉄中への供給速度を調整する。 (もっと読む)


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