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Fターム[4K014BB06]の内容

銑鉄の精製;鋳鉄の製造;転炉法以外の製鋼 (4,082) | 主原料 (29) | 組成特定のもの (10)

Fターム[4K014BB06]に分類される特許

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【課題】特別な装置や工程を必要とする鋳造方法を使用することなく、特別なRE、Bi等の添加剤の使用もなく、肉厚3.0mm以下の球状黒鉛鋳鉄鋳物を鋳放しでチルなし組織の鋳物を得る。
【解決手段】球状黒鉛鋳鉄鋳物を鋳放しで、鋳造する際、質量%Mg:0.013〜0.030%、Cu:1.8〜3.3%、Sn:0.01〜0.05%を含有する溶湯を用い、
2.5μm以上の粒径の黒鉛粒数を肉厚3.0mm以下の部分で1300個/mm以上とする。 (もっと読む)


【課題】低コストで球状黒鉛鋳鉄管の継手部の靱性を確保しながら強度の向上を図る。
【解決手段】球状黒鉛鋳鉄管を鋳造する際に、予め、遠心鋳造装置の円筒状金型4の内面のうちで管の受口側の継手部を形成する部分に、Fe−Si系接種剤6を散布しておき、管の継手部のSi含有量を、3.00重量%以下で直管状の中間部(直部)のSi含有量よりも多くする。これにより、継手部の基地組織のフェライトに対するSiの固溶強化作用で継手部の強度を高めることができ、かつ、継手部の基地組織中に微細な球状黒鉛を多数晶出させて継手部の靱性を確保することができる。しかも、管全体を対象としてSnやCuを多く添加する場合に比べて成分コストを大幅に低減できる。 (もっと読む)


【課題】 風力タービン部品用のオーステンパ球状黒鉛鋳鉄及び部品の製造方法を提供する。
【解決手段】 風力タービン用の部品は、約3.0〜約3.8重量%の炭素、約1.9〜約2.8重量%のケイ素、約0.3重量%以下のマンガン、約0.8重量%以下の銅、約2.0重量%以下のニッケル、約0.3重量%以下のモリブデン、約0.03〜約0.06重量%のマグネシウム、約0.05重量%未満のクロム、約0.02重量%未満のバナジウム及び約0.01重量%未満の硫黄を含有するオーステンパ球状黒鉛鋳鉄品である。部品は、好ましくは、3トン超の質量を有する駆動シャフト又はギアボックス部品である。 (もっと読む)


【課題】多大の熱エネルギー及び長時間を要する熱処理を行うことなく、加工性に優れた強靭な鋳鉄、鋳鉄鋳片、およびそれらを効率良く製造し得る製造方法を提供すること。
【解決手段】白鋳鉄となる成分からなる鋳鉄において、伸延黒鉛が分散している鋳鉄であり、また白鋳鉄となる成分が、質量%で、(%C)≦4.3−(%Si)÷3、C≧1.7%を満足する組成であり、さらに、伸延している黒鉛の幅が0.4mm以下、長さが50mm以下である鋳鉄。 (もっと読む)


【課題】耐熱性、耐酸化性及び鋳造性に優れ、ターボチャージャーハウジング、エキゾーストマニホルド、排気系部品等の自動車エンジン用部品に好適に使用される高珪素の球状黒鉛鋳鉄及びその製造方法を提供する。
【解決手段】本発明に係る球状黒鉛鋳鉄は、酸素(O)及び硫黄(S)がそれぞれ質量比で、O:25ppm以下、S:0.015%以下含まれ、C:2.5〜3.8%、Si:4.1〜8.0%、Mn:0.2〜0.7%、Mg:0.008〜0.029%、P:0.02〜0.15%、残部鉄(Fe)及び不可避不純物からなる。 (もっと読む)


【課題】従来の鋳鉄材料に比べ、より優れた切削加工性能を備え、特にシリンダライナの用途に好適な鋳鉄材料の提供を目的とする。
【解決手段】上記目的を達成するため、炭素が2.9質量%〜3.6質量%、ケイ素が2.0質量%〜2.5質量%、マンガンが0.5質量%〜1.0質量%、リンが0.03質量%〜0.3質量%、硫黄が0.01質量%〜0.13質量%、銅が0.03質量%〜0.6質量%、クロムが0.03質量%〜0.3質量%、スズが0.001質量%〜0.3質量%及び/又はアンチモンが0.001質量%〜0.2質量%であり、残部が鉄及び不可避的不純物からなることを特徴とし、図に示すような鋳鉄組織を備えるA型黒鉛を含む鋳鉄を採用する。そして、このA型黒鉛を含む鋳鉄を用いた高品質のシリンダライナを提供する。 (もっと読む)


【課題】 酸化鉄の量をできるだけ増やすことなく、脱マンガンを促進し、不純物除去効率の向上を図る。
【解決手段】 複数種の鉄原材料を混合した原材料群を、マンガンに対するシリコンの質量含有比Eaが、Ea≦1.5になる質量Maの第一原材料群G1と、マンガンに対するシリコンの質量含有比Ebが、Eb>Eaになるとともに、質量Mbが、Mb≦1.5Maの第二原材料群G2とに分け、先に、第一原材料群G1を溶融し、この溶融した鋳鉄溶湯に、酸化鉄を添加して溶湯面にスラグを浮上させ、次に、第二原材料群G2を第一原材料群G1の溶湯中に投入し、この第二原材料群G2を第一原材料群G1とともに溶融し、該溶融した鋳鉄溶湯の溶湯面に再度スラグを浮上させる。 (もっと読む)


【課題】焼入れ前(鋳放し状態)の良好な被削性と、焼入れ処理時の良好な焼入れ性とを併せ持った球状黒鉛鋳鉄を提供する。
【解決手段】FCD450相当の球状黒鉛鋳鉄の溶湯に銅(Cu)及びニッケル(Ni)を添加することにより得られる球状黒鉛鋳鉄である。この球状黒鉛鋳鉄は少なくとも、Cuの含有量が0.2〜0.4質量%であり、Niの含有量が0.4〜0.8質量%であり、FCD600相当の機械的性質を有する。更に、この球状黒鉛鋳鉄は基地組織の大部分がパーライト及びフェライトで構成され、球状黒鉛を除いた基地組織の面積割合においてパーライトが50〜90%を占めている。 (もっと読む)


【課題】従来の鋳造設備を利用しながら、強度が高く、制振性、溶接性、焼き入れ性、加工性に優れたプレス金型用鋳鉄を提供する。
【解決手段】金属組織中の黒鉛球状化率が30〜70%であって、酸素含有量5〜20ppm(質量比)、パーライト率60〜100%、S含有量0.03%(質量比)以下のプレス金型用鋳鉄であり、質量比で、C含有量3〜4%、Si含有量1.5〜2.5%、Mn含有量0.5〜1.0%、Cr含有量0.2〜1.0%、Cu含有量0.2〜1.0%である。このプレス金型用鋳鉄の製造工程は、溶解炉10における作業工程と、取鍋20における作業工程と、鋳型30における作業工程とに分けられ、これらの作業工程は一部並行しながら進められる。 (もっと読む)


【課題】
薄肉のダクタイル鋳鉄製品であってもチル化せず、柔らかく、延性の大きいフェライト地の鋳物を低コストで製造する方法を提供する。
【解決手段】
従来は球状黒鉛の生成を阻害する物質であると考えられていたサルファの含有量をある程度増やすと共に、冷却速度を低く抑えることにより、薄肉のダクタイル鋳鉄製品であってもチル化させることなく、柔らかく、延性の大きいフェライト地の鋳物を製造することができることを見出し、本発明に至った。即ち、ダクタイル鋳鉄製品の製造方法において、鋳鉄製品の成分としてサルファを0.009から0.015重量%を含み、マグネシュウムを0.035から0.050重量%を含み、鋳型に乾燥砂を用いる構成とした。 (もっと読む)


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