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Fターム[4K014BD08]の内容

Fターム[4K014BD08]に分類される特許

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【課題】Cr鋼において蛍石を使用せずに脱燐を行う際に、鋼中Crの酸化に起因したCr生成によるスラグの高融点化を防止し、流動性を確保した上で脱燐反応を促進させる。
【解決手段】溶鋼の電気炉精錬方法における溶解期において、スクラップ中Cと加炭材中Cとを合わせてC質量で8.0〜14.0kg/t、スクラップ中Siと合金鉄中Siとを合わせてSi質量で6.0〜10kg/t、およびCaO源を脱珪後塩基度が1.5〜3.0であって、かつ、該CaO源に含まれるCaO量が20kg/t以上であるように添加し、脱燐期にNaOを6.0〜12.0kg/t、酸素源を気体酸素換算で3.0〜4.5Nm/t添加することによって、Crを1.0〜2.0%含有する溶鋼を精錬する。 (もっと読む)


【課題】低コストで球状黒鉛鋳鉄管の継手部の靱性を確保しながら強度の向上を図る。
【解決手段】球状黒鉛鋳鉄管を鋳造する際に、予め、遠心鋳造装置の円筒状金型4の内面のうちで管の受口側の継手部を形成する部分に、Fe−Si系接種剤6を散布しておき、管の継手部のSi含有量を、3.00重量%以下で直管状の中間部(直部)のSi含有量よりも多くする。これにより、継手部の基地組織のフェライトに対するSiの固溶強化作用で継手部の強度を高めることができ、かつ、継手部の基地組織中に微細な球状黒鉛を多数晶出させて継手部の靱性を確保することができる。しかも、管全体を対象としてSnやCuを多く添加する場合に比べて成分コストを大幅に低減できる。 (もっと読む)


【課題】 ワイヤフィーダ法において、ワイヤ添加時の溶融鋳鉄の飛散防止ための蓋への過大な荷重と防御壁が、小型化とワイヤフィーダ法の事前評価にとって課題であった。
【解決手段】 溶融鋳鉄の衝突を処理容器と蓋で連動して受け、蓋への荷重を小さくし、装置の小型化によって、移動・搬送可能なマグネシウム添加装置とワイヤフィーダ法の事前評価を可能にした。 (もっと読む)


概ね筒状の耐熱取鍋内張を収容した取鍋殻を含み、水平姿勢と垂直姿勢との間で回転可能な処理取鍋であって、前記取鍋内張は、連続した側壁を間に有する第1端および第2端を有し、前記第1端、第2端および連続した側壁の間に内部空間が規定され、前記取鍋内張は、さらに、処理剤を保持するためのポケットであって、第1端に隣接して位置して内部空間と流体連通し、取鍋が水平姿勢にあるときに内部空間の底よりも頂に近く位置し、取鍋が垂直姿勢にあるときに内部空間の頂よりも底に近く位置するポケット、ならびに、溶融金属を受けるためおよび注ぐための注入排出部であって、取鍋が水平姿勢にあるときおよび垂直姿勢にあるときに、内部空間の底よりも頂に近く位置する注入排出部を含み、水平姿勢において、内部空間の頂と底との間の中間平面の下、かつ、第1端と第1端および第2端の中間の垂直平面との間に規定される内部空間の下部容積が、前記中間平面よりも上、かつ、第1端と前記垂直平面との間に規定される内部空間の上部容積よりも大きい取鍋。処理取鍋は、特に延性鉄の調製において、溶融金属を気化可能な添加剤で処理するために設計されている。本発明は、取鍋を使用して溶融金属を処理する方法にも関する。
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本願の対象は、ねずみ鋳鉄合金の機械的特性および物性、すなわち、優れた被削性、制振、熱伝導率、低い鋳引け傾向および良好な微細構造安定性を、CGI引張強さの幅広い界面範囲と一緒に、同時に示す新しい合金を規定する。 (もっと読む)


本発明は、溶銑を利用した非晶質合金の製造方法に関する。本発明は、溶銑を提供する段階、前記溶銑に合金材を投入する段階、及び前記溶銑を凝固させる段階を含む、非晶質合金の製造方法を提供する。

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【課題】鋳放しのままで、引張強さ:750MPa以上の高強度と、伸び:1.5%以上の高延性とを有し、さらに耐摩耗性に優れ、かつ肉厚:100mm以上の厚肉高強度球状黒鉛鋳鉄品を提供する。
【解決手段】質量%で、C:3〜4%、Si:1.8〜3.0%、Mn:0.5〜2%、S:0.003〜0.03%、Nb:0.1〜1.5%、Cu:1.2〜3.0%、Ni:0.6〜1.5%、V:0.1〜1.5%、Sb:0.0001〜0.01%、Mg:0.02〜0.06%を含み、残部Feおよび不可避的不純物からなる組成とすることにより、厚肉鋳鉄品としても、黒鉛形状が安定して球状を呈し、鋳放しままで750MPa以上の高強度と、伸び:1.5%以上の高延性とを有し、さらに耐摩耗性に優れた厚肉高強度球状黒鉛鋳鉄品となる。なお、不純物として、P:0.04%未満、Cr:0.1%未満に調整することが好ましい。 (もっと読む)


【課題】鋳放しのままで、引張強さ:750MPa以上の高強度と、伸び:1.5%以上の高延性とを有し、さらに耐摩耗性に優れる肉厚:100mm以上の厚肉高強度球状黒鉛鋳鉄品を提供する。
【解決手段】質量%で、C:3〜4%、Si:1.8〜3.0%、Mn:0.5〜2%、S:0.003〜0.03%、Nb:0.1〜1.5%、Cu:1.2〜3.0%、Ni:0.6〜1.5%、V:0.1〜1.5%、Mg:0.02〜0.06%を含み、残部Feおよび不可避的不純物からなる組成とする。これにより、鋳放しままで750MPa以上の高強度と、伸び:1.5%以上の高延性とを有し、さらに耐摩耗性に優れた厚肉高強度球状黒鉛鋳鉄品となる。なお、不純物として、P:0.04%未満、Cr:0.1%未満に調整することが好ましい。 (もっと読む)


【課題】大掛かりな装置を必要とせず、鋳鉄溶湯の脱酸及び組成管理を簡易に行うことができて、黒鉛を効率良く球状化させることができる球状黒鉛鋳鉄の製造方法を提供する。
【解決手段】鋳鉄溶湯をカルシウムに接触させることにより、該溶湯中の酸素とカルシウムとの反応によって酸化物を生成させて該溶湯を脱酸する脱酸工程と、脱酸された鋳鉄溶湯を黒鉛球状化剤に接触させる黒鉛球状化処理工程とを順に実施することで、球状黒鉛鋳鉄を製造する。 (もっと読む)


【課題】多大の熱エネルギー及び長時間を要する熱処理を行うことなく、加工性に優れた強靭な鋳鉄、鋳鉄鋳片、およびそれらを効率良く製造し得る製造方法を提供すること。
【解決手段】白鋳鉄となる成分からなる鋳鉄において、伸延黒鉛が分散している鋳鉄であり、また白鋳鉄となる成分が、質量%で、(%C)≦4.3−(%Si)÷3、C≧1.7%を満足する組成であり、さらに、伸延している黒鉛の幅が0.4mm以下、長さが50mm以下である鋳鉄。 (もっと読む)


【課題】耐熱性、耐酸化性及び鋳造性に優れ、ターボチャージャーハウジング、エキゾーストマニホルド、排気系部品等の自動車エンジン用部品に好適に使用される高珪素の球状黒鉛鋳鉄及びその製造方法を提供する。
【解決手段】本発明に係る球状黒鉛鋳鉄は、酸素(O)及び硫黄(S)がそれぞれ質量比で、O:25ppm以下、S:0.015%以下含まれ、C:2.5〜3.8%、Si:4.1〜8.0%、Mn:0.2〜0.7%、Mg:0.008〜0.029%、P:0.02〜0.15%、残部鉄(Fe)及び不可避不純物からなる。 (もっと読む)


【課題】安全かつ安定して球状黒鉛鋳鉄またはCV黒鉛鋳鉄を製造することができる黒鉛球状化剤及び黒鉛球状化方法を提供する。
【解決手段】マグネシウム基合金の、粒径が1mm〜10mmである細粒と、鋼または鋳鉄の、粒径が1mm〜10mmである細粒とを、混合し、圧縮成形した黒鉛球状化剤である。 (もっと読む)


【課題】熱処理を行なわない鋳放し状態において、高強度、高い伸びを有し、機械的性質がロバストな球状黒鉛鋳鉄、及びその製造方法を提供する。
【解決手段】化学成分が質量%で、C:3.4〜4.0%、Si:2.4〜2.8%、Mn:0.2〜0.5%、Cu:0.4〜0.65%、Ni:1.0〜2.5%、Mg:0.02〜0.05%、S:0.005〜0.02%、残部Fe及び不可避の不純物からなる球状黒鉛鋳鉄、及びその製造方法である。 (もっと読む)


【課題】焼入れ前(鋳放し状態)の良好な被削性と、焼入れ処理時の良好な焼入れ性とを併せ持った球状黒鉛鋳鉄を提供する。
【解決手段】FCD450相当の球状黒鉛鋳鉄の溶湯に銅(Cu)及びニッケル(Ni)を添加することにより得られる球状黒鉛鋳鉄である。この球状黒鉛鋳鉄は少なくとも、Cuの含有量が0.2〜0.4質量%であり、Niの含有量が0.4〜0.8質量%であり、FCD600相当の機械的性質を有する。更に、この球状黒鉛鋳鉄は基地組織の大部分がパーライト及びフェライトで構成され、球状黒鉛を除いた基地組織の面積割合においてパーライトが50〜90%を占めている。 (もっと読む)


【課題】チャンキー黒鉛の発生を抑制して黒鉛の球状化を良好に行うことが可能な黒鉛球状化剤を提供する。
【解決手段】本発明の黒鉛球状化剤は、珪素、マグネシウム、カルシウム、及び希土類元素を含有する黒鉛球状化剤であって、黒鉛球状化剤全体に対して、希土類元素を0.6〜3.0質量%、及びカルシウムを1.3〜4.0質量%含み、且つ希土類元素中に占めるランタンの割合が50質量%以上である。 (もっと読む)


【課題】従来の鋳造設備を利用しながら、強度が高く、制振性、溶接性、焼き入れ性、加工性に優れたプレス金型用鋳鉄を提供する。
【解決手段】金属組織中の黒鉛球状化率が30〜70%であって、酸素含有量5〜20ppm(質量比)、パーライト率60〜100%、S含有量0.03%(質量比)以下のプレス金型用鋳鉄であり、質量比で、C含有量3〜4%、Si含有量1.5〜2.5%、Mn含有量0.5〜1.0%、Cr含有量0.2〜1.0%、Cu含有量0.2〜1.0%である。このプレス金型用鋳鉄の製造工程は、溶解炉10における作業工程と、取鍋20における作業工程と、鋳型30における作業工程とに分けられ、これらの作業工程は一部並行しながら進められる。 (もっと読む)


【課題】 鉄被覆Mgワイヤーをワイヤーフィーダー法によって溶融鋳鉄に添加し、黒鉛を球状化処理してダクタイル鋳物用溶融鋳鉄を溶製するに当たり、Mgを高い歩留まりで溶融鋳鉄中に添加する。
【解決手段】 鋼板または鋼管からなる被覆材で被覆された鉄被覆Mgワイヤー14を上方から溶融鋳鉄17に供給して溶融鋳鉄中の黒鉛を球状化処理するに際し、前記被覆材の溶融鋳鉄中における溶解位置が溶融鋳鉄の浴深さ(L)の1/2以上の深さの位置になるように、溶融鋳鉄の浴深さ及び被覆材の厚みに応じて鉄被覆Mgワイヤーの溶融鋳鉄中への供給速度を調整する。 (もっと読む)


本発明は、シリンダブロックおよび/またはシリンダヘッド鋳物を製造するための、鉄、炭素、ケイ素、マンガン、リン、硫黄、すず、銅、クロム、モリブデン、および窒素を含むねずみ鋳鉄合金に関する。該合金の窒素含有率は、0.0095〜0.0160%の範囲にある。 (もっと読む)


【課題】
薄肉のダクタイル鋳鉄製品であってもチル化せず、柔らかく、延性の大きいフェライト地の鋳物を低コストで製造する方法を提供する。
【解決手段】
従来は球状黒鉛の生成を阻害する物質であると考えられていたサルファの含有量をある程度増やすと共に、冷却速度を低く抑えることにより、薄肉のダクタイル鋳鉄製品であってもチル化させることなく、柔らかく、延性の大きいフェライト地の鋳物を製造することができることを見出し、本発明に至った。即ち、ダクタイル鋳鉄製品の製造方法において、鋳鉄製品の成分としてサルファを0.009から0.015重量%を含み、マグネシュウムを0.035から0.050重量%を含み、鋳型に乾燥砂を用いる構成とした。 (もっと読む)


【要約書】
【課題】 鋳鉄溶湯中の効率的な溶存酸素の低下を可能とするものであり、その結果、鋳造時に硬くて脆いセメンタイト(Fe3C)の晶出を抑制し、厚さ3mm以下、さらには2mm以下の、高強度で延性に富んだ薄肉球状黒鉛鋳鉄の製造を可能とする。
【解決手段】 真空タンク内で鋳鉄溶湯を減圧処理して脱酸すると共に脱酸剤を添加し、鋳鉄溶湯中の酸素を3massppm未満にした後、黒鉛球状化剤を添加することを特徴とする球状黒鉛鋳鉄の製造方法。 (もっと読む)


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