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Fターム[4K021AA01]の内容

Fターム[4K021AA01]に分類される特許

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【課題】電気化学セルを安定した状態で導電性接続部材に接合した接合構造を有する電気化学リアクターを提供すること。
【解決手段】本発明によって提供される電気化学リアクター(20)は、固体電解質を備える電気化学セル(10)と導電性接続部材(24)との接合が、該セルと該接続部材との直接的な接触を回避して該セルと該接続部材との間に配置された導電性接合材(30)を介して行われており、その接合材は、ガラスマトリックスと導電性粒子とを有し、ここで該ガラスマトリックスは酸化物換算の質量比で以下の組成:
SiO 60〜75質量%;
Al 5〜15質量%;
NaO及び/又はKO 15〜25質量%;
CaO及び/又はMgO 1〜5質量%;
から実質的に構成されている。 (もっと読む)


【課題】電解液から気泡を除去しやすいアルカリ水電解装置およびアルカリ水電解方法を提供すること。
【解決手段】アルカリ水電解装置は、陽極25が配置された陽極室20と、陰極35が配置された陰極室30と、陽極室20と陰極室30とを区画する隔膜40とを有し、電解液80を電気分解して水素78を製造する電解槽10を備えたアルカリ水電解装置であって、電解槽10は、陽極室20の底部導入部26から導入された電解液80が頂部排出部28に向かって陽極室20内を上方に流れるとともに、陰極室30の底部導入部36から導入された電解液80が頂部排出部38に向かって陰極室30内を上方に流れる構造であり、電解液80は、27℃で測定したpHが14以上、27℃で測定した電気伝導率が0.25S/cm以上、かつ密度が1.25kg/m以上である。 (もっと読む)


【課題】安全性をより向上させた水電解装置を提供する。
【解決手段】水電解装置は、水電解スタック4と第1水供給排出部50と第2水供給排出部60と容器9とを具備する。水電解スタック4は、水の電気分解を行い酸素と水素とを生成する。第1水供給排出部50は、水電解スタック4の陽極に水の供給及び酸素と余剰水の排出を行う。第2水供給排出部60は、水電解スタック4の陰極に水の供給及び水素と余剰水の排出を行う。容器9は、水電解スタック4を水没させて格納する。第2水供給排出部60と容器9とは均圧化されている。水電解スタック4が停止するとき、第1水供給排出部50は、水電解スタック4に対して水の供給及び排出を行う配管を遮断する。遮断された箇所より容器9側を容器9と均圧化する。 (もっと読む)


【課題】簡単且つ経済的な構成で、導電経路となる部分に酸化被膜が形成されることを阻止し、接触抵抗の増大を確実に抑制することができ、良好な電解性能を保持することを可能にする。
【解決手段】高圧水素製造装置10を構成する単位セル12は、電解質膜・電極構造体32と、この電解質膜・電極構造体32を挟持するアノード側セパレータ34及びカソード側セパレータ36とを備える。電解質膜・電極構造体32は、固体高分子電解質膜38と、前記固体高分子電解質膜38の両面に設けられるアノード側給電体40及びカソード側給電体42とを備える。プレート部材44とカソード側セパレータ36との間に皿ばね46が配設されるとともに、前記皿ばね46には、導電経路を形成する部分に導電性コーティング層48a、48bが設けられている。 (もっと読む)


【課題】電解液を電気分解し発生させた気泡を効率よく回収することができる電解槽を提供する。
【解決手段】電解槽は、少なくとも1つの電解用電極7と側壁部17とを有する電解槽であって、前記電解用電極7は、前記電解槽の第1内側面を構成し、前記側壁部7は、第1内側面に対向する、前記電解槽の第2内側面を構成し、前記側壁部7は、前記電解槽の上部において第1内側面と第2内側面との間隔が底側より広くなるような第1段差部45を有し、第1段差部45は、前記電解槽に電解液を収容して電気分解し第1内側面から気泡を発生させたとき、気泡の浮力により液面41と第1段差部45との間の電解液中で気泡が対流するように設けられたことを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】気液分離装置内を脱圧して排水するとともに、水電解装置と前記気液分離装置との間に配置される背圧弁の耐久性を向上させることを可能にする。
【解決手段】水電解システム10の運転方法は、気液分離装置52内の水量が上限規定量以上であると判断された際、第1開閉弁74a及び第2開閉弁74bを開弁する工程と、前記気液分離装置52内の圧力が下限規定圧力以下であると判断された際、前記第2開閉弁74bを閉弁し且つ第3開閉弁74cを開弁する工程と、前記気液分離装置52内の水量が下限規定量以下であると判断された際、前記第1開閉弁74a及び前記第3開閉弁74cを閉弁する工程とを有している。 (もっと読む)


【課題】気体の混合を防止しつつ電解反応を安定に進行させることが可能な気体発生装置を提供する。
【解決手段】液体隔壁13bには複数の円形の貫通孔Hが形成される。各貫通孔Hは、陽極室14a側の端部から陰極室14b側の端部まで斜め上方に延びる上面L1を有する。貫通孔Hの陽極側端の上下方向の径D1は、電解液が通過可能でかつフッ素ガスおよび水素ガスの泡が通過しないような大きさに設定される。貫通孔Hの陰極側端の上下方向の径D2は、径D1よりも大きい。 (もっと読む)


【課題】大形化と重量化を抑制しつつ電解面積を増やすことが可能な電解槽を提供する。
【解決手段】電解槽2は、外槽11と、板状をなす複数の外側電極16と、内槽22と、板状をなす複数の内側電極25と、仕切り40と、第1ポート48と、第2ポート49を具備する。各外側電極16を、外槽11が有した周壁13の内周面に周方向に並べて固定する。外側電極16に対向する処理膜23を内槽22に保持する。各内側電極25を内槽22の内部に配設する。内槽22を外槽11に収容して、周壁13の内周面に沿ってUターンするように曲げられた一方通行の流路Gを形成する。仕切り40によって流路Gの一端部G1と他端部G2を仕切る。流路Gの一端部G1に連通する第1ポート48を外槽11に設ける。流路Gの他端部G2に連通する第2ポート49を、仕切り40を境に第1ポート48と反対側で外槽11に設ける。 (もっと読む)


【課題】高温水蒸気電解(SOEC)技術を用いて、例えば炭化水素系ガスなどの改質すべき燃料ガスを、例えば水素ガスなどの燃料ガスに、高い効率で改質する。
【解決手段】実施形態の燃料ガス改質用電解セルは、酸素イオン導電性を有する固体電解質層と、前記固体電解質層の相対向する主面のそれぞれに形成されてなる第1の電子−イオン混合導電性の材料からなるカソード及び第2の電子−イオン混合導電性の材料からなるアノードとを具える。また、前記固体電解質層、前記カソード及び前記アノードは同一室に配置され、改質すべき燃料ガスを前記カソード及び前記アノードに接触するように構成する。 (もっと読む)


【課題】電解反応時に発生する気泡による電解電圧の増大、電解効率の低下を抑制する電解装置を提供する。
【解決手段】電解槽1内に設けられた電気絶縁性の隔膜4と、前記隔膜4から所定の間隙を介して配置された陰極2及び陽極3と、電解槽側部1cと前記陰極2及び陽極3との間にそれぞれ形成された陰極室7及び陽極室8と、電解槽底部1aに設けられ前記間隙に電解液6を供給する電解液入口9aと、電解槽上部1bに設けられ前記間隙から電解液6を排出する電解液上部出口10aと、前記電解槽底部1aに設けられ前記陰極室7及び陽極室8にそれぞれ電解液6を供給する電解液入口9bと、前記電解槽上部1bに設けられ前記陰極室7及び陽極室8からそれぞれ電解液を排出する電解液上部出口10bと、を有する電解装置であって、前記間隙に接する電解槽側部1cと前記陰極室7及び陽極室8に接する電解槽側部1cにそれぞれ少なくとも一つの電解液側部出口11a、11bを設けたことを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】吸着剤を無駄なく効率的に使用可能なフッ素ガス生成装置を提供する。
【解決手段】主生ガスを流通させる筒状部材31aと、筒状部材31aに前記主生ガスを導入するガス導入口51aと、筒状部材31aから主生ガスを導出するガス導出口52aと、筒状部材31aを流通する主生ガスの流路を確保する空間を形成するように配置された吸着剤保持具201と、ガス導入口51aから流入した主生ガスを攪拌するための攪拌羽根202と、主生ガスを筒状部材31a内の空間に循環又は拡散させるためのガス流案内筒203と、を有することを特徴とするフッ素ガス生成装置100。 (もっと読む)


【課題】高い酸素発生電位と酸化能力を有し、かつ、耐久性に優れた電解用電極及びその製造方法を提供すること。
【解決手段】金属基体の表面に耐食中間層と、耐食中間層の表面に触媒層とを有する電解用電極において、触媒層が、酸化スズ及び酸化アンチモンを含有する層と、酸化スズ及び酸化アンチモンが含有する層の表面に二酸化鉛層とからなることを特徴とする電解用電極及びその製造方法。本発明の電解用電極は、高い酸素発生電位と酸化能力を有し、かつ、耐久性に優れるため、各種用途に利用できる。 (もっと読む)


【課題】電極面積を低減し、海水電解装置のコンパクト化を図る。
【解決手段】電極として陽極及び陰極が収納された電解槽本体20内に流通される海水Wを、陽極及び陰極間に通電される電流によって電気分解する海水電解装置2を備え、陽極は、酸化イリジウムを含むコーティング材をチタンに被覆してなり、海水電解装置2の前段に、海水中に含まれる塩化物イオンの濃度を高める濃縮手段とを備える海水電解システム100。 (もっと読む)


【課題】簡単且つ経済的に構成するとともに、水を効率的に使用することを可能にする。
【解決手段】高圧水電解装置10は、カチオン交換膜12a及びアニオン交換膜12bと、前記カチオン交換膜12aを挟持する第1給電体22a及び第2給電体22bと、前記アニオン交換膜12bを挟持する第3給電体22c及び第4給電体22dと、互いに対向する前記第2給電体22b及び前記第3給電体22c間に介装される皿ばね26と、前記皿ばね26が介装された前記第2給電体22b及び前記第3給電体22cが収容される高圧水素室30を形成する高圧側セパレータ28と、前記第1給電体22a及び前記第4給電体22dを、それぞれ収容する低圧側セパレータ24とを備える。 (もっと読む)


【課題】ガス状の媒体を圧縮する方法ならびに装置を改良して、上述の欠点を解消する。
【解決手段】圧縮されるべき媒体を、圧縮V1,V2のまえに、少なくとも圧縮過程中に水の凝縮分離が防止されるまで加熱E1,E2し、圧縮された媒体5,8を水分離D2,D3にかける。 (もっと読む)


【課題】気液分離装置から排出される水を、直接、電解処理に使用することにより、水電解システムにおける水供給量に対する水素製造量を良好に増加させることを可能にする。
【解決手段】水電解システム10は、水を電気分解することによって酸素及び高圧水素を製造する差圧式の第1水電解装置12と、前記第1水電解装置12から高圧水素配管20に導出される前記高圧水素に含まれる水分を除去する気液分離装置22と、前記気液分離装置22から水が分離された前記高圧水素を導出する高圧水素導出ライン24と、前記気液分離装置22から水を排出する排水ライン26と、前記排水ライン26に配設され、水を電気分解することによって酸素及び高圧水素を製造する差圧式の第2水電解装置28とを備える。 (もっと読む)


【課題】原子炉の事故により高濃度の放射性物質は空気中、水、海水に飛散、浮遊した放射性物質を吸引する有効な手段がなく、又作業員は高濃度の放射線に被曝し、健康障害を生じ、復旧作業が困難で、作業ができない。
【解決手段】電気化学ポテンシャル列の金属で、異なった起電力レベルを持った金属を、2種類以上を組み込み、電極電位差をつけて布、樹脂又は炭クロスに固着、離間した電極の間は布、樹脂又は炭クロスを組み込んだ制御電極体は、プラス電極とマイナス電極を形成、マイナス電極からプラス電極に向けて電子が流れ、電位差より電気化学反応により直流の静電気を発生。制御電極体は空気中、又水、海水に浸漬することにより、電場形成、静電気発生により24時間発電し、放射性物質はマイナス極(陰極)へ移動、吸引し汚染物質を除去することを特徴とし、物質の流れを制御する電極体。 (もっと読む)


【課題】システム停止時に、気液分離装置から廃棄される水素量を可及的に抑制することができ、システム効率を良好に向上させることを可能にする。
【解決手段】水電解システム10を構成する制御装置82は、水位検出センサ64により気液分離装置52内の水位が排水を必要とする上限高さであると検出された時点から、高圧水素貯蔵タンク53が満タンになるまでの残余充填量を算出する残余充填量算出部84と、前記気液分離装置52内の水位が排水を停止させる下限高さから前記上限高さに至る排水周期の間に、水電解装置12により製造される水素量を算出する製造水素量算出部86と、前記残余充填量算出部84により算出された前記残余充填量が、前記製造水素量算出部86により算出された前記水素量よりも少ない場合に、前記水電解装置12による水電解処理を終了させる水電解終了判断部88とを備える。 (もっと読む)


【課題】本発明は、混合ガス生成装置に関し、電解液へのCOの吸収効率の悪化を抑制可能な混合ガス生成装置を提供することを目的とする。
【解決手段】混合ガス生成装置10は、CO回収器14、電解液タンク16,18、電解器20、水タンク22、NOx除去装置24等を備えている。NOx除去装置24は、CO回収器14よりも上流側に設けられ、NOx(NO、NO、NO)を分離除去する装置である。NOx除去装置24を設けることで、CO回収器14への導入前に、大気中のNOxをNOx除去装置24に吸着させることができる。従って、CO回収器14内の電解液にNOxが吸収されるのを抑制でき、COの吸収効率やCOの還元効率の低下を抑制できる。 (もっと読む)


【課題】気液分離装置の排水ラインに配設される背圧弁の故障を、簡単且つ経済的な構成及び工程で、確実に検出することを可能にする。
【解決手段】水電解システム10は、水を電気分解して酸素と前記酸素よりも高圧な高圧水素とを発生させる水電解装置12と、前記水電解装置12から前記高圧水素を排出する高圧水素配管20に配設され、前記高圧水素に含まれる水分を分離する気液分離装置22と、前記気液分離装置22から水を排出する排水ライン26とを備える。排水ライン26には、背圧弁94、減圧弁96、圧力検出センサ100及び電磁弁98が配置されるとともに、前記水電解システム10は、電解停止後に前記電磁弁98を開弁させて脱圧を行う際、前記排水ライン26の圧力を検出して前記背圧弁94の故障を検知する故障検知装置102を備える。 (もっと読む)


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