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Fターム[4K026EA17]の内容

金属の化成処理 (15,926) | 前処理 (564) | 熱処理(加熱) (31)

Fターム[4K026EA17]に分類される特許

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【課題】アルコキシシラン含有トリアジンチオールを用いて、樹脂とアルミニウム合金との間に優れた接合力を有するアルミ合金物品およびその製造方法を提供する。
【解決手段】アルミニウムまたはアルミニウム合金より成る基体と、該基体の表面の少なくとも一部分に、脱水シラノール含有トリアジンチオール誘導体被覆を介して接合する樹脂とを含むアルミニウム合金物品であって、前記基体と前記脱水シラノール含有トリアジンチオール誘導体被覆との間に、アンモニウム塩、カルボン酸塩、リン酸塩、炭酸塩、ケイ酸塩およびフッ化物よりなる群から選ばれる少なくとも1つを含む金属化合物皮膜を含むアルミニウム合金物品である。 (もっと読む)


【課題】自動車や家電製品の内・外パネルなどに適用可能で、塩分の高い高湿潤環境下に長期間曝された場合でも優れた耐食性を有する安価な鋼板およびその製造方法を提供する。
【解決手段】鋼板面に、6価のタングステン(W)を含むFe酸化層を有し、前記Fe酸化層の鋼板面との界面から2nmまでの領域IのCW/(CW+CFe)をA、前記Fe酸化層の表面から2nmまでの領域SのCW/(CW+CFe)をBとしたとき、A<Bを満足することを特徴とする優れた耐食性を有する鋼板;ここで、CW、CFeは、それぞれFe酸化層の領域Iあるいは領域SにおけるW、Feの原子濃度を表す。 (もっと読む)


【課題】耐食性および密着性の諸性能を有し、低面圧での導通性に優れた亜鉛系めっき鋼板を提供する。
【解決手段】所定の樹脂エマルション(A)と、テトラアルコキシシラン(B)と、活性水素含有アミノ基、エポキシ基、メルカプト基およびメタクリロキシ基から選ばれた少なくとも1種の反応性官能基を有する少なくとも1種のシランカップリング剤と(C)と、キレート剤(D)と、バナジン酸化合物(E)と、チタン化合物(F)と、水とを含有し、pH3〜6であり、それぞれの質量より計算される固形分質量が特定の条件を満足するように調整された亜鉛系めっき鋼板用表面処理剤を用いて亜鉛系めっき鋼板表面上に塗布し、加熱乾燥することで、片面あたりの付着量が200〜1000mg/mの皮膜を形成することを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】めっき後合金化処理を施さない、表面の活性度が低い溶融亜鉛めっき鋼板に対して、アルカリ前処理を行わなくても摺動特性に優れたZn系酸化物層を形成できる溶融亜鉛めっき鋼板の製造方法を提供する。
【解決手段】鋼板に溶融亜鉛めっきを施し、調質圧延を施した後pH緩衝作用を有する酸性溶液に接触させ、接触終了後1〜60秒保持した後に水洗することによりめっき表面に酸化物層を形成する亜鉛系めっき鋼板の製造方法において、調質圧延は、Raが2μm以上のダルロールを用いて圧下率5%以下で圧延し、次にRaが0.1μm以下のブライトロールを用いて圧下率3%以下で圧延する、又は、Raが0.1μm以下のブライトロールを用いて圧下率3%以下で圧延し、次にRaが2μm以上のダルロールを用いて圧下率5%以下で圧延する。 (もっと読む)


【課題】チタン系焼結体の優れた性能を維持しつつ、耐酸化性を向上できる表面被覆サーメット部材を提供する。
【解決手段】本発明は、炭化チタン、窒化チタンおよび炭窒化チタンのうち、少なくとも1種以上のチタン化合物を硬質相の主成分とする焼結体によって構成されたサーメット基材11に、耐酸化膜12が形成された表面被覆サーメット部材を対象とする。耐酸化膜12は、サーメット基材11との界面12aと、最表面12bとで異なった組成を有する複合酸化物によって構成される。耐酸化膜12の最表面12bは、ニッケルと、チタンと、酸素とを含有する。 (もっと読む)


【課題】チタン系焼結体の優れた性能を維持しつつ管体等の引抜対象物に対するすべり性を向上させた引抜ダイスを製造できる製造方法を提供する。
【解決手段】本発明に係る引抜ダイスの製造方法は、炭化チタン、窒化チタンおよび炭窒化チタンのうち、少なくとも1種以上のチタン化合物を硬質相の主成分とする焼結体によって構成されたサーメット基材の表面に、前記サーメット基材表面のチタン化合物と反応して複合酸化物を生成する金属塩を含む処理液を塗布する工程と、前記塗布の後に耐酸化膜を形成する工程とを含むことを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】耐食性に優れるマグネシウム合金部材を提供する。
【解決手段】このマグネシウム合金部材はAlを7.5質量%超12質量%以下含有するマグネシウム合金からなる基材と、この基材の表面に化成処理により形成された防食層とを具える。基材中には、Al及びMgの少なくとも一方を含む金属間化合物からなり、平均粒径が0.05μm以上1μm以下の粒子が分散している。上記粒子の合計面積は、1面積%以上20面積%以下である。防食層は、基材側から順に下層、表面層を具え、表面層は、下層よりも緻密である。このマグネシウム合金部材は、基材のAl量が多いことで、基材自体の耐食性が高く、防食層の表面側に緻密な層を具えることで、腐食液が基材まで浸透し難く、耐食性に優れる。ポーラスな下層を具えることで、衝撃などで防食層が基材から剥離し難く、高い耐食性を維持し易い。 (もっと読む)


【課題】鋼製の転がり軸受の表面に鋼素材強化のための熱処理により酸化皮膜が形成された際、このような酸化皮膜によって要所の機械的強度が弱められることのないようにすることである。
【解決手段】鋼素材からなる深溝玉軸受の外輪1および内輪の両部品の表面に、鋼素材強化のための熱処理により形成された熱酸化皮膜3が所要寸法化のための表面研削後にも部分的に残存する高強度転がり軸受であり、この残存する熱酸化皮膜3の内側の鋼素材上に、強塩基水溶液との反応により四酸化三鉄からなる化成酸化皮膜4を設ける。化成酸化皮膜4を主とする酸化皮膜は、負荷を受けても亀裂の生じにくいものであるため、外輪もしくは内輪または両部品は、鋼素材強化のための熱処理を経ても酸化皮膜を有する部分に強度低下のないものになる。 (もっと読む)


【課題】板厚0.15〜0.23mmの薄手方向性電磁鋼板とした鉄損の小さい方向性電磁鋼板であって、占積率が高く、かつ大きな磁束密度を持つ薄手方向性電磁鋼板及び張力絶縁膜被覆薄手方向性電磁鋼板を提供する。
【解決手段】マグネシウム珪酸塩を含む被膜を有し、板厚が0.15mm〜0.23mmである薄手方向性電磁鋼板において、Mgが金属換算質量で1.5g/m2〜2.5g/m2含まれるようにし、さらにその鋼板の表面に張力絶縁膜による被覆を施す。 (もっと読む)


【課題】セパレータと電極間で発生する接触抵抗が低く、耐食性に優れており、かつ低コストの遷移金属窒化物、燃料電池用セパレータ、燃料電池スタック及び燃料電池車両を提供する。
【解決手段】オーステナイト系ステンレス鋼を含む基材を窒化することにより得られる遷移金属窒化物であって、基層の上に連続して形成された第1の層(第1の窒化層)と、この第1の層の上に連続して形成された第2の層(第2の窒化層)13Aとを備え、第2の層13Aは第2の層13Aの表面部から突出した析出物を有し、第2の層13Aの表面部から突出した析出物は、Fe主体の立方晶のMN型の結晶構造を有する窒化物13CとCr主体の六方晶のCrN13Bとが複数集まった集合体を含み、かつ表面にCr酸化膜13Dを有する。 (もっと読む)


【課題】車両の摺動部品として求められる強度を有するための金属表面の処理方法を提供する。
【解決手段】金属表面に仕上げ面を形成する。続いて、前記仕上げ面の少なくとも一部に凹部を形成する。続いて、リン酸マンガンを含む処理液を用いて、前記凹部を含む仕上げ面に、0μmを超えて4μm以下の平均粒径を有するリン酸マンガン粒子を含む皮膜層を形成した後、前記皮膜層が形成された前記金属表面同士の摩擦により、前記仕上げ面から前記皮膜層を除去する。最後に、前記金属表面同士の間に潤滑油を注入し、前記凹部内に残留したリン酸マンガン粒子に前記潤滑油を保持させることにより前記金属表面を潤滑する。 (もっと読む)


【課題】環境負荷が小さく、経済的に、アルミニウム材の酸化皮膜除去が可能となる表面処理方法を提供する。
【解決手段】アルミニウム材を50℃〜300℃とした後、キレート剤を0.01〜10mass%含有し、50℃〜90℃、pH5〜9となるキレート水溶液に、5〜60秒間接触させる表面処理をおこない、さらに、キレート材には、エチレンジアミン四酢酸のアルカリ金属、アルカリ土類金属塩から1種または2種以上を用いた。 (もっと読む)


【課題】磁気特性に優れ、欠陥のない良好なグラス皮膜を有する方向性電磁鋼板とその製造方法を提供する。
【解決手段】(a)脱炭焼鈍後の鋼板全体の酸素量が400〜1500ppm、(b)鋼板表面の酸化層中の二次元断面形状の線形度が8以上である珪素酸化物を含む析出物が3個/μm2以上存在する領域が、酸化層全体の30%以上、(c)酸化層内で酸化物がない状態が、板厚方向で厚さ0.2μm以上の領域に断続又は連続して存在しておらず、必要なら、(d)表面酸化層における珪素の表層濃化率が、0.3以上0.85以下である方向性電磁鋼板。脱炭焼鈍時の雰囲気の酸素ポテンシャルを、均熱途中で切り替えて製造する。 (もっと読む)


【課題】マフラー構成部材や溶接部を形成する温水機器部材として、優れた耐食性を呈する安価なフェライト系ステンレス鋼材を提供する。
【解決手段】質量%で、C:0.025%以下、Si:2%以下、Mn:1%以下、P:0.045%以下、S:0.01%以下、Cr:16〜25%、Al:0.04%未満、N:0.025%以下であり、かつNi:1%以下、Cu:1%以下、Mo:1%未満、Nb:0.5%以下、Ti:0.4%以下、V:0.5%以下の1種以上を含有し、残部Feおよび不可避的不純物からなり、表面にXPS(X線光電子分光分析)により測定される最表層の組成が、酸素を含む原子比率でSiとCrの合計:15〜40原子%、Fe:5原子%以下である酸化皮膜を有するフェライト系ステンレス鋼材。 (もっと読む)


【課題】脱炭焼鈍後の方向性電磁鋼板の表面にマグネシアを主体とする焼鈍分離剤をスラリーとして塗布する工程において、スラリーの性状を迅速に評価して、操業中にスラリーの継ぎ足しが必要となった場合でも、継ぎ足しの前後でスラリー性状に変化を生じさせることのないスラリーの調整方法を提供することを目的とする。
【解決手段】使用途中の粘度が0.020〜0.300 Pa・sのスラリーに対し、新規に調合した粘度が同じく0.020〜0.300Pa・sのスラリーを継ぎ足すに際し、継ぎ足すスラリーのゼータ電位を前記使用途中のスラリーのゼータ電位の±10mV以内に調整した後に継ぎ足す。 (もっと読む)


【課題】絶縁被膜処理液をクロムフリー化した場合に顕著に発生する被膜張力および耐吸湿性の低下を防止し、優れた絶縁被膜特性、すなわち被膜張力、耐吸湿性、防錆性および占積率に優れる方向性電磁鋼板を得ることができる方向性電磁鋼板用クロムフリー絶縁被膜処理液を提供する。
【解決手段】Mg、Ca、Ba、Sr、Zn、AlおよびMnのリン酸塩のうちから選ばれる1種または2種以上を含有し、この選択した該リン酸塩中のPO4を基準として、該PO4:1molに対し、コロイド状シリカをSiO2換算で0.5〜10molおよびチタンキレート化合物をTi換算で0.01〜4.0mol配合する。 (もっと読む)


【課題】絶縁被膜処理液をクロムフリー化した場合に問題となる被膜張力および耐吸湿性の低下を防止し、優れた絶縁被膜特性、すなわち被膜張力、耐吸湿性、防錆性および占積率に優れる方向性電磁鋼板を得ることができる方向性電磁鋼板用絶縁被膜処理液を提供する。
【解決手段】Mg、Ca、Ba、Sr、Zn、AlおよびMnのリン酸塩のうちから選ばれる1種または2種以上を含有し、この選択した該リン酸塩中のPO4を基準として、該PO4:1molに対し、コロイド状シリカをSiO2換算で0.5〜10mol、並びにMg、Sr、Zn、BaおよびCaの過マンガン酸塩のうちから選ばれる1種または2種以上を、該過マンガン酸塩中の金属元素換算で0.02〜2.5mol含有させる。 (もっと読む)


【課題】優れた耐食性及び製缶加工性を有する容器用鋼板を提供する。
【解決手段】鋼板表面に下地Ni層が形成され、下地Ni層上に施されたSnめっきの一部と下地Ni層の一部又は全部とが合金化された島状Snを含むSnめっき層が形成されためっき鋼板と、前記めっき鋼板上に形成され、1種又は2種以上のZr化合物から形成され金属Zr量で0.1〜9mg/mのZrを含有するZr皮膜、1種又は2種以上のリン酸化合物から形成されP量で0.1〜8mg/mのPを含有するリン酸皮膜、及び、C量で0.05〜8mg/mのフェノール樹脂を含有するフェノール樹脂皮膜の少なくともいずれか2つの皮膜を含む化成処理皮膜層とを有し、化成処理皮膜層中の任意の粒子の長径をa、短径をbとしたとき、(a+b)/2≦200(nm)であり、化成処理皮膜層中に金属Cr量に換算して0.01〜5mg/mのCr化合物を含む。 (もっと読む)


【課題】クロムを含有しない、被膜張力、耐吸湿性、防錆性および占積率が共に優れた方向性電磁鋼板用絶縁被膜処理液と、その処理液を用いた方向性電磁鋼板の製造方法を提案する。
【解決手段】Mg,Ca,Ba,Sr,Zn,AlおよびMnのリン酸塩から選ばれるいずれか1種または2種以上に対して、そのリン酸塩のリン酸(PO)1molに対し、コロイド状シリカをSiOにして0.5〜10mol、Ca,Mn,Fe,Mg,Zn,Co,Ni,CuおよびAlの次亜塩素酸塩、亜塩素酸塩、塩素酸塩、過塩素酸塩から選ばれるいずれか1種または2種以上を金属元素のモル数にして合計0.05〜3.0mol含有する絶縁被膜処理液を用いて方向性電磁鋼板の表面に絶縁被膜を形成する。 (もっと読む)


【課題】簡易な処理により複層皮膜を形成することで、良好な皮膜密着性を有するとともに、鋼板に大きな張力を発生させて鉄損が大幅に低減された電磁鋼板およびその製造方法を提供する。
【解決手段】電磁鋼板用の母鋼板に、Ni、Co、Cr、Cu、Mo、Nb、Mnの一種または二種以上について濃度差を有する、酸化物を主体とした物質を2層以上に塗布し、熱処理を行なうことで皮膜を形成するとともに、Ni、Co、Cr、Cu、Mo、Nb、Mnのいずれか一種または二種以上の元素について、(母鋼板と皮膜の界面における濃化部位での濃度)/(母鋼板での平均濃度)≧2.0かつ(母鋼板と皮膜の界面における濃化部位での濃度)/(皮膜の最内層での平均濃度)≧2.0となるように、母鋼板と皮膜の界面に濃化させる。 (もっと読む)


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