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Fターム[4K027AB03]の内容

溶融金属による被覆 (10,875) | メッキ浴・メッキ被膜 (3,289) | メッキ被膜の性質 (1,259) | 化成処理性 (18)

Fターム[4K027AB03]に分類される特許

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【課題】Zn-Al系合金溶融めっき鋼材の接合に用いられる締結用金属部材に、現実的なめっき厚さで必要な耐蝕性を付与する方法を提供する。
【解決手段】Zn-Al系合金溶融めっき鋼材の締結に用いられる金属部材であって、該金属部材の表面が純Znめっきからなる上層めっきと、Ni含有率が2.0〜5.0mass%のZn−Ni合金めっきからなる下層めっきの2層の亜鉛系めっきで被覆されており、該上層めっきのめっき厚が2μm以上、10μm以下であり該下層Zn−Ni合金めっきのめっき厚[T]が下式(1)を満たすことを特徴とする鋼材締結用金属部材。
T(μm)≧[(鋼材のZnAlめっきの片面めっき量(g/m2)×4/7−上層純Znめっき厚(μm))/2] (1) (もっと読む)


【課題】耐白錆性、特に加熱後の耐白錆性が良好であり、且つめっき層起因の外観不良もなく、良好な外観を有する表面処理溶融めっき鋼材を提供すること。
【解決手段】本発明の表面処理溶融めっき鋼材は、鋼材の表面上にアルミニウム・亜鉛合金めっき層(α)がめっきされ、更にその上層にチタン化合物およびジルコニウム化合物から選ばれる少なくとも1種の化合物(A)を造膜成分とする皮膜(β)が被覆されている表面処理溶融めっき鋼材であって、前記アルミニウム・亜鉛合金めっき層(α)が構成元素としてAl、Zn、Si及びMgを含み、且つAl含有量が25〜75質量%、Mg含有量が0.1〜10質量%であり、前記アルミニウム・亜鉛合金めっき層(α)が0.2〜15体積%のSi−Mg相を含み、前記Si−Mg相中のMgの、めっき層中のMg全量に対する質量比率が3%以上であることを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】優れた耐酸化性を有する熱間プレス用亜鉛系めっき鋼板を提供する。
【解決手段】めっき処理を施した鋼板の両面に、厚さが10nm以上であり、3Zn(OH)・ZnSO・nH2O(n=0〜5)を含有する酸化物層を形成した亜鉛系めっき鋼板である。例えば、鋼板に溶融亜鉛めっきを施し、調質圧延を施した後、アルカリ性溶液に接触させて、めっき表面を活性化し、その後、Znイオンおよび硫酸イオンを含有しpH緩衝作用を有する酸性溶液に接触させ、酸性溶液接触後、1〜90秒保持した後、水洗することで、上記酸化物層は形成される。そして、酸化物層被覆後の鋼板をAc3変態点以上に加熱し熱間プレス成形をした場合、外観不良が抑制され、めっき層剥離は観察されず、優れた耐酸化性を示す。 (もっと読む)


【課題】耐食性(特に耐白錆性)に優れたクロメートフリー被覆溶融亜鉛めっき鋼板を提供する。
【解決手段】溶融亜鉛めっき層およびクロメートフリー皮膜を有するクロメートフリー被覆溶融亜鉛めっき鋼板であって、溶融亜鉛めっき層について、高周波グロー放電発光分光分析による深さ方向のAl濃度プロファイルを測定したとき、溶融亜鉛めっき層の最表面から深さ20nmの領域にAl量の最大ピークを有しており、溶融亜鉛めっき層の最表面から深さ20nmの位置におけるAlおよびOは、Al:2.5質量%以上、およびO:2.0質量%以上を満足している。 (もっと読む)


【課題】接着性及び潤滑性に優れた合金化溶融亜鉛めっき鋼板及びその製造方法、並びに、リン酸亜鉛処理液を提供する。
【解決手段】表面調整工程と、表面調整がなされためっき鋼板の表面へリン酸亜鉛処理液を接触させるリン酸亜鉛処理工程と、めっき鋼板の表面を乾燥する乾燥工程とを備え、リン酸亜鉛処理液は、リン酸根をPO換算で20g/L以上70g/L以下、フッ酸根を0.9g/L以上5g/L含有し、酸比が2.5以上6.5以下である合金化溶融亜鉛めっき鋼板の製造方法、リン酸亜鉛皮膜に含有されるリンが10mg/m以上300mg/m以下であり、可溶性リン酸亜鉛率が50%未満である合金化溶融亜鉛めっき鋼板、並びに、PO換算で20g/L以上70g/L以下のリン酸根、及び、0.9g/L以上5g/L以下のフッ酸根が含有され、酸比が2.5以上6.5以下であるリン酸亜鉛処理液とする。 (もっと読む)


【課題】 本発明の目的は、RoHS指令に従い、Pb含有量を0.1質量%以下、Cd含有量を0.01質量%以下に抑制した溶融亜鉛浴を用いた場合であっても、不めっき発生の少ない溶融亜鉛めっき材の製造方法およびこの方法により製造されためっき鋼管を提供することにある。
【解決手段】 フラックス処理を施した被めっき材を、加熱溶融した溶融亜鉛浴に所定時間浸漬し、引き上げ後、冷却することにより、前記被めっき材の表面に溶融亜鉛めっき皮膜を形成してなる溶融亜鉛めっき材の製造方法において、前記溶融亜鉛浴は、Bi:0.4〜1.5質量%およびPb:0.1質量%以下を含有することを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】優れたプレス成形性を有する亜鉛系めっき鋼板を短時間でも安定的に製造することが可能な製造方法および優れたプレス成形性を有する亜鉛系めっき鋼板を提供する。
【解決手段】鋼板に亜鉛系めっきを施す。次いで、鋼板表面に、亜鉛イオン濃度として5〜100g/lの範囲で亜鉛イオンを含有し、pHが4〜6であり、液温が20〜70℃である水溶液を接触させ、次いで、1〜60秒間保持した後、水洗・乾燥を行う。亜鉛を含む溶液中には、例えば、亜鉛の硫酸塩を含むことが好ましい。以上により、鋼板表面に、平均厚さが10nm以上であり、亜鉛を主体として含む酸化物層が形成され、課題が解決される。 (もっと読む)


【課題】脱脂性に優れる溶融亜鉛系めっき鋼板の製造方法を提供すること。
【解決手段】溶融亜鉛系めっき鋼板を調質圧延する、調質圧延工程と、調質圧延工程において調質圧延された鋼板のめっき表面に、Caおよび/またはMgを15ppm以上含有し、かつ、炭酸水素イオンを60ppm以上含有する水溶液を接触させる、接触工程と、接触工程の後、鋼板を乾燥させる、乾燥工程と、を備えることを特徴とする溶融亜鉛系めっき鋼板の製造方法とする。 (もっと読む)


本発明は、非常に高い強度を有する最終製品を熱機械的成形する方法であって、(全て重量%で)0.04%<炭素<0.5%、0.5%<マンガン<3.5%、ケイ素<1.0%、0.01%<クロム<1%、チタン<0.2%、アルミニウム<2.0%、リン<0.1%、窒素<0.015%N、硫黄<0.05%、ホウ素<0.015%、不可避不純物、残部鉄を含んでなり、亜鉛合金被覆層で被覆されており、該亜鉛合金が、Mg0.3〜4.0%及びAl0.05〜6.0%、所望により一種以上の追加元素0.2%以下、不可避不純物、残部亜鉛からなる、被覆され、熱間圧延及び/または冷間圧延された鋼ストリップまたはシートを用意する工程、該鋼シートを切断し、鋼シートブランクを得る工程、該鋼シートブランクを、最終的な特性を有する最終的な製品に熱機械的成形する工程を含んでなる、方法に関する。 (もっと読む)


【課題】高強度化のために鋼中のSiやMnなどの含有量を増大させた場合にも、化成処理性に優れた高強度冷延鋼板を製造することができる技術を提供する。
【解決手段】再結晶のための加熱に続く600〜250℃の鋼板温度範囲の一部または全てを含む冷却帯の冷却方式がガス冷却、放散冷却、冷却管冷却の1種または2種以上である連続焼鈍炉や連続焼鈍炉をもつ冷延鋼板/溶融亜鉛めっき鋼板兼用設備にて高強度冷延鋼板を連続焼鈍する場合において、前記鋼板温度範囲内で鋼板表面を鉄が酸化する雰囲気にさらして表面を酸化させ、焼鈍炉出側にて酸洗した後、鉄またはNiめっきを1〜50mg/m施す。焼鈍炉を出たところの酸洗にて鋼板の鉄の酸化膜とともにSiやMn等の酸化膜を酸洗脱落させることにより、Si、Mn等の含有量が高くとも「すけ」のない化成処理性が良好な高強度冷延鋼板を得ることができる。 (もっと読む)


【課題】安定して良好なリン酸塩処理性を示す合金化溶融亜鉛めっき鋼板を提供する。
【解決手段】Fe−Zn合金めっき層を少なくとも素地鋼板の片面に有する高強度合金化溶融亜鉛めっき鋼板であって、前記素地鋼板は、C:0.03〜0.3%、Si:0.5〜3.0%、Mn:0.5〜3.5%を夫々含有し、残部が鉄および不可避的不純物からなり、前記Fe−Zn合金めっき層は、酸化物として存在するSi濃度を[Si](質量%)、酸化物として存在するMn濃度を[Mn](質量%)としたとき、これらが下記(1)式および(2)式の関係を満足するものである。
[Si]≦0.25 …(1)
[Mn]/[Si]≦3.0…(2) (もっと読む)


【課題】引張強度690MPa以上850MPa以下、穴拡げ値λ≧40%の伸びフランジ成形性に優れた高強度熱延鋼板及び亜鉛めっき鋼板並びにそれらの製造方法を提供する。
【解決手段】質量%で、C:0.015〜0.06%、Si:0.5%未満、Mn:0.1〜2.5%、P≦0.10%、S≦0.01%、Al:0.005〜0.3%、N≦0.01%、Ti:0.01〜0.30%、B:2〜50ppm、残部Fe及び不可避的不純物からなる鋼組成を有し、式(1)及び式(2)を満足し、フェライト又はベイニティックフェライト組織の面積率を90%以上、セメンタイトの面積率を5%以下とするフランジ成形性に優れた高強度熱延鋼板。
(もっと読む)


【課題】本発明の目的は、メッキ性が良好であり、Sn−Fe合金層の異常粒成長を抑制して溶接性を高めたSn−Znメッキ鋼板を得ることにある。
【解決手段】本発明は、鋼板にNiプレメッキを0.05〜2g/mの範囲のプレメッキ量で行い、次いでこの鋼板に対し、Znを3〜20重量%含有するSn−Znメッキ浴を用いて、メッキ浴の浴温以上に予備加熱してから、フラックスを用いることなく、還元することなく、メッキ浴に浸漬し、鋼板にSn−Znメッキ層を形成するとともに、鋼板とSn−Znメッキ層との界面にSn−Feが主体の合金層を形成するものである。 (もっと読む)


【課題】そこで本発明は、処理剤の組成バランスを一定に保ち、かつ、製造コストを削減するとともに環境への影響を少なくできるリン酸亜鉛皮膜を有する溶融亜鉛系めっき鋼板の製造方法を提供する。
【解決手段】リン酸亜鉛皮膜を有する溶融亜鉛系めっき鋼板を連続的に製造する方法において、溶融亜鉛めっきの表面に表面調整剤を供給する表面調整剤供給工程と、表面調整剤供給工程の後工程で、該表面調整剤を乾燥させる前乾燥工程と、前乾燥工程の後工程で、溶融亜鉛めっきの表面にリン酸亜鉛水溶液を含む処理剤をロールコート法で供給する処理剤供給工程とを含むものとする。 (もっと読む)


【課題】高強度合金化溶融亜鉛めっき鋼板などの成形荷重が高く型かじりが生じやすい材料においても優れたプレス成形性を有する合金化溶融亜鉛めっき鋼板の製造方法および合金化溶融亜鉛めっき鋼板を提供する。
【解決手段】鋼板に溶融亜鉛めっきを施し、さらに加熱処理により合金化し、調質圧延を施した後、酸性溶液に接触させ、接触終了後1〜30秒放置した後、水洗を行うことにより、亜鉛めっき鋼板表面に10nm以上のZn系酸化物層を形成させる際に、前記酸性溶液中にZrイオンを含有させる。以上により、めっき鋼板表面に、平均厚さが10nm以上であり、かつ、ZnおよびZrを必須成分として含む酸化物層が形成され、課題が解決される。また、前記酸性溶液中には、Zrの硫酸塩、硝酸塩、塩化物、リン酸塩のうち、少なくとも1種類以上をZrイオン濃度として0.1〜50g/lの範囲で含有することが好ましい。 (もっと読む)


【課題】 優れた耐食性・溶接性を有し、特に自動車燃料タンク材料として好適な6価Crフリー、Pbフリーの溶融Sn−Zn系めっきを提供する。
【解決手段】 1〜8.8質量%のZnと残部がSn:91.2〜99.0質量%および不可避的不純物からなる溶融めっき層を鋼板表面に形成した溶融Sn基めっき鋼板であって、該めっき層が、アーム状に伸びたSnデンドライト晶とそのSnデンドライトのアーム間をSn−Zn二元共晶組織が埋めている組織からなっており、該めっき表面に金属クロム換算で3〜50mg/m2 の3価クロム化合物からなる表面処理皮膜を形成していることを特徴とする耐食性、溶接性に優れた溶融Sn−Znめっき鋼板である。
【効果】 めっき鋼板は、Cr6+、Pbを使用しない燃料タンク材料として好適な特性を有する。 (もっと読む)


【課題】 リン酸塩処理性および塗装後耐食性の優れた高強度高張力鋼加工部材を得ることのできるホットプレス用溶融Znめっき鋼板、並びにこうした鋼板を製造するための有用な方法を提供する。
【解決手段】 鋼母材のAc1点以上に加熱された後、加工されるホットプレス用溶融Znめっき鋼板であって、上記加熱後の溶融Znめっき層表面に形成される酸化皮膜として、Al濃度の最大値が25原子%であり、且つMgとZnの複合酸化物が、下記(1)式で規定される原子濃度比Aで0.9以下となる割合で存在する。
A=[Mg]/[Zn] …(1)
但し、[Mg]および[Zn]は、夫々酸化物中のMgおよびZnの濃度(原子%)を意味する。 (もっと読む)


【課題】 酸化物の超微粒保護膜で金属を被覆するための方法を提供する。
【解決手段】 酸化物のナノ粒子を含む溶液から特定の条件で析出された10〜100nmの厚さの超微粒膜であって、前記溶液中に「改質剤」と呼ばれる化学添加剤が混入されること、この改質剤が被覆の形成を制限する効果を持つことを特徴とする。 (もっと読む)


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