説明

Fターム[4K027AB44]の内容

溶融金属による被覆 (10,875) | メッキ浴・メッキ被膜 (3,289) | メッキ浴、メッキ被膜の材料、組成 (1,629) | 亜鉛合金 (655) | Alを含む (389)

Fターム[4K027AB44]に分類される特許

101 - 120 / 389


本発明の一側面は表面から深さ1μm以内に、酸化反応時に酸素1モール当たりのギブス自由エネルギー減少量がCrより小さい金属の表面拡散層を含む素地鋼板と、上記酸化反応時に酸素1モール当たりのギブス自由エネルギー減少量がCrより小さい金属の表面拡散層上に形成されたAlを30重量%以上含むAl濃化層と、上記Al濃化層上に形成された亜鉛めっき層を含み、上記表面拡散層と上記Al濃化層の間には平均厚さが150nm以下の焼鈍酸化物が不連続的に分布し、上記素地鋼板の表面から深さ1μm以内に上記酸化反応時に酸素1モール当たりのギブス自由エネルギー減少量がCrより小さい金属の含量が0.1重量%以上である表面特性に優れた熱間プレス用亜鉛めっき鋼板を提供することで、焼鈍前に酸素親和力の少ない金属を有効な厚さにコーティングし、鋼板表面に焼鈍酸化物が生成することを抑制して均一な亜鉛めっき層を形成し、プレス加工熱処理時に亜鉛めっき層の合金化が促進されて亜鉛めっき層の溶融温度が短時間内に上昇することで、めっき層の劣化を防止することができ、熱間プレス成形後に形成された内部酸化物の発生を最小化することができる。
また、本発明の他の一側面によると、熱間プレス加熱時にめっき層の表面に亜鉛めっき層の劣化を防止することができる酸化物層を形成させ、めっき層内のZn、Fe及び金属の3元相を形成させて亜鉛めっき層を安定的に保持することができ、表面状態を良好に確保してリン酸塩処理性に優れ、別途のリン酸塩処理をしなくても電着塗装時に塗装性及び途膜密着性を確保することができ、熱間プレス成形時に素地鋼板にクラックが発生することを防止して加工性を向上させることができる。
(もっと読む)


【課題】高い伸びフランジ性と靭性を得ることができる高強度冷延鋼板,高強度溶融亜鉛めっき鋼板,高強度合金化溶融亜鉛めっき鋼板を提供する。
【解決手段】質量%で,C:0.05〜0.15%,Si:0.3〜2.0%,Mn:2.0〜2.6%,Cr:0.3〜2.0%,P:0.03%以下,S:0.02%以下,Al:0.005〜0.1%,Ti:0.005〜0.1%,B:0.002超〜0.01%,N:0.005%以下,O:0.0005〜0.005%を含有し,且つ,N,Ti,Si,Crが3.6N<Ti,1<Si+Crを満足し,残部Feおよび不可避的不純物からなり、鋼板組織が結晶粒径4μm以下のポリゴナルフェライトを主相とし、結晶粒径3μm以下のベイナイトおよび/またはマルテンサイトを含み、引張最大強度880MPa以上である高強度冷延鋼板とする。 (もっと読む)


本発明は、メッキ鋼材を用いた熱間プレス成形の際に、ブランクに適正な熱処理条件を付与してメッキ層揮発及び酸化スケールの発生を抑制し、且つ2次加熱時に温度の差を付与して異なる強度と物性を確保することができる熱間プレス成形方法に関し、上記メッキ鋼材全体を1次加熱し維持する段階と、上記維持後、メッキ鋼材の全体又は一部をさらに急速加熱する2次加熱段階と、上記2次加熱されたメッキ鋼材を熱間プレス成形し冷却する段階と、を含むメッキ鋼材の熱間プレス成形方法及びこれを用いた熱間プレス成形品に関する。
(もっと読む)


本発明は耐海洋気候工程部材防腐蝕処理用の熱溶融めっきアルミ鋳造合金及びその調製方法に係り、前記アルミ鋳造合金はAlと、Znと、Siと、Mgと、REと、Tiと、Niと、ナノ酸化物顆粒増強剤と、から構成され、前記ナノ酸化物顆粒増強剤がTiO、CeOのうちの1種または2種から選択され、各組成成分の、総質量に占める百分比が、Zn:35〜38%、Si:0.3〜4.0%、Mg:0.1〜5.0%、RE:0.02〜1.0%、Ti:0.01〜0.5%、Ni:0.1〜3.0%、ナノ酸化物顆粒増強剤の総含有量:0.01〜1.0%であり、残量がAl及び防止不可の不純物である。本発明により生産されるアルミ鋳造合金を被覆層にすると、海洋気候条件下でそれに耐腐食性及び抗浸食性を付与することができる。 (もっと読む)


【課題】優れた塗装密着性が確実に得られる熱間プレス部材およびその製造方法を提供する。
【解決手段】部材を構成する鋼板の表面に、順に、Zn-Fe合金層、Si含有層、ZnO層を有することを特徴とする熱間プレス部材。表面にSi含有化合物層を有する合金化溶融Znめっき鋼板を、800〜1000℃で3分超え15分以下加熱して熱間プレスを行うことを特徴とする熱間プレス部材の製造方法。めっき層と下地鋼板の界面ではめっき層中のZnと鋼板中のFeが相互拡散し、Zn-Fe合金層が形成され、めっき層上層部にあるZnはSi含有化合物層を通過して表面まで拡散し、雰囲気中のOと反応して、Si含有層上にZnO層が形成される。 (もっと読む)


【課題】Si含有高強度鋼板を母材として不めっきのない溶融亜鉛めっき鋼板、合金化溶融亜鉛めっき鋼板を製造する。
【解決手段】mass%で、C:0.05〜0.30%、Si:1.5〜3.0%、Mn:0.5〜3.0%、Al:0.01〜3.0%、S:0.001〜0.01%、P:0.001〜0.1%を含有する鋼板を、O:0.01〜20vol%、HO:1〜50vol%を含有する雰囲気中で鋼板を873〜1123Kの範囲内の温度になるように加熱し、次いで、H:1〜50vol%を含有する雰囲気中で雰囲気の水蒸気分圧PHO、二酸化炭素分圧PCO、鋼板の最高到達温度T(K)、鋼板のSi含有量[Si%]が、0<PHO/PCO<323.6−15.2logT−71.5[Si%]、0<log(PHO+15PCO)<2.3、1023≦T≦1173を満たす条件で加熱し、その後溶融亜鉛めっき処理を施す。 (もっと読む)


【課題】外観性状(具体的には、不めっきおよび合金化ムラ発生の防止)と、素地鋼板に対する合金化溶融亜鉛めっき層の密着性を向上させた合金化溶融亜鉛めっき鋼板、およびその製造方法を提供する。
【解決手段】C:0.04〜0.2%、Si:0.1〜3%、Mn:1〜3%、Al:0.06%以下(0%は含まない)を満足する素地鋼板の表面に、合金化溶融亜鉛めっき層が形成された合金化溶融亜鉛めっき鋼板であり、上記素地鋼板と上記合金化溶融亜鉛めっき層との間に酸化物含有層が形成されており、上記合金化溶融亜鉛めっき層の表層部におけるFe量が5〜12%で、且つ上記合金化溶融亜鉛めっき層の酸化物含有層側端部におけるFe量が10〜16%であり、上記酸化物含有層は、素地鋼板に含まれるSi量以上、且つ7.0質量%以下のSiを含むと共に、素地鋼板に含まれるMn量よりも少ない量のMnを含む合金化溶融亜鉛めっき鋼板である。 (もっと読む)


【課題】Siを比較的多量に含有する鋼板をめっき基材として溶融亜鉛めっきや合金化溶融亜鉛めっきが施される溶融亜鉛系めっき鋼板を、めっきの濡れ性を改善しながら低コストで製造する。
【解決手段】C:0.01%以上0.25%以下、Si:0.3%以上2.0%以下、Mn:0.030%以上3.0%以下、P:0.050%以下、S:0.010%以下、N:0.0060%以下、及び、sol.Al:0.5%以下を含有する化学組成を有する鋼板母材の表面に、質量%で、Fe:8.0%以上15%以下、及び、Al:0.15%以上0.50%以下を含有するめっき層を備える合金化溶融亜鉛めっき鋼板である。めっき層と鋼板母材との界面から深さ2μm以内の鋼板母材中に、Si、MnまたはAlの単独酸化物、これらの二種以上を含む酸化物、又はこれらの複合酸化物が存在する。この酸化物の最大粒径が0.1μm以下である。 (もっと読む)


本発明は、0.1〜0.4重量%のC含量を有する容易に成形可能な平鋼製品を経済的に製造できる方法に関する。そのため、本発明によれば、焼きなまし処理を0.1〜25体積%のH、HOと、残余のN及び残りとして技術的に不可避の不純物とを含み、かつ−20℃〜+60℃の露点を有する焼きなまし雰囲気下で行い、この焼きなまし雰囲気の関係HO/Hは最大0.957である。焼きなまし処理後、平鋼製品を600〜1100℃の保持温度に加熱し、この温度で10〜360秒の保持時間、平鋼製品を保持し、その結果、焼きなまし処理後に得られる平鋼製品は、10〜200μmの厚さであり、かつその自由表面に隣接する延性エッジ層(R)を有し、このエッジ層は、エッジ層で覆われている平鋼製品の内部コア層の延性より大きい延性を有する。本発明は、それに応じて提供される、特に熱間成形又は冷間成形に適した平鋼製品及び該平鋼製品から部品を製造する方法にも関する。 (もっと読む)


【課題】焼き入れ後の成形品の耐食性を冷間成型品と同等以上とした、耐食性と耐疲労性に優れた高強度焼き入れ成形体を得る。
【解決手段】亜鉛めっき系鋼材をホットスタンプのため加熱し、成形して焼き入れした高強度焼き入れ成形体であり、焼き入れ後の成形体鋼材表面に、Znを主成分とし、合金化遅延機能および易酸化性機能を有するAlを単独で0.15質量%以上含有し、Feが下記測定方法で9質量%以上、30質量%以下である亜鉛めっき層が、30g/m以上形成されている。なお亜鉛めっき層中のFe濃度測定方法は、NHCl:150g/lの水溶液中で4mA/cmで飽和カロメル電極を参照電極として定電流電解により−800mVvs.SCE以下に大きく変化する点でのГ層までを電解し電解液をICPによりFe、Znの量、組成比を測定する方法である。 (もっと読む)


【課題】外観性状(具体的には、不めっきや合金化ムラが発生していない)と、素地鋼板に対するめっき層の密着性を幅方向に亘って向上させた溶融亜鉛めっき鋼板および合金化溶融亜鉛めっき鋼板を製造する方法を提供する。
【解決手段】予備加熱炉内の酸素量を0.00010〜0.05体積%、水蒸気量を10〜30体積%に制御した雰囲気下で、焼鈍開始温度が550〜700℃となるように制御して加熱する第一の工程と、焼鈍炉内の酸素量を0.0001体積%以上、0.10体積%未満、水蒸気量を10〜30体積%に制御した雰囲気下で、素地鋼板に含まれるSi量(質量%)、焼鈍時間t(秒)、および焼鈍終了温度T(℃)を適切に制御して加熱する第二の工程を含んで製造する。 (もっと読む)


【課題】母材に高Siを用いた場合にも不めっきが無く、溶接性にも優れているため、自動車や建築用途などの高強度で耐食性が必要な材料用途として、内装材のみならず外装材としても極めて好適である本溶融亜鉛めっき鋼板の提供。
【解決手段】C:0.01〜0.25%、Si:0.2〜2.0%、Mn:0.30〜3.0%、P:0.050%以下、S:0.010%以下、N:0.0060%以下、及び、sol.Al:0.5%以下、且つ、残部がFe及び不可避的不純物からなる鋼板母材の表面に、Fe:8.0〜15%、及び、Al:0.15〜0.50%を含有する合金化溶融亜鉛めっき層を備える合金化溶融亜鉛めっき鋼板であって、合金化溶融亜鉛めっき層表層部に形成されている酸化物層中のAl、Si、Mnの合計付着量が5mg/m以下である溶接性に優れた合金化溶融亜鉛めっき鋼板である。 (もっと読む)


【課題】590MPa級の鋼板並みの静動比と、900MPa以上の引張最大強度の両立が可能な、衝突吸収エネルギーに優れた引張最大強度900MPa以上の高強度冷延鋼板及びその製造方法、並びに、高強度亜鉛めっき鋼板及びその製造方法を提供する。
【解決手段】質量%で、C:0.07〜0.25%、Si:0.3〜2.50%、Mn:1.5〜3.0%、P:0.001〜0.03%、S:0.0001〜0.01%、Al:1.0%以下、N:0.0005〜0.0100%、O:0.0005〜0.007%、を含有し、残部が鉄及び不可避的不純物からなる鋼成分を有し、鋼板内部において、鋼板に含まれる転位の密度が8×1011(個/mm2)以下であり、歪速度0.0067(s−1)での準静的強度(FS1)と、歪速度1000(s−1)での動的強度(FS2)との比からなる静動比(=FS2/FS1)が1.05以上である。 (もっと読む)


【課題】ワイピングノズル位置での金属帯の振動を抑制することで、当該振動による溶融金属の目付量のバラツキを低減する連続めっき装置及び方法を提供する。
【解決手段】連続溶融めっき装置1において、めっき浴3から鉛直方向に引き上げられた金属帯2の表面に気体を吹き付けるワイピングノズル9の位置を制御するために、所定の可動範囲内でワイピングノズル9を鉛直方向に移動する移動機構30と、金属帯2に隣接して配置され、金属帯2の振幅を検出する検出部20と、検出部20の検出結果に基づいて、ワイピングノズル9の可動範囲内で金属帯2の振幅が許容値以下となる垂直位置を決定し、移動機構30を制御してワイピングノズル9を当該垂直位置に移動させる制御部40を設ける。 (もっと読む)


【課題】溶融金属めっき鋼板を製造する際に溶融金属のスプラッシュを防止する。更に従来のガスワイピングに比べて溶融金属の薄目付を実現する。
【解決手段】めっき浴から引き上げられて鉛直上方に移動する鋼板表面に付着した溶融金属の付着量を制御する装置であって、前記めっき浴上方の鋼板(1)の両側に、鋼板面に対向配置した電磁コイル(6)と、前記電磁コイル(6)の上方に鋼板面にガスを噴き付けるガスノズル(8)とを備え、前記電磁コイル(6)は、鋼板面側に、鋼板移動方向長さが0.5cm以上10cm以下で、かつ、鋼板面に平行な面又は鋼板移動方向に鋼板との距離が広がり、鋼板面に対する角度が30°以下である面を有する。 (もっと読む)


【課題】支点軸受内への異物の侵入を確実に防止することができ、組立て時の密封用弾性シールの損傷や欠品を防止することができるようにしたプーリアームの支点軸受装置を提供することである。
【解決手段】テンションプーリ4を支持するプーリアーム5にボス部7を設け、そのボス部7に形成された軸挿入孔8内に筒状の支点軸10を挿入する。支点軸10の両端に一対の座金11を当接し、その座金11を貫通するようにして支点軸10内に挿通されたボルト12をエンジンブロック13にねじ係合し、そのボルト12の締め付けにより、支点軸10を固定する。座金11のボス部7と対向する面に膜状の弾性シール20を接着し、その弾性シール20を締め代をもってボス部7の端面に弾性接触させて、軸受内部に異物が侵入するのを防止する。 (もっと読む)


本発明は溶融アルミニウム−亜鉛めっき板材用不動態化処理剤を提供し、その原料は2〜6重量部の水溶性モリブデン酸塩、4〜12重量部の水溶性マンガン塩、50〜100重量部の塩基性シリカゾルおよび50〜100重量部の水溶性有機樹脂を含む。本発明は前記溶融アルミニウム−亜鉛めっき板材用不動態化処理剤の調製方法を提供する。同調製方法は以下のステップ:水溶性モリブデン酸塩と水溶性マンガン塩を脱イオン水に添加して溶解して溶液とする、同溶液に塩基性シリカゾルを添加して均一混合して溶液とする、同溶液に水溶性有機樹脂を添加して均一混合して溶液とする、次いで、リン酸を用いて、同溶液のpH値を5〜8に調整することを含む。また、本発明は本発明不動態化処理剤で処理された溶融アルミニウム−亜鉛めっき板材および溶融アルミニウム−亜鉛めっき板材の不動態化処理法を提供する。 (もっと読む)


【課題】熱間プレス部材が塗装後に腐食環境に曝されても、優れた外観耐食性が得られる熱間プレス用表面処理鋼板およびそれを用いた熱間プレス部材の製造方法を提供する。
【解決手段】鋼板表面に、順に、1〜50質量%のAlを含有するZn-Al合金めっき層と融点が500〜1000℃の無機化合物とを有し、前記Zn-Al合金めっき層の片面当りの付着量が20〜100g/m2で、前記無機化合物の片面当りの付着量が1〜5000mg/m2であることを特徴とする熱間プレス用表面処理鋼板。 (もっと読む)


【課題】熱間プレス部材が腐食環境に曝されても、優れた穴あき耐食性が得られる熱間プレス用表面処理鋼板およびそれを用いた熱間プレス部材の製造方法を提供する。
【解決手段】鋼板表面に、順に、50質量%超え60質量%以下のAlを含有するZn-Al合金めっき層と融点が500〜1000℃の無機化合物とを有し、前記Zn-Al合金めっき層の片面当りの付着量が20〜100g/m2で、前記無機化合物の片面当りの付着量が1〜5000mg/m2であることを特徴とする熱間プレス用表面処理鋼板。 (もっと読む)


【課題】フッ化アルミン酸を必須成分として含み、チキソトロピー性を有し、Zn−Al−Mg合金めっき鋼板の溶融溶接部への塗布性にすぐれ、塗布に際して、液垂れを起こさず、しかも、鋼板への接着性にすぐれ、更に、塗膜の乾燥性が適度である、Zn−Al−Mg合金めっき鋼板溶融溶接用のペースト状フラックスであって、溶融溶接部に塗布することによって、溶接時の溶融金属脆化割れを防止することができるフラックスを提供する。
【解決手段】本発明によれば、有機溶媒、樹脂、フッ化アルミン酸カリウム及びジベンジリデンソルビトール、トリベンジリデンソルビトール及びこれらの誘導体よりなる群から選ばれる少なくとも1種のベンジリデンソルビトール系ゲル化剤を含有することを特徴とするZn−Al−Mg合金めっき鋼板溶融溶接用ペースト状フラックスが提供される。 (もっと読む)


101 - 120 / 389