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Fターム[4K028AC08]の内容

金属質材料の表面への固相拡散 (3,561) | C又はNの拡散のためのプロセス・装置 (778) | 雰囲気ガスの組成・給排等 (384)

Fターム[4K028AC08]に分類される特許

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【課題】窒化処理に先立って鉄鋼材料の表面に前処理を施すことなく窒化処理を行うことができるとともに、耐食性を損なうことなく、表面の硬さ等の物性を向上させることができる窒化処理方法を提供する。
【解決手段】窒化処理方法は、熱分解炉18で尿素20を含む窒化剤を450〜600℃に加熱して熱分解し、窒化処理槽11でその分解ガスにより420〜450℃にて鉄鋼材料13の窒化処理を行うものである。窒化剤としては尿素20のみで構成することが好ましく、またその尿素20は肥料用尿素であることが好ましい。鉄鋼材料13としては、SUS304、SUS316等のオーステナイト系ステンレス鋼で代表されるステンレス鋼が用いられる。窒化剤の熱分解により得られる分解ガスは、アンモニアガス及びシアン化水素ガスを含有する。 (もっと読む)


【課題】プレス加工性が良好であり、かつ調質熱処理後には優れた耐アブレシブ摩耗性が実現できる鋼板を提供する。
【解決手段】質量%で、C:0.10〜0.30%、Si:0.03〜1.00%、Mn:0.10〜2.50%、P:0.001〜0.030%、S:0.001〜0.030%、Cr:0〜2.00%、Ti:0〜0.25%、Nb:0〜0.25%、V:0〜1.00%、Ni:0〜2.00%、Mo:0〜1.0%、B:0〜0.0200%、T.Al:0.005〜0.070%、N:0.001〜0.008%、残部Feおよび不可避的不純物からなり、Mn+Cr:1.00〜3.00%、Ti+Nb:0.07%以上を満たす化学組成を有する鋼板であって、断面硬さが200HV以下であり、局部伸びの異方性が小さいプレス加工用焼鈍鋼板。 (もっと読む)


【課題】圧縮機などに使用可能で、かつ長期に亘って耐摩耗性、耐焼付き性を確保可能な摺動部材を提供することを目的とする。
【解決手段】少なくとも一方の摺動部材111が鋳鉄112にて構成された摺動部において、鋳鉄からなる摺動部材表面に、黒鉛部114を除く合金部上に被覆された窒化鉄を主成分とする窒化処理層115と、黒鉛部114表面と窒化処理層115表面とで構成される凹状の油溜り部116を形成した摺動部材とする。 (もっと読む)


【課題】本来の機械的性能と共に寸法精度に優れ、価格と精度を両立させた安価なねじ軸と、このようなねじ軸の製造方法を提供する。
【解決手段】焼準を施した素材鋼の外周面に転造によってねじ溝を形成したのち、窒化処理又は浸硫窒化処理を施す。望ましくは、得られた窒化層又は浸硫窒化層上に、さらに炭素膜を形成する。 (もっと読む)


【課題】マルエージング鋼を用いず、高価なショットピーニングを施さなくても疲労強度の向上を図ることが可能なCVT用リング部材を提供する。
【解決手段】薄い構造用鋼板からリング状に形成された素材としてのリング部材を脱炭処理、周長調整、窒化処理する。素材としてのリング部材の化学成分は、質量%で、C:0.3〜0.5%、Si:0.5%以下、Mn:0.8%以下、Ni:4.0%以下、Cr:1.0〜4.0%、Mo:0.5〜1.5%、V:0.1〜1.0%を含有し、残部がFe及び不可避的不純物よりなるとよい。脱炭処理は、窒化処理後のリング部材におけるリング幅方向略中央のリング表面から内方に向かう深さであって、素材としてのリング部材のC含有量−0.02%のCを含有する深さを脱炭深さdcとし、窒化処理された後のリング部材の厚みをdrとした場合、dc/drが0.03〜0.23の範囲内で行うとよい。 (もっと読む)


【課題】 摺動特性に優れた処理品が得られる鋼部材の表面処理方法を提供する。
【解決手段】 鋼部材に対してガス雰囲気中で窒化処理を行い鋼部材表面に窒素拡散層を形成し、その後浸硫処理を行う鋼部材の表面処理方法であって、前記窒化処理工程において該鋼部材表面の鉄窒化化合物層の厚さを1μm以下とし、該鋼部材の表面に浸硫処理を行う。具体的には、前記窒化処理工程において処理条件を次のように制御する。雰囲気条件:NH3ガスの分圧が0.01〜0.07、H2ガスの分圧が0.83〜0.90、N2ガスの分圧が残部、処理温度条件:500〜620℃。 (もっと読む)


【課題】バーンアウト工程に要する時間を短くし、真空浸炭処理の処理効率の向上を可能にする、真空加熱炉の絶縁抵抗改善方法を提供する。
【解決手段】加熱室3内にグラファイト製ヒーター5を有する真空加熱炉1の加熱室3内を予め設定した真空度に減圧するとともに、グラファイト製ヒーター5によって加熱室3内を予め設定した温度に加熱する減圧加熱工程と、減圧加熱工程後、加熱室3内に乾燥空気を導入するバーンアウト工程と、を備える真空加熱炉の絶縁抵抗改善方法。 (もっと読む)


【課題】必ずしも鋼中に高濃度の合金元素を含有させることなく、冷間加工性および最終部品強度を兼備し、さらには高温使用環境における強度にも優れた部品が得られる機械構造用の鉄系材料について提案する。
【解決手段】C:0.1mass%以上1.5mass%以下を含有し、残部Feおよび不可避的不純物の成分組成を有し、少なくとも一部に窒化処理による硬質相を有し、該硬質相は、N:(3−[%C])at%以上(8−[%C])at%以下を含有し、かつ硬さがHV650以上とする。 (もっと読む)


【課題】Ni、Mnに関するアレルギーを発症させることがなく、しかも高強度、高耐摩耗性、非磁性、高耐食性も備え、更には延性脆性遷移温度が0℃以下であるニッケル及びマンガンフリーの生体用又は医療用器材用高Nオーステナイト系ステンレス鋼粉末を用いた生体用又は医療用焼結器材を提供すること。
【解決手段】
ニッケル及びマンガンフリーの生体用又は医療用器材用高Nオーステナイト系ステンレス鋼粉末を用いた生体用又は医療用焼結器材で、化学成分組成として、0.1質量%≦C≦0.3質量%、又は0.001質量%≦B≦0.003質量%のいずれか一方、20質量%≦Cr≦28質量%、1質量%≦Mo≦3質量%、0.9質量%≦N≦1.2質量%、を含有し、残部がFe及び不可避不純物からなることを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】 自動車や産業機械などのギヤやシャフトなどの動力伝達用部品として用いる機械構造用鋼で、被削性の低下を抑えてねじり疲労強度を向上させた鋼材を提供する。
【解決手段】 質量%で、C:0.15〜0.35%、Si:0.30〜0.95%、Mn:0.10〜1.00%、P:0.030%以下、S:0.030%以下、Cr:1.20〜2.30%、Cu:0.30%以下、Al:0.008〜0.100%、O:0.0030%以下、N:0.0020〜0.0300%を含有し、残部Fe及び不可避不純物からなり、下記の(1)式を満足する鋼であり、図2に示す浸炭焼入焼戻しを行ない、被削性を低下させることなくねじり疲労強度に優れた機械構造用鋼からなる鋼材。
6.0%≧2C+5Si+Cr−3Mn≧2.0%・・・(1) (もっと読む)


【課題】本発明は、浸窒焼入れ処理において、浸窒処理および焼入れをワーク表面に均一に施して、ワークに変形不良が生じることを防止することができる熱処理治具および熱処理装置を提供するものである。
【解決手段】複数のワークWが載置され、熱処理炉1内にて前記ワークWの熱処理を行う際および前記ワークWを冷却油に浸漬する際に用いられる熱処理治具2であって、前記ワークWが載置される治具本体21と、前記治具本体21の側面外周を覆う側壁22とを有し、前記側壁22は、その上部および下部が前記治具本体21に対して固定されている。 (もっと読む)


【課題】冷間鍛造性と冷間鍛造後の被削性に優れ、冷鍛窒化部品に高い芯部硬さ、高い表面硬さ及び深い有効硬化層深さを具備させることが可能な冷鍛窒化用鋼材の提供。
【解決手段】C:0.01〜0.15%、Si≦0.35%、Mn:0.10〜0.90%、P≦0.030%、S≦0.030%、Cr:0.50〜2.0%、V:0.10〜0.50、Al:0.01〜0.10%、N≦0.0080%及びO≦0.0030%を含有し、残部はFe及び不純物からなり、[399×C+26×Si+123×Mn+30×Cr+32×Mo+19×V≦160]、[20≦(669.3×logeC−1959.6×logeN−6983.3)×(0.067×Mo+0.147×V)≦80]、[140×Cr+125×Al+235×V≧160]及び[90≦511×C+33×Mn+56×Cu+15×Ni+36×Cr+5×Mo+134×V≦170]である化学組成を有し、組織がフェライト・ベイナイト組織又はフェライト・パーライト・ベイナイト組織で、ベイナイトの面積率が30%超〜95%であり、抽出残渣分析による析出物中のV含有量≦0.10%である冷鍛窒化用鋼材。 (もっと読む)


【課題】優れた耐食性と接着性を兼ね備えた摩擦材用鋼製裏金を提供する。
【解決手段】鋼である母材の表層に、窒化化合物層と窒素拡散層が形成された鋼製品であって、上記窒化化合物層は、窒素拡散層側に形成された第1化合物層と、上記第1化合物層の表面側に形成された第2化合物層とを含み、上記第1化合物層は、FeNを主体とするε構造のものであり、上記第2化合物層は第1化合物層よりも窒素濃度が高くかつ表面に凹凸が形成され、上記第2化合物層の表面凹凸が深さ0.5μm以上の凹部を少なくとも公称長さ50μmあたり3箇所以上の高密度に有する、表面の接着性と耐食性の双方に優れる表面層を形成したものである。これにより、優れた接着性を有し、炭素含有量が極めて少なく耐食性の高い窒化化合物層を形成させることが可能となる。 (もっと読む)


【課題】浸窒焼入れ中に流されるアンモニアガスの流量が不安定になり、ひいては浸窒焼入れ後の鉄鋼品の表面硬度のバラツキが大きくなる。
【解決手段】鉄鋼品の浸窒焼入れ工程の前に、熱処理炉1内のインコネル(登録商標)製ヒータ5やその他の金属材の表面に存在する酸化膜を、アンモニアガスと窒素ガスを2対1の流量比にして熱処理炉1内に導入して還元する還元工程を導入する。その結果、還元工程後に実施される浸窒焼入れ工程で、アンモニアガスの流量を安定にすることができ、浸窒焼入れされた鉄鋼品の表面硬度のバラツキを抑制できる。 (もっと読む)


【課題】高合金工具鋼からなる被処理材を窒化処理した後の断面硬さ分布の予測システム及びこれを組み込んだ窒化処理装置の提供。
【解決手段】予測システムは、被処理材の合金組成の外部入力を受けて、所定の窒化物生成元素の各々について、標準被処理材の基準合金組成との質量%差を求め、標準被処理材を所定の窒化処理条件で窒化処理した後の断面の窒素分布である標準断面窒素分布を補正断面窒素分布に補正し窒化物量分布を計算する(補正計算部S1)と、補正断面窒素分布についての窒化物量分布から断面硬さ分布を求める(硬さ変換部S2)と、を含む。 (もっと読む)


【課題】耐食性および導電性に優れる耐食導電性皮膜を提供する。
【解決手段】本発明の耐食導電性皮膜は、P、TiおよびOからなるアモルファス相を少なくとも一部に有してなる。この耐食導電性皮膜が基材表面に形成された耐食導電材は、従来になく優れた耐食性および導電性を発現する。特にTi原子比(Ti/Ti+P)が0.5〜0.8である場合やNが導入された場合、その耐食導電性皮膜の耐食性は、導電性を低下させることなく著しく向上する。本発明の耐食導電性皮膜は、腐食環境下で高い導電性が要求される電極等に用いられると好ましい。例えば、本発明の耐食導電性皮膜により表面が被覆された燃料電池用セパレータは、耐食性および導電性に優れて好適である。 (もっと読む)


【課題】窒化処理を施した表層が割れないようにしたステンレス材の窒化処理方法およびこの窒化処理方法により窒化処理を施した窒化処理材を提供する。
【解決手段】窒化処理ガス雰囲気においてステンレス材を加熱して均熱保持する加熱工程(ステップS3〜ステップS5)と、ステンレス材を冷却する冷却工程(ステップS6)とを有するステンレス材の窒化処理方法において、加熱工程の窒化処理ガスは、アンモニアガスと窒素ガスとの混合ガスであり、加熱工程の加熱温度は、ステンレス材が窒素に対してオーステナイト相となる温度であり、冷却工程の冷却は、徐々に冷却する徐冷であることを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】異物混入潤滑下での寿命が長いことに加え、良好な音響特性と低トルク性も有する転がり軸受を得る。
【解決手段】玉3の表層部のSi・Mn窒化物の存在率を、面積比で1.0〜10.0%以下とし、窒素含有率を0.20〜1.5質量%以上とする。内輪の軌道面11および外輪2の軌道面21のの表層部のビッカース硬さ(Hv11)と、玉3の表層部のビッカース硬さ(Hv21)が(1) 式を満たし、内輪1の軌道面11および外輪2の軌道面21の芯部のビッカース硬さ(Hv12)と、玉3の芯部のビッカース硬さ(Hv22)が(2) 式を満たすように構成する。
Hv11+50<Hv21<Hv11+250‥‥(1)
Hv12−100<Hv22<Hv12+100‥‥(2) (もっと読む)


【課題】アンモニアガスを使用しない迅速な熱処理により表層部に窒素富化層を有する機械部品を製造することが可能な機械部品の製造方法を提供する。
【解決手段】機械部品の製造方法は、鋼からなる部材を準備する工程(S10)と、当該部材を酸化することにより表面にバナジウムを含む膜を形成する工程(S20)と、膜が形成された上記部材を、窒素ガスを含みアンモニアガスを含まない熱処理ガス雰囲気中において加熱して浸炭窒化処理することにより窒素富化層を形成する工程(S30)とを備えている。 (もっと読む)


【課題】 硫化水素ガスを用いることなく、金属材の表面にナノカーボン類を含む炭素膜を形成する。
【解決手段】 鉄を主成分とする金属材の表面に、希硫酸を塗布する第1工程と、第1工程の後に、金属材の表層に窒化層が形成される窒化条件の下でCO、COおよび有機ガスからなる群から選ばれる少なくとも一種とともに金属材を熱処理することによって、金属材の窒化層の表面に、カーボンナノコイル、カーボンナノチューブおよびカーボンナノフィラメントからなる群から選ばれる少なくとも1種のナノカーボン類を含む炭素膜を形成する第2工程と、を有する、金属材の表面処理方法を提供する。 (もっと読む)


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