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【課題】低摩擦であると共に安定した摺動性を発揮するバルブリフターやシム等の内燃機関用バルブ駆動系部材を提供する。
【解決手段】本発明の内燃機関用バルブ駆動系部材は、潤滑油が介在する湿式条件下でカムのカム面と摺接してカムに従動する摺接面を有するカムフォロアからなる。本発明に係るカムフォロアの摺接面は、全体を100原子%としたときに5〜25原子%のHと4〜25原子%のBと残部であるCとからなるDLC膜(DLC−B膜)で被覆されてなる。このDLC−B膜からなる摺接面は、高靱性で耐衝撃性に優れ、カム面から150〜250MPa/degの衝撃力を受けても、欠け等を生じない。またジアルキルジチオカルバミン酸モリブデン(MoDTC)を含まない潤滑油が介在する湿式条件下で使用される場合に、本発明に係るカムフォロアは優れた低摩擦係数を発揮する。 (もっと読む)


【課題】DLC皮膜などのカーボン皮膜の表面の欠陥が少なく、母材とカーボン皮膜との密着性が良好で、相手攻撃性が低く、摩擦係数が低い硬質皮膜被覆部材およびその製造方法を提供する。
【解決手段】クロムターゲットを使用する処理装置の真空処理室内においてアルゴンガスと窒素ガスを含む雰囲気中でスパッタリングすることによって母材上に厚さ1〜30μmの窒素含有クロム皮膜を形成した後、カーボンターゲットを使用する処理装置の真空処理室内にアルゴンガスと窒素ガスを導入して、アルゴンガスと窒素ガスの全圧に対する窒素ガスの分圧の比が0.23以上、好ましくは0.37以上の雰囲気中において、バイアス電圧−250V以下、好ましくは−280V以下でスパッタリングして、窒素含有クロム皮膜上にカーボン皮膜を形成する。 (もっと読む)


【課題】高い耐摩耗性を有するとともに、耐剥離性に優れ、長期にわたり剥離を防止できる硬質膜、および、該硬質膜が形成された硬質膜形成体を提供する。
【解決手段】基材2の表面2a上に直接成膜されるCrとWCとを主体とする第1混合層1aと、第1混合層1aの上に成膜されるWCとDLCとを主体とする第2混合層1bと、第2混合層1bの上に成膜されるDLCを主体とする表面層1cとからなる構造の硬質膜1であり、第1混合層1aは、基材側から第2混合層側へ向けて連続的または段階的に、Crの含有率が小さくなり、WCの含有率が高くなる層であり、第2混合層1bは、第1混合層側から表面層側へ向けて連続的または段階的に、WCの含有率が小さくなり、DLCの含有率が高くなる層であり、第2混合層1bにおける水素含有量が10〜45原子%である。 (もっと読む)


【課題】改善されたアーク蒸着プロセスよって良好な性質を有する酸化硬質皮膜を経済的に析出させて提供する。
【解決手段】 本発明は、機能膜(32)として加工物(30)上でアーク−PVD法によって析出される硬質材料膜において、この膜が本質的に、周期系の亜族IV、V、VIの遷移金属およびAl、Si、Fe、Co、Ni、Co、Yの金属(Me)の少なくとも1つからなる電気的に絶縁する酸化物として形成され、かつ前記機能膜(32)が希ガスおよびハロゲンを含有しない硬質材料膜に関する。 (もっと読む)


【課題】ターゲット表面から基材方向に伸びる直進性の高い磁力線を、ターゲット表面の広い領域において発生させることができるアーク式蒸発源を提供する。
【解決手段】アーク式蒸発源1aに、ターゲット2の外周を取り囲むように配置されたリング状の外周磁石3と、ターゲット2の背面側に配置されたリング状の背面磁石4aとを備える。アーク式蒸発源1aにおいて、外周磁石3は、ターゲット2の前面と直交する方向に沿うと共に前方を向くような磁化方向となる極性を有する。背面磁石4aは、ターゲット2の前面と平行であり且つリング径内方向を向くような磁化方向となる極性を有すると共に、ターゲット2の大きさ以上の内径を有する。 (もっと読む)


【課題】本発明は、向上した防食性を有するマグネシウム部品に関する。
【解決手段】この部品は、Xが元素周期律表の第III族主族の元素、第III族の遷移元素、または希土類元素からなる群から選ばれた元素であり、Yが元素周期律表の第III族または第IV族主族の元素、第III族または第IV族の遷移元素、または希土類元素からなる群から選ばれた元素である、ガラス質の二元系Mg−X合金またはガラス質の三元系Mg−X−Y合金が塗布されたものである。塗膜は、陰極線アトマイゼーションのような物理蒸着法により作製される。 (もっと読む)


【課題】マグネシウム合金基材表面に、良好な導電性を有するDLC皮膜が設置された導電性部材を提供する。
【解決手段】マグネシウム金属またはマグネシウム合金の基材の表面に、DLC皮膜が設置されて構成された導電性部材であって、前記DLC皮膜は、10.3at%未満のアルミニウムを含み、前記基材と前記DLC皮膜の間には、両者の密着性を向上する中間層が設置されていることを特徴とする導電性部材。 (もっと読む)


【課題】チタン基材表面にAuの付着量を低減しつつ、Auを含む層を強固かつ均一に形成可能で、燃料電池用セパレータに要求される密着性及び耐食性を確保できる燃料電池用セパレータ材料を提供する。
【解決手段】Ti基材2の表面にAuとCrとを含む表面層6が形成され、表面層とTi基材との間に、Ti及びOがそれぞれ10原子%以上で、Au20原子%未満かつCr20原子%以上の中間層2aが1nm以上存在し、Auの付着量が4000ng/cm以上70000ng/cm未満であり、表面層と中間層の合計厚みtに対し、Crを20原子%以上含む厚み部分tが30%以上を占める表面処理Ti材料である。 (もっと読む)


【課題】高硬度から低硬度の材料まで広範囲の基材に対し、高硬度のDLC(ダイヤモンドライクカーボン)膜を最表面側に含むDLC多層膜を約3μm以上厚く形成しても、基材およびDLC膜の双方に対して優れた密着性を備えており、耐摩耗性にも優れたDLC成形体の製造方法を提供する。
【解決手段】DLC硬質多層膜成形体10の製造方法は、基材1を用意する工程(a)と、前記基材の上に、中間層2aをスパッタリング法によって形成する工程(b)と、前記中間層の上に、第1のダイヤモンドライクカーボン系膜3aをスパッタリング法によって形成する工程(c)と、前記第1のダイヤモンドライクカーボン系膜の上に、前記第1のダイヤモンドライクカーボン系膜よりも表面硬度の高い第2のダイヤモンドライクカーボン系膜3bをカソード放電型アークイオンプレーティング法によって形成する工程(d)と、を包含する。 (もっと読む)


【課題】低温度の環境下で被加工材の表面に、良好かつ高品位な炭素膜を形成することを目的とする。
【解決手段】所定の真空度に減圧可能とされる真空チャンバ1内に、被加工材4を保持し、基板電圧印加手段3により所定の電圧に印加される基板2と、上記基板2に対向配置される炭素原料基板5上で、真空チャンバ1内に導入される放電発生用の媒体ガスをパルス電源7より炭素原料基板5に出力される調整電力に基づきプラズマ化し、炭素原料基板5から上記基板2に保持される被加工材4に向けて炭素原料とともに放電するプラズマ発生源を備える。これにより被加工材4の表面に放電されるプラズマにより炭素膜を加工形成する。 (もっと読む)


本願は、複合Al−Crターゲットの反応性陰極アーク蒸発、ならびに、合成されたAl−Cr−O層の核形成および相形成に関する。酸素分圧およびアーク電流のパルス動作が、ターゲット表面での金属間相および固溶体の形成に影響を及ぼす。基板箇所での三元酸化物の核形成は、ターゲット表面に形成された金属間化合物または固溶体によってある程度制御可能であるように思われる。したがって、基板箇所での特定の核形成プロセスは、酸素反応性ガスの分圧と組合せてターゲット組成を自由に選択できることによって引き起こされ得る。それはまた、酸素分圧がより高い状態で時折生じるターゲット表面での酸化物アイランドの成長に対する制御も可能にする。これは、層およびターゲット表面のX線回折分析によって立証される。 (もっと読む)


金属基材用のニッケルアルミナイド系コーティングシステムは、コーティング前駆体(22)から成り、コーティング前駆体(22)は、第1のソースから得た金属基材(20)に重層させたニッケル及び合金元素から成る層(24a)と、第2のソースから得た金属基材(20)に重層させたアルミニウム層(26)とを含み、該コーティング前駆体の適切な処理の後に形成されたコーティングに重層させた、セラミック遮熱コーティングを含む。ニッケルアルミナイド系コーティングを形成する方法は、コーティング前駆体のアルミニウム含有量の大半部分を提供するソースと、ほぼ全てのニッケルを提供する個別のニッケル合金ソースと、コーティング前駆体の追加の合金元素とを設けるステップを含む。陰極アーク(イオンプラズマ)蒸着法を用いてもよい。コーティング前駆体は、個別の層の形で、又は共蒸着処理により設けることができる。
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【課題】簡易な工程で、シリコン基板を良好な寸法精度で加工することのできるシリコン基板の加工方法を提供すること。
【解決手段】本発明にかかるシリコン基板の加工方法は、シリコン基板10の主面をスパッタリングする表面処理工程と、シリコン基板10の主面にマスク層20を形成するマスク層形成工程と、マスク層20をパターニングしてマスクパターン22を形成するパターニング工程と、マスクパターン22の形状に従ってシリコン基板10をウエットエッチングするエッチング工程と、を含み、マスク層20は、クロムを含有し、表面処理工程およびマスク層形成工程は、同一のチャンバーC内で行われる。 (もっと読む)


【課題】密着性の向上および厚膜化が可能であり、耐摩耗性に優れる硬質膜およびその成膜方法を提供する。
【解決手段】中間層3と表面層4とからなる硬質膜1の成膜方法であって、基材2上に金属系材料を主体とする中間層3を形成する中間層形成工程と、中間層3の上にDLCを主体とする表面層4を形成する表面層形成工程とを有し、中間層3および表面層4は、スパッタリングガスとしてArガスを用いたUBMS装置を使用し、上記表面層形成工程は、炭素供給源として黒鉛ターゲットと炭化水素系ガスとを併用し、アルゴンガスの導入量100に対する炭化水素系ガスの導入量の割合が1〜5、装置内真空度が0.2〜0.8Pa、基材2に印加するバイアス電圧が70〜150Vの条件下で、炭素供給源から生じる炭素原子を、中間層3上に堆積させてDLCを主体とする表面層4を形成する工程である。 (もっと読む)


【課題】密着性および耐摩耗性の両面に優れ、かつ、表面平滑性の高いDLC膜およびその成膜方法を提供する。
【解決手段】基材2の表面に形成された中間層3と表面層4とからなり、表面層4の最表面に有する高さ0.1μm以上の突起が測定長さ20mmの計測で1mm当り1.5個未満である硬質膜1の成膜方法であって、該成膜方法は、基材2上に金属系材料を主体とする中間層3を形成する中間層形成工程と、中間層3の上にDLCを主体とする表面層4を形成する表面層形成工程とを有し、両工程において、スパッタリングガスとしてArガスを用いたUBMS装置を使用し、上記表面層形成工程は、上記装置内の真空度:0.2〜0.8Pa、基材2に印加するバイアス電圧:70〜250Vである条件下で、ターゲットから生じる炭素原子を、中間層3上に堆積させて表面層4を形成する工程である。 (もっと読む)


【課題】 潤滑寿命の長い転動部材、転動部材を用いた真空用機器および転動部材の製造方法を提供する。
【解決手段】 鉄基合金製の転動要素10の転動面上に形成された二硫化モリブデンまたは二硫化タングステンの少なくともいずれか一方で形成された鉄を含む潤滑被膜100を有する鉄基合金製の転動部材1において、鉄の原子濃度をモリブデンまたはタングステンの原子濃度に対して0.02より大きく,0.12以下とする。 (もっと読む)


【課題】DLC並みの潤滑特性を有し且つ高硬度、高耐熱性の硬質皮膜を被覆した多層皮膜被覆部材およびその製造方法を提供する。
【解決手段】
基材表面に組成が異なる硬質皮膜を2層以上被覆した多層皮膜被覆部材であって、硬質皮膜1の組成は、SiaBuCvNwOzで表され、該硬質皮膜1の下部層である該硬質皮膜2の組成は、金属成分がAl、Ti、Cr、Nb、W、Si、V、Zr、およびMoから選択される2種以上と、非金属成分がNとB、C、O、およびSから選択される少なくとも1種を有し、該硬質皮膜1はラマン分光分析において1300から1600cm−1の間に検出される最大強度のピーク強度Ixを有し、1900から2200cm−1の間に検出される最大強度のピーク強度Iyを有し、3.2≦Ix/Iy≦8.0であることを特徴とする多層皮膜被覆部材である。 (もっと読む)


【課題】少なくともAl/Cr比に関して調節可能な均質または変更可能な層組成を有しかつ少なくとも特定の用途においては従来公知の層を設けた工作物よりも高い耐摩耗性を有する工作物を提供する。
【解決手段】工作物あるいは部品であって、組成(AlyCr1-y)Xの少なくとも1層を含む層システムを有し、X=N、C、B、CN、BN、CBN、NO、CO、BO、CNO、BNOまたはCBNOでありかつ0.2≦y<0.7であり、上記層中の層組成は、実質的に一定であるか、または層厚にわたって連続的あるいは段階的に変化する。 (もっと読む)


本発明は、高い圧力及び高い温度にさらされる、特に燃料噴射システムの構成要素(B)のための摩耗保護層構造(20)に関する。この摩耗保護層構造(20)は、正方晶系に結合されたアモルファス炭素より形成されているか、又は一部が正方晶系に結合されたアモルファス炭素を有する保護層(21)を有しており、該保護層(21)と前記構成要素(B)との間に、チタンを含有する接着促進剤層(22)を有している。本発明によれば、前記接着促進剤層(22)が、チタンの他に追加的に少なくとも1つの耐酸化性の元素を含有している。
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【課題】電子ビーム物理蒸着を用いて、各皮膜間の界面の組成が連続的に変化する傾斜組成組織が形成され、遮熱特性、熱サイクル寿命に優れたセラミックス被覆部材を提供することを目的とする。
【解決手段】セラミックス被覆部材は、金属またはセラミックスからなる基材20に、少なくとも熱応力緩和層22、遮熱層23をこの順に積層して構成される。また、熱応力緩和層22と遮熱層23との境界部24とその近傍において、熱応力緩和層22から遮熱層23に向かって、熱応力緩和層22を形成する酸化ジルコニウムの濃度が連続的に減少するとともに、遮熱層23を形成する酸化ハフニウムの濃度が連続的に増加する。 (もっと読む)


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