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Fターム[4K029CA03]の内容

物理蒸着 (93,067) | 被覆処理方法 (12,489) | イオンプレーティング、イオンビーム蒸着 (1,603)

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【課題】拡散プラズマにより陽極内壁に付着、堆積した堆積物が剥落して陰極と陽極間を短絡することを防止することができる陽極壁多分割型プラズマ発生装置及びそれを用いたプラズマ処理装置を提供することである。
【解決手段】陰極2と陽極3の間で発生したプラズマPが陰極2より前方に向けて放出され、拡散する際、拡散物質41が電極筒体内壁に再結晶化して付着、堆積して、カーボンフレーク40として剥落する。電極筒体内壁を縦横の溝37、38によってマトリクス状に多分割されている。多数の突部35の堆積物分離作用により、拡散プラズマが陽極3に付着、堆積しても、堆積物が微細化され、大型乃至長尺状の堆積物が生じない。小片の突部39から微細片としてのカーボンフレーク40が剥落して、堆積物が剥落して陰極2と陽極3に跨って架橋することがなく、両極間の短絡現象の発生を防止することができる。 (もっと読む)


【課題】DLC並みの潤滑特性を有し且つ高硬度、高耐熱性の硬質皮膜を被覆した多層皮膜被覆部材およびその製造方法を提供する。
【解決手段】
基材表面に組成が異なる硬質皮膜を2層以上被覆した多層皮膜被覆部材であって、硬質皮膜1の組成は、SiaBuCvNwOzで表され、該硬質皮膜1の下部層である該硬質皮膜2の組成は、金属成分がAl、Ti、Cr、Nb、W、Si、V、Zr、およびMoから選択される2種以上と、非金属成分がNとB、C、O、およびSから選択される少なくとも1種を有し、該硬質皮膜1はラマン分光分析において1300から1600cm−1の間に検出される最大強度のピーク強度Ixを有し、1900から2200cm−1の間に検出される最大強度のピーク強度Iyを有し、3.2≦Ix/Iy≦8.0であることを特徴とする多層皮膜被覆部材である。 (もっと読む)


【課題】プラズマ処理装置におけるドロップレット捕獲用の環状リブ上に形成されたプラズマ流由来の堆積物が、プラズマ発生部へ落下して短絡を起こすことを防止する。
【解決手段】ドロップレット捕集用の環状リブ40を複数のリブ片に分割することにより、プラズマ流の物質の凝集により前記環状リブ上に形成する堆積物90の、形成当初からの細分化が達成される。この堆積物の細分化により、この堆積物が破片91としてプラズマ発生部10に落下する際に、この破片が陰極11と前記プラズマ発生部の壁面13の間に設けられる溝部14に入り込み、前記陰極と前記壁面の電気短絡が防止される。 (もっと読む)


【課題】 切刃に断続的に衝撃がかかる切削条件においても被覆層のチッピングや剥離を抑制できる切削工具を提供する。
【解決手段】 基体の表面が被覆層で被覆され、すくい面と逃げ面との交差稜線部を切刃とする切削工具であって、前記逃げ面における前記基体の表面に深さ0.5μm以内の窒素、炭素、硼素、珪素およびチタンの群から選ばれる1種以上の元素が多い基体表面冨化領域11が存在し、すくい面における前記基体の表面には前記基体表面冨化領域が存在しないとともに、前記逃げ面における前記被覆層の厚みが前記すくい面における前記被覆層の厚みよりも1.2〜3倍厚いスローアウェイチップ1である。 (もっと読む)


【課題】プラズマ電流が真空容器内のグランド電位のものに流れる現象を抑制し、安定して成膜を行うことのできる成膜装置を提供する。
【解決手段】プラズマガンのプラズマ室1は、成膜室10に連結され、連結部側から順に、陽極4、中間電極3および陰極2が配置されている。陽極4と成膜室10との間には、グランド電位のグリッド5が備えられている。これにより、プラズマ電流の一部は、グランド電位のグリッド5に流れるため、成膜室内のグランド電位の物体にプラズマ電流が流れるのを防止することができる。 (もっと読む)


【課題】可撓性及び耐薬品性を具備して、フレキシブルディスプレイ装置に好適な透明導電膜を提案する。
【解決手段】可撓性の基板2上に設ける透明導電膜3であって、前記基板側に設けた非結晶性の第1透明導電層3−1と、該第1透明導電層上に設けた結晶性の第2透明導電層3−2とを含んで形成してある。第1透明導電層3−1はSnO含有割合が10質量%以上のITO層(インジウムスズ酸化物の透明膜)またはIZO層(インジウム亜鉛酸化物の透明膜)であり、第2透明導電層3−2はSnO含有割合が1質量%以上10質量%未満のITO層とするのが望ましい。 (もっと読む)


【課題】 スパッタ法やレーザアブレーション法では基板の加熱処理なしでは得られない固有保磁力の高い膜磁石を、基板を加熱処理することなく得られる製造方法を提供するものである。
【解決手段】 磁石材料を含む電極と導電性の基板との間に所定の間隔を設け、電極と基板との間に電圧を印加してアーク放電を発生させることにより磁石材料を基板の表面に付着させて、内部に平均粒径が20nm以上で500nm以下の強磁性結晶相が分散した膜磁石を製造する製造方法を提供する。 (もっと読む)


【課題】可撓性及び耐薬品性を具備して、フレキシブルディスプレイ装置に好適な透明導電膜を提案する。
【解決手段】可撓性の基板2上に設ける透明導電膜3であって、前記基板側に設けた結晶性の第1透明導電層3−1と、該第1透明導電層上に設けた非結晶性の第2透明導電層3−2とを含んで形成してある。前記第1透明導電層はSnO含有割合が1質量%以上10質量%未満のITO層であり、前記第2透明導電層はSnO含有割合が10質量%以上のITO層(インジウムスズ酸化物の透明膜)またはIZO層(インジウム亜鉛酸化物の透明膜)とするのが望ましい。 (もっと読む)


【課題】生体分子の微量検出に表面プラズモン共鳴が利用されている。この測定には、プリズムに金属膜を成膜した、いわゆるクレッチマン配置を用いている。このプリズムとして、基材上に密着性の良い金属膜を直接設ける製造方法及びその製造方法によって作製される素子を提供する。
【解決手段】基材20上に遷移金属又はその合金からなる薄膜が形成された素子の製造方法において、成膜前に基材20の成膜面を、成膜する金属のイオン雰囲気に晒す工程を有するものとする。 (もっと読む)


【課題】高硬度を維持しつつ残留圧縮応力の低減化を図り、2層構造を有する硬質皮膜層1、2の密着強度を改善して硬質皮膜被覆切削工具の長寿命化を図る。
【解決手段】
超硬合金を基材とする切削工具に硬質皮膜を被覆した硬質皮膜被覆切削工具において、表面側に硬質皮膜層1、基材側に硬質皮膜層2が被覆され、硬質皮膜層1は(AlCr1−a)N、但し、0.5≦a≦0.75、0.9≦x≦1.1であり、硬質皮膜層2は(TiAl1−b)N、但し、0.4≦b≦0.6、0.9≦y≦1.1であり、X線回折における硬質皮膜層1の(111)面の格子定数をa1(nm)、硬質皮膜層2の(111)面の格子定数をa2(nm)としたとき、1.005≦a2/a1≦1.025であることを特徴とする硬質皮膜被覆切削工具である。 (もっと読む)


【課題】同一の成膜材料を用いて繰り返し成膜を行った場合でも、各対象物における成膜速度を均一化することのできる成膜装置を提供する。
【解決手段】ターゲット101の表面に対向するように配置され、基板100を設置する基板ホルダ6と、基板100上の成膜環境を測定可能なセンサ部8とを備え、対象物ホルダ6は、ターゲット101に対して移動可能に構成されるとともに、基板ホルダ6の移動量及び移動方向と、センサ部8の移動量及び移動方向とが同一に設定されていることを特徴とする。 (もっと読む)


本発明は、化学組成CSiMe(Meは、Al、Ti、V、Cr、Zr、Nb、Mo、Hf、Ta、W、Y、Sc、La、Ce、Nd、Pm、Sm、Pr、Mg、Ni、Co、Fe、Mnからなる群の少なくとも1つの金属であり、a+b+d+e+g+l+m=1である)を有する保護コーティングに関する。本発明によれば、0.45≦a≦0.98、0.01≦b≦0.40、0.01≦d≦0.30、0≦e≦0.35、0≦g≦0.20、0≦l≦0.35、0≦m≦0.20の条件が満たされる。本発明は、また、保護コーティングを有するコーティング部材、並びに部材のための保護コーティング、特に多層膜を製造するための方法に関する。
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【課題】新規な炭素膜製造装置を提供することを目的とする。
【解決手段】本発明の炭素膜製造装置は、供給ガスに電子ビームを照射し、プラズマを発生させる電子ビーム発生装置7と、炭素源を収容し、炭素源を加熱して気化させる炭素源容器4と、炭素膜を堆積させる基板3を有する。ここで、供給ガスは、アルゴンガスであることが好ましい。また、電子ビーム発生装置7の電子通過量は10〜100Aの範囲内にあることが好ましい。また、炭素源は、フラーレンC60、フラーレンC70、その他ナノメートルスケールのカーボン粒子であることが好ましい。また、基板3の広さは1〜100cm2 の範囲内にあることが好ましい。また、基板3のバイアス電圧は-500〜0Vの範囲内にあることが好ましい。 (もっと読む)


【課題】被膜形成物および被膜形成物の製造方法を提供する。
【解決手段】金属元素および半金属元素から選択された1以上の元素と、第1元素と、第2元素とを含む化合物被膜を、成膜室に配置された基板の表面に形成することにより、被膜形成物を製造する方法であって、前記第1元素を含む第1ガスおよび前記第2元素を含む第2ガスから選択された1以上のガスを前記成膜室に供給し、前記1以上の元素を含む粒子を、前記ガスの中を通過させて前記基板に照射する段階と、前記成膜室における前記第1ガスと前記第2ガスの分圧比を変化させる段階と、を備えた被膜形成物の製造方法が提供される。 (もっと読む)


【課題】高い生産性を保ちながら品質の高い膜を基材上に形成することができるイオンプレーティング方法および装置、およびイオンプレーティングによるガスバリア膜形成方法を提供する。
【解決手段】真空チャンバ12内に設置された被イオンプレーティング用基材13に対して蒸着材料20を蒸着するイオンプレーティング装置10は、蒸着材料20を収納するるつぼ19と、真空チャンバ12内に昇華ガス25を導入するガス導入部24と、昇華ガス25をプラズマ化させる圧力勾配型のプラズマガン11と、プラズマ化された昇華ガス25がるつぼ19に収納された蒸着材料20に照射されるよう磁場を発生させる磁場機構5とを備えている。このうちプラズマガン11はガス導入部24に設けられており、磁場機構5はプラズマガン11と真空チャンバ12との間に設けられている。また、昇華ガス25は、キセノンガス26とアルゴンガス27とを含んでいる。 (もっと読む)


【課題】安定した特性を有するヘテロ界面の形成、ひいては高い選択性を持ったInPエッチストッパー層の形成を実現するエピタキシャル成長方法を提供する。
【解決手段】分子線エピタキシャル成長法によりIII−V族系化合物半導体のヘテロ接合を有する半導体薄膜を形成するエピタキシャル成長方法であって、少なくとも一種類以上のIII族元素の分子線と第1のV族元素の分子線とを照射して第1の化合物半導体層を形成する第1の工程と、III族元素の分子線と第1のV族元素の分子線の照射を停止し、第1のV族元素の供給量が第1の工程における供給量の1/10以下となるまで成長を中断する第2の工程と、少なくとも一種類以上のIII族元素の分子線と第2のV族元素の分子線とを照射して第1の化合物半導体層上に第1の化合物半導体とは異なる第2の化合物半導体層を形成する第3の工程と、を備える。 (もっと読む)


【課題】
真空容器内における負に印加したワークを回転させながら周囲より正イオン化した被蒸発材料を同ワークに衝突させて同被蒸発材料による被膜を形成するイオンプレーティング装置よりも、ワークの表面に形成する被膜をより滑らかなものにできるイオンプレーティング装置を提供できるようにした。
【解決手段】
真空容器内にて、負に印加した被処理物に蒸発させかつ正イオン化した被蒸発材料を衝突させて同被蒸発材料による被膜を形成するイオンプレーティング装置において、真空容器1内にセットする被処理物たるワーク2が、正イオン化した蒸発材料9が衝突する衝撃によって少なくとも前後方向に揺動するようにセットできるよう構成する。 (もっと読む)


【課題】同一の成膜材料を用いて繰り返し成膜を行った場合でも、各対象物における膜厚を均一化することのできる成膜装置を提供する。
【解決手段】ターゲット101を用いて基板100の表面に成膜を行う成膜装置1は、ターゲット101が載置される載置面を有する材料設置部4と、基板100を材料設置部4に載置されたターゲット101に対向させて支持する基板ホルダ6と、基板ホルダ6の材料設置部4に対向する面の第一の領域及び第二の領域の成膜環境を測定可能に配置されたセンサ部8と、センサ部8の測定結果に基づいて第一の領域及び第二の領域の成膜環境を比較し、両者の差が所定値以上であるときに材料設置部4と基板ホルダ6との位置関係を変化させるよう制御する制御部10とを備えたことを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】 主電極からカソードマウントへの伝熱を抑制するための伝熱抑制構造を備えた利便性に優れる圧力勾配型プラズマガンを提供すること。
【解決手段】 圧力勾配型プラズマガン100が、主電極17と、前記主電極をその第1の部分が少なくとも包囲して該第1の部分が前記主電極を少なくとも保護する電極保護部18a,20と、前記電極保護部の第2の部分がその主面に連結され該主面が前記第2の部分を支持することで前記第1の部分を間接的に支持することにより前記主電極を間接的に支持する電極支持部10と、を備え、前記電極保護部の第2の部分に、前記主電極から前記電極支持部への伝熱を抑制する伝熱抑制構造21a,21bが設けられている。 (もっと読む)


【課題】アークをプラズマ源とし、成膜面に付着するマクロパーティクル数を低減しつつ、高い成膜レートで良質な薄膜を形成できる成膜装置及び成膜方法を提供する。
【解決手段】プラズマ発生部10で発生しプラズマ分離部20に進入したプラズマは、斜め磁場発生コイル23の磁場により進行方向が曲げられ、プラズマ輸送部40を介して成膜チャンバ50内に入る。一方、アーク放電にともなって発生したマクロパーティクルは、磁場の影響を殆ど受けないためプラズマ分離部20を直進してパーティクルトラップ部30で捕捉される。プラズマ輸送部40は、プラズマの流路に沿って相互に電気的に絶縁された2つの電場フィルタ部40a,40bに分割されている。プラズマ分離部20側の電場フィルタ部40aには例えば−20Vの電圧が印加され、成膜チャンバ50側の電場フィルタ部40bには例えば−5Vの電圧が印加される。 (もっと読む)


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