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Fターム[4K033DA02]の内容

電磁鋼板の製造 (7,545) | 結晶状態 (192) | 集合組織 (103)

Fターム[4K033DA02]に分類される特許

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【課題】製品コイル内の鉄損が均一かつ極めて低い極薄方向性電磁鋼板の製造方法を提案する。
【解決手段】mass%で、C:0.04〜0.12%、Si:1.5〜5.0%、Mn:0.01〜1.0%、Ni:0.10〜1.0%、sol.Al:0.010〜0.040%、N:0.004〜0.02%、Cu:0.02〜1.0%、Sb:0.01〜0.10%、SおよびSeのうちから選ばれる1種または2種:合計0.005〜0.05%を含有する鋼スラブを熱間圧延し、冷間圧延して最終板厚0.12〜0.20mmの冷延板とし、一次再結晶焼鈍し、仕上焼鈍する方向性電磁鋼板の製造工程において、上記鋼スラブのsol.Al/Nの値を2.0〜2.8の範囲とし、かつ、仕上焼鈍における二次再結晶前の鋼板を775〜875℃の温度域に40〜200時間保定することを特徴とする方向性電磁鋼板の製造方法を提案する。 (もっと読む)


【課題】中間焼鈍において、従来技術よりも効率よく脱炭することができ、薄物でも安定して低鉄損が得られる方向性電磁鋼板の有利な製造方法を提案する。
【解決手段】C:0.02〜0.15%、Si:2.0〜7.0%、Mn:0.005〜0.3%、酸可溶性Al:0.01〜0.05%、N:0.002〜0.012%、SおよびSeのうちから選ばれる1種または2種を合計で0.05%以下を含有する鋼スラブを熱間圧延し、1回以上の中間焼鈍を挟む2回以上の冷間圧延を施して最終板厚とした後、一次再結晶焼鈍を施し、その後、仕上焼鈍を施す一連の工程からなる方向性電磁鋼板の製造方法において、上記いずれかの中間焼鈍において、鋼板表面に鉄系酸化物層を形成し、必要に応じて還元して純鉄層を形成した後、脱炭することを特徴とする方向性電磁鋼板の有利な製造方法。 (もっと読む)


【課題】製品コイル全長に亘って二次再結晶粒を細粒化し、低鉄損化することができる方向性電磁鋼板の製造方法を提案する。
【解決手段】C:0.001〜0.20%、Si:1.0〜5.0%、Mn:0.03〜1.0%、SおよびSeの1種または2種の合計:0.005〜0.040%、sol.Al:0.003〜0.050%、N:0.0010〜0.020%を含有する鋼スラブを熱間圧延し、冷間圧延を施して最終板厚とし、一次再結晶焼鈍し、その後、MgOを主成分とする焼鈍分離剤を塗布して最終仕上焼鈍を施す方向性電磁鋼板の製造方法において、上記一次再結晶焼鈍の昇温過程における300〜600℃間の昇温速度Sを100℃/s以上、600〜700℃間の昇温速度Sを30〜(0.5×S)℃/sの範囲とし、好ましくは300〜700℃における雰囲気の酸化ポテンシャルPH2O/PH2を0.05以下とする。 (もっと読む)


【課題】本発明は、特定の結晶配向性を有する鋼板を所望の厚みで安定して製造することができ、結晶配向性を有する鋼板をより効率的に提供する。
【解決手段】特定の結晶配向性を有し、厚さが0.01mm以上10mm以下の鋼板を製造する方法であって、
(a)α−γ変態系マスターピース鋼板と該マスターピース鋼板より低いA3変態点を有するα−γ変態系マテリアル鋼板2を積層する工程、
(b)積層したマスターピース鋼板とマテリアル鋼板を接着することによって一体化する工程、
(c)マテリアル鋼板のA3変態点以上、マスターピース鋼板のA3変態点未満に加熱した後に、マテリアル鋼板
のA3変態点未満に冷却する工程、
から構成されることを特徴とする結晶配向性を有する鋼板の製造方法である。 (もっと読む)


【課題】磁気特性に優れる方向性電磁鋼板を生産性よく製造する有利な方法を提案する。
【解決手段】mass%で、C:0.020〜0.15%、Si:2.5〜7.0%、Mn:0.005〜0.3%、sol.Al:0.01〜0.05%、N:0.002〜0.012%、SおよびSeのうちの1種または2種:合計で0.05%以下、Sn:0.01〜0.20%、Sb:(0.2×Sn)%以上0.10%以下、Ni:{0.7×(Sn+Sb)}%以上1.0%以下を含有する鋼スラブを、熱間圧延し、中間焼鈍を挟む2回以上の冷間圧延し、一次再結晶焼鈍し、仕上焼鈍する方向性電磁鋼板の製造方法において、上記鋼スラブのSn,SbおよびNiの含有量に応じて、熱間圧延における1150℃以下での圧下率Rおよび中間焼鈍における最高到達温度T(℃)を適正範囲に制御することを特徴とする方向性電磁鋼板の製造方法。 (もっと読む)


【課題】温間圧延と同様の集合組織改質効果が得られる方向性電磁鋼板の新規な製造方法を提案する。
【解決手段】C:0.01〜0.10mass%、Si:2.0〜4.5mass%およびMn:0.01〜0.5mass%を含有する鋼スラブを熱間圧延して熱延板とし、熱延板焼鈍を施した後、1回の冷間圧延で圧下率85%以上の圧延をし、あるいは、中間焼鈍を挟む2回以上の冷間圧延で最終冷延圧下率80%以上の圧延をして最終板厚の冷延板とし、その後、一次再結晶焼鈍および二次再結晶焼鈍を施す方向性電磁鋼板の製造方法において、上記冷間圧延における総圧下率が50%以下の段階において、歪速度150s−1以下の低歪速度冷間圧延を最低1パス以上施すことを特徴とする方向性電磁鋼板の製造方法。 (もっと読む)


【課題】 焼鈍前の軟磁性材料からなる鋼板の集合組織から、軟磁性材料からなる鋼板の焼鈍後の磁気特性を予測できるようにする。
【解決手段】 解析された「焼鈍後の各結晶粒A」の<100>方向と磁界の方向とのなす最小角度αminを導出する。次に、<100>方向と磁界の方向とのなす最小角度αminを用いて、焼鈍後の鋼板に与えられる磁界Hの磁化容易軸方向の成分H<100>を導出し、それに対応する「磁化容易軸方向の磁束密度B<100>」を、「鋼板を構成する材料の単結晶の<100>方向におけるB−H曲線」から導出する。次に、最小角度αminを用いて、磁界Hの方向の磁束密度B<100>Hを、各結晶粒Aの「磁界Hの方向の磁束密度B<100>H(I)」として導出する。最後に、各結晶粒Aの「磁界Hの方向の磁束密度B<100>H(I)」について、結晶粒Aの焼鈍後の面積SIによる加重平均を行う。 (もっと読む)


【課題】冷間圧延前のCの存在形態を最適化し、二次再結晶焼鈍後に優れた磁気特性を安定して得ることができる方向性電磁鋼板の製造方法を提案する。
【解決手段】mass%で、C:0.005〜0.15%、Si:2.5〜7.0%、Mn:0.005〜0.3%、sol.Al:0.01〜0.05%、N:0.002〜0.012%、SおよびSeのうちの1種または2種を合計で0.005〜0.05%を含有する鋼素材を再加熱した後、熱間圧延し、巻取温度を760〜460℃の範囲として鋼板表面にFeを主体とする酸化物を生成させた後、酸化性雰囲気中で、800℃以上に加熱後、800℃から350〜200℃間の冷却停止温度までを平均冷却速度10〜100℃/sで冷却し、その後、冷却停止温度から冷却速度5℃/s以下で40〜200s間徐冷する熱延板焼鈍を施すことを特徴とする方向性電磁鋼板の製造方法。 (もっと読む)


【課題】仕上焼鈍後の二次再結晶粒内のβ角の変動を抑え、コイル全長にわたってβ角を適正範囲に制御することによって、製品コイル全ての位置で磁気特性に優れる方向性電磁鋼板の有利な製造方法を提案する。
【解決手段】冷間圧延した電磁鋼板素材を一次再結晶焼鈍し、その後、コイル状態で二次再結晶させる仕上焼鈍を施して方向性電磁鋼板を製造する方法において、上記仕上焼鈍を、鋼板の曲率半径を変化させるあるいはさらに鋼板の曲率の符号を逆転させるコイルの巻き直し工程を挟んで2回以上に分けて行い、1回目の仕上焼鈍における二次再結晶率を面積率で5〜90%とする方向性電磁鋼板の製造方法。 (もっと読む)


【課題】磁区細分化用の溝を形成した方向性電磁鋼板であって、局所的な絶縁コーティングの被膜剥離を低く抑えることができ、優れた耐食性および絶縁性を有する方向性電磁鋼板を提供する。
【解決手段】線状溝の底面部における絶縁コーティングの膜厚をa1(μm)、線状溝部以外の鋼板表面の絶縁コーティング膜厚をa2(μm)とするとき、これらa1およびa2が、以下の式(1)および(2)の関係を満足するように制御する。
0.3μm≦a2≦3.5μm ・・・(1)
1/a2≦2.5 ・・・(2) (もっと読む)


【課題】磁区細分化用の溝を形成した方向性電磁鋼板であって、実機トランスに組上げた際の鉄損を低く抑えることのできる、優れた実機鉄損特性を有する方向性電磁鋼板を提供する。
【解決手段】線状溝の底面部における絶縁コーティングの膜厚a(μm)と、線状溝部以外の鋼板表面の絶縁コーティング膜厚a(μm)と、線状溝の深さa(μm)とが、以下の式(1)および(2)を満足するように制御する。
0.3μm≦a≦3.5μm ・・・(1)
+a−a≦15μm ・・・(2) (もっと読む)


【課題】パルスレーザを表面に照射して該表面上に点列状の照射痕を形成することにより鉄損を低減させる方向性電磁鋼板の製造方法において、該鋼板を用いて作製した変圧器鉄心を励磁する際に発生する騒音を低減する方途を提供する。
【解決手段】二次再結晶焼鈍後の方向性電磁鋼板の表面に、パルス状のレーザを圧延方向と交差する方向に走査し、鋼板の表面に照射痕を交差方向に伸びる点列状に形成して磁区細分化処理を施すに当たり、照射痕相互の間隔を、従来技術のように等間隔とはせずに、変化させて不等とする。 (もっと読む)


【課題】鋼板圧延方向の磁束密度を著しく高めることができる無方向性電磁鋼板の有利な製造方法を提案する。
【解決手段】C:0.01〜0.1mass%、Si:4mass%以下、Mn:0.05〜3mass%、Al:3mass%以下、S:0.005mass%以下、N:0.005mass%以下、残部がFeおよび不可避的不純物からなる鋼スラブを熱間圧延し、冷間圧延し、仕上焼鈍する無方向性電磁鋼板の製造方法において、加熱時の平均昇温速度を100℃/sec以上とし、均熱温度を750〜1100℃の温度域とする仕上焼鈍を施すことを特徴とする無方向性電磁鋼板の製造方法。 (もっと読む)


【課題】本発明は、本質的に磁束密度が低下し易い薄肉の無方向性電磁鋼板において、過度の生産性低下や設備負荷を伴うことなく{100}<001>方位を発達させ、高磁束密度と低鉄損を高位両立した無方向性電磁鋼板およびその製造方法を提供することを目的とする。
【解決手段】本発明は、質量%で、Si:1.5%以上3.5%以下、sol.Al:0.1%以上2.5%以下およびMn:0.08%以上2.5%以下をSi+2×sol.Al−Mn≧2.0を満足する範囲で含有し、さらに、P:0.06%以上0.20%以下、S:0.0020%超0.006%以下、C:0.005%以下およびN:0.005%以下を含有し、残部がFeおよび不純物からなる化学組成を有し、平均結晶粒径が60μm以上150μm以下である鋼組織を有し、板厚中央部において({100}<001>方位の集積度)>({110}<001>方位の集積度)の関係を満足する集合組織を有し、板厚が0.30mm以下であることを特徴とする無方向性電磁鋼板を提供する。 (もっと読む)


【課題】実機トランスに組上げた場合に、優れた低騒音性を発現する電子ビーム照射による磁区細分化処理を行った方向性電磁鋼板を提供する。
【解決手段】フォルステライト被膜による鋼板への付与張力が、圧延方向および圧延方向と直角な方向ともに2.0MPa以上であって、かつ電子ビーム照射面における熱歪み導入領域のスポット径Aと照射ピッチBの比が0.5≦B/A≦5.0の関係を満足する。 (もっと読む)


【課題】熱歪や溝を圧延方向とほぼ直角方向に導入する手法並びに、鋼板に張力を付与する手法を併用する磁区細分化処理における適正条件を与えることにより、方向性電磁鋼板の鉄損をさらに低減する。
【解決手段】表面に被膜を有する方向性電磁鋼板に、電子ビーム照射による磁区細分化処理を施すに当たり、前記電子ビーム照射に先立ち、前記被膜により鋼板に付与されている張力T(MPa)を測定し、その後に施す電子ビーム照射の圧延方向への照射間隔Wr(mm)を前記張力Tの0.1〜0.6倍に制御する。 (もっと読む)


【課題】磁区細分化処理により鉄損を低減させた方向性電磁鋼板について、変圧器鉄心に積層して使用した場合に発生する騒音を効果的に低減することが可能な方向性電磁鋼板を提供する。
【解決手段】処理痕跡のない歪みを導入して磁区構造を変化させた方向性電磁鋼板において、磁束密度B8を1.92T以上とした上で、歪み導入処理前の平均磁区幅W0に対する歪み導入処理後の処理面の平均磁区幅Waの比をWa/W0<0.4とし、かつ非処理面の平均磁区幅Wbに対する該Waの比をWa/Wb>0.7とし、さらに歪み導入処理による処理面の磁区不連続部の平均幅Wcに対する非処理面の磁区不連続部の平均幅Wdの比をWd/Wc>0.8、かつWc<0.35mmとする。 (もっと読む)


【課題】近年の低鉄損化の要求に応えた方向性電磁鋼板を提供する。
【解決手段】レーザー照射により磁区細分化を行う、磁束密度B8が1.91T以上の方向性電磁鋼板において、フォルステライト被膜中のN含有量を3.0質量%以下に抑制する。 (もっと読む)


【課題】実機トランスに組上げた場合に、優れた低騒音性および低鉄損特性を発現するレ
ーザー照射または電子ビーム照射による磁区細分化処理を行った方向性電磁鋼板を提供す
る。
【解決手段】フォルステライト被膜および張力コーティングにより、鋼板に付与する合計
張力が、圧延方向で10.0MPa以上、圧延方向に対して直角方向で5.0MPa以上で、かつこれ
らの合計張力が、次式の関係を満足する。
1.0 ≦ A/B ≦ 5.0
A: 圧延方向のフォルステライト被膜および張力コーティングによる合計張力
B: 圧延方向に対して直角方向のフォルステライト被膜および張力コーティングに
よる合計張力 (もっと読む)


【課題】2回以上の冷延を利用して製造する方向性電磁鋼板において、オーステナイト−フェライト変態を利用して二次再結晶後に優れた磁気特性を発現させる。
【解決手段】所定の成分組成になる鋼スラブを素材とし、2回以上の冷延を利用して方向性電磁鋼板を製造するに際し、最終冷間圧延を除くいずれかの冷間圧延に先立って、500℃以上750℃以下の温度範囲で、10分以上480時間以下の熱処理を行う。 (もっと読む)


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