説明

Fターム[4K033JA04]の内容

電磁鋼板の製造 (7,545) | 連続焼鈍 (386) | 脱炭焼鈍 (179)

Fターム[4K033JA04]の下位に属するFターム

Fターム[4K033JA04]に分類される特許

1 - 20 / 144


【課題】優れた加工及び磁気特性を有する高透磁率の方向性電磁鋼板の製造方法を提供する。
【解決手段】重量%で、約2.5から約4.5%までの珪素と、約0.1から約1.2%までのクロムと、約0.02から約0.08%までの炭素と、約0.01から約0.05%までのアルミニウムと、約0.1%までのイオウと、約0.14%までのセレンと、約0.03から約0.15%までのマンガンと、約0.02%までの錫と、約1%までの銅と、必要な鉄及び残留要素とのバランスとを有するものであり、少なくとも毎秒30℃の割合で875〜950℃から400℃以下の温度まで冷間圧延される前に焼鈍された後、急冷される。少なくとも80%の最終圧下により1以上の工程で冷延圧下され、焼鈍され、脱炭され、そして少なくとも片面が焼鈍分離剤で被覆される。最終焼鈍は、安定した2次粒成長と、少なくとも1840の796A/mで測定される透磁率とを有する。 (もっと読む)


【課題】レーザーまたは電子ビーム照射を用いて、平坦化焼鈍後に磁区細分化処理を施す方向性電磁鋼板の製造方法において、レーザーまたは電子ビーム照射に伴う絶縁被膜の損傷を回避することで、鋼板の鉄損低減、層間抵抗の確保および鋼板外観の維持を実現する方法を提供する。
【解決手段】仕上焼鈍を、コイルの巻取り径が内径で700mm以上として行い、鋼板の表面にフォルステライト被膜を形成した後、
引き続く平坦化焼鈍処理を施す際に、リン酸塩およびシリカを主体とする絶縁コーティング処理を施すものとし、上記平坦化焼鈍処理の温度を850℃以上で、かつ焼鈍炉内における鋼板に対する付与張力を10MPa以下とし、
その後、上記鋼板の圧延方向と交差する向きにレーザーまたは電子ビームを照射して磁区細分化処理を行う。 (もっと読む)


【課題】電子ビームの照射速度が従来に比して速くなったとしても、十分に磁区細分化効果を発揮し、優れた磁気特性を有する方向性電磁鋼板を提供する。
【解決手段】電子ビームの走査方向における熱影響域の長さをL(μm)、走査方向に対し直角方向における熱影響域の長さをL(μm)とするとき、これらの比(L/L)を1.2以上とする。 (もっと読む)


【課題】方向性電磁鋼板をインヒビターレス素材を用いて製造する場合に、従来懸念された粒径変動を効果的に抑制して、安定して所望の磁気特性を発現させることができる品質安定性に優れた方向性電磁鋼板の有利な製造方法を提供する。
【解決手段】インヒビターレスの成分系で、Caを3質量ppm以上 15質量ppm以下で含有するスラブを素材として方向性電磁鋼板を製造するに際し、
スラブ成分中のS量を、Ca量に応じて、次式(1)
8+Ca(ppm)×0.7<S(ppm)≦50 (ppm) --- (1)
の関係を満足する範囲に調整する。 (もっと読む)


【課題】製品コイル内の鉄損が均一かつ極めて低い極薄方向性電磁鋼板の製造方法を提案する。
【解決手段】mass%で、C:0.04〜0.12%、Si:1.5〜5.0%、Mn:0.01〜1.0%、Ni:0.10〜1.0%、sol.Al:0.010〜0.040%、N:0.004〜0.02%、Cu:0.02〜1.0%、Sb:0.01〜0.10%、SおよびSeのうちから選ばれる1種または2種:合計0.005〜0.05%を含有する鋼スラブを熱間圧延し、冷間圧延して最終板厚0.12〜0.20mmの冷延板とし、一次再結晶焼鈍し、仕上焼鈍する方向性電磁鋼板の製造工程において、上記鋼スラブのsol.Al/Nの値を2.0〜2.8の範囲とし、かつ、仕上焼鈍における二次再結晶前の鋼板を775〜875℃の温度域に40〜200時間保定することを特徴とする方向性電磁鋼板の製造方法を提案する。 (もっと読む)


【課題】製品コイル内の鉄損が均一かつ極めて低い極薄方向性電磁鋼板の製造方法を提案する。
【解決手段】mass%で、C:0.04〜0.12%、Si:1.5〜5.0%、Mn:0.01〜1.0%、sol.Al:0.010〜0.040%、N:0.004〜0.02%、SおよびSeを合計で0.005〜0.05含有する鋼スラブを熱間圧延し、冷間圧延し、一次再結晶焼鈍し、仕上焼鈍する方向性電磁鋼板の製造方法において、前記鋼スラブにおけるsol.AlとNの含有量の比(sol.Al/N)と、二次再結晶焼鈍時の鋼板板厚d(mm)とが、4d+1.52≦sol.Al/N≦4d+2.32の式を満たし、かつ、前記仕上焼鈍の加熱過程で二次再結晶前の鋼板を775〜875℃の温度に40〜200時間保持した後、875〜1050℃の温度域を昇温速度10〜60℃/hrで加熱し、二次再結晶と純化処理を施す。 (もっと読む)


【課題】鉄損の低い方向性電磁鋼板の製造方法を提供する。
【解決手段】冷間圧延と巻取りとの間に、珪素鋼板の板幅方向にレーザビームを通板方向で所定の間隔をあけて複数回照射し溝を形成する溝形成工程を有し、前記レーザビームの平均強度をP(W)、前記レーザビームの集光スポットの前記通板方向の集光径をDl(mm)、前記板幅方向の集光径をDc(mm)、前記レーザビームの前記板幅方向の走査速度をVc(mm/s)、前記レーザビームの照射エネルギー密度Upを下記式1、前記レーザビームの瞬時パワー密度Ipを下記式2としたとき、下記の式3及び式4を満たす。Up=(4/π)×P/(Dl×Vc)…(式1)。Ip=(4/π)×P/(Dl×Dc)×(1/1000)…(式2)。1≦Up≦10(J/mm)…(式3)。100(kW/mm)≦Ip≦2000(kW/mm)…(式4)。 (もっと読む)


【課題】被膜密着性、特に被膜額縁剥離性に優れる方向性電磁鋼板を提供する。
【解決手段】質量で、Si:1.8〜7%を含有し、表面にフォルステライトを主成分とする一次被膜を有する方向性電磁鋼板において、該一次被膜中のCe、La、Pr、Nd、Sc、Yの内1種または2種以上の目付量が片面あたり0.001〜1000mg/mであることを特徴とする被膜密着性に優れた方向性電磁鋼板、また一次被膜中にTi目付量を片面あたり1〜800mg/m含有すること、更に、一次被膜中にSr、Ca、Baの内の1種または2種以上を目付量で片面あたり0.01〜100mg/m含有することを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】磁気特性に優れる方向性電磁鋼板を生産性よく製造する有利な方法を提案する。
【解決手段】mass%で、C:0.020〜0.15%、Si:2.5〜7.0%、Mn:0.005〜0.3%、sol.Al:0.01〜0.05%、N:0.002〜0.012%、SおよびSeのうちの1種または2種:合計で0.05%以下、Sn:0.01〜0.20%、Sb:(0.2×Sn)%以上0.10%以下、Ni:{0.7×(Sn+Sb)}%以上1.0%以下を含有する鋼スラブを、熱間圧延し、中間焼鈍を挟む2回以上の冷間圧延し、一次再結晶焼鈍し、仕上焼鈍する方向性電磁鋼板の製造方法において、上記鋼スラブのSn,SbおよびNiの含有量に応じて、熱間圧延における1150℃以下での圧下率Rおよび中間焼鈍における最高到達温度T(℃)を適正範囲に制御することを特徴とする方向性電磁鋼板の製造方法。 (もっと読む)


【課題】積み変圧器を作製した場合にあって、特に、磁束密度Bが1.93T以上の方向性電磁鋼板を用いて変圧器を作製したときに、そのコーナー部分など、磁束が圧延方向からずれて曲がる部位があっても、より効果的に鉄損劣化を抑えることができる方向性電磁鋼板を得る。
【解決手段】一次再結晶焼鈍に先立ち、鋼板の表面に電子線を照射することにより、鋼板の表面を算術平均粗さRaで0.15μm以下の平滑面とする。 (もっと読む)


【課題】鉄心にギャップを設ける以外の方法で、偏磁が生じる用途で使われる場合にも、優れた磁気特性を有する方向性電磁鋼板を提案する。
【解決手段】電子ビーム照射により、板幅方向と30度以内をなす角度で線状に、照射列の圧延方向の列間隔を2〜10mmとして、以下の式(1)にて定義される単位面積あたりの照射エネルギー量E(mJ/mm2)を、磁束密度Bが1.90T以上でかつ磁束密度B0.5が1.60T以下を満足するように、20〜220 mJ/mm2の範囲で歪を導入する。
E(mJ/mm2)=電子ビーム加速電圧(kV)×ビーム電流値(mA)/ (ビーム走査速度(m/s)×ビーム径(mm)) …(1) (もっと読む)


【課題】電子ビーム照射を用いて、平坦化焼鈍後に磁区細分化処理を施す方向性電磁鋼板の製造方法において、トランスを作製した際に優れた鉄損特性を有する方向性電磁鋼板を得る方法を提供する。
【解決手段】Si:2.0〜4.5質量%を含む方向性電磁鋼板用スラブを素材として、平坦化焼鈍を施すに際し、焼鈍時の均熱温度、均熱温度からの冷却過程における冷却速度および鋼板の塑性伸び量の各条件を調整し、上記平坦化焼鈍処理の前後におけるフォルステライト質被膜の被膜張力の減少量を60%以下に抑制する。 (もっと読む)


【課題】実機トランスに組上げた場合に、優れた鉄損特性、騒音特性を有する方向性電磁鋼板を提供する。
【解決手段】最終仕上げ焼鈍後または張力コーティング処理後に、電子ビーム照射による磁区細分化処理を行う場合に、電子ビームの出力に応じて、一点当たりの滞留時間tと点間隔Xとの関係を次の範囲に制御する。(1)ビーム出力が600W未満の場合には、0.05≦2(Da・t)1/2/X≦1.5(2)ビーム出力が600〜1200Wの場合には、0.03≦2(Da・t)1/2/X≦0.8(3)ビーム出力が1200W超の場合には、0.01≦2(Da・t)1/2/X≦0.2但し、Da:熱拡散率(22.7×10-6m2/s at 300K in Fe)、t:一点当たりの滞留時間(s)、X:点間隔(mm) (もっと読む)


【課題】特別な設備や工程を必要とすることなく、鉄損の改善を図ることができる方向性電磁鋼板の有利な製造方法を提案する。
【解決手段】C:0.01〜0.08mass%、Si:2.0〜8.0mass%およびMn:0.005〜1.0mass%を含有する鋼素材を用いる方向性電磁鋼板の製造方法において、最高到達温度1100℃以上で仕上焼鈍を施した後、均熱温度が950〜1200℃で均熱保持時間が3hr以上の追加焼鈍を施すことを特徴とする方向性電磁鋼板の製造方法。 (もっと読む)


【課題】本発明の目的は、良好な磁気特性を有する方向性電磁鋼板を得るための手段を提供することである。
【解決手段】質量%で、Siを0.8〜7%、酸可溶性Alを0.01〜0.065%、Nを0.004〜0.012%、Mnを0.05〜1%、Bを0.0005〜0.0080%含有し、S及びSeからなる群から選択された少なくとも1種を総量で0.003〜0.015%含有し、C含有量が0.085%以下であり、残部がFeおよび不可避的不純物からなる電磁鋼板素材において、熱延工程を経た後の鋼中のBをスパーク放電発光分光分析法によるPSA分析において、SInsolB≧5%・・・・(式1)
であることを特徴とする熱延鋼板。ただし、SInsol Bは、発光分光分析法を用いて、放電により得られる特定成分の発光強度を順に並べ替えたパルス強度順位図を作成して、金属中特定成分の全量、不溶成分量、固溶成分量を求められる値である。 (もっと読む)


【課題】良好な磁気特性を有する方向性電磁鋼板を得るための電磁鋼板素材となる熱延鋼板と、それから電磁鋼板を得る手段を提供する。
【解決手段】質量%で、Siを0.8〜7%、酸可溶性Alを0.01〜0.065%、Nを0.004〜0.012%、Mnを0.05〜1%、Bを0.0005〜0.0080%含有し、S及びSeからなる群から選択された少なくとも1種を総量で0.003〜0.015%含有し、C含有量が0.085%以下であり、残部がFeおよび不可避的不純物からなる電磁鋼板素材において、熱延工程を経た後の鋼中の析出物のXRD回折プロファイルが、
IB/IA≧0.08・・・・(1)
であることを特徴とする熱延鋼板。
ただし、IB、IAはそれぞれBN、AlNの最強線強度である。 (もっと読む)


【課題】熱歪みを導入した方向性電磁鋼板を変圧器に利用した場合の騒音の問題を解消し、磁区細分化効果並びに張力付与効果を十二分に享受し得る方途について提供する。
【解決手段】コイル状に巻き取った方向性電磁鋼板に仕上げ焼鈍を施し、次いで張力絶縁被膜の形成および平坦化焼鈍を施してから、該鋼板の圧延方向と交差する向きに線状の熱歪み領域を導入する、磁区細分化処理を施すに当り、前記平坦化焼鈍後の鋼板に、母線が前記圧延方向と交差する向きとなる湾曲を与えて、該湾曲の内側面に前記熱歪み領域を導入する。 (もっと読む)


【課題】二次再結晶後の磁気特性に優れる方向性電磁鋼板の製造方法を提案すると共に、その製造に用いる素材鋼板を提供する。
【解決手段】mass%で、C:0.02〜0.15%、Si:2.5〜4.0%、Mn:0.005〜0.3%、sol.Al:0.01〜0.05%、N:0.002〜0.012%およびS,Seの1種または2種を合計で0.05%以下含有する鋼素材を熱間圧延した後、中間焼鈍を挟む2回以上の冷間圧延し、一次再結晶焼鈍し、仕上焼鈍する方向性電磁鋼板の製造方法において、一次冷間圧延前の素材鋼板の降伏応力YS(MPa)を、鋼素材のSi含有量(mass%)との関係において下記式;
124.32×Si−12.45≦YS≦124.32×Si+127.55
を満たすよう調整した後、一次冷間圧延する方向性電磁鋼板の製造方法。 (もっと読む)


【課題】鋼板の圧延方向に高い磁束密度を有する無方向性電磁鋼板の安価な製造方法を提案する。
【解決手段】C:0.03mass%以下、Si:4mass%以下、Mn:0.03〜3mass%、Al:3mass%以下、S:0.005mass%以下およびN:0.005mass%以下を含有し、残部がFeおよび不可避的不純物からなる鋼素材を熱間圧延し、冷間圧延し、仕上焼鈍して無方向性電磁鋼板を製造する方法において、冷間圧延前の結晶粒径を100μm以下とし、再結晶温度以上までを平均昇温速度100℃/sec以上で急速加熱する仕上焼鈍を施すことを特徴とする無方向性電磁鋼板の製造方法。 (もっと読む)


【課題】表面に絶縁被膜をそなえる方向性電磁鋼板に対し、高い磁区細分化効果を得ようとして投入エネルギーを増加させた場合に、鋼板の表面近傍の熱歪みを適正化し、所期した鉄損低減効果が得られる方向性電磁鋼板の製造方法を提供する。
【解決手段】加速電圧が10kV以上の差を持つ少なくとも2本の電子ビームを照射して電子ビーム照射帯を形成し、該電子ビーム照射帯中の電子ビームの中心間距離をそれぞれ1mm以内とする。 (もっと読む)


1 - 20 / 144