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Fターム[4K033NA03]の内容

Fターム[4K033NA03]に分類される特許

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【課題】優れた加工及び磁気特性を有する高透磁率の方向性電磁鋼板の製造方法を提供する。
【解決手段】重量%で、約2.5から約4.5%までの珪素と、約0.1から約1.2%までのクロムと、約0.02から約0.08%までの炭素と、約0.01から約0.05%までのアルミニウムと、約0.1%までのイオウと、約0.14%までのセレンと、約0.03から約0.15%までのマンガンと、約0.02%までの錫と、約1%までの銅と、必要な鉄及び残留要素とのバランスとを有するものであり、少なくとも毎秒30℃の割合で875〜950℃から400℃以下の温度まで冷間圧延される前に焼鈍された後、急冷される。少なくとも80%の最終圧下により1以上の工程で冷延圧下され、焼鈍され、脱炭され、そして少なくとも片面が焼鈍分離剤で被覆される。最終焼鈍は、安定した2次粒成長と、少なくとも1840の796A/mで測定される透磁率とを有する。 (もっと読む)


【課題】製品コイル内の鉄損が均一かつ極めて低い極薄方向性電磁鋼板の製造方法を提案する。
【解決手段】mass%で、C:0.04〜0.12%、Si:1.5〜5.0%、Mn:0.01〜1.0%、sol.Al:0.010〜0.040%、N:0.004〜0.02%、SおよびSeを合計で0.005〜0.05含有する鋼スラブを熱間圧延し、冷間圧延し、一次再結晶焼鈍し、仕上焼鈍する方向性電磁鋼板の製造方法において、前記鋼スラブにおけるsol.AlとNの含有量の比(sol.Al/N)と、二次再結晶焼鈍時の鋼板板厚d(mm)とが、4d+1.52≦sol.Al/N≦4d+2.32の式を満たし、かつ、前記仕上焼鈍の加熱過程で二次再結晶前の鋼板を775〜875℃の温度に40〜200時間保持した後、875〜1050℃の温度域を昇温速度10〜60℃/hrで加熱し、二次再結晶と純化処理を施す。 (もっと読む)


【課題】中間焼鈍において、従来技術よりも効率よく脱炭することができ、薄物でも安定して低鉄損が得られる方向性電磁鋼板の有利な製造方法を提案する。
【解決手段】C:0.02〜0.15%、Si:2.0〜7.0%、Mn:0.005〜0.3%、酸可溶性Al:0.01〜0.05%、N:0.002〜0.012%、SおよびSeのうちから選ばれる1種または2種を合計で0.05%以下を含有する鋼スラブを熱間圧延し、1回以上の中間焼鈍を挟む2回以上の冷間圧延を施して最終板厚とした後、一次再結晶焼鈍を施し、その後、仕上焼鈍を施す一連の工程からなる方向性電磁鋼板の製造方法において、上記いずれかの中間焼鈍において、鋼板表面に鉄系酸化物層を形成し、必要に応じて還元して純鉄層を形成した後、脱炭することを特徴とする方向性電磁鋼板の有利な製造方法。 (もっと読む)


【課題】磁気特性に優れる方向性電磁鋼板を生産性よく製造する有利な方法を提案する。
【解決手段】mass%で、C:0.020〜0.15%、Si:2.5〜7.0%、Mn:0.005〜0.3%、sol.Al:0.01〜0.05%、N:0.002〜0.012%、SおよびSeのうちの1種または2種:合計で0.05%以下、Sn:0.01〜0.20%、Sb:(0.2×Sn)%以上0.10%以下、Ni:{0.7×(Sn+Sb)}%以上1.0%以下を含有する鋼スラブを、熱間圧延し、中間焼鈍を挟む2回以上の冷間圧延し、一次再結晶焼鈍し、仕上焼鈍する方向性電磁鋼板の製造方法において、上記鋼スラブのSn,SbおよびNiの含有量に応じて、熱間圧延における1150℃以下での圧下率Rおよび中間焼鈍における最高到達温度T(℃)を適正範囲に制御することを特徴とする方向性電磁鋼板の製造方法。 (もっと読む)


【課題】積み変圧器を作製した場合にあって、特に、磁束密度Bが1.93T以上の方向性電磁鋼板を用いて変圧器を作製したときに、そのコーナー部分など、磁束が圧延方向からずれて曲がる部位があっても、より効果的に鉄損劣化を抑えることができる方向性電磁鋼板を得る。
【解決手段】一次再結晶焼鈍に先立ち、鋼板の表面に電子線を照射することにより、鋼板の表面を算術平均粗さRaで0.15μm以下の平滑面とする。 (もっと読む)


【課題】一段の鉄損低減を図った方向性電磁鋼板の製造方法を提供する。
【解決手段】脱炭焼鈍において、連続焼鈍で、かつ、雰囲気酸化性P(H2O)/P(H2)≦0.05を条件として、少なくとも500〜700℃の昇温速度を50℃/s以上で700〜750℃の温度域まで加熱し、ついで、雰囲気酸化性P(H2O)/P(H2)≦0.05を条件として、700℃未満の温度域まで冷却し、さらに、雰囲気酸化性P(H2O)/P(H2)≧0.3を条件として、800〜900℃の温度域まで再加熱し、保持する。 (もっと読む)


【課題】磁区細分化を目的とした熱歪部周辺の絶縁コーティングの剥離を防止し、ビルディングファクタを増大させることなく、層間抵抗の劣化を防止した方向性電磁鋼板を提供する。
【解決手段】圧延方向に対するゴス方位粒の[001]軸のずれ角を、平均で±10°以内とし、該下地被膜に、窒素化合物がN換算で0.02g/m2以上含有し、さらに、一定長さA(μm)と、該一定長さA(μm)当たりの下地被膜と鋼板との界面の長さの合計L(μm)とを、以下の式(1)で規定される接触度Fで1.5以上とすることを特徴とする方向性電磁鋼板。
F= L/A ・・・ (1) (もっと読む)


【課題】製造工程を増やしたり特別な手段を講じたりすることなく、簡便な方法で、高温仕上焼鈍時におけるコイル下側面端部の形状不良を防止することができる方向性電磁鋼板の製造方法を提案する。
【解決手段】方向性電磁鋼板用鋼スラブを熱間圧延し、冷間圧延し、一次再結晶焼鈍し、焼鈍分離剤を塗布した後、コイルに巻取り、アップエンド状態で仕上焼鈍を施して方向性電磁鋼板を製造する方法において、上記コイル巻き取りの際に、仕上焼鈍時のコイル下側面の形状不良が発生し難い位置に凸部を形成するとともに、上記凸部形成により仕上焼鈍時のコイル上側面に生ずる凸部の一部に平坦部を設けることを特徴とする方向性電磁鋼板の製造方法。 (もっと読む)


【課題】磁区細分化用の線状溝を形成した素材の鉄損をさらに低減し、かつ実機トランスに組上げた場合に、優れた低鉄損特性を得ることができる方向性電磁鋼板を提供する。
【解決手段】鋼板の板厚が0.30mm以下で、線状溝の圧延方向での間隔が2〜10mmの範囲で、線状溝の深さが10μm以上で、線状溝の底部におけるフォルステライト被膜厚みが0.3μm以上で、フォルステライト被膜およ該張力コーティングにより、鋼板に付与する合計張力が、圧延方向で10.0MPa以上で、かつ圧延方向に、1.7T,50Hzの交番磁界をかけたときの、鉄損W17/50中の渦電流損の占める割合を65%以下とする。 (もっと読む)


【課題】磁区細分化用の溝を形成した素材の鉄損をさらに低減し、かつ実機トランスに組上げた場合に、優れた低鉄損特性を得ることができる方向性電磁鋼板を提供する。
【解決手段】鋼板表面に形成された溝の底部におけるフォルステライト被膜厚みが0.3μm以上で、溝直下にGoss方位から10°以上の方位差で、かつ粒径が5μm以上の結晶粒を有する溝の存在比率である溝頻度が20%以下で、さらに、フォルステライト被膜および張力コーティングにより、鋼板に付与する合計張力が、圧延方向で10.0MPa以上、圧延方向に対して直角方向で5.0MPa以上で、かつこれらの合計張力が、次式の関係を満足する。1.0≦A/B≦5.0。A:圧延方向のフォルステライト被膜および張力コーティングによる合計張力。B:圧延方向に対して直角方向のフォルステライト被膜および張力コーティングによる合計張力。 (もっと読む)


【課題】実機トランスに組上げた場合に、優れた低騒音性および低鉄損特性を発現するレーザー照射による磁区細分化処理を行った方向性電磁鋼板を提供する。
【解決手段】方向性電磁鋼板の表面に形成するフォルステライト被膜について、1〜20mass%のTiと、0.02〜0.4mass%のBを含有させ、かつこれらの被膜中Nに対する質量比(Ti+B)/Nの範囲を0.7〜1.3とする。 (もっと読む)


【課題】トランスの鉄心製造工程における積み重ね作業時には良好な潤滑性を持ち作業性が良好であり、かつ、方向性電磁鋼板コイルにおいては移動や搬送時に鋼板間のズレが生じることがない、方向性電磁鋼板及び張力絶縁膜被覆方向性電磁鋼板を提供する。
【解決手段】マグネシウム珪酸塩を含む被膜を有す方向性電磁鋼板であって、前記マグネシウム珪酸塩を含む被膜による前記鋼板の表面の被覆率が、90%超99%以下であることを特徴とする方向性電磁鋼板、及び力絶縁膜被覆方向性電磁鋼板。 (もっと読む)


【課題】皮膜性状及び磁気特性が良好な方向性電磁鋼板を安定して製造する。
【解決手段】常圧の窒素−水素混合気流中で加熱したとき、酸素を含むガスを放出し、500〜950℃の温度域におけるガスの放出による減量が2%以上である化合物を、添加物として2〜30質量%含むことを特徴とする方向性電磁鋼板の焼鈍分離剤。 (もっと読む)


【課題】良好な磁気特性を安定して得ることができる方向性電磁鋼板の製造方法を提供する。
【解決手段】所定の組成のスラブを1280℃〜1390℃で加熱して、インヒビターとして機能する物質を固溶させる(ステップS1)。次に、スラブの熱間圧延を行って、鋼帯を得る(ステップS2)。鋼帯の焼鈍により、鋼帯中に一次インヒビターを形成する(ステップS3)。次に、鋼帯の1回以上の冷間圧延を行う(ステップS4)。次に、鋼帯の焼鈍により、脱炭を行い、一次再結晶を生じさせる(ステップS5)。次に、鋼帯に対して、その走行状態下で水素、窒素及びアンモニアの混合ガス中で窒化処理して、鋼帯中に二次インヒビターを形成する(ステップS6)。次に、鋼帯の焼鈍により、二次再結晶を発現させる(ステップS7)。 (もっと読む)


【課題】コイル全長にわたって磁気特性に優れる方向性電磁鋼板を得ることができる有利な製造方法を提案する。
【解決手段】mass%で、C:0.01〜0.10%、Si:2.5〜4.5%、Mn:0.02〜0.12%、Al:0.005〜0.10%、N:0.004〜0.015%を含有し、さらにSe:0.005〜0.06%およびS:0.005〜0.06%のうちから選ばれる1種または2種を含有する方向性電磁鋼板を製造する方法において、熱間圧延における仕上圧延終了後の冷却時におけるコイル全長の鋼板温度が、T(t)<FDT−(FDT−700)×t/6(ここで、T(t):鋼板温度(℃)、FDT:仕上圧延終了温度(℃)、t:仕上圧延終了からの経過時間(秒))を満たし、かつ、コイル先端側10%長さ部分について、熱間圧延終了から3秒後の鋼板温度が650℃以上となるよう制御する。 (もっと読む)


【課題】Alを含有する窒化型の方向性電磁鋼板の生産において二次再結晶性を確保し、窒化装置の設備投資低減およびメンテマンスを容易にすべくアンモニア導入方法を規定する。
【解決手段】窒化処理における鋼板の一方の面及び他方の面における表面から20%厚み部分の窒素含有量(質量%)をそれぞれσN1、σN2としたとき、σN1及びσN2を下記の式(1)を満たす範囲内とする。
D=|σN1−σN2|/tN ≦ 0.40 ・・・式(1)
ここで、tN:窒化後全板厚窒素含有量(質量%)である。 (もっと読む)


【課題】インヒビターフリー系の素材による方向性電磁鋼板の製造方法において、急速加熱処理を含む一次再結晶焼鈍を行う場合に、急速加熱処理による鉄損低減効果を安定して得る方途について提案する。
【解決手段】インヒビター成分であるAlを100ppm以下、N、SおよびSeを各々50ppm以下に低減した鋼スラブを熱間圧延し、1回もしくは中間焼鈍を挟む2回以上の冷間圧延を施して最終板厚とした後、一次再結晶焼鈍を施し、その後二次再結晶焼鈍を施す方向性電磁鋼板の製造工程において、前記一次再結晶焼鈍は、700℃以上の温度域へ150℃/s以上の昇温速度で加熱し、その後、一旦700℃以下の温度域に冷却した後、次の加熱帯では、平均昇温速度が40℃/s以下となる条件で均熱温度まで加熱する。 (もっと読む)


【課題】完全固溶窒化型の製造方法において、一次再結晶集合組織を適正化又は改善して、二次再結晶集合組織におけるGoss方位集積度を先鋭(高度)にし、より高位の磁気特性を安定的に確保する。
【解決手段】Alを含有する完全固溶窒化型の方向性電磁鋼板(C:0.05〜0.09%、Si:2.8〜4.0%、酸可溶性Al:0.022〜0.033%、N:0.003〜0.006%、Mn:0.03〜0.09%、S当量(Seq=S+0.405Se):0.010〜0.023%、Ti:0.005%)の製造方法において、スラブ加熱から熱間圧延完了後までの脱炭量(質量%)を、下記式(1)を満たすように製造する。脱炭量(質量%)≦0.2×スラブの炭素含有量−0.006(質量%) ただし、スラブの炭素含有量:0.05〜0.09(質量%)。 (もっと読む)


【課題】最初に高い確率で、{110}<001>方位に対する配向性が極めて良い核を発生させ、この核を、2次再結晶粒として優先的に成長させることにより高磁束密度を有する一方向性電磁鋼板の安定製造方法を提案する。
【解決手段】質量%で、C:0.005〜0.15%、Si:2.5〜4.5%、Mn:0.002〜0.15%を含み、かつS:0.005〜0.05%、Se:0.005〜0.05%のうちから選んだ一種または二種を含有する組成とし、S化合物をMgO:100質量部に対しS換算で5.5質量部以上含有させた焼鈍分離剤を塗布し、仕上焼鈍をコイル幅:600mm以上、かつコイル外径:1000mm以上で施し、少なくとも850〜1100℃の温度域を、昇温速度:12.5℃/hr以上として加熱することで2次再結晶を実現し、ついで、乾H2雰囲気ガス中、1100℃〜1250℃の温度域にて焼鈍することで純化を行う。 (もっと読む)


高炭素含有珪素鋼スラブを用いて方向性電気鋼板のゴス集合組職を向上させ、極薄圧延性とインヒビターの熱的安全性を向上させることで、極めて優れた磁気的特性を持つ低鉄損高磁束密度方向性電気鋼板及びその製造方法を提供する。本発明は、方向性電気鋼板に関し、高炭素含有珪素鋼スラブを加熱して熱間圧延した後、熱延板の焼鈍と冷間圧延を実施し、脱炭及び硝化焼鈍を実施した後、2次再結晶焼鈍を実施して方向性電気鋼板を製造する方法であって、熱延板の焼鈍と同時に脱炭を行う、低鉄損高磁束密度方向性電気鋼板の製造方法を提供する。 (もっと読む)


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