説明

Fターム[4K034BA05]の内容

熱処理一般;主に搬送、冷却 (3,884) | 被処理物 (521) | 形状 (329) | 板状 (76)

Fターム[4K034BA05]に分類される特許

1 - 20 / 76


【課題】鋼部材を、複雑な構成の装置を用いることなく冷却水の膜沸騰の影響を抑制し、均一に冷却することが可能であり、鋼部材の変形や表面割れ、内部割れの発生を抑制するとともに、所望の組織への制御が可能である方法を提供する。
【解決手段】冷却水槽中に収容された冷却水に鋼部材を浸漬する鋼部材の冷却方法であって、前記冷却水として可溶性ガスを溶解させたものを用い、前記鋼部材を冷却している間における前記冷却水中の可溶性ガスの濃度は、前記冷却水中において前記鋼部材の表面で生成した水蒸気膜を、前記冷却水中から発泡した前記可溶性ガスで破裂させることが可能な濃度とすることを特徴とする鋼部材の冷却方法。前記可溶性ガスは炭酸ガスであることが好ましく、前記冷却水中の炭酸ガスの濃度は、前記冷却水のpHの測定値に基づいて調整することが好ましい。 (もっと読む)


【課題】 プッシャー式加熱炉において、スライダーにより被処理物を加熱炉の入口から出口に搬送させた後、このスライダーを加熱炉の出口側から入口側に戻して被処理物の搬送に再度使用する際に、スライダーが冷却されたり、加熱炉の外部の温度が上昇したりするのを抑制する。
【解決手段】 被処理物Wの搬送方向に沿って加熱炉10内に設けられた搬送用ガイド部材12にスライダー14をスライド可能に保持させ、このスライダーの上に被処理物を保持させた状態で、スライダーをプッシャー17により被処理物の搬送方向に順々に移動させて、スライダーの上に保持された被処理物を加熱炉の入口10bから出口10cに向けて搬送させた後、加熱炉の出口側に移動されたスライダーを、加熱炉内に設けられた戻し用ガイド部材13に沿って加熱炉の入口側に戻すようにした。 (もっと読む)


【課題】 ウォーキングビーム式加熱炉において、固定ビームが複数設けられた炉床と駆動ビームが複数設けられた移動フレームとを炉内から取り出したり、炉内にセットしたりする作業が簡単に行えるようにする。
【解決手段】 ウォーキングビーム式加熱炉において、炉1内から固定ビーム12が設けられた炉床10と駆動ビーム22が設けられた移動フレーム20とを取り出すにあたり、炉床と移動フレームとを一体化させると共に炉床を炉から分離させ、一体化された炉床と移動フレームを所定の長さに切断して取出し位置から取り出すと共に、移動フレームを保持するウォーキングビーム駆動手段30の回転体31を回転させながら、一体化された炉床と移動フレームを取り出し位置に移動させるようにした。 (もっと読む)


【課題】セラミック製の胴部スリーブと軸スリーブとの接合が、高温度の雰囲気でも熱膨張差の影響を受けることなく安定した、信頼性の高い加熱炉用ローラーを提供する。
【解決手段】セラミック製の胴部スリーブの両端部にそれぞれ金属製の軸スリーブを、締まり嵌めによって嵌合接合する。軸スリーブは、同一金属を用いて、胴部スリーブに嵌合する中空のスリーブ部と、中空のスリーブ形状の軸受部を連結した構成にする。スリーブ部の端部は、胴部スリーブの端部よりも外方向に延長する。 (もっと読む)


【課題】本発明は、高温環境下における割損、振動などの問題を防ぐとともに、耐久性を有する回転体を提供することを目的とする。
【解決手段】本発明の回転体は、セラミックスからなる中空状の胴部と前記胴部の両端部内面に嵌合されたセラミックスからなる中実状の軸部とを有する回転体であって、前記胴部および軸部は密着状態で嵌合されるべき嵌合面を各々有し、前記胴部および軸部の嵌合界面には、回転体の回転軸方向に沿い伸びる空気孔が形成されていることを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】ベルトコンベアー等の搬送装置で平板状の被熱処理材を加熱・冷却するような連続的な焼入れ熱処理を行う際に、冷媒液への被熱処理材の浸漬方向を調整することによって熱処理変形量を抑制する。
【解決手段】被熱処理材へ作用する曲げモーメントへの抵抗力が最も低い断面内の冷却速度差が小さくなるような方向で、例えば三辺の寸法が異なる矩形平板状の被熱処理材を冷媒液に浸漬する場合には短辺と長辺からなる断面から冷媒液に浸かるように、被熱処理材を冷媒液に浸漬する。 (もっと読む)


【課題】ブランク材の残留応力を完全に除去するようにブランク材を適正に矯正することができること。
【解決手段】最上端にあるブランク材14aiの凸面側(巻きの外側)の表面の中央部の周縁が矯正ブロック10の押圧面10PSに当接し、また、最下端にあるブランク材14aiの凹面側の周縁が矯正ブロック12の押圧面12PSに当接するように配置された後、所定の圧力により、ブランク材14aiの凸面が矯正ブロック10の押圧面10PSに倣って反転し、矯正ブロック12の押圧面12に倣って凹面となるまで変形され矯正されるもの。 (もっと読む)


【課題】被測温鋼材から剥離したスケールが落下する環境においても、鋼材の表面温度を鋼材の下面から長期間安定して測定することが可能な鋼材の表面温度測定装置等を提供する。
【解決手段】表面温度測定装置100は、被測温鋼材Mの下面に対向配置され、上端開口部11から水Wを放出するノズル1と、光軸Oがノズルの中心軸Cと略平行となるようにノズル内に配置され、被測温鋼材の下面から放射された熱放射光を水を介して検出する放射温度計2と、ノズル内であって放射温度計の光軸が通る位置に配置され、放射温度計を水から隔離するための光学窓3とを備える。放射温度計の光軸を横切る光学窓の上端面31は、水平面に対して30°以上傾斜している。 (もっと読む)


【課題】ヒートクラックの伝播による折損を防止する搬送ロールを提供することを目的とする。
【解決手段】着脱可能な耐熱鋼製のヒートクラック伝播停止用スリーブが、中空ロールの胴部外周面に装着されていることを特徴とする鋼材熱処理炉用搬送ロール。 (もっと読む)


【課題】蓄熱式バーナ加熱炉の排ガスの排気系統を燃焼用空気によってゾーン単位でパージする際に、排ガスが集約される排ガス用本管で排ガスが結露することを防止できるパージ方法を提供すること。
【解決手段】蓄熱式バーナ加熱炉においてゾーン単位でバーナを停止したときに、燃焼用空気をバーナに接続された燃焼空気用配管から排ガス用配管へ流し、排ガス用搬送管25、排ガス用本管26の順に送ることによって、排ガス用配管及び排ガス用搬送管25内の排ガスを燃焼用空気でパージし、このパージ中に排ガス用本管26内の温度を温度計31で計測し、その温度が排ガスの露点を下回らないように、パージのための燃焼用空気の流量を流量調節手段32によって調節する。 (もっと読む)


【課題】板厚より使い易い物理量を測定し処理内容を調整して所望板厚の鋼板を得る。
【解決手段】有限長の鋼板8を引張力付与部材14で長手方向に引っ張りつつ傾斜台19上を移動させながら鋼板8を誘導子17で加熱し続けて放水部16で冷却する熱処理を往復移動と共に繰り返して鋼板8の結晶粒を微細化する際、先立つ板厚選定時には、板厚縮み目標値ΔDaや処理条件(23)から板長伸び目標値ΔLaを求め、それと板長伸び予想値ΔLeとの比で引張力P,Paや熱処理回数nを調整する。結晶粒微細化処理実行時には、先行の熱処理と後続の熱処理との間に、板長伸び目標値ΔLaと板長伸び測定値ΔLmとの比で引張力目標値Paを調整する。板長伸び測定値ΔLmは、鋼板保持機構11〜15に付設した変位計15にて可動枠13に対する非固定挟持具12の変位を測定して得る。 (もっと読む)


【課題】被測温材が水冷中でその表面温度が200℃程度の低温域であっても、精度良く測温可能な表面温度測定方法等を提供する。
【解決手段】本発明は、水冷中の被測温材Mの表面から放射された熱放射光を該被測温材の表面に対向配置した放射温度計1で検出することにより、該被測温材の表面温度を測定する方法であって、放射温度計で検出する熱放射光の波長を1.60〜1.80μmとすることを特徴とする。放射温度計から被測温材の表面に向けてエアーを噴射することにより、被測温材の表面と放射温度計との間にエアー柱を形成し、このエアー柱を介して被測温材の表面から放射された熱放射光を放射温度計で検出する。 (もっと読む)


【課題】ばらつきの少ない材質特許性が得られ、生産堰に優れた厚鋼板の熱処理方法を提供する。
【解決手段】直火式ローラーハース型連続熱処理炉、またはラジアントチューブ式ローラーハース型連続熱処理炉において普通鋼厚鋼板を、熱処理温度範囲を300℃〜450℃として熱処理する方法において、この熱処理温度範囲内において、材質上許容される板内の温度変動幅に基いて狙い熱処理温度範囲Tsmin〜Tsmax(℃)を設定し、この狙い熱処理温度範囲に対して、連続熱処理炉の設定温度範囲を、下限温度TGmin(℃)が、狙い熱処理温度範囲の上限温度+10℃以上、上限温度TGmax(℃)が狙い熱処理温度範囲Tsmin〜Tsmax(℃)および厚鋼板の板厚t(mm)に応じて特定式により予め定めた温度以下とし、この設定温度範囲内において連続熱処理炉の炉温TG(℃)を設定して熱処理する。 (もっと読む)


【課題】厚鋼板の板厚方向および鋼板面内の材質均一性を向上させる操業管理が可能な、厚鋼板の材質保証設備を提供する。
【解決手段】仕上圧延機と仕上圧延機の下流側に設置された加速冷却装置を備えた厚鋼板製造ラインにおいて、鋼板温度を計測する温度計測手段と計測された鋼板温度を解析する温度実績解析手段とを備えた厚鋼板の材質保証設備であって、前記温度計測手段は、厚鋼板製造ラインの上面側上方で、仕上圧延機の後面および加速冷却装置の後面のそれぞれの位置に設置されるスポット型放射温度計および走査型放射温度計と、前記厚板製造ラインの下面側で、前記上面側のスポット型放射温度計に対応する位置に設置される光ファイバー放射温度計と、前記走査型放射温度計に対応する位置にライン幅方向に任意の間隔で複数台設置される光ファイバー放射温度計とからなり、前記温度実績解析手段は、前記各温度計測手段で計測された鋼板温度から鋼板全体の温度分布を求める手段からなることを特徴とする厚鋼板の材質保証設備。 (もっと読む)


【課題】芯金部材にリング部材を配置する際に損傷が発生することを可及的に阻止し、しかも内径寸法を高精度に矯正することを可能にする。
【解決手段】熱処理装置20は、円筒状のカラー部材22と、前記カラー部材22の内部に配置される芯金部材24とを備え、前記カラー部材22の内径は、リング部材14の外径よりも大径に設定され、且つ芯金部材24の外径は、前記リング部材14の内径よりも小径に設定される。カラー部材22及び芯金部材24の軸方向の長さは、リング部材14の軸方向の長さよりも長尺に設定されるとともに、前記芯金部材24は、前記リング部材14及び前記カラー部材22よりも大きな熱膨張率を有する材料で構成される。 (もっと読む)


【課題】厚鋼板の板厚方向および鋼板面内の材質均一性を向上させる操業管理が可能な、厚鋼板の材質保証設備を提供する。
【解決手段】仕上圧延機と仕上圧延機の下流側に設置された加速冷却装置を備えた厚鋼板製造ラインにおいて、鋼板温度を計測する温度計測手段と計測された鋼板温度を解析する温度実績解析手段とを備えた厚鋼板の材質保証設備であって、前記温度計測手段は、厚鋼板製造ラインの上面側上方で、加速冷却装置の前後面のそれぞれの位置に設置されるスポット型放射温度計および走査型放射温度計と、前記厚板製造ラインの下面側で、前記上面側のスポット型放射温度計に対応する位置に設置される光ファイバー放射温度計と、前記走査型放射温度計に対応する位置にライン幅方向に任意の間隔で複数台設置される光ファイバー放射温度計とからなり、前記温度実績解析手段は、前記各温度計測手段で計測された鋼板温度から鋼板全体の温度分布を求める手段からなることを特徴とする厚鋼板の材質保証設備。 (もっと読む)


【課題】高温環境下に長時間曝されることなくロールの異物を除去する異物除去治具を提供することを目的とする。
【解決手段】金属材を載置して走行させる複数のロールが並設されるロール列に搭載され、このロールの回転によりこのロール列上を異物除去治具が走行する。この異物除去治具は、窓を有する治具本体と、鎖とで形成される。この鎖は、ロールの軸と交差する方向に延びるように取り付けられている。この鎖は所定の緩みを有している。ロール表面に鎖が接触し、ロール表面の異物を削ぎ落とす。 (もっと読む)


【課題】急激に冷却された場合でも、ディスクセパレーションが発生したり、クラックが発生したりすることのない、耐スポーリング性に優れたディスクロールを提供する。
【解決手段】ウェットボリュームが300ml/5g以上で、かつ、非晶質または結晶化率が50%以下である無機繊維を含むスラリー原料を板状に成形し、乾燥してディスク用基材を製造し、前記ディスク材用基材をリング状に打ち抜いてディスク材とする。また、前記ディスク材を回転軸に複数枚嵌挿させてディスクロールを得る。 (もっと読む)


【課題】表面への疵の発生及び表面の摩耗を抑制することが可能な搬送用ロール、該搬送用ロールを複数具備する搬送テーブル、並びに、該搬送テーブルを用いる鋼板の製造方法を提供する。
【解決手段】表面から少なくとも深さ5mmの領域が、300℃の熱履歴を受けた場合であってもビッカース硬さがHv350以上である物質によって構成され、該物質のシャルピー衝撃値が30J/cm以上である搬送用ロール1、複数の搬送用ロール1、1、…を具備する搬送テーブル10、及び、該搬送テーブル10を用いて鋼板を搬送する工程を有する鋼板の製造方法とする。 (もっと読む)


本発明の加熱炉装置は、巻き取りられたコイルからブランク鋼板が進入可能な進入口が上部に配置され、下部にブランク鋼板が排出される排出口を有し、内部にブランク鋼板の移送が可能な空間部を備えるように円筒形構造を有する加熱炉本体と、加熱炉本体の内周面に螺旋形構造で配置され、ブランク鋼板を上側進入口から下側排出口側に順次移送させるコンベヤーと、コンベヤーの一側に備えられ、ブランク鋼板を選択的にクランピングするクランピング手段とから構成される。これによれば、本発明は、直線型加熱炉方式より設備が占める長さおよび空間を減らして工場の使用可能面積を増大させるだけでなく、移送中であるブランク鋼板の加熱時に全体部位が均一に加熱されて組織変化が同一になされるので製品品質が向上する有用な効果を有する。また、移送中であるブランク鋼板の加熱時に加熱面積が増大して加熱時間を短縮することができるので生産性が向上する利点を有する。 (もっと読む)


1 - 20 / 76