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【課題】高強度(540MPa以上の引張強度TS)を有し、且つ表面外観に優れた溶融亜鉛めっき鋼板および合金化溶融亜鉛めっき鋼板を得ることができる熱延鋼板を提供する。
【解決手段】C:0.04〜0.20質量%、Si:0.7〜2.3質量%、Mn:0.8〜2.8質量%、P:0.1質量%以下、S:0.01質量%以下、Al:0.1質量%以下、N:0.008質量%以下を含有し、残部がFeおよび不可避的不純物からなる成分組成を有し、Si、Mn、Feの中から選ばれる1種以上の元素を含有する内部酸化物が地鉄の粒界および粒内に存在し、このうち地鉄の粒界の内部酸化物は、地鉄表面から5μm以内に存在し且つ鋼板幅方向における内部酸化物の形成深さの差が2μm以内である。 (もっと読む)


【課題】板厚が1.6 mm以下の薄鋼板でも、引張強度が1180MPa以上と高く、かつ圧延直角方向のヤング率が230GPa以上を満足する剛性に優れた高強度薄鋼板を提供する。
【解決手段】質量%で、C:0.12〜0.20%、Si:0.5〜1.5%、Mn:1.0〜3.0%、P:0.05%以下、S:0.01%以下、Al:0.5%以下、N:0.01%以下およびTi:0.02〜0.20%を含有し、かつ次式(1),(2)に示す関係を満足し、残部はFeおよび不可避的不純物からなる組成とし、面積率で、フェライト相:50%以上、マルテンサイト相:35〜45%で、かつフェライト相とマルテンサイト相の合計が95%以上であり、フェライトの平均粒径が4.0μm以下、マルテンサイトの平均粒径が3.0μm以下である組織とし、さらに圧延直角方向の引張強さ(TS)が1180MPa以上、ヤング率が230 GPa以上で、引張強さ(TS)と全伸び(EL)との積で表わされる強度−伸びバランス(TS×EL)が15000MPa・%以上とする。
0.11≦[%C]−(12/47.9)×[%Ti*]≦0.15 --- (1)
ここで、Ti*=[%Ti]−(47.9/14)×[%N]−(47.9/32.1)×[%S] --- (2)
[%M]はM元素の含有量(質量%) (もっと読む)


【課題】高価な元素であるMo、Wを添加することなく、Nb含有量を最小限とした熱疲労特性と耐酸化性に優れたフェライト系ステンレス鋼を提供する。
【解決手段】質量%で、C:0.020%以下、Si:3.0%以下、Mn:3.0%以下、P:0.040%以下、S:0.030%以下、Cr:10〜25%、N:0.020%以下、Nb:0.005〜0.15%、Al:0.20%未満、Ti:5×(C%+N%)〜0.5%、Mo:0.1%以下、W:0.1%以下、Cu:0.55〜2.0%、B:0.0002〜0.0050%、Ni:0.05〜1.0%を含有し、残部がFeおよび不可避的不純物からなることを特徴とするフェライト系ステンレス鋼。ここで、5×(C%+N%)中のC%、N%は各元素の含有量(質量%)を表す。 (もっと読む)


【課題】高強度と良好な加工性(伸びフランジ性、曲げ加工性)を兼ね備え、しかも引張強さが980MPa以上である強度と加工性の均一性に優れた高張力熱延鋼板およびその製造方法を提供する。
【解決手段】質量%で、C :0.05%超0.13%以下、Si:0.3%以下、Mn:0.5%以上2.0%以下、P :0.025%以下、S :0.005%以下、N :0.0060%以下、Al:0.1%以下、Ti:0.07%以上0.18%以下、V :0.13%超0.30%以下を、TiおよびVが0.25 < Ti+V ≦ 0.45(Ti、V:各元素の含有量(質量%))を満足するように含有し、且つ、固溶V:0.05%以上0.15%未満であり、残部がFeおよび不可避的不純物からなる組成と、フェライト相の組織全体に対する面積率が95%以上であるマトリックスと、TiおよびVを含み平均粒子径が10nm未満である微細炭化物が分散析出し、該微細炭化物の組織全体に対する体積比が0.0050以上であり、Tiを含み粒子径が30nm以上である炭化物の全炭化物総数に占める個数の割合が10%未満である組織とを有する熱延鋼板とする。 (もっと読む)


【課題】フランジ加工性に優れた高強度缶用鋼板およびその製造方法を提供する。
【解決手段】C:0.020%〜0.080%、Si:0.003%〜0.100%、Mn:0.10%〜0.80%、P:0.001%〜0.100%、Al:0.005%〜0.100%、N:0.0050%〜0.0200%、B:0.0001%〜0.0020%、S(下記)を含有し、残部はFeおよび不可避的不純物である。圧延直角方向の引張強度が520MPa以上、破断伸びが7%以上である。B:0.0001%以上0.0006%以下では、Sは0.002%以上(0.02-[{1-(B-0.0006)2/(2.5×10-7)}×10-4]0.5)%以下、B:0.0006%超え0.0010%以下では、Sは0.002%以上0.010%以下、B:0.0010%超え0.0020%以下では、Sは0.002%以上(−8×B+0.018)%以下 (もっと読む)


【課題】高強度と良好な加工性(伸びフランジ性)を兼ね備え、しかも材質均一性に優れた高張力熱延鋼板およびその製造方法を提供する。
【解決手段】質量%で、C :0.03%以上0.07%未満、Si:0.3%以下、Mn:0.5%以上2.0%以下、P :0.025%以下、S :0.005%以下、N :0.0060%以下、Al:0.1%以下、Ti:0.07%以上0.11%以下、V :0.08%以上0.15%未満を、TiおよびVが0.18 ≦ Ti+V ≦ 0.24(Ti、V:各元素の含有量(質量%))を満足するように含有し、残部がFeおよび不可避的不純物からなる組成と、フェライト相の組織全体に対する面積率が95%以上であるマトリックスと、TiおよびVを含み平均粒子径が10nm未満である微細炭化物が分散析出し、該微細炭化物の組織全体に対する体積比が0.0020以上である組織とを有する引張強さが780MPa以上の熱延鋼板とする。 (もっと読む)


【課題】冷間圧延の圧下率が85%以下でも、確実にフェライト組織の平均結晶粒径が12.0μm以下で、-0.20≦Δr≦0.20が得られるイヤリング性に優れた冷延鋼板およびその製造方法を提供する。
【解決手段】質量%で、C:0.0040%以下、Mn:0.14〜0.25%、Al:0.020〜0.070%、Nb:0.005%以上0.020%未満、下記の(3)あるいは(4)を満足するTi、および下記の(1)あるいは(2)を満足するBを含む冷延鋼板;(1)N-(14/48)Ti>0の場合、0.0003≦B-(11/14){N-(14/48)Ti}≦0.0010、(2)N-(14/48)Ti≦0の場合、0.0003≦B≦0.0010、(3)C/12-Nb/93≦0の場合、0.005≦Ti≦0.020、(4)C/12-Nb/93>0の場合、48×{(C/12+N/14)-Nb/93}≦Ti≦0.020。 (もっと読む)


【課題】材質均一性および冷間圧延性に優れ、かつ590MPa以上の引張強度を有する冷延鋼板用または溶融亜鉛めっき鋼板用に供して好適の、熱延鋼板について提供する。
【解決手段】化学成分は、質量%で、C:0.060〜0.120%、Si:0.10〜0.70%、Mn:1.00〜1.80%、P:0.10%以下、S:0.010%以下、Al:0.01〜0.10%、N:0.010%以下およびNb:0.010〜0.100%を、固溶Nb量が全Nb量の5%以上となる範囲にて含有し、残部がFeおよび不可避的不純物からなり、ミクロ組織は、平均結晶粒径:15μm以下のフェライトを体積分率で75%以上含み、残部は低温生成相からなる組織とする。 (もっと読む)


【課題】材質均一性に優れ、かつ590MPa以上の引張強度を有する冷延鋼板用または溶融亜鉛めっき鋼板用に供して好適の、熱延鋼板について提供する。
【解決手段】化学成分は、質量%で、C:0.060〜0.150%、Si:0.15〜0.70%、Mn:1.00〜1.90%、P:0.10%以下、S:0.010%以下、Al:0.01〜0.10%、N:0.010%以下およびNb:0.010〜0.100%を含有し、残部がFeおよび不可避的不純物からなり、
ミクロ組織は、平均結晶粒径:18μm以下のフェライトを体積分率で75%以上、平均結晶粒径:2μm以上のパーライトを体積分率で5%以上含み、残部は低温生成相からなる複合組織とし、さらに、パーライトの平均自由行程を5.0μm以上とする。 (もっと読む)


【課題】加工性、すなわち延性と穴広げ性に優れ、高降伏比を有する高強度溶融亜鉛めっき鋼板を提供する。
【解決手段】化学成分を、質量%で、C:0.05〜0.15%、Si:0.10〜0.90%、Mn:1.0〜1.9%、P:0.005〜0.10%、S:0.0050%以下、Al:0.01〜0.10%、N:0.0050%以下およびNb:0.010〜0.100%を含有し、残部がFeおよび不可避的不純物の組成とし、ミクロ組織を、平均結晶粒径が15μm以下のフェライトを体積分率で90%以上、平均結晶粒径が3.0μm以下のマルテンサイトを体積分率で0.5%以上5.0%未満、且つ、パーライトを体積分率で5.0%以下含み、残部が低温生成相からなる複合組織とする。 (もっと読む)


【課題】自動車外板や内板用として有用な、成形後の表面品質に優れる冷延鋼板を提供する。
【解決手段】質量%で、C:0.0005〜0.0050%、Si:0.30%以下、Mn:0.50%以下、P:0.050%以下、S:0.020%以下、Ti:0.010〜0.100%、sol.Al:0.080%以下及びN:0.0070%以下を含有し、かつC、N、S、Tiが下記式(1)の関係を満足し、残部はFe及び不可避的不純物の組成とする。

([%Ti]/48−[%N]/14−[%S]/32)/([%C]/12)≧1.00
ここで、[%M]は、M元素の鋼中含有量(質量%)を表す。 (もっと読む)


【課題】TS:1180MPa以上で伸び、伸びフランジ性、耐遅れ破壊特性および耐衝突特性に優れた高強度鋼板とその製造方法を提供する。
【解決手段】質量%でC:0.15〜0.35%、Si:3.0%以下、Mn:2.00〜3.5%、P:0.10%以下、S:0.010%以下、Al:2.0%以下、N:0.010%以下、Cu:0.05〜0.5%を含有し、更にSi+Al≧0.7%を満足し、残部がFeおよび不可避的不純物からなり、鋼板組織は、面積率で、上部ベイナイト:50〜90%、焼戻しマルテンサイト:5〜45%、残留オーステナイト:5〜30%、無焼戻しマルテンサイト:5%以下(0%を含む)、ポリゴナルフェライト:5%以下(0%を含む)、残留オーステナイトと無焼戻しマルテンサイトのうち、円相当径が1μm以上かつ平均軸比(長軸/短軸)が3以下である粗大塊状組織が7%以下(0%を含む)である。 (もっと読む)


【課題】加工性に優れた高強度缶用鋼板およびその製造方法を提供する。
【解決手段】質量%で、C:0.020%以上0.040%未満、Si:0.003%以上0.100%以下、Mn:0.10%以上0.60%以下、P:0.001%以上0.100%以下、S:0.001%以上0.020%以下、Al:0.005%以上0.100%以下、N:0.0130%超え0.0170%以下を含有し、残部はFeおよび不可避的不純物からなる。N total−(N as AlN)(N totalとは、Nの総量であり、前記N as AlNとは、AlNとして存在するN量である)が0.0120%以上0.0160%以下であり、圧延方向の全伸びが5%以上10%未満であり、圧延方向断面において、結晶粒の展伸度が2.00以下である。 (もっと読む)


【課題】自動車外板や内板用として極めて有用な、成形後の表面品質に優れる焼付け硬化型冷延鋼板を提供する。
【解決手段】質量%で、C:0.0005〜0.0050%、Si:0.30%以下、Mn:1.50%以下、P:0.100%以下、S:0.020%以下、sol.Al:0.080%以下、N:0.0070%以下およびNb:0.003〜0.100%を含有し、かつC,Nbが下記式の関係を満足し、残部はFeおよび不可避的不純物の組成とする。

0.50≦([%Nb]/93)/([%C]/12)≦1.50
ここで、[%M]は、M元素の鋼中含有量(質量%)を表す。 (もっと読む)


【課題】大幅なコストの上昇を回避しながら、かじりを十分に抑制することができる耐かじり性に優れた高強度鋼板及びその製造方法を提供する。
【解決手段】粒子径が20nm以上のSi及び/又はMnを含む酸化物粒子が2.5μm以下の平均粒子間距離で分散した酸化物粒子含有領域3が表面から0.3μm〜15μmの平均深さの範囲に存在し、その領域3における該酸化物粒子の平均粒子径が0.3μm以下であり、その領域3との界面からの深さが30μmの箇所における平均硬さがHv250以上である。 (もっと読む)


【課題】従来に比べてプレス加工性が大幅に向上した薄鋼板を提供する。
【解決手段】質量%で、C :0.005%以下、Si:0.2%以下、Mn:0.5%以下、P :0.04%以下、S:0.03%以下、N :0.01%以下及びAl:0.1%以下を含有し、かつ、Ti:0.01〜0.1%及びNb:0.001〜0.1%のうちから選択される少なくとも一種を含有し、残部がFe及び不可避不純物の組成からなり、鋼中に、粒径が6nm以下のNb及び/又はTiの炭化物が、体積比で1×10-5〜5×10-4の範囲で分散してなることを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】自動車分野に適用し得る冷間加工性及び焼入性に優れた中炭素鋼板とその製造方法を提供する。
【解決手段】質量%で、C:0.10〜0.80%、Si:0.01〜0.35%、Mn:0.3〜2.0%、P:0.005〜0.03%、S:0.0001〜0.01%、Al:0.005〜0.10%、及び、N:0.001〜0.01%を含有し、残部がFe及び不可避的不純物からなり、炭化物の平均炭化物径が0.4μm以下、炭化物の球状化率が90%以上で、かつ、降伏比が60%以下であって、さらに、焼入れ後に500HV以上に硬化する焼入硬化能を備えることを特徴とする冷間加工性及び焼入性に優れた中炭素鋼板。 (もっと読む)


【課題】溶接部の耐食性を兼ね備えた高強度熱延鋼板およびその製造方法を提供する。
【解決手段】C :0.035%超0.055%以下、Si:0.2%以下、Mn:0.7%以下、P :0.03%以下、S :0.03%以下、Al:0.1%以下、N :0.01%以下、Ti:0.08%以上0.25%以下、B :0.0005%以上0.0040%以下を含有し、且つ、固溶B:0.0005%以上であり、残部がFeおよび不可避的不純物からなる組成と、面積率が95%超のフェライト相を含むマトリックスと、前記フェライト相のフェライト結晶粒内に平均粒子径が10nm未満のTi炭化物が微細析出し、該Ti炭化物の体積比が0.0015以上0.007以下である組織とを有し、引張強さが780MPa以上であり且つ溶接部の耐食性に優れた高強度熱延鋼板となる。 (もっと読む)


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