説明

Fターム[4K037FB01]の内容

薄鋼板の熱処理 (55,812) | 熱間圧延 (632) | 熱延全圧下率が50%未満 (46)

Fターム[4K037FB01]に分類される特許

1 - 20 / 46


【課題】 高価な元素を含有させることなく、伸びと穴広げ性が優れる高強度熱延鋼板およびその製造方法を提供する。
【解決手段】 質量%で、C:0.03〜0.10%、Mn:0.5〜2.5%、P:0.04%以下、S:0.01%以下、N:0.01%以下を含み、かつSiとAlの添加量の合計が:0.1〜2.5%であり、残部がFe及び不可避的不純物からなり、金属組織が面積率80%以上のフェライトと3〜15%のマルテンサイトを含み、パーライトが3%未満である混合組織であり、板厚の1/4厚における円相当直径3μm以上のマルテンサイト個数密度が5個/10000μm以下であり、さらにR/D>1.0[R:平均マルテンサイト間隔(μm)、D:マルテンサイト平均直径(μm)]を満たすことを特徴とする伸びと穴広げ性に優れた高強度熱延鋼板。 (もっと読む)


【課題】延性、加工硬化性、伸びフランジ性に優れ、引張強度が750 MPa以上の高張力冷延鋼板を製造する。
【解決手段】質量%で、C:0.10%超0.25%未満、Si:0.50%超2.0%未満、Mn:1.50%超3.0%以下、P:0.050%未満、S:0.010%以下、sol. Al:0.50%以下およびN:0.010%以下である化学組成を有するスラブに、最終1パスの圧下量が15%超で(Ar3点+30℃)以上かつ810℃以上の温度域で圧延を完了する熱間圧延を施し、圧延完了後0.6秒以内に720℃以下まで冷却し、400℃超の温度域で巻取るか、400℃以下の温度域で巻取って300℃以上Ac1点未満で焼鈍を施す。得られた熱延鋼板を冷間圧延後、(Ac3点−40℃)以上で均熱し、550℃以下300℃以上まで冷却し、30秒以上保持して焼鈍し、溶融めっきを施し、主相が低温変態生成相で第二相に残留オーステナイトを含む金属組織を鋼板が有する溶融めっき冷延鋼板を製造する。 (もっと読む)


【課題】延性、加工硬化性、伸びフランジ性に優れ、引張強度が780 MPa以上の高張力冷延鋼板を製造する。
【解決手段】質量%で、C:0.020%超0.30%未満、Si:0.10%超3.00%以下、Mn:1.00%超3.50%以下を含有し、場合によりさらに、適量のTi、Nb、V、Cr、Mo、B、Ca、Mg、REMおよびBiの1種又は2種以上を含有し、P:0.10%以下、S:0.010%以下、sol.Al:2.00%以下およびN:0.010%以下である化学組成を有し、方位差15゜以上の粒界で囲まれたbccまたはbct構造を有する粒の平均粒径が6.0μm以下である熱延鋼板に、冷間圧延を施し、得られた冷延鋼板に(Ac点−40℃)以上の温度域で均熱処理を施した後、500℃以下300℃以上の温度域まで冷却し、該温度域で30秒間以上保持して焼鈍を行う。 (もっと読む)


【課題】延性、加工硬化性、伸びフランジ性に優れ、引張強度が750 MPa以上の高張力溶融めっき冷延鋼板の提供。
【解決手段】冷延鋼板が、質量%で、C:0.10%超0.25%未満、Si:0.50%超2.0%未満、Mn:1.50%超3.0%以下を含有し、場合によりさらに適量のTi、Nb、V、Cr、Mo、B、Ca、Mg、REMおよびBiの1種又は2種以上を含有し、P:0.050%未満、S:0.010%以下、sol. Al:0.50%以下およびN:0.010%以下である化学組成と、主相が低温変態生成相で、第二相に残留オーステナイトを含む金属組織とを有する。前記残留オーステナイトは全組織に対する体積率が4.0%超25.0%未満、平均粒径が0.80μm未満であり、前記残留オーステナイトの内、粒径が1.2μm以上である残留オーステナイト粒の数密度が3.0×10−2個/μm2以下である。 (もっと読む)


【課題】引張強さTS:520MPa以上の高強度と、高靭性とを兼備する高張力熱延鋼板およびその製造方法を提供する。
【解決手段】質量%で、C:0.04〜0.08%、Si:0.4%以下、Mn:1.0〜1.8%、Al:0.1%以下、Nb:0.02〜0.08%、Cr:0.3〜0.8%を含む組成と、表層がベイナイト相単相で、内層がベイナイト相を主相とし、第二相として平均粒径:3μm以下のマルテンサイト相が体積率で1〜4%分散し、第三相として体積率で0〜30%のフェライト相を含む板厚方向に複層の組織を有する熱延鋼板とする。前記組成に加えてさらに、Cu、Ni、Mo、V、Ti、Bのうちの1種または2種以上を合計で1.0%以下含有できる。また、Ca、REMを含有してもよい。このような組成、組織を有する熱延鋼板を用いて造管すると、造管後に85%以下の低降伏比を有し、かつ高靭性を有する高強度溶接鋼管となる。 (もっと読む)


【課題】多量のN添加を必須とせずとも高いBH性を有する熱延鋼板およびその製造方法を提供する。
【解決手段】C:0.01〜0.2%、Si:0.01〜2.0%、Mn:0.1〜3.0%、P:0.2%以下、S:0.05%以下、sol.Al:0.001〜0.5%、N:0.001〜0.02%およびO:0.01%以下を含有し、残部Feおよび不純物からなる化学組成を有し、フェライト面積率が50%以上、鋼板表面から板厚の1/4の深さ位置におけるフェライトの平均粒径D(μm)が、1.2≦D≦7、D≦3.1+5000/(5+350・C+40・Mn)を満足する鋼組織を有し、固溶Cおよび固溶Nの合計量SCNが2〜80質量ppmであり、6%の予歪付与後に170℃で20分間の熱処理を施した場合における歪時効硬化による引張強度の上昇量BHTS(MPa)が、BHTS≧10、BHTS≧SCN×1.25およびBHTS≧12.1×ln(SCN)+3.5を満足する熱延鋼板である。 (もっと読む)


【課題】靭性に優れかつ良好な耐食性を有し、生産性および経済性に優れるフェライト系ステンレス鋼板を提供する。
【解決手段】質量%で、C:0.03%以下、N:0.03%以下、(〔%C〕+〔%N〕):0.05%以下(但し〔%X〕は鋼中のX含有量)、Si:0.70%以下、Mn:1.0%以下、P:0.04%以下、S:0.02%以下、Cr:16〜25%、Ni:1.0%以下、Ti:4×(〔%C〕+〔%N〕)%未満、Nb:0.15〜0.50%、Al:0.005〜0.15%、およびZr:0.02〜0.40%を含有し、残部Feおよび不可避的不純物からなり、鋼板中の窒化物が実質的にZrNであるフェライト系ステンレス鋼板とする。 (もっと読む)


【課題】靭性に優れかつ良好な耐食性を有し、生産性および経済性に優れるフェライト系ステンレス鋼板を提供する。
【解決手段】質量%で、C:0.03%以下、N:0.03%以下、C+N:0.05%以下、Si:0.70%以下、Mn:0.50%以下、P:0.04%以下、S:0.02%以下、Cr:16〜25%、Ni:1.0%以下、Ti:4×(C+N)%未満、V:0.1%以下、Nb:0.1%以下、Al:0.01〜0.05%、およびZr:0.02〜0.40%を含有し、残部Feおよび不可避的不純物からなり、鋼板中の窒化物が実質的にZrNであるフェライト系ステンレス鋼板とする。 (もっと読む)


双ロール式薄板鋳造工程により製造されたマルテンサイト系ステンレス鋼及びその製造方法を提供する。双ロール式薄板鋳造工程により製造され、重量%で、C:0.1〜1.5%、Cr:12〜15%、Ni:1%以下、及びTi:0.005〜0.1%を含有し、残部がFe及びその他不可避的不純物からなり、粒界に析出した1次クロム化合物が分節及び微細化されている、耐クラック性に優れたマルテンサイト系ステンレス熱延鋼板及びその製造方法と、この熱延鋼板をバッチ焼鈍処理した後、冷間圧延して製造された、高硬度マルテンサイト系ステンレス冷延鋼板及びその製造方法を技術的要旨とする。本発明によれば、双ロール式薄板鋳造工程を適用し、粒界強化元素を添加することにより、鋳造の際に中心偏析、亀裂及び板破断を防止して鋳造安定性を確保するとともに、鋼内に均一に分布した微細組織を形成して、刃物類や工具類の製作の際に硬度が高く且つエッジ品質に優れた製品を製造することができる。
(もっと読む)


本発明は、カミソリ刃、刀などに使用される、重量%で、0.40〜0.80%の炭素、11〜16%のクロムを主成分として含む高炭素マルテンサイト系ステンレス鋼の製造方法に関するもので、ストリップキャスティング装置において、重量%で、C:0.40〜0.80%、Cr:11〜16%を含むステンレス溶鋼を、タンディッシュからノズルを介して溶鋼プールに供給してステンレス薄板を鋳造し、前記鋳造されたステンレス薄板を、鋳造直後にインラインローラを用いて5〜40%の圧下率で熱延焼鈍ストリップを製造し、熱延焼鈍ストリップの微細組織内に一次カーバイドが10μm以下となるようにする、高炭素マルテンサイト系ステンレス鋼の製造方法およびその製造方法によって製造されたマルテンサイト系ステンレス鋼を提供する。本発明は、鋳造組織および熱延板内に形成される一次カーバイドの大きさを10μm以下に低減させることにより、刃物の用途として刃先の品質に優れた高炭素マルテンサイト系ステンレス鋼を製造することを特徴とする。
(もっと読む)


【課題】冷間圧延又は焼鈍工程を含まない短い製造ラインで製造される高品質のTRIP鋼ストリップを提供する。
【解決手段】溶融鋼から直接鋳造されるTRIP鋼からなる薄いストリップであって、前記鋼が、重量%で、C:0.05〜0.25%、(Mn+Cu+Ni):0.5〜3%、(Si+Al):0.1〜4%、(P+Sn+As+Sb):0.3%以下、(Ti+Nb+V+Zr+希土類):0.3%未満、Cr:1%未満、Mo:1%未満、V:1%未満、残部は鉄及び製造上の不純物からなる組成を有し、また前記鋼はベイナイト相と5%より多い残留オーステナイトを含む微細組織を有している。 (もっと読む)


双ロール鋳造機を組立て、遊離酸素含有量が20〜75ppmで、鋳造ストリップが0.25重量%未満の炭素、0.9〜2.0重量%のマンガン、0.05〜0.50重量%のケイ素、0.01重量%超で0.15重量%以下のリン及び0.01重量%未満のアルミニウムからなるような組成を有する溶鋼の鋳造溜めを形成し、鋳造ロールを互いに逆回転させて鋼ストリップを形成し、10%及び35%圧下での機械的特性が降伏強さ、引張り強さ、破断伸びについて10%以内であるようストリップを熱間圧延し、300〜700℃の温度でストリップを巻取ることにより微細構造の大部分がベイナイトと針状フェライトで構成されることを含む段階により造られる熱間圧延鋼ストリップ。鋼は0.20〜0.60%の銅及び0.08%もの低含有量のマンガンを含んでもよい。
(もっと読む)


【課題】X65グレード以上の高強度電縫鋼管用素材として好適な、低温靭性に優れた厚肉高張力熱延鋼板の製造方法を提供する。
【解決手段】質量%で、C:0.02〜0.25%、Mn:0.3〜2.3%、Nb:0.03〜0.25%、Ti:0.001〜0.10%を含み、かつ(Ti+Nb/2)/C<4を満足する鋼を熱間圧延し、仕上圧延終了後に、20℃/s以上マルテンサイト生成臨界冷却速度未満の冷却速度で表面温度がAr3変態点以下Ms点以上となるまで加速冷却する第一の冷却と、板厚中心が350℃以上600℃未満の温度になるまで急冷する第二の冷却と、板厚中心の温度で350℃以上600℃未満で巻取り、少なくともコイル厚み方向の1/4T〜3/4Tの位置が、350〜600℃の温度域で30min以上保持または滞留する冷却を施す第三の冷却とを順次施す。V、Mo、Cr、Ni、Cuのうちの1種または2種以上を含有してもよい。 (もっと読む)


【課題】鋼板コイルの長手方向での板厚変動を抑制するとともに、高強度でかつ製缶加工に必要な延性を備えた缶用鋼板の製造方法を提供する。
【解決手段】C:0.005%以下、Mn:0.05〜0.5%、Al:0.01〜0.10%、N:0.0010〜0.0070%、B:0.15×N〜0.75×N(B/Nとして0.15〜0.75)を含み、さらに、Nb:4×C〜20×C(Nb/Cとして4〜20)、Ti:2×C〜10×C(Ti/Cとして2〜10)の1種または2種を含み、残部がFeおよび不可避的不純物元素からなる。Ar3変態点未満の温度で仕上げ圧延での全圧下量の5%以上50%未満の熱間圧延を施し、640〜750℃の巻取り温度で巻取り、酸洗した後、88〜96%の圧下率で冷間圧延し、400℃超〜(再結晶温度-20)℃の温度域で焼鈍する。 (もっと読む)


鋳造されたストリップが、粗ストリップとして、まず、保護ガス下にある組織を均質化するための第1のプロセスを通過し、次いで、粗ストリップが、その後に肉厚リダクションのための圧延プロセスを受ける前に、少なくとも1つの別の熱処理を受ける、熱間圧延された金属から成るストリップを製造するための方法及び生産装置において、肉厚リダクションの後、粗ストリップが、最後に分離装置を通過し、仕上げ圧延された熱間ストリップとして後続の粗ストリップから分離される前に、均質化もしくは組織構造の再結晶化をするための第2のプロセスを通過する。 (もっと読む)


【課題】従来の技術では製造することが困難であった、引張強度が590MPa以上で曲げ性に優れる溶融亜鉛めっき鋼板を提供する。
【解決手段】鋼板の表面に溶融亜鉛めっき層を備える溶融亜鉛めっき鋼板である。この鋼板は、C:0.03〜0.20%、Si:0.005〜2.0%、Mn:1.2〜3.0%、P:0.1%以下、S:0.01%以下、sol.Al:0.003〜1.0%、N:0.01%以下、Bi:0.0001〜0.05%を含有し、残部がFeおよび不純物からなる化学組成を有し、残留オーステナイトを2.0〜15面積%含有する鋼組織を有し、鋼板表面から板厚の(1/20)深さ位置において圧延方向に展伸したMn濃化部の圧延方向に対して直角方向における平均間隔が300μm以下である。 (もっと読む)


【課題】従来の技術では製造することが困難であった、引張強度が780MPa以上で曲げ性に優れる鋼板及びその製造方法を提供する。
【解決手段】C:0.03〜0.20%、Si:0.005〜2.0%、Mn:1.0〜2.7%、P:0.1%以下、S:0.01%以下、sol.Al:0.005〜1.0%、N:0.01%以下、Bi:0.0001〜0.05%を含有し、残部がFeおよび不純物からなる化学組成を有し、鋼板表面から板厚の(1/20)深さ位置において、残留オーステナイトの面積率が2.0%以下である鋼組織を有し、圧延方向に展伸したMn濃化部の圧延方向に対して直角方向における平均間隔が300μm以下である鋼板である。 (もっと読む)


【課題】従来の技術では製造することが困難であった、引張強度が590MPa以上で曲げ性に優れる鋼板ならびにその製造方法を提供する。
【解決手段】C:0.03〜0.20%、Si:0.005〜2.0%、Mn:1.2〜3.5%、P:0.1%以下、S:0.01%以下、sol.Al:0.01〜1.0%、N:0.01%以下、Bi:0.0001〜0.05%、Ti:0.5%以下およびNb:0.5%以下の1種または2種を、[Ti]+[Nb]/2≧0.05を満たす範囲で含有し、残部がFeおよび不純物からなる化学組成を有し、鋼板表面から板厚の(1/20)深さ位置において、圧延方向に展伸したMn濃化部の圧延方向に対して直角方向における平均間隔が300μm以下である鋼板である。 (もっと読む)


重量%で、0.25%以上0.5%以下のC、4%以上14%以下のMn、6.5%以上9.5%以下のCr、0.3%以上3%以下のSiを含有し、下記数1を満たし、金属組織がオーステナイトであり、降伏強度が1000MPa以上、全伸びが20%以上である。
[数1]
12≦2.0Si+5.5Al+Cr+1.5Mo≦25 (1)
13≦30C+0.5Mn+0.3Cu+Ni+25N≦17(2)
(ただし、上式の元素記号は、その元素の含有量(重量%)を表す)
(もっと読む)


【課題】 DP鋼板が具備する高強度特性等を維持しながら、伸びフランジ性に優れたDP鋼板およびその製造方法を提供する。
【解決手段】 質量%で、C:0.03〜0.20%、Si:0.08〜1.5%、Mn:1.0〜3.0%、P:0.05%以下、S:0.002%以上、N:0.0005〜0.01%、Al:0.01%以下、CeもしくはLaの1種または2種の合計:0.0005〜0.04%であり、残部が鉄および不可避的不純物からなる鋼板であって、鋼板中に存在する円相当直径が1μm以上の介在物について、長径が20μm以下、短径が5μm以下であることを特徴とする伸びフランジ性に優れたDP鋼板およびその製造方法。 (もっと読む)


1 - 20 / 46