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薄鋼板の熱処理 (55,812) | 熱間圧延 (632) | 熱延スケジュールを規定したもの (187)

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【課題】大幅なコストの上昇を回避しながら、かじりを十分に抑制することができる耐かじり性に優れた高強度鋼板及びその製造方法を提供する。
【解決手段】粒子径が20nm以上のSi及び/又はMnを含む酸化物粒子が2.5μm以下の平均粒子間距離で分散した酸化物粒子含有領域3が表面から0.3μm〜15μmの平均深さの範囲に存在し、その領域3における該酸化物粒子の平均粒子径が0.3μm以下であり、その領域3との界面からの深さが30μmの箇所における平均硬さがHv250以上である。 (もっと読む)


【課題】延性と伸びフランジ性に優れ、延性−伸びフランジ性のバランスも良好な高張力熱延鋼板の提供。
【解決手段】質量%で、C:0.08%超0.30%未満、Si:3.0%以下、Mn:1.0%以上4.0%以下、P:0.10%以下、S:0.010%以下、sol.Al:3.0%以下、N:0.010%以下を含有し、かつSi+sol.Alの合計含有量が0.8%以上3.0%以下の化学組成を有し、かつDαq≦5.0、Vαq≧50、Vγq≧3、Vαs>Vαq、Vγs>Vγq(DαqおよびVαqは、それぞれ鋼板表面から板厚の1/4深さ位置でのフェライトの平均粒径(μm)および面積率(%)、Vγqは同位置での残留オーステナイト体積率(%)、VαsおよびVγsはそれぞれ鋼板表面から100μm深さ位置でのフェライト面積率(%)および残留オーステナイト体積率(%)を表す)を満たす鋼組織を有する。 (もっと読む)


【課題】深絞り性に優れたTi含有IF鋼板において、特殊な処理を施さずに、均一な外観とプレス加工後の形状均一性を得ることのできる冷延鋼板およびその製造方法を提供する。
【解決手段】Ti添加IF鋼板である。Ti:0.02〜0.1%、Sb:0.03%以下、Cu:0.005%超0.03%以下であり、かつ、Ti*=(Ti%)−3.4×(N%)−1.5×(S%)−4×(C%)で示されるTi*を、0<Ti*<0.02を満たす範囲で含有し、さらに、(Sb%)≧(Cu%)/5を満たす範囲で含有する。そして、鋼板両面における各表面から10μmまでの板厚表層部における大きさ20nm未満の析出物に含まれるTi元素の含有量(mass%)は、鋼板中の全Ti含有量(mass%)の9%以下とする。 (もっと読む)


【課題】析出強化フェライトを主体とし残留オーステナイトを含む混合組織を用いて伸びと局部延性に優れた高強度薄鋼板およびその製造方法を提供する。
【解決手段】鋼に、Nb:0.01〜0.10%、Ti:0.01〜0.20%以下を含有させ、鋼組織を、30%以上のフェライト相を主体とし、3%以上の残留オーステナイト含む鋼組織からなるものとし、熱延後の冷却を制御して、フェライト相の40%以上の領域における相間界面析出の析出面の面間隔が20nm以上60nm以下として、TiやNbの炭窒化物を相間界面析出によりフェライト相中に析出させて、フェライトを析出硬化する。 (もっと読む)


【課題】 本発明は、0℃のシャルピー吸収エネルギーが100J/cm以上の靱性に優れた高耐食性フェライト系ステンレス鋼板を提供することを目的とする。
【解決手段】 質量%で、C:0.015%以下、Si:0.5%以下、Mn:1.0%以下、P:0.06%以下、S:0.01%以下、Al:0.01〜0.35%、N:0.015%以下、Cr:18.0〜24.0%、Mo:0.4%以下、Cu:0.3〜0.6%、Ti:0.01%以下、V:0.01〜0.10%、Nb:0.15〜0.35%で、かつ、(Nb+2V)/Ti≧30、8≦(Nb+2V)/(C+N)≦85を満たして含有し、残部がFeおよび不可避的不純物からなり、フェライト相以外の粒状物が2μm以下の粒径で分散した組織を有することを特徴とする靱性に優れた高耐食性フェライト系ステンレス鋼板およびその製造法。 (もっと読む)


【課題】析出強化フェライトとベイナイトの混合組織を用いて穴拡げ性と局部延性に優れた高強度薄鋼板およびその製造方法を提供する。
【解決手段】鋼に、Nb:0.01〜0.10%、Ti:0.01〜0.20%以下を含有させ、鋼組織をフェライト相とベイナイト相からなるものとし、熱延後の冷却を制御して、フェライト相の40%以上の領域における相間界面析出の析出面の面間隔が20nm以上60nm以下として、TiやNbの炭窒化物を相間界面析出によりフェライト相中に析出させて、フェライトを析出硬化する。 (もっと読む)


【課題】深絞り性と疲労特性の両方に優れる冷延鋼板とその製造方法を提供する。
【解決手段】質量%で、C:0.015〜0.15%;Si:2.0%以下;Mn:0.1〜3.0%;P:0.05%以下;S:0.05%以下;sol.Al:0.001〜0.1%;N:0.001〜0.01%;及びO:0.01%以下を含有する鋼を、最終直前圧延パスと最終圧延パスとの圧延パス間時間を0.3〜4.0秒とし、最終圧延パスの完了温度がAr3点以上かつ780℃以上、圧延完了後720℃までの冷却時間が0.4秒以内の条件で多段パス熱間圧延し、次いで圧下率40〜90%で冷間圧延を施した後、焼鈍する。得られた冷延鋼板は、TSave [=(TS0+2×TS45+TS90)/4] が300 MPa以上、YRave [=(YR0+2×YR45+YR90)/4] が0.67以上、|Δr|が0.20以下、rave/|Δr|が4.7以下 [Δr=(r0-2×r45+r90)/2、rave=(r0+2×r45+r90)/4]である。添え字0、45及び90はそれぞれ圧延方向、圧延方向に対して45°方向及び圧延方向に対して90°方向を意味する。 (もっと読む)


【課題】自動車の外板及び内板材として用いられる鋼板に耐デント性、低降伏応力、高Ri値(Lankford value)及び高成形性を有する複合組織鋼板及びその製造方法を提供する。
【解決手段】C:0.05〜0.10重量%、Si:0.03〜0.50重量%、Mn:1.50〜2.00重量%、P:0重量%超0.03重量%、S:0重量%超0.003重量%、Al:0.03〜0.50重量%、Cr:0.1〜0.2重量%、Mo:0.1〜0.20重量%、Nb:0.02〜0.04重量%、B:0重量%超0.005重量%、N:0重量%超0.01重量%、残りのFe及びその他不可避な不純物で組成され、冷間圧延後に熱処理及び溶融亜鉛メッキをした高強度鋼板及びその製造方法。 (もっと読む)


【課題】効率よく鋼材の製造条件を確定できる鋼材の設計方法を提供する。
【解決手段】素材の鋼片から複数の工程を経て製造される鋼材の製造条件を確定するに際し、複数の工程のうち少なくとも一つの工程から、試験材をサンプリングするサンプリングステップと、試験材中の析出物等の組成、サイズおよび着目元素の固溶量のうち少なくとも一つを分析する分析ステップとを有し、析出物等の組成、サイズおよび着目元素の固溶量のうち少なくとも一つの結果と、次の1)から3)に記載の少なくとも一つの事項とを対比することにより製造条件を確定する鋼材の設計方法;1)他の一以上の試験材で同様にして得られた析出物等の組成、サイズおよび着目元素の固溶量のうちの相当する結果、2)試験材の所望の特性の測定値の結果、3)前記鋼材の所望の特性の目標値。 (もっと読む)


【課題】自動車構造部材用として好適な、低温靭性、成形性、および断面成形加工後の、耐疲労特性に優れた高張力鋼材およびその製造方法を提供する。
【解決手段】C:0.03〜0.24%と、少なくともNb:0.001〜0.15%を含有する素材に、ΣAi=Σ{Ti・(20+log ti)}(ここで、ti:i番目の工程での熱処理時間(h)、Ti:i番目の工程での熱処理温度(K))で定義される累積熱処理パラメータΣAiが850〜1150℃の温度域で30000〜20000、かつ500〜700℃の温度域で20000〜13000を満足する熱履歴、または熱加工履歴を付与する。粒径100nmを超える析出物中のNb量Nblpと、粒径20nm未満の析出物中のNb量Nbspとの比が0.10〜2.0である組織を有し、またV、Ti、Mo、Wのうちから選ばれた1種または2種以上を所定量含有できる。 (もっと読む)


【課題】自動車フレーム部材の形状を変えずに、板厚・重量が減少しても、弾性座屈強度が低下しない自動車フレーム部材を提供すること。
【解決手段】複数の板要素a1〜a8(b1〜b4、c1〜c6、d1〜d4)で構成される自動車フレーム部材(1,7,11,16)において、少なくとも1つの板要素a1〜a8(b1〜b4、c1〜c6、d1〜d4)が、面内弾性異方性を有する板材で構成されることにより、材長方向の弾性局部座屈強度が強化されたことを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】優れたTHF性を有するハイドロフォーム加工用鋼管、その素材熱延鋼板、そしてそれらの製造方法を提供する。
【解決手段】質量%で、C:0.02%以上0.20%以下、Si:0.05%以上1.50%以下、Mn:0.2%以上3.0%以下、P:0.003%以上0.10%以下、S:0.01%以下、Al:0.01%以上2.0%以下、N:0.01%以下、およびO(酸素):0.01%以下、さらにTi:0.25%以下、Nb:0.1%以下およびV:0.5%以下からなる群から選ばれる1種または2種以上、残部がFeおよび不純物からなり、特定の式を満足する化学組成を有し、フェライト平均粒径が1.0〜10μmでフェライト面積率が50%以上の金属組織を有し、島状スケール疵の面積率が合計で10%以下である表面性状を有し、引張強度(TS)が590MPa以上である機械特性を有するものとする。 (もっと読む)


【課題】 高価かつ希少な元素であるNiを多量に含有することなく、実際の成形性を支配する因子である「均一伸び」の高いフェライト・オーステナイト系ステンレス鋼薄板及びその製造方法の提供。
【解決手段】 質量%で、C:0.002〜0.100%、Si:0.05〜2.00%、Mn:0.05〜5.00%、P:0.050%未満、S:0.010%未満、Cr:17〜25%、N:0.010〜0.150%、を含有し、残部が鉄及び不可避的不純物からなり、オーステナイト相の体積分率が10%以上50%未満であり、オーステナイト相中の化学組成より計算されるMd値が−10〜110であり、圧延幅方向に垂直な断面において結晶粒径が15μm以下かつ形状アスペクト比が3未満であるオーステナイト粒の割合が全オーステナイト粒数の90%以上を占め、また同断面において最近接のオーステナイト粒間の平均距離が12μm以下である。 (もっと読む)


【課題】高い延性と伸びフランジ性を兼備する熱延鋼板を提供する。
【解決手段】質量%で、C:0.02〜0.25%、Si:2.0%以下、Mn:0.3〜2.5%、P:0.2%以下、S:0.05%以下、Al:0.005〜0.5%およびN:0.01%以下を含有し、残部がFeと不純物からなり、体積率で40〜95%のベイナイト相とフェライト相とからなる組織を有し、上記フェライトの平均結晶粒径が1.2μm以上で4μm未満である熱延鋼板。上記の成分に加えてTi、Nb、V、B、Cu、Ni、Cr、Mo、Ca、REMおよびMgの中の1種以上を含んでもよい。 (もっと読む)


【課題】自動車用、家電用等の用途に好適な機械的強度、加工性及び熱的安定性に優れた熱延鋼板とその製造方法の提供。
【解決手段】質量%で、C:0.02〜0.2%、Si:0.01〜1.0%、Mn:0.1〜2.0%、P:0.2%以下、sol.Al:0.001〜0.5%、Ti:0.1%以下、Nb:0.1%以下、V:0.5%以下、Mo:0.5%以下、Ti+Nb:0.1%以下を含有し、残部がFe及び不純物からなる鋼組成を有し、フェライトを主相とする鋼板で、鋼板表面から板厚の1/4の深さ位置におけるフェライトの平均結晶粒径の700℃における増加速度X(μm/min)と平均結晶粒径D(μm)がD・X≦0.1を満足し、平均粒径200nm以下のセメンタイトがフェライト粒内に所定量析出している熱延鋼板。 (もっと読む)


【課題】SiやCrという易酸化性元素を多く含有する鋼板を母材とすることを可能にするとともに、鋼中にPやMoを多く含有させることが可能な合金化めっき鋼板及びその製造方法を提供する。
【解決手段】質量%で、Si:0.2〜1.5%及びCr:0.5〜1.0%のうちの1種または2種、P:0.10%以下及びMo:0.5%以下を含有し、フェライトを主相とする炭素鋼または低合金鋼からなる鋼板を母材とする合金化めっき鋼板であって、母材表層のフェライトの平均結晶粒径が4ημm以下であるとともに、母材表面から1μm以内におけるSi、Cr、P及びMoのEPMA線分析の最大強度が、母材中のSi、Cr、P及びMoのEPMA線分析の平均強度に較べて8倍以下であることを特徴とする優れた合金化めっき鋼板。 (もっと読む)


【課題】SiやCrという易酸化性元素を多く含有する鋼板を母材とすることが可能なめっき鋼板及びその製造方法を提供する。
【解決手段】質量%で、Si:0.2〜1.5%及びCr:0.5〜1.0%のうちの1種または2種を含有し、フェライトを主相とする炭素鋼または低合金鋼からなる鋼板を母材とする合金化めっき鋼板であって、母材表層のフェライトの平均結晶粒径が4μm以下であるとともに、母材表面から1μm以内におけるSi及びCrのEPMA線分析の最大強度が、母材中のSi及びCrのEPMA線分析の平均強度に較べて10倍以下であることを特徴とするめっき鋼板。 (もっと読む)


【課題】1度の冷延−焼なましでも高い成形性と優れた収縮性を有すると同時に、溶融亜鉛メッキが可能となる複合組織の高張力鋼版およびその製造方法を提供する。
【解決手段】 本発明は、C 0.05〜0.15重量%、Si 0.15重量%以下、Mn 0.5〜2.7重量%、Al 0.1〜0.7重量%、P 0.005〜0.03重量%、Sb 0.01〜0.3重量%、S 0.002〜0.02重量%、そしてMo 0.01〜0.6重量%とB 0.0005〜0.0035重量%の中から選択された少なくとも1種の元素、そして鉄(Fe)およびその他の不可避な不純物で組成され、フェライトとマルテンサイトの複合組織からなり、目標引張強度によってTi、NbおよびVの中から選択された少なくとも1種の元素を0.15重量%以下追加した組成であることを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】伸び及び伸びフランジ性に優れた590MPa以上の高強度鋼板を得る。
【解決手段】フェライト母相中に第2相であるマルテンサイトと残留オーステナイトが微細分散した組織(MD組織)を有し、このMD組織の割合が90%以上である。全組織中において第2相の割合が10〜60%、MD組織中において第2相のうちフェライト粒内に存在するものの割合が50%以上(粒界上が50%未満)、全組織中に存在するフェライトの平均粒径が20μm以下、全組織中において第2相が50μm×50μmの観察視野に平均20個以上存在する。C:0.02〜0.3%、Si:0.01〜3%、Mn:0.5〜3%、B:0.0001〜0.005%、Al:0.01〜1.5%を含有する鋼板素材を、A3点以上の温度から冷却し、600〜1000℃で5〜90%の圧下率で加工を加え、その後0.2〜20℃/sの冷却速度でMs点以下の温度まで冷却する。 (もっと読む)


【課題】 750MPa以上の高強度を有し、しかも疲労特性に優れた高強度鋼材およびその製造方法を提供する。
【解決手段】 本発明の高強度鋼材は、Cuを2.0〜10mass%含み、引張強さが750MPa以上の鋼材である。組織的には、組織内にCu濃度が平均濃度の2倍以上、80mass%以下であるCu濃化域が均一に分散している。前記Cu濃化域は平均粒径が10nm以上、50nm以下である。鋼材には熱延鋼板を含む。 (もっと読む)


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