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薄鋼板の熱処理 (55,812) | 熱間圧延 (632) | 熱延スケジュールを規定したもの (187) | 仕上圧延率、仕上圧延パススケジュール (110)

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【課題】溶接部の耐食性を兼ね備えた高強度熱延鋼板およびその製造方法を提供する。
【解決手段】C :0.035%超0.055%以下、Si:0.2%以下、Mn:0.7%以下、P :0.03%以下、S :0.03%以下、Al:0.1%以下、N :0.01%以下、Ti:0.08%以上0.25%以下、B :0.0005%以上0.0040%以下を含有し、且つ、固溶B:0.0005%以上であり、残部がFeおよび不可避的不純物からなる組成と、面積率が95%超のフェライト相を含むマトリックスと、前記フェライト相のフェライト結晶粒内に平均粒子径が10nm未満のTi炭化物が微細析出し、該Ti炭化物の体積比が0.0015以上0.007以下である組織とを有し、引張強さが780MPa以上であり且つ溶接部の耐食性に優れた高強度熱延鋼板となる。 (もっと読む)


【課題】衝撃荷重負荷時における衝撃吸収部材の割れ発生を抑制でき、さらに有効流動応力の高い衝撃吸収部材を得ることが可能な鋼材を提供する。
【解決手段】C:0.05〜0.18%、Mn:1〜3%、Si+Al:0.5%以上2.5%未満およびN:0.001〜0.015%を含有し、残部Feおよび不純物からなる化学組成を有し、平均間隔1μm以下のラス組織から成るベイナイトの面積率が70%以上、マルテンサイトの面積率が5〜30%であるともに、式(1)および(2)を満足する鋼組織を有する鋼材である。HM0はマルテンサイトの初期平均ナノ硬さ、HB0はベイナイトの初期平均ナノ硬さ、HM10は10%引張変形後のマルテンサイトの平均ナノ硬さ、HB10は10%引張変形後のベイナイトの平均ナノ硬さである。1.2≦HM0/HB0≦1.6・・・(1)0.90≦{(HM10/HM0)/(HB10/HB0)}≦1.3・・・(2) (もっと読む)


【課題】低歪振幅域、高周波数域において制振性に優れると共に、延性にも富むFe−Cr−Al−Mn系合金からなる制振材の製造方法を提供する。
【解決手段】鉄合金は、3.0〜8.0重量%のクロムと、0.4〜1.0重量%のアルミニウムと、アルミニウムに対する重量比(マンガン/アルミニウム)が0.75〜1.5のマンガンとを含み、残部が鉄及び不可避的不純物からなる。そのうえで、鋳塊を得る造塊工程と、1200〜1300℃に加熱した状態で熱間圧延し、その仕上げ温度を800℃以上とする熱間圧延工程と、熱間圧延工程後に鉄合金の再結晶温度以上に加熱した後に徐冷する焼鈍工程とを経て製造される。熱間圧延工程では、1パス当たりの圧下率を25〜40%とし、最終的な合計圧下率を80〜90%とする。 (もっと読む)


【課題】曲げ、伸びフランジ、バーリング加工などの局部変形能に優れた高強度冷延鋼板とその製造方法を提供する。
【解決手段】C:0.002〜0.20%、Si:0.001〜2.5%、Mn:0.001〜4.0%、P:0.001〜0.15%、S:0.0005〜0.03%、Al:0.001〜2.0%、N:0.0005〜0.01%、O:0.0005〜0.01%を含有し、金属組織におけるベイナイトの面積率が95%以上であり、鋼板の集合組織で少なくとも鋼板の表面から5/8〜3/8の板厚における板面の{100}<011>〜{223}<110>方位群のX線ランダム強度比の平均値が4.0未満でかつ{332}<113>の結晶方位のX線ランダム強度比が5.0以下、さらに粒単位のサイズの体積平均が7μm以下であることを特徴とする局部変形能に優れた高強度冷延鋼板。 (もっと読む)


【課題】高い降伏比と良好な延性とを有し、自動車用部材等の適用に好適な高強度熱延熱延鋼板を提供する。
【解決手段】質量%で、C:0.1%以上0.2%以下、Mn:1%以上3%以下、Si+Al:0.3%以上1.0%未満、Cr:0.1%以上0.6%以下及びN:0.001%以上0.008%以下を含有し、更に、Ti:0.05%以下及びNb:0.05%以下から選択される1種又は2種を含有し、残部Fe及び不純物なる化学組成のスラブに[Ae点−50(℃)]以上[Ae点+50(℃)]以下の温度域で圧延完了する多パス熱間圧延を施し熱延鋼板とし、前記熱延鋼板を、前記圧延完了後0.4秒間以内に600℃/秒以上の平均冷却速度で700℃以下の温度域まで冷却し、次いで600℃以上700℃以下の温度域に0.4秒間以上5秒間以内保持し、その後100℃/秒以上の平均冷却速度で450℃以下の温度域まで冷却し熱延鋼板を製造する。 (もっと読む)


【課題】組織分率制御により、均一伸びを担保し、かつ、集合組織高強度鋼板の局部延性を改善し、鋼板内の異方性も改善できる均一変形能及び局部変形能に優れた高強度冷延鋼板とその製法の提供。
【解決手段】C:0.01〜0.4%、Si:0.001〜2.5%、Mn:0.001〜4.0%、P: 0.001〜0.15%、S: 0.0005〜0.03%、Al:0.001〜2.0%、N:0.0005〜0.01%、O:0.0005〜0.01%を含有し、集合組織が、鋼板の表面から5/8〜3/8の板厚における板面の{112}<110>〜{113}<110>方位群および{112}<131>の結晶方位のX線ランダム強度比の平均値が5.0以下でかつ{001}<110>の結晶方位のX線ランダム強度比が4.0以下で、さらに圧延方向と直角方向のr(rC)値が0.70以上かつ圧延方向と30°(r30)のr値が1.10以下であり、さらに鋼板組織面積率でフェライトとベイナイトを合わせて50%以上、マルテンサイトを1%以上、50%以下含有する均一変形能及び局部変形能に優れた高強度冷延鋼板。 (もっと読む)


【課題】鋼管素材用として好適な、低温靭性に優れた低降伏比高強度熱延鋼板を提供する。
【解決手段】質量%で、C:0.03〜0.11%、Si:0.01〜0.50%、Mn:1.0〜2.2%、Al:0.005〜0.10%、Nb:0.01〜0.10%、Ti:0.001〜0.05%、B:0.0005%以下を含み、さらにCr:0.01〜1.0%、Mo:0.01〜0.5%、Ni:0.01〜0.5%のうちから選ばれた1種または2種以上を、Mneqが2.0〜4.0%の範囲を満足するように含有する組成と、平均粒径が10μm以下のベイニティックフェライトを主相とし、第二相として少なくとも面積率で3.0%以上のマルテンサイトを含む組織とする。なお、マルテンサイトの大きさが、最大で10μm以下、平均で0.5〜5.0μmとすることが好ましい。 (もっと読む)


【課題】 耐リジング性と深絞り性が良好なフェライト系ステンレス鋼板とその製造方法等であって、生産性がよくコスト面でも有利なものを提供する。
【解決手段】 1)少なくとも最終3段において圧下率が25%を超え粗圧延温度が1000℃以上1100℃以下である粗圧延を行い、2)さらに、少なくとも最終3段において圧下率が25%を超え仕上温度が700℃以上850℃以下である仕上圧延を行って熱延鋼板を製造し、3)その後、当該熱延鋼板に対して熱延焼鈍、冷間圧延および冷延焼鈍を行う。 (もっと読む)


【課題】穴拡げ性に優れるとともに、低温靭性にも優れた引張強度590MPa以上の高強度熱延鋼板及びその製造方法を提供する。
【解決手段】延性脆性遷移温度が−50℃以下であり、圧延面に平行で、圧延方向に平行な{211}<011>方位のX線ランダム強度比(ランダムサンプルの回折強度との比)が2.5以下であることを特徴とする低温靭性と穴拡げ性に優れた引張強度590MPa以上の高強度熱延鋼板である。平均結晶粒径を7.0μm以下とすることにより、延性脆性遷移温度を−50℃以下とすることができる。最終仕上圧延を960℃以上で行い、最終仕上圧延終了後1.0秒以内に80℃/秒以上の冷却速度で冷却を開始し、最終仕上圧延温度より50〜200℃低い温度まで前記冷却を継続し、450〜600℃で巻き取ることにより製造することができる。 (もっと読む)


【課題】引張強さが440MPa以上、平均r値が1.20以上で焼付硬化量が40MPa以上の深絞り性と焼付硬化性に優れる高強度冷延鋼板を提供する。
【解決手段】mass%で、C:0.010〜0.06%、Si:0.5%超1.5%以下、Mn:1.0〜3.0%、Nb:0.010〜0.090%、Ti:0.015〜0.15%を含有し、かつ(Nb/93)/(C/12)<0.20および固溶C量が0.005〜0.025%を満たす成分組成の鋼素材を熱間圧延し、冷間圧延した後、700〜800℃の温度を平均昇温速度3℃/s未満として800〜900℃の温度に加熱し、均熱後、上記均熱温度から500℃以下の冷却停止温度まで5℃/s以上で冷却する焼鈍を施し、面積率で70%以上のフェライト相と3%以上のマルテンサイト相を含む組織からなる冷延鋼板を得る。 (もっと読む)


【課題】黒皮を有する最大引張強度が720MPa以上の高強度熱延鋼板に電着焼付塗装を施した場合であっても、良好な耐食性並びに打抜き部の疲労特性を得ることが可能な、塗装耐食性と打抜き部疲労特性に優れた高強度熱延鋼板およびその製造方法を提供する。
【解決手段】C、Si、Al、Mn、P、S、N、Ti、Nbの各々を所定量で含有し、且つ、質量%で、Si+Alの合計量:0.8%以上、Ti+Nbの合計量:0.04〜0.12%であり、TiおよびNbを含有する合金炭化物の平均粒子径が10nm以下、鋼組織が、マルテンサイトと残留オーステナイトを体積率の合計で3〜20%、フェライトを体積率で50〜90%含有し、残部がベイナイトからなり、さらに、スケール層内のマグネタイトの体積分率が70%以上、かつ、前記マグネタイトの平均結晶粒径が3μm以下であり、最大引張強度が720MPa以上である。 (もっと読む)


【課題】引張強さTS:520MPa以上の高強度と、高靭性とを兼備する高張力熱延鋼板およびその製造方法を提供する。
【解決手段】質量%で、C:0.04〜0.08%、Si:0.4%以下、Mn:1.0〜1.8%、Al:0.1%以下、Nb:0.02〜0.08%、Cr:0.3〜0.8%を含む組成と、表層がベイナイト相単相で、内層がベイナイト相を主相とし、第二相として平均粒径:3μm以下のマルテンサイト相が体積率で1〜4%分散し、第三相として体積率で0〜30%のフェライト相を含む板厚方向に複層の組織を有する熱延鋼板とする。前記組成に加えてさらに、Cu、Ni、Mo、V、Ti、Bのうちの1種または2種以上を合計で1.0%以下含有できる。また、Ca、REMを含有してもよい。このような組成、組織を有する熱延鋼板を用いて造管すると、造管後に85%以下の低降伏比を有し、かつ高靭性を有する高強度溶接鋼管となる。 (もっと読む)


【課題】バーリング性に優れる高強度熱延鋼板を提供する。
【解決手段】Nb含有量を[Nb]、Ti含有量を[Ti]、N含有量を[N]、S含有量を[S]、C含有量を[C]、B含有量を[B]としたとき、以下の式を満たし、0.004≦[C]+12/11[B]−12/48×([Ti]+48/93[Nb]−48/14[N]−48/32[S])、[C]−12/48×([Ti]+48/93[Nb]−48/14[N]−48/32[S])≦0.012、固溶Cと固溶Bの合計の粒界個数密度が4.5個/nm2超12個/nm2以下であり、さらに鋼板中の粒界に析出しているセメンタイト粒径が2μm以下であり、板厚中心での平均結晶粒径が9μm以下であり、且つ板厚中心での{211}ランダム強度比が2以下であり、結晶粒内におけるTiCを含む析出物の平均粒径が3nm以下であるとともに、その密度が1×1016個/cm3以上とする。 (もっと読む)


【課題】バーリング性に優れる高強度熱延鋼板を提供する。
【解決手段】Nb含有量を[Nb]、Ti含有量を[Ti]、N含有量を[N]、S含有量を[S]、C含有量を[C]、B含有量を[B]としたとき、以下の式を満たし、0.012<[C]+12/11[B]−12/48×([Ti]+48/93[Nb]−48/14[N]−48/32[S])、[C]−12/48×([Ti]+48/93[Nb]−48/14[N]−48/32[S])≦0.03、固溶Cと固溶Bの合計の粒界個数密度が4.5個/nm2超12個/nm2以下であり、さらに鋼板中の粒界に析出しているセメンタイト粒径が2μm以下であり、板厚中心での平均結晶粒径が9μm以下であり、且つ板厚中心での{211}ランダム強度比が2以下であり、結晶粒内におけるTiCを含む析出物の平均粒径が3nm以下であるとともに、その密度が1×1016個/cm3以上とする。 (もっと読む)


【課題】衝撃荷重が負荷された時における割れの発生が抑制され、さらに有効流動応力の高い衝撃吸収部材を提供可能な鋼材を提供する。
【解決手段】C:0.1〜0.2%、Mn:1〜3%、Si+Al:0.5%以上2.5%未満、N:0.001〜0.015%を含有し、残部Feおよび不純物からなる化学組成を有し、40〜80面積のフェライトを含有し、残部がベイナイト、マルテンサイトおよびオーステナイトの1種または2種以上からなる第2相からなるとともに、フェライトの平均粒径が0.5〜3μm、第2相の平均最近接粒子間間隔が1〜5μm、引張変形によって相当塑性ひずみε=0.5を負荷した際のフェライトの平均ナノ硬さが4.5GPa以上かつ第2相の平均ナノ硬さが11GPa以下である鋼組織を有する鋼材である。 (もっと読む)


【課題】易酸化性元素を多量に含有する冷延鋼板を基材としながら、良好な表面性状を有する均一な合金化溶融亜鉛めっき層を有する合金化溶融亜鉛めっき冷延鋼板およびその製造方法を提供する。
【解決手段】冷延鋼板は、質量%で、C:0.02%以上0.25%以下、Si:0.01%以上2.5%以下、Mn:0.5%以上3.5%以下、P:0.1%以下、S:0.01%以下、sol.Al:1.0%以下およびN:0.01%以下を含有する化学組成を有し、合金化溶融めっき層は、目付量が10g/m以上80g/m以下、合金化度が7質量%以上16質量%以下であり、さらに、めっき厚の分布がdmax/d≦2.5(dmaxは最大めっき厚、dは平均めっき厚)を満足する。 (もっと読む)


【課題】 深絞り用冷延鋼板及び合金化溶融亜鉛めっき鋼板を製造するに際し、熱延鋼板の結晶粒微細化を板厚全厚に十分達成し、最終製品の深絞り性を達成するための、熱延鋼板の鋼板冷却方法を提供する。
【解決手段】 スラブを、熱間圧延、冷間圧延、連続焼鈍を行って冷延鋼板若しくは合金化溶融亜鉛めっき鋼板を製造するに際し、熱間圧延が連続して実施される熱延スタンド列における最終スタンドより2段あるいは1段前のスタンドにおいて仕上げ圧延を終了し、その後最終スタンドまでの間に冷却する際に、仕上げ温度(T)と冷却開始時間(t)が次式を満足する条件で製造する。
40/(log[t(秒)]+2)−20≦T−Ar3(℃)≦60/(log[t(秒)]+2) (もっと読む)


【課題】低降伏比で延性と穴拡げ性に優れた高強度冷延鋼板を、特殊な熱間圧延やNbやTi等の合金元素の添加を必要とせずに提供する。
【解決手段】質量%で、C:0.01〜0.15%、Si:0.01〜1.5%、Mn:1.5〜3.5%、P:0.1%以下、S:0.01%以下、Al:0.005〜1.5%、およびN:0.010%以下を含有し、α値(=Mn+Si)が2.3%以上である化学組成と、鋼板表面から板厚の1/4深さ位置でのフェライトの体積率が40%以上かつマルテンサイトの体積率が3%以上である鋼組織と、降伏比YRが70%以下、引張強度TS(MPa)と穴拡げ率HER(%)がTS1.5×HER≧0.80×106およびTS/(C×100)0.5≧250を満たす機械特性を有する冷延鋼板。 (もっと読む)


【課題】低降伏比で延性と穴拡げ性に優れた高強度冷延鋼板を、特殊な熱間圧延やNbやTi等の合金元素の添加を必要とせずに提供する。
【解決手段】質量%で、C:0.01〜0.15%、Si:0.01〜1.5%、Mn:1.5〜3.5%、P:0.1%以下、S:0.01%以下、Al:0.10%超〜1.5%、およびN:0.010%以下を含有し、下記式(1)で規定されるα値が1.9以上である化学組成と、鋼板表面から板厚1/4深さ位置でのフェライトの体積率40%以上、マルテンサイト体積率が3%以上である鋼組織と、降伏比YRが70%以下、引張強度TS(MPa)と穴拡げ率HER(%)とが下記式(2)を満足し、引張強度TS(MPa)と全伸びEl(%)とが下記式(3)を満たす機械特性とを有する。
(1) α=Mn+Si×0.5+Al×0.4
(2) TS1.5×HER≧0.9×106
(3) TS1.2×El≧5.0×104 (もっと読む)


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