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Fターム[4K037FF01]の内容

薄鋼板の熱処理 (55,812) | 熱延板焼鈍 (529) | 加熱温度 600℃以下 (54)

Fターム[4K037FF01]に分類される特許

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【課題】980MPa以上のTS、24000MPa・%以上のTS×ELを有する加工性に優れた高強度鋼板の製造方法を提供する。
【解決手段】成分組成が、質量%でC:0.03%以上0.35%以下、Si:0.5%以上3.0%以下、Mn:3.5%以上10.0%以下、P:0.1%以下、S:0.01%以下、N:0.008%以下を含有し、残部がFeおよび不可避的不純物からなる鋼スラブを、熱間圧延後、Ar変態点〜Ar変態点+(Ar変態点−Ar変態点)/2で巻き取り、200℃以下まで冷却した後、Ac変態点−200℃〜Ac変態点の温度域に加熱して30分以上保持し、その後、酸洗し、20%以上の圧下率で冷間圧延を施した後、Ac変態点〜Ac変態点+(Ac変態点−Ac変態点)/2の温度域に加熱して30s以上保持することを特徴とする加工性に優れた高強度鋼板の製造方法。 (もっと読む)


【課題】980MPa級以上の強度を確保しつつ、室温での成形性および温間での成形加重低減効果を兼備する高強度鋼板およびその温間成形方法を提供する。
【解決手段】質量%で、C:0.02〜0.3%、Si:1〜3%、Mn:1.8〜3%、P:0.1%以下、S:0.01%以下、Al:0.001〜0.1%、N:0.002〜0.008%を含み、残部が鉄および不純物からなる成分組成を有し、全組織に対する面積率で、ベイニティック・フェライト:50〜85%、残留γ:3%以上、マルテンサイト+前記残留γ:10〜45%、フェライト:5〜40%の各相を含む組織を有し、前記残留オーステナイト中のC濃度(Cγ)が0.3〜1.2質量%であり、前記成分組成中のNの一部が固溶Nであり、該固溶N量が12ppm以下(0ppmを含む)である高強度鋼板。 (もっと読む)


【課題】延性、加工硬化性、伸びフランジ性に優れた高張力冷延鋼板を製造する。
【解決手段】質量%で、C:0.020%超0.30%未満、Si:0.10%超3.00%以下、Mn:1.00%超3.50%以下、P:0.10%以下、S:0.010%以下、sol.Al:2.00%以下およびN:0.010%以下である化学組成を有するスラブに、Ar3点以上の温度域で圧延を完了する熱間圧延を施し、圧延完了後0.4秒間以内に780℃以下の温度域まで冷却し、400℃未満の温度域で巻取り、得られた熱延鋼板に300℃以上の温度域に加熱する熱延板焼鈍を施した後、冷間圧延し、次いで(Ac3点−40℃)以上の温度域で均熱処理を施した後、500℃以下300℃以上の温度域まで冷却し、該温度域で30秒間以上保持する焼鈍を行って、主相が低温変態生成相で第二相に残留オーステナイトを含む金属組織を持つ冷延鋼板を製造する。 (もっと読む)


【課題】延性、加工硬化性、伸びフランジ性に優れ、引張強度が750 MPa以上の高張力冷延鋼板を製造する。
【解決手段】質量%で、C:0.10%超0.25%未満、Si:0.50%超2.0%未満、Mn:1.50%超3.0%以下、P:0.050%未満、S:0.010%以下、sol. Al:0.50%以下およびN:0.010%以下である化学組成を有するスラブに、最終1パスの圧下量が15%超で(Ar3点+30℃)以上かつ810℃以上の温度域で圧延を完了する熱間圧延を施し、圧延完了後0.6秒以内に720℃以下まで冷却し、400℃超の温度域で巻取るか、400℃以下の温度域で巻取って300℃以上Ac1点未満で焼鈍を施す。得られた熱延鋼板を冷間圧延後、(Ac3点−40℃)以上で均熱し、550℃以下300℃以上まで冷却し、30秒以上保持して焼鈍し、溶融めっきを施し、主相が低温変態生成相で第二相に残留オーステナイトを含む金属組織を鋼板が有する溶融めっき冷延鋼板を製造する。 (もっと読む)


【課題】延性、加工硬化性、伸びフランジ性に優れた高張力冷延鋼板を製造する。
【解決手段】質量%で、C:0.020%超0.30%未満、Si:0.10%超3.00%以下、Mn:1.00%超3.50%以下、P:0.10%以下、S:0.010%以下、sol.Al:2.00%以下およびN:0.010%以下である化学組成を有するスラブに、Ar3点以上の温度域で圧延を完了する熱間圧延を施し、圧延完了後0.4秒間以内に780℃以下の温度域まで冷却し、400℃未満の温度域で巻取って得た熱延鋼板に300℃以上の温度域に加熱する熱延板焼鈍を施した後、冷間圧延し、次いで(Ac3点−40℃)以上の温度域で均熱処理した後、500℃以下300℃以上の温度域まで冷却し(その際、好ましくは10.0℃/s未満の冷却速度で50℃以上冷却し)、該温度域で30秒間以上保持する焼鈍を行って、主相が低温変態生成相で第二相に残留オーステナイトおよびポリゴナルフェライトを含む金属組織を持つ冷延鋼板を製造する。 (もっと読む)


【課題】延性、加工硬化性、伸びフランジ性に優れた高張力冷延鋼板を製造する。
【解決手段】質量%で、C:0.020%超0.30%未満、Si:0.10%超3.00%以下、Mn:1.00%超3.50%以下を含有し、場合によりさらに、適量のTi、Nb、V、Cr、Mo、B、Ca、Mg、REMおよびBiの1種又は2種以上を含有し、P:0.10%以下、S:0.010%以下、sol.Al:2.00%以下およびN:0.010%以下である化学組成を有し、方位差15゜以上の粒界で囲まれたbccまたはbct構造を有する粒の平均粒径が6.0μm以下であり、さらに金属組織中に存在する鉄炭化物の平均数密度が1.0×10-1個/m2以上である熱延鋼板に、冷間圧延を施し、得られた冷延鋼板に(Ac点−40℃)以上の温度域で均熱処理を施した後、500℃以下300℃以上の温度域まで冷却し、該温度域で30秒間以上保持して焼鈍を行う。 (もっと読む)


【課題】溶接性、成形性の観点から高価な希少金属を含有させずとも、金属組織の調整によって伸び、伸びフランジ性および曲げ性などの加工性を向上させた引張強度TSが1180MPa以上の高強度冷延鋼板を提供する。
【解決手段】質量%で、C:0.16〜0.26%、Si:1.2〜2.2%、Mn:2.6〜3.6%、P:0.020%以下、S:0.0040%以下、Al:0.005〜0.08%、N:0.008%以下、Ti:0.001〜0.040%およびB:0.0001〜0.0020%を含有し、残部はFeおよび不可避的不純物からなる成分組成とし、体積分率で、フェライト相:40〜70%、ベイナイト相:15〜35%、焼戻しマルテンサイト相:5〜25%および残留オーステナイト相:2〜20%を含み、かつ焼戻しマルテンサイト相の総体積分率に占める長軸長≧10μmのマルテンサイト相の割合が30%以下を満足する組織とする。 (もっと読む)


【課題】アーク溶接構造部材に好適な鋼材として、バーリング性、耐溶融金属脆化割れ性および溶接部の耐食性の全てを顕著に向上させた溶融Zn−Al−Mg系めっき鋼板を提供する。
【解決手段】素材鋼板の表面に溶融Zn−Al−Mg系めっき層を有するめっき鋼板において、素材鋼板が、所定の化学組成を有し、フェライト相からなるマトリクス中に平均粒子径20nm以下のTi含有析出物が分散した金属組織を有し、下記(3)式で表される溶融金属脆化割れ感度指数H3値が2.90以下となる鋼成分含有量と板厚t(mm)の関係を有する溶接構造部材用溶融Zn−Al−Mg系めっき鋼板。
H3値=C/0.2+Si/5.0+Mn/1.3+Cr/1.0+Mo/1.2+0.4t−0.7(Cr+Mo)1/2 …(3) (もっと読む)


【課題】耐食性、めっき密着性、耐水素脆性に優れた合金化溶融亜鉛めっき鋼板及びその製造方法を提供する。
【解決手段】C:0.02%以上0.30%以下、Si:0.01%以上2.5%以下、Mn:0.1%以上3.0%以下、P:0.003%以上0.08%以下、S:0.01%以下、Al:0.001%以上0.20%以下を含み、Ti:0.03%以上0.40%以下、Nb:0.001%以上0.2%以下、V:0.001%以上0.2%以下、Mo:0.01%以上0.5%以下、W:0.001%以上0.2%以下のうちの1種以上を含む鋼板の表面に、7〜15%のFeを含有する亜鉛めっき層を有する。亜鉛めっき層中には、平均粒径が1nm以上20nm以下であり、Ti、Nb、V、Mo、Wの1種以上からなる炭化物が、めっき層厚さと、めっき層断面を厚さ方向と直交する方向に1μm間隔で区切ることで得られる1区画あたり、5個以上で存在する。 (もっと読む)


【課題】加工性に優れ、かつ低いカーボンポテンシャルでの浸炭焼入れにおいて表層部で高い焼入れ硬さが得られるボロン鋼の鋼板を提供する。
【解決手段】C:0.10〜0.50質量%、Si:0.50質量%以下、Mn:0.20〜1.8質量%、Cr:0.20〜2.0質量%、P:0.02質量%以下、S:0.02質量%以下、Ti:0.01〜0.20質量%、Al:0.002〜0.10質量%、B:0.0005〜0.0050質量%、残部がFeおよび不可避的不純物であり、炭化物がフェライト中に分散しており、その炭化物間の平均距離が0.8μm以上であり、下記式(1)で定義されるX値が40以下であり、下記式(2)で定義されるY値が30以上であり、かつ硬さが150HV以下である加工性に優れた浸炭用鋼板。
X=30C+30Si+20Mn+5Cr+150S+80Ti−1.5炭化物間平均距離・・・(1)
Y=5C+22Mn+32Cr・・・(2) (もっと読む)


【課題】黒皮を有する最大引張強度が720MPa以上の高強度熱延鋼板に電着焼付塗装を施した場合であっても、良好な耐食性並びに打抜き部の疲労特性を得ることが可能な、塗装耐食性と打抜き部疲労特性に優れた高強度熱延鋼板およびその製造方法を提供する。
【解決手段】C、Si、Al、Mn、P、S、N、Ti、Nbの各々を所定量で含有し、且つ、質量%で、Si+Alの合計量:0.8%以上、Ti+Nbの合計量:0.04〜0.12%であり、TiおよびNbを含有する合金炭化物の平均粒子径が10nm以下、鋼組織が、マルテンサイトと残留オーステナイトを体積率の合計で3〜20%、フェライトを体積率で50〜90%含有し、残部がベイナイトからなり、さらに、スケール層内のマグネタイトの体積分率が70%以上、かつ、前記マグネタイトの平均結晶粒径が3μm以下であり、最大引張強度が720MPa以上である。 (もっと読む)


【課題】最終的に製造される高強度鋼板の組織や特性のばらつきを極力低減することができる高強度鋼板の製造方法を提供する。
【解決手段】質量%で、C:0.05〜0.3%、Si:0.7〜3.0%、Mn:0.5〜3.0%、Al:0.01〜0.1%を含有する高強度鋼板を、熱延工程、冷延工程、焼鈍工程を順次経て製造する高強度鋼板の製造方法であって、熱延終了温度を870℃超、950℃以下、巻取り温度を500℃以上、600℃未満の範囲で制御した熱間圧延を施した後、圧下率を60〜90%とした冷間圧延を施し、更に、Ac3点以上の温度範囲まで昇温する加熱工程を含む連続焼鈍を施す。 (もっと読む)


【課題】強度と加工性(伸びおよび伸びフランジ性)を兼ね備えた高張力溶融亜鉛めっき鋼板およびその製造方法を提供する。
【解決手段】質量%で、C :0.07%以上0.13%以下、Si:0.3%以下、Mn:0.5%以上2.0%以下、P :0.025%以下、S :0.005%以下、N :0.0060%以下、Al:0.06%以下、Ti:0.10%以上0.14%以下、V :0.15%以上0.30%以下を、C、Ti、V、SおよびNがTi ≧ 0.10+(N/14×48+S/32×48)および0.8 ≦ (Ti/48+V/51)/(C/12) ≦ 1.2(C、Ti、V、S、N:各元素の含有量(質量%))を満足するように含有し、且つ、固溶V:0.04%以上0.1%以下、固溶Ti:0.05%以下であり、残部がFeおよび不可避的不純物からなる組成と、フェライト相の組織全体に対する面積率が97%以上であるマトリックスと、TiおよびVを含み平均粒子径が10nm未満である微細炭化物が分散析出し、該微細炭化物の組織全体に対する体積率が0.007以上である組織とを有する熱延鋼板の表面に溶融亜鉛めっき皮膜または合金化溶融亜鉛めっき皮膜を有し、引張強さが980MPa以上であり且つ加工性に優れた高張力熱延鋼板となる。 (もっと読む)


【課題】強度と伸びのバランスを改善しつつ、より曲げ性に優れた高強度冷延鋼板を提供する。
【解決手段】質量%で、C:0.10〜0.25%、Si:0.50〜2.40%、Mn:1.00〜3.00%、Al:0.001〜0.10%、P:0.050%以下(0%を含む)、S:0.050%以下(0%を含む)、N:0.010%以下(0%を含む)、Ca:0.0100%以下(0%を含む)を含み、残部が鉄および不可避的不純物からなる成分組成を有し、フェライト(α)を面積率で25〜75%含み、残部が焼戻しマルテンサイト(M)からなり、かつ、α同士連結率が0.25以下である組織を有し、M/α強度比が4以下であり、Mに周囲を取り囲まれたα領域の圧延方向の最大直径をDLとし、該α領域の圧延方向に直角な方向の最大直径をDCとしたとき、DLとDCの大きい方が10μm以下で、かつ、DL/DC比が0.5〜2.0である冷延鋼板。 (もっと読む)


【課題】アレスト特性に優れた極低温用厚鋼板を低コストで提供する。
【解決手段】質量%で、C:0.01〜0.12%、Si:0.01〜0.3%、Mn:0.4〜2.0%、P:0.05%以下、S:0.008%以下、Ni:5.0超〜10.0%未満、Al:0.002〜0.05%、N:0.005%以下を含有し、残部はFeおよび不純物からなり、板厚(1/4)t位置での残留γ量が3.0体積%以上であり、かつ2000倍の倍率でEBSP法により観察した15°以上の大角粒界で囲まれる組織単位の円相当粒径の平均値が板厚(1/4)t位置で5.5μm以下であることを特徴とするアレスト特性に優れた極低温用厚鋼板およびその製造方法。この厚鋼板は、さらに、Cu、Cr、Mo、V、B、Nb、Ti、Ca、MgおよびREMのうちの1種又は2種以上を含有してもよい。 (もっと読む)


【課題】気泡や非金属介在物、モールドフラックスの巻き込みによる欠陥が少なく、且つブリスター欠陥が少ない鋼板を製造する。
【解決手段】各々1対の上部磁極と下部磁極を備えるとともに、溶鋼吐出角度が10°以上30°未満の浸漬ノズルを備えた連続鋳造機を用い、前記上部磁極と下部磁極に各々印加される直流磁界により溶鋼流を制動しつつ、極低炭素鋼を連続鋳造するに際し、極低炭素鋼の化学成分を、凝固シェル前面の濃度境界層中の界面張力勾配を考慮した特定の範囲に調整するとともに、鋳造するスラブ幅および鋳造速度に応じて、上部磁極と下部磁極に各々印加する直流磁界の強度を最適化し、さらに、このような連続鋳造法で鋳造されたスラブを圧延して得られた熱延鋼板を、特定の条件で酸洗および冷間圧延する。 (もっと読む)


【課題】TRIP鋼板の特徴である優れた延性を損なうことなく、引張強度が1180MPa以上の超高強度域において、耐水素脆化性が著しく高められた超高強度薄鋼板を提供する。
【解決手段】本発明の超高強度鋼板は、C:0.10〜0.25%、Si:1.0〜3.0%、Mn:1.0〜3.5%、P:0.010%以下、S:0.002%以下、または0.004%以上0.01%以下、Al:1.5%以下、Cr:0.003〜2.0%、残部:鉄及び不可避不純物であり、Mn量を[Mn]、S量を[S]としたとき、[Mn]×1000[S]が2.2以下、または12.5以上25以下を満足すると共に、全組織に対する面積率で、残留オーステナイトを1%以上含有し、前記残留オーステナイト結晶粒は、平均軸比(長軸/短軸)が5以上、平均短軸長さが1μm以下、前記留オーステナイト結晶粒間の最隣接距離が1μm以下を満足し、且つ、引張強度が1180MPa以上である。 (もっと読む)


【課題】優れた強度−延性バランスを有する複相組織ステンレス鋼板を提供する。
【解決手段】質量%で、C:0.2%以下、Si:1%以下、Mn:5%以下、Ni:6%以下、Cr:10〜18%、N:0.2%以下であり、必要に応じてさらに、Cu:3%以下、Mo:3%以下の1種以上、あるいはさらにB:0.05%以下を含有し、残部がFeおよび不可避的不純物であり、Cr当量が10〜20、Ni当量が5〜15、Ms点が0〜150℃である化学組成を有し、マトリクスが、オーステナイト相:10〜70体積%、残部:マルテンサイト相である金属組織を有し、引張強さが1250N/mm2以上、かつ引張強さ(N/mm2)と伸び(%)の積で表される強度・延性バランス指標A値が17300以上であるオーステナイト+マルテンサイト複相組織ステンレス鋼板。 (もっと読む)


【課題】590MPa以上の強度(TS)を有し、かつ、伸びおよび伸びフランジ性に優れた高強度熱延鋼板およびその製造方法を提供する。
【解決手段】成分組成は、質量%で、C:0.05〜0.3%、Si:0.3〜2.5%、Mn:0.5〜3.5%、P:0.003〜0.100%、S:0.020%以下、Al:0.010〜0.5%を含み、残部が鉄および不可避的不純物からなる。組織は、フェライト相の面積率が20%以上、焼戻しマルテンサイト相の面積率が10〜60%、マルテンサイト相の面積率が0〜10%、残留オーステナイト相の体積率が3〜15%である。 (もっと読む)


【課題】鋼板へのスケール密着性に優れ,かつ靭性を向上させた熱間プレス鋼材を製造するのに好適な熱間プレス用鋼板及びその製造方法を提供する。
【解決手段】 質量%で,C:0.05〜0.5%,Si:0.02%以上0.5%未満,Mn:0.5〜5.0%,P:0.5%以下,S:0.03%以下,Al:0.002%以上0.5%未満,N:0.01%以下及びCr:0.02〜2.0%以下を含有し,残部がFe及び不純物からなる化学組成を有するとともに,下記式(1)および(2)を満足する濃度分布を有することを特徴とする熱処理用鋼板。
(Si+Al+Cr)s/(Si+Al+Cr)b≧1.2 (1)
Mnmax/Mnmin≦1.6 (2)
ここで,(Si+Al+Cr)sは鋼板表面から200nm深さ位置までの表層部におけるSi,Al及びCrの合計質量濃度を,(Si+Al+Cr)bは鋼板表面から板厚の1/4深さ位置におけるSi,Al及びCrの合計質量濃度を,Mnmaxは鋼板断面の板厚方向におけるMn濃度の最大値を,Mnminは鋼板断面の板厚方向におけるMn濃度の最小値を,それぞれ示す。 (もっと読む)


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