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Fターム[4K037FG10]の内容

薄鋼板の熱処理 (55,812) | 冷間圧延 (1,298) | その他の冷延条件、特殊な圧延法 (120)

Fターム[4K037FG10]に分類される特許

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【課題】、銅に極めて近い熱膨張係数とプレスプレートに好適な硬さとを有する省Ni型の安価なオーステナイト系ステンレス鋼と、これを用いたプレスプレートとを提供する。
【解決手段】本発明のオーステナイト系ステンレス鋼は、C:0.06〜0.10重量%、Si:0.50〜0.75重量%、Mn:5.50〜6.50重量%、Ni:2.00〜2.50重量%、Cr:17.0〜18.0重量%、Cu:2.00〜2.50重量%、N:0.15〜0.25重量%を含有し、残部がFeと不可避不純物とからなり、圧下率70%の調質圧延を行った際に発生する加工誘起マルテンサイトの体積率が10%以下であることを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】耐遅れ破壊性に優れた高強度鋼板を提供する。
【解決手段】化学成分組成(C、Si、Mn、Al、P、S)が、規定の範囲を満たし、残部が鉄及び不可避不純物からなり、全組織に占めるマルテンサイトが95面積%以上であり、かつ、鋼板表面から板厚方向に深さ10μmの位置から板厚の1/4深さの位置までの組織が下記式(1)を満たし、かつ引張強度が1180MPa以上であることを特徴とする耐遅れ破壊性に優れた高強度鋼板。
6.7×10−3×Dγ+7.4×10−9×ρ1/2 −0.073×Nc+0.092×p ≦ 0.570…(1)
[式(1)において、Dγ:旧γ粒径(μm)、ρ:転位密度(m−2)、Nc:マルテンサイト中の固溶C濃度(質量%)、p:旧γ粒界の長さに対する旧γ粒界に析出した炭化物の長さの割合(但し、0≦p≦1)を示す。] (もっと読む)


【課題】成形性に優れた溶融亜鉛めっき鋼板(合金化溶融亜鉛めっき鋼板を含む)とその製造方法を提供する。
【解決手段】質量%でC:0.05〜0.4%、Si:0.01〜3.0%、Mn:0.1〜3.0%、P:0.04%以下、S:0.05%以下、N:0.01%以下、Al:0.01〜2.0%、Si+Al>0.5%を含み、残部Fe及び不可避的不純物からなる鋼片を、1200℃以上に加熱し、Ar3変態点以上で熱間圧延を完了し、700℃以下で巻き取り、酸洗、圧下率40〜70%の冷延後、730〜900℃にて焼鈍し,650〜750℃まで0.1〜20℃/秒で一次冷却し、さらに、この温度から450℃以下まで20℃/秒以上で冷却して、350〜450℃で120秒以上保持し、冷却、酸洗後、鋼板の表面層を0.1μm以上研削除去し、Niを0.2〜2g/m2プレめっきし、10℃/秒以上で、(亜鉛めっき浴温度−40)℃〜(亜鉛めっき浴温度+50)℃に加熱し、その後、亜鉛めっき浴中で亜鉛めっきを施し、又は、亜鉛めっき後に470〜600℃で合金化処理を行う。 (もっと読む)


【課題】TS≧440MPa、平均r値≧1.30、r値の面内異方性(Δr)が絶対値で0.20以下の深絞り性に優れた高強度溶融亜鉛めっき鋼板とその製造方法を提供する。
【解決手段】質量%で、C:0.010%以上0.04%以下、Si:1.0%超1.5%以下、Mn:1.0%以上3.0%以下、P:0.005%以上0.1%以下、S:0.01%以下、sol.Al:0.005%以上0.5%以下、N:0.01%以下、Nb:0.010%以上0.05%未満、Ti:0.015%以上0.120%以下を含有し、(Nb/93)/(C/12)<0.20、0.005<C*≦0.020を満足し、残部がFeおよび不可避的不純物からなる成分組成を有し、鋼板組織は、面積率で80%以上のフェライトと3%以上のマルテンサイトを有する。C*=C−(12/93)Nb−(12/48){Ti−(48/14)N−(48/32)S}である。 (もっと読む)


【課題】980MPa級以上の強度を確保しつつ、室温での成形性および温間での成形加重低減効果を兼備する高強度鋼板およびその温間成形方法を提供する。
【解決手段】質量%で、C:0.02〜0.3%、Si:1〜3%、Mn:1.8〜3%、P:0.1%以下、S:0.01%以下、Al:0.001〜0.1%、N:0.002〜0.008%を含み、残部が鉄および不純物からなる成分組成を有し、全組織に対する面積率で、ベイニティック・フェライト:50〜85%、残留γ:3%以上、マルテンサイト+前記残留γ:10〜45%、フェライト:5〜40%の各相を含む組織を有し、前記残留オーステナイト中のC濃度(Cγ)が0.3〜1.2質量%であり、前記成分組成中のNの一部が固溶Nであり、該固溶N量が12ppm以下(0ppmを含む)である高強度鋼板。 (もっと読む)


【課題】延性、加工硬化性、伸びフランジ性に優れた高張力冷延鋼板を製造する。
【解決手段】質量%で、C:0.020%超0.30%未満、Si:0.10%超3.00%以下、Mn:1.00%超3.50%以下、P:0.10%以下、S:0.010%以下、sol.Al:2.00%以下およびN:0.010%以下である化学組成を有するスラブに、最終1パスの圧下量が15%超でAr3点以上の温度域で圧延を完了する熱間圧延を施し、圧延完了後0.4秒間以内に780℃以下の温度域まで冷却し、400℃超の温度域で巻取り、得られた熱延鋼板に冷間圧延を施し、次いで(Ac3点−40℃)以上の温度域で均熱処理を施し、10.0℃/s未満の冷却速度で50℃以上冷却してから、500℃以下300℃以上の温度域まで冷却し、該温度域で30秒間以上保持する焼鈍を行って、主相が低温変態生成相、第二相に残留オーステナイトおよびポリゴナルフェライトを含む金属組織の冷延鋼板を製造する。 (もっと読む)


【課題】延性、加工硬化性、伸びフランジ性に優れ、引張強度が750 MPa以上の高張力冷延鋼板を製造する。
【解決手段】質量%で、C:0.10%超0.25%未満、Si:0.50%超2.0%未満、Mn:1.50%超3.0%以下、P:0.050%未満、S:0.010%以下、sol. Al:0.50%以下およびN:0.010%以下である化学組成を有するスラブに、最終1パスの圧下量が15%超で(Ar3点+30℃)以上かつ810℃以上の温度域で圧延を完了する熱間圧延を施し、圧延完了後0.6秒以内に720℃以下まで冷却し、400℃超の温度域で巻取るか、400℃以下の温度域で巻取って300℃以上Ac1点未満で焼鈍を施す。得られた熱延鋼板を冷間圧延後、(Ac3点−40℃)以上で均熱し、550℃以下300℃以上まで冷却し、30秒以上保持して焼鈍し、溶融めっきを施し、主相が低温変態生成相で第二相に残留オーステナイトを含む金属組織を鋼板が有する溶融めっき冷延鋼板を製造する。 (もっと読む)


【課題】1470MPa以上の強度を有するとともに、加工部の耐遅れ破壊特性と靭性に優れた部品、特に自動車用部品を、ホットスタンプ技術で製造する。
【解決手段】質量%で、S:0.001〜0.005%、REM:0.005〜0.03%(又は、Mg:0.005〜0.03%)、及び、O:0.003〜0.007%を含むホットスタンプ用鋼板において、S、O、及び、REMの2種以上を含む直径0.1μm以下の球状介在物が分散していることを特徴とする熱間複合成形性及び打抜き部の耐遅れ破壊特性に優れたホットスタンプ用鋼板。 (もっと読む)


【課題】化成処理性に優れ、かつ塗装後耐食性にも優れるSi含有冷延鋼板とその有利な製造方法、ならびにそのSi含有冷延鋼板を用いた自動車部材を提供する。
【解決手段】Siを0.5〜3.0mass%含有し、好ましくはさらにC:0.01〜0.30mass%、Mn:1.0〜7.5mass%、P:0.05mass%以下、S:0.01mass%以下およびAl:0.06mass%以下を含有する冷間圧延後、連続焼鈍した冷延鋼板を、好ましくは濃度が50〜300g/Lの塩酸を用いて電解酸洗して鋼板表層のSi含有酸化物層を除去した後、さらに、非酸化性の酸で再酸洗して鋼板表面の鉄系酸化物の表面被覆率を40%以下に低減する。 (もっと読む)


【課題】組織分率制御により、均一伸びを担保し、かつ、集合組織高強度鋼板の局部延性を改善し、鋼板内の異方性も改善できる均一変形能及び局部変形能に優れた高強度冷延鋼板とその製法の提供。
【解決手段】C:0.01〜0.4%、Si:0.001〜2.5%、Mn:0.001〜4.0%、P: 0.001〜0.15%、S: 0.0005〜0.03%、Al:0.001〜2.0%、N:0.0005〜0.01%、O:0.0005〜0.01%を含有し、集合組織が、鋼板の表面から5/8〜3/8の板厚における板面の{112}<110>〜{113}<110>方位群および{112}<131>の結晶方位のX線ランダム強度比の平均値が5.0以下でかつ{001}<110>の結晶方位のX線ランダム強度比が4.0以下で、さらに圧延方向と直角方向のr(rC)値が0.70以上かつ圧延方向と30°(r30)のr値が1.10以下であり、さらに鋼板組織面積率でフェライトとベイナイトを合わせて50%以上、マルテンサイトを1%以上、50%以下含有する均一変形能及び局部変形能に優れた高強度冷延鋼板。 (もっと読む)


【課題】 耐リジング性と深絞り性が良好なフェライト系ステンレス鋼板とその製造方法等であって、生産性がよくコスト面でも有利なものを提供する。
【解決手段】 1)少なくとも最終3段において圧下率が25%を超え粗圧延温度が1000℃以上1100℃以下である粗圧延を行い、2)さらに、少なくとも最終3段において圧下率が25%を超え仕上温度が700℃以上850℃以下である仕上圧延を行って熱延鋼板を製造し、3)その後、当該熱延鋼板に対して熱延焼鈍、冷間圧延および冷延焼鈍を行う。 (もっと読む)


【課題】プレス成形の際に、割れ難く、かつ延性の異方性の小さい高強度鋼板を提供する。
【解決手段】質量%で、C:0.0005%超0.10%未満、Si:1.5%以下、Mn:0.1%以上3.0%以下、P: 0.080%以下、S:0.03%以下、sol.Al:0.01%以上0.50%以下およびN:0.005%以下を含み、かつNb:0.20%以下およびTi:0.20%以下のうちから選んだ1種または2種を含有し、残部はFeおよび不可避不純物の組成からなり、
鋼組織を、体積分率で60%以上がフェライト相とし、
3次元結晶方位の密度関数(ODF){φ1,Φ,φ2}で、Φが0°で、φ1が0°、φ2が45°のときのODF{0°,0°,45°}の強度が3.0以下で、かつΦが35°で、φ1が0°、φ2が45°のときのODF{0°,35°,45°}の強度が2.5以上4.5以下の範囲とする。 (もっと読む)


【課題】成形後のスプリングバックや、たわみの発生を抑制できる、形状凍結性に優れた部材の製造方法を提供する。
【解決手段】時効指数AIが0.5MPa以上で、引張強さTSが400MPa以下である薄鋼板を素材とする。そして、該素材に、373〜523Kの範囲の時効温度T(K)で、時効時間(s):10−7exp(9880/T)×T×[exp((AI+6)/3.9)]−1.5 s以上の時効処理を施し、0.5%以上の降伏伸びYP-Elを有する薄鋼板とする。このような薄鋼板を成形用素材として、プレス成形を施し、所定形状の部材とする。これにより、スプリングバック、たわみ等の発生が抑制されて、形状凍結性に優れた部材となる。なお、素材である薄鋼板には、予め、調質圧延を施しておくことが、形状凍結性向上に有効である。 (もっと読む)


【課題】成形性と耐ローピング性を改善するフェライト系ステンレス鋼の製造方法を提供する。
【解決手段】フェライト系ステンレス鋼板を製造するに際し、熱延板を1000℃以上、1分間以上の熱処理でオーステナイト相に変態させた後、700〜950℃、1分間以上で熱処理した鋼を、冷間圧延工程において仕上げ焼鈍前に50〜76%の冷間圧下率を付与し、700〜950℃、1分間以上の仕上げ焼鈍を施すことにより、成形時の面内異方性が小さく、成形性と耐ローピング性に優れたフェライト系ステンレス鋼板を製造する。 (もっと読む)


【課題】熱処理後の鋼板部材において硬度分布が均一で靭性に優れ、かつ、優れためっき密着性を兼ね備えた熱処理用溶融亜鉛めっき鋼板を提供する。
【解決手段】鋼板の表面に溶融亜鉛めっき層を備える熱処理用溶融亜鉛めっき鋼板であって、前記鋼板は、質量%で、C:0.07〜0.50%、Si:0.005〜2.0%、Mn:0.3〜4.0%、P:0.0002〜0.2%、S:0.0002〜0.01%、sol.Al:0.0002〜2.0%、N:0.0002〜0.01%およびSn:0.0002%以上0.01%以下を含有する化学組成を有し、濃化部平均間隔が1000μm以下であり、鋼板の表面における深さが3〜10μmのクラックの数密度が3〜1000個/mmであり、硬質相平均間隔が30μm以下である鋼組織を有し、前記溶融亜鉛めっき層は、3μm以上20μm以下の厚みを有することを特徴とする熱処理用溶融亜鉛めっき鋼板。 (もっと読む)


【課題】リチウムイオン二次電池ケース用のラミネートシートに用いるフェライト系ステンレス鋼箔であって、それを用いたラミネートシートにおいて良好なプレス成形性および熱融着部での優れた耐剥離性が発揮されるステンレス鋼箔を提供する。
【解決手段】質量%で、C:0.050%以下、Si:0.10〜1.00%、Mn:1.00%以下、Cr:11.0〜14.0%、Al:0〜0.003%、N:0.050%以下、残部Feおよび不可避的不純物からなる組成を有する厚さ40〜150μmのステンレス鋼箔であって、箔厚をt、箔中に存在する非金属介在物の箔厚方向粒子径をkとするとき、個々の非金属介在物がk/t≦0.02の関係を満たし、非金属介在物の面積割合が0.1%以下に調整された表面を箔の少なくとも片面に有するリチウムイオン二次電池ラミネートケース用フェライト系ステンレス鋼箔。 (もっと読む)


【課題】多角形の横断面の頂点(稜線部)での割れを生じることなく軸方向へ蛇腹状に塑性変形して衝撃エネルギーを効果的に吸収することができる自動車用の衝撃吸収部材を提供する。
【解決手段】辺3a〜3hと頂点R部4a〜4hとを有する多角形の横断面を有する中空角筒体からなる本体2を備え、本体2が軸方向へ負荷される衝撃荷重によって軸圧壊して蛇腹状に塑性変形することによって衝撃エネルギーを吸収する衝撃吸収部材1である。鋼板5の引張強度は780MPa以上であること、および、辺3a〜3hの長さの平均値Wp(mm)と、鋼板5の板厚t(mm)とが、10<Wp/t<40の関係にある (もっと読む)


【課題】プレス成形前においては降伏応力が低くプレス成形性に優れ、プレス成形後においては熱処理により降伏応力が高められて良好な耐デント性を発現しうる冷延鋼板およびその製造方法を提供する。
【解決手段】冷延鋼板は、質量%で、C:0.0005%以上0.030%未満、Si:0.1%以下、Mn:0.05%以上2.0%以下、P:0.005%以上0.06%以下、S:0.020%以下、sol.Al:0.0005%以上0.08%以下およびN:0.005%以下を含有し、残部がFeおよび不純物からなる化学組成を有し、フェライト面積率が90%以上であり、粒径が0.20μm以下であるMnSの個数割合が10%以下であり、清浄度dが0.05%以下である鋼組織を有し、降伏比が75%以下である機械特性を有する。 (もっと読む)


【課題】耐食性に優れた高強度複相組織ステンレス鋼を提供する。
【解決手段】質量%で、C:0.02〜0.20%,Si:0.10〜2.0%,Mn:0.20〜2.0%,P:0.040%以下,S:0.010%以下,Cr:15.0〜18.0%,Ni:0.5〜4.0%,Sn:0.05〜0.50、N:0.010〜0.10%を含み、下記(a)式で定義される値γp が60〜95の範囲にあり、残部が実質的にFeの組成をもち、フェライトおよびオーステナイト二相域に加熱された後の冷却過程でオーステナイト相がマルテンサイト変態することによって生成したフェライトおよびマルテンサイトの複相組織を有することを特徴とするビッカース硬さが200HV以上の複相組織ステンレス鋼鋼板および鋼帯、その製造方法。
γp =420C+470N+23Ni+7Mn+9Cu−11.5Cr−11.5Si−12Mo−7Sn−49Ti−47Nb−52Al+189・・・式(a) (もっと読む)


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