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Fターム[4K042CA13]の内容

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Fターム[4K042CA13]に分類される特許

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【課題】耐摩耗性および耐剥離性が高められた高強度肌焼き鋼部品を提供する。
【解決手段】浸炭層または浸炭窒化層を表面に有する高強度肌焼き鋼部品であって、鋼中成分は、C:0.10〜0.25%、Si:0.15〜2.0%、Mn:0.05〜1.5%、Cr:0.5〜2.5%、Al:0.02〜0.3%、およびN:0.004〜0.025%を含み、残部が鉄および不可避的不純物であり、浸炭層または浸炭窒化層は、マルテンサイト組織を主体として含み、最表面のビッカース硬さが900HV以上、および最表面から20μm深さまでのビッカース硬さが750HV以上を満足し、且つ、マルテンサイトブロックの平均短径が0.3μm以下である微細組織を最表面から5μm以上の深さまで有している。 (もっと読む)


【課題】冷間鍛造などの冷間加工性や被削性とともに、疲労強度、衝撃強度などの部品特性を向上させた、摩擦圧接に適した機械構造用の低炭素鋼材および摩擦圧接部品を提供することを目的とする。
【解決手段】素材低炭素鋼材の鋼中のNを化合物Nとして予め存在させるとともに、固溶Nとしての存在量を規制し、一定のサイズの伸長した形状のMnSを増加させることによって、冷間加工性や被削性を向上させると同時に、摩擦圧接の際の摩擦熱によって、前記低炭素鋼材における熱影響部の鋼中の化合物Nを分解させて固溶N量を増量させ、この固溶Nによる動的ひずみ時効によって、前記熱影響部のフェライトあるいはオーステナイト(セメンタイト)を固溶強化するとともに、MnSを細かく分断し、摩擦圧接後の接合強度を向上させる。 (もっと読む)


本発明は、従来のH13鋼と比較してコストが低く、高い焼戻し耐性を有し、化学組成が(重量パーセントで)、0.4〜0.6の炭素、1未満のケイ素、0.03未満のリン、2.5〜4.5のクロム、タングステンによって2W対1Moの比で置換されていてもよい0.5〜0.7のモリブデン、0.1〜1のバナジウム、1未満のマンガン、残部が実質的にFe及び不可避の不純物である押出工具用鋼に関する。窒化後の高い表面硬さを促進する選択肢として、本発明の鋼は、最大1.0のアルミニウム量を有することができるが、高い靭性のためにはアルミニウム量は0.10未満に保たれなければならない。
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【課題】異なる強度、すなわち強度の高い部位と強度の低い部位とを備えるプレス成形品を高精度で製造することが可能な成形品の製造方法を提供する。
【解決手段】質量%で、Cが0.08%以上0.45%以下、MnおよびCrの合計が0.5%以上3.0%以下、残部がC、Mn、Cr以外の任意の添加物、Fe、および不可避的不純物である化学組成からなり、Ac3点以上に加熱した鋼板をAr3点以上のプレス開始温度から金型にて成形品にプレス成形する方法であって、プレス成形の下死点における鋼板の第1の部分と第2の部分の下死点保持温度をそれぞれ異なる温度に制御することにより、フェライト又はベイナイト組織の少なくとも一方を主体とする低強度部と、マルテンサイト組織からなる高強度部と、を有する成形品を得ることを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】一つの部材の中で強度の異なる領域を形成させたエネルギ吸収部材を製造する方法を提供する。
【解決手段】質量%で、C:0.19〜0.35%、Si:0.1〜0.5%、Mn:0.1〜1%、P:0.015%以下、S:0.01%以下、Al:0.005〜0.05%、N:0.001〜0.003%を含みかつ、Ti、Nb、V及びMoのうち1種以上をそれぞれTi:0.005〜0.1%、Nb:0.005〜0.02%、V:0.01〜0.1%、Mo:0.01〜0.1%の範囲で合計:0.005〜0.15%を含み、残部Fe及び不可避的不純物からなるスラブを熱間圧延、冷間圧延および連続焼鈍のいずれかまでを行って得られた鋼板を、
Ac3点以上の温度域に加熱後冷却するに際し、Ar3〜300℃の温度域を200℃/s以上で冷却する急冷部分と、150℃/s未満で冷却する緩冷部分との強度差(ΔTS)が490MPa以上となる。 (もっと読む)


【課題】油井用として、優れた拡管性を具備する高強度鋼管を提供する。
【解決手段】C:0.04〜0.30%、Si:0.5〜2.0%、Mn:2.0〜4.0%、P:0.07%以下、S:0.01%以下、Al:0.05%以下を含む組成を有する鋼管を、加熱温度:800〜1050℃の範囲の温度に加熱したのち、空冷以上の冷却速度で冷却する第一の熱処理と、ついで、加熱温度:650〜750℃の範囲の温度に加熱し、300s以上保持したのち、5℃/s未満の平均冷却速度で冷却する第二の熱処理と、を施す。これにより、安定な残留オーステナイト相を適正量析出でき、拡管率が40%以上という苛酷な条件の拡管加工にも耐えられる、優れた拡管性を有し、かつ引張強さ:600 MPa以上の高強度を有する高強度鋼管とすることができる。 (もっと読む)


【課題】マルテンサイト系高Cr鋼管を電縫管製造工程で製造するに際し、溶接部での低温割れを確実に防止する方法を提案する。
【解決手段】質量%で、C:0.1〜0.5%、Cr:7〜18%を含有し、Si:0.5%以下、Mn:2%以下、P:0.03%以下、S:0.05%以下、Al:0.1%以下、N:0.1%以下に制限した組成のマルテンサイト系高Cr鋼板をロール成形し、電縫溶接した後、100℃以下に冷却された電縫鋼管の溶接部を、冷却後直ちに600℃以上、700℃未満に再加熱する。 (もっと読む)


【課題】マルテンサイト系高Cr鋼管を電縫管製造工程で製造するに際し、溶接部での低温割れを確実に防止すること。
【解決手段】質量%で、C:0.1〜0.5%、Cr:7〜18%を含有し、Si:0.5%以下、Mn:2%以下、P:0.03%以下、S:0.05%以下、Al:0.1%以下、N:0.1%以下に制限し、残部Feおよび不可避的不純物からなるマルテンサイト系高Cr鋼板をロール成形し、電縫溶接して鋼管とした後、溶接部を100℃以下に冷却し、Ac1点超、1/2(Ac1+Ac3)以下に再加熱する。 (もっと読む)


【課題】良好な形状で高強度の部品を効率よく製造することが可能な熱間プレス方法を提供する。
【解決手段】質量%にて、Cを0.08%以上0.45%以下、MnおよびCrの合計が0.5%以上3.0%以下、残部がC、Mn、Cr以外の任意の添加物、Fe、および不可避的不純物である化学成分からなり、Ac3点以上の温度に加熱された鋼板をAr3点以上のプレス開始温度から金型にてプレス成形する方法であって、鋼板を金型の下死点にて拘束しながら鋼板の臨界冷却速度以上の冷却速度で200℃以上(Ms−120)℃以下の温度にまで冷却し、次いで、鋼板を金型から取り出し、金型による下死点での拘束終了からの鋼板の温度降下量が15℃以上となる前に金型とは異なる手段で拘束を開始し、200℃未満の温度にまで冷却する過程を含むことを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】重荷重鉄道で使用されるレールにおいて、頭部の耐摩耗性と延性を同時に向上させることを目的としたパーライトレールを提供する。
【解決手段】質量%で、C:0.65〜1.20%、Cu:0.3〜2.0%を含有し残部はFe及び不可避的不純物からなる鋼レールにおいて、パーライト組織のフェライト相中の固溶Cu量が0.25%以下であり、頭頂部の硬度が340Hv以上であることを特徴とする耐磨耗性及び延性に優れたパーライトレール。 (もっと読む)


【課題】熱処理による鋼のスケール発生を抑制することができ、溶接性や塗装密着性に優れた熱処理鋼材を製造する手段を提供する。
【解決手段】無機系バインダーと金属顔料とを媒体中に含有する表面処理液を基材に接触させてその表面に該表面処理液からなる液層を形成する接触工程と,接触工程を経てその表面に表面処理液からなる液層が形成された基材を乾燥させて,該基材の表面に保護被膜を形成して熱処理用鋼材とする乾燥工程とを備える接触工程,当該熱間プレス用鋼材をAc3点以上の温度に加熱してその状態を所定の時間維持する加熱工程と、所定の時間の維持が終了した鋼材を冷却して焼き入れを行う冷却工程を有するとともに、加熱工程における加熱により変形抵抗が低下した鋼材をプレス加工することで鋼材の形状加工を行うプレス工程を有する熱間プレス工程を備える熱間プレス鋼材の製造方法であって,表面処理液に含有される金属顔料は,該金属顔料と無機系バインダーの固形分との合計量に対し,酸化亜鉛粉を5〜20質量%,真鍮箔等を10〜25質量%含有し,耐高温酸化性金属粉を含有しない。 (もっと読む)


【課題】クランクシャフトの製造において、フェライトの生成を極力抑制して窒化時の時効硬化を円滑に進行させる。
【解決手段】熱間鍛造後に冷却され、金属組織におけるベイナイトの面積率が70%以上であり、下記数1〜数3において、3.80<Kf、Hf<19.5、Hg>18.8を満たす。
[数1]
Kf=5[C%]−0.168[Si%]+1.8[Mn%]+0.4[Cr%]+2.5[Mo%]+1.5[V%]−1
[数2]
Hf=24.96×([C%]−(1/18)[Si%]+(1/12)[Mn%]+(1/6)[Cr%]+0.01+(1/7)[Mo%]+(4/5)[V%])
[数3]
Hg=32.16×([C%]+(3/13)[Si%]+(1/22)[Mn%]+(1/18)[Cr%]+(3/10)[Mo%]+(5/7)[V%]) (もっと読む)


【課題】表面焼入時に、化学組成を変化させずに、マルテンサイト系ステンレス鋼の心部の硬度を低下させる方法が提供する。
【解決手段】本発明の熱処理方法は、その表面層の窒素含有量が増大されたマルテンサイト系ステンレス鋼またはマルテンサイト・フェライト系ステンレス鋼の心部の硬度を低下させるための熱処理方法であって、(a)前記鋼を加熱してオーステナイト状態とした後に、前記鋼を前記表面層のマルテンサイト変態開始温度(MsR)よりも若干高い温度に冷却して、前記心部を焼入れするステップと、(b)前記鋼を前記心部の焼戻し温度(TAK)まで加熱して、前記心部を焼き戻すステップと、(c)前記鋼を室温に冷却して、前記表面層を焼き入れするステップとを含むことを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】ばね用鋼をコイリングしてコイルばねに加工する際に、コイリング後に行う焼入れ後の焼戻し処理を省略しても高強度と良好な腐食疲労特性を両立し、さらに低温靭性にも優れるコイルばねを提供できるばね用鋼を提供する。
【解決手段】C:0.15〜0.40%、Si:1〜3.5%、Mn:0.20〜2.0%を含有するとともに、Ti:0.005〜0.10%、Nb:0.005〜0.05%、およびV:0.25%以下よりなる群から選択される少なくとも1種、Cr:0.05〜1.20%、P:0.030%以下、S:0.02%以下を含有し、残部が鉄および不可避不純物からなり、下記式(1)で示される炭素当量Ceq1が0.55以下であるばね用鋼。
Ceq1=[C]+0.108×[Si]−0.067×[Mn]+0.024×[Cr]−0.05×[Ni]+0.074[V] ・・・(1) (もっと読む)


【課題】 耐へたり性、耐久性、耐腐食疲労性に優れた自動車懸架用コイルばねを製造するための技術を提供する。
【解決手段】 本発明の自動車懸架用コイルばねの製造方法は、成形後のコイルに対して熱処理を行い、熱処理後のコイルに対して温間ショットピーニングを行い、前記温間ショットピーニング後のコイルに対してホットセッチングを行う。この自動車懸架用コイルばねの製造方法では、質量比にしてC:0.35〜0.55%、Si:1.60〜3.00%、Mn:0.20〜1.50%、Cr:0.10〜1.50%を含有するとともに、Ni:0.40〜3.00%、Mo:0.05〜0.50%、V:0.05〜0.50%のうちいずれか1種類以上を含有し、残部がFe及び不可避不純物からなる鋼を素材としてもよい。 (もっと読む)


【課題】炭素鋼からなる鍛鋼品の耐水素割れ性を、合金元素添加という手段によらずに、組織設計によって向上させること。
【解決手段】C:0.15〜0.5%、Si:0.6%以下(0%を含まない)、Mn:0.5〜1.5%、Ni:0.1〜2.5%、Cr:0.1〜2.5%、Mo:0.01〜0.7%、S:0.0002〜0.01%、O:0.002%以下(0%を含まない)、を含有し残部が鉄及び不可避的不純物からなり、深さD/4(D:鍛鋼品断面の円相当径)の位置における鋼断面は、フェライト組織またはフェライト−パーライト混合組織で構成される健全部と残部(以下、「マクロ偏析部」と記載する)で構成され、前記鋼断面に対する前記健全部の割合が90面積%以上であり、前記マクロ偏析部における(パーライトの平均粒径)/(フェライトの平均粒径)が3.0以上である鍛鋼品を製造する。 (もっと読む)


本発明の一側面は表面から深さ1μm以内に、酸化反応時に酸素1モール当たりのギブス自由エネルギー減少量がCrより小さい金属の表面拡散層を含む素地鋼板と、上記酸化反応時に酸素1モール当たりのギブス自由エネルギー減少量がCrより小さい金属の表面拡散層上に形成されたAlを30重量%以上含むAl濃化層と、上記Al濃化層上に形成された亜鉛めっき層を含み、上記表面拡散層と上記Al濃化層の間には平均厚さが150nm以下の焼鈍酸化物が不連続的に分布し、上記素地鋼板の表面から深さ1μm以内に上記酸化反応時に酸素1モール当たりのギブス自由エネルギー減少量がCrより小さい金属の含量が0.1重量%以上である表面特性に優れた熱間プレス用亜鉛めっき鋼板を提供することで、焼鈍前に酸素親和力の少ない金属を有効な厚さにコーティングし、鋼板表面に焼鈍酸化物が生成することを抑制して均一な亜鉛めっき層を形成し、プレス加工熱処理時に亜鉛めっき層の合金化が促進されて亜鉛めっき層の溶融温度が短時間内に上昇することで、めっき層の劣化を防止することができ、熱間プレス成形後に形成された内部酸化物の発生を最小化することができる。
また、本発明の他の一側面によると、熱間プレス加熱時にめっき層の表面に亜鉛めっき層の劣化を防止することができる酸化物層を形成させ、めっき層内のZn、Fe及び金属の3元相を形成させて亜鉛めっき層を安定的に保持することができ、表面状態を良好に確保してリン酸塩処理性に優れ、別途のリン酸塩処理をしなくても電着塗装時に塗装性及び途膜密着性を確保することができ、熱間プレス成形時に素地鋼板にクラックが発生することを防止して加工性を向上させることができる。
(もっと読む)


【課題】製造性と疲労特性に優れ、自動車、建設機械用として好ましい軟窒化歯車を提供する。
【解決手段】質量%で、C≦0.15%、Si≦0.5%、Mn≦2.5%、Ti:0.03〜0.35%、Mo:0.03〜0.8%、必要に応じて、Nb≦0.08%、V≦0.3%、W≦1.5%の一種または二種以上を含み、且つ下記式を満足し、残部Feおよび不可避的不純物からなる、軟窒化後において、ベイナイト面積率50%以上の組織を有し、ベイナイト相中に粒径が10nm未満の微細析出物が全析出物の90%以上、分散析出した歯車。0.5≦(C/12)/{(Ti/48)+(Mo/96)+(Nb/93)+(V/51)+(W/184)}≦1.5、各元素は含有量(mass%)で含有しない元素は0とする。 (もっと読む)


【課題】製造性を悪化させることなく、転動疲労寿命を更に向上させることのできる鋼材を提供する。
【解決手段】C:0.65〜1.30%、Si:0.05〜1.00%、Mn:0.1〜2.00%、P:0.050%以下(0%を含まない)、S:0.050%以下(0%を含まない)、Cr:0.15〜2.00%、Al:0.010〜0.100%、N:0.025%以下(0%を含まない)、Ti:0.015%以下(0%を含まない)およびO:0.0025%以下(0%を含まない)を夫々含み、残部が鉄および不可避不純物からなり、鋼中に分散するAl系窒素化合物の平均円相当直径が25〜200nmであると共に、円相当直径が25〜200nmのAl系窒素化合物の個数密度が1.1個/μm2以上、6.0個/μm2以下である。 (もっと読む)


【課題】軟質の鋼材を用いても、製品の強度を十分に確保することができ、前記変形抵抗と部品強度との両立を図れる、冷間鍛造を用いた機械部品の製造方法を提供する。
【解決手段】C含有量を0.06質量%以下の極低炭素領域に下げた軟質の機械構造用鋼を冷間鍛造して機械部品を製造するに際し、前記機械部品の部分的な高強度化領域に対応する素材機械構造用鋼における部分的な高強度化領域の固溶N量を高強度化のために必要な量に予め高めた上で、この部分的な高強度化領域に対して200℃以下の雰囲気温度で塑性ひずみを付与する冷間鍛造を行い、前記機械部品の部分的な高強度化領域の強度を高めるとともに、前記機械部品形状とする。 (もっと読む)


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